ホームページ作成の相場を徹底解説!
2021.05.29
HP作成今やスマホ、pcを開かない日はないと言ってもいい時代、企業だけではなく個人でホームページを持つ人も増えてきました。しかし、検索上位を狙うためには高クオリティなWebページが求められ、「誰かに作ってもらおうかな」と考えている人が多いと思います。また、簡単なページでも初心者の方には難しかったりしますよね。
そこで今回はホームページの一般的な相場を中心にご紹介していこうと思います。
目次
ホームページ作成の相場は内容によって全然違う
ホームページを作成すると一概に言っても、その目的やクオリティでかなり相場は違ってきます。自分がどんなホームページを望んでいるのか明確にして予算を決めていきましょう。
webページをを表示させたいだけ
個人のブログなど、簡易的なホームページをただ表示させたいだけであれば数千円~1万円程度の費用で作ってもらうことができます。これはWebページの作成には本来HTML、CSS、PHP、JavaScriptなどのプログラミングの知識が必要ですが、これらが無くとも、最近は無料ツールでWebページを簡単に作ることができるからです。代表的なツールはWordPressですね。無料ツールは有名なものであれば使い方を一から勉強しなくても、分からない部分がすぐネットで出てくるので初心者でもすぐ扱えるようになります。しかし、知識がない人が作る無料ツールでのホームページなのでクオリティはあまり期待できません。
変化を付けたり、デザイン性に凝りたい
ただWebページを表示させるだけではなく、おしゃれに見た目を整えたい、ページに変化を付けてみたいと考える方もいらっしゃるでしょう。すると相場は少し上がり、1万円~5万円程度になります。これはデザインによっては時間がかかりますし、凝った物を作ろうとすればそれなりのプログラミングの知識が必要になるからです。また、無料ツールでは再現できないようなデザインだと、5万円~10万円程度まで相場が上がります。
お問い合わせフォームやレビュー投稿機能などの実装
企業などのホームページを見ると、お問い合わせをしたり、ホットペッパーでレビューを投稿したりできますよね。ホームページにはただ表示させるだけではなく機能を付けることができます。これはもうWebアプリケーションの領域に入っており相場はクオリティ次第でかなり振れ幅があります。最低でも10万は必要でしょう。必ず仕事を依頼する前に細かいことまで相談し見積もりをとって誰に依頼するか決定しましょう。
ホームページ作成の相場は依頼する相手でも変わってくる
ホームページ作成を依頼するときにかかる費用は誰に依頼するかでも変わってきます。予算があまり確保できない人はなるべく費用が抑えられる手段を選びましょう。
クラウドソーシングで依頼する場合
安く、そして安全に依頼ができるのがクラウドソーシングサイトを利用する方法です。クラウドソーシングサイトでは依頼者に対して、ワーカーが集まってくるのでその中から実力がありそうな人を選ぶことができます。その判断はワーカーの今までの実績や作成したものが公開されているのでそれを元に行います。さらに相場より安くてもワーカーが集まれば仕事を依頼できるので、費用を相場の70%ほどに抑えることができることもあります。
また、支払い方法は一度依頼者がクラウドソーシングサイトにお金を預け、仕事が終わり次第ワーカーに支払われるのでワーカーが突然キャンセルした場合などはお金は戻ってきます。これで安全に取引を行うことができますね。
しかし、デメリットもあります。クラウドソーシングサイトでは値段が安すぎるとワーカーが集まらなかったり、実力がありそうな人がいない場合もあります。よってホームページ作成が遅れてしまう可能性が出てきます。また、クラウドソーシングで稼いでいるワーカーの多くが学生や主婦などであるため本格的なホームページを依頼するのには向いていません。
企業に依頼する場合
ホームページ作成を行ってくれる企業は沢山あります。それらの企業にはプログラミングの知識が豊富でデザイン性に長けたホームページ作成ができる人が在籍していて、クオリティに関しては安心できます。さらに上に記したようにレビュー投稿などの機能作成においても、セキュリティ面に配慮しながら製作してくれます。また、支払いについても安全に行うことができるでしょう。
しかし、企業に依頼する場合、相場がクラウドソーシングサイトに比べて高くなります。高いクオリティを求める方、迅速な対応を求めている方におすすめの依頼手段となっています。
個人で探した場合
最近ではTwitterなどのSNS上でWebプログラマーの方をお見かけすることが多いです。そういった自分で相手を探してきた場合、最も費用を抑えることができます。なぜかというとクラウドソーシングサイトでは手数料が20%ほど取られてしまうためです。企業に比べても個人に依頼をする方が安く済むでしょう。さらに個人に頼むことで融通も効かせやすくなります。
しかし、個人に頼むと問題も発生しやすくなります。クラウドソーシングを利用したり、企業に依頼をすれば安全に取引ができるようなシステムが構築されていますが、個人間でやり取りをするのであれば自分でケアをしなくてはなりません。契約書をしっかりと作り、お互いが不満のない状態で仕事をするようにしましょう。
ホームページ作成の相場を知ったうえで
ここまでホームページ作成の相場を依頼する相手や、クオリティで見てきました。そこで考えてほしいのは皆さんが作成したいホームページは本当に高いお金をかけて、人に依頼しなければならないものなのでしょうか?
もしそうでないなら、ここからご紹介する無料ツールで一度試してみてもいいかもしれません。
・WordPress
無料ツールの代表格ですね。サーバー代金などは別に必要ですが、お試しでホームページ作成を行う分には十分すぎる機能が備わっています。2003年に公開されてから、世界No.1のシェアを誇っています。
・Wix.com
こちらも無料ツールで、世界第6位のシェアを持っています。ドラッグアンドドロップでホームページ作成ができるのが売りで、プログラミングの知識を必要としません。こちらもサーバーなどは別料金がかかります。
・ペライチ
日本の企業が開発したサービスで、経験のない初心者が作成できるように作られています。有料版と無料版に分かれているため、無料版でお試ししてから有料版に変更することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?今回はホームページ作成の相場を色んな観点からご紹介しました。ただホームページを表示させたいのか、お問い合わせフォームなどの機能を付けたいのかなどで相場が全然違っています。
また、誰に依頼するのかでも相場が変わってきましたね。おすすめはクラウドソーシングですが、求めるクオリティと用意できる予算に合わせた手段を選ぶことが重要になります。
そして簡単なサイトを表示したい人は最後にご紹介した無料ツールを是非利用してみてください。