【徹底解説!】SNS運用をコンサルに任せるときの重要ポイントとは
2020.10.01
SNS運用SNSを運用するコンサルは今では数多く居ます。
しかし、無料でできるSNSの運用をコンサルに任せるメリットを感じにくいという気持ちもありますよね。
今回は、SNS運用をコンサルに任せるメリットなどをお伝えしますね。
目次
そもそも、SNSを実施するメリットとは
今や、SNSは個人のコミュニケーションのためだけのツールではなく、商品やサービスを認知したり、情報を仕入れたり、購入するといった購買行動に関わるものになっています。
特に、10代〜20代の若年層では60%以上、30代以上でも30%のユーザーがSNSの口コミを見て購入するという経験があるというデータもあるほどなんですね。
つまり、SNSをうまく活用できるかは今後のビジネスを左右するほど大切なポイントとなってきます。
SNS運用はコンサルに入ってもらった方が良いのか
SNS運用の重要性が日に日に高まる中、積極的に活用することを考えたときに、2つの選択肢が挙がります。
外部のSNS運用コンサルタントに外注するか、自社で運用するかです。
この2つのメリットについてチェックしてみましょう。
SNS運用でコンサルを入れるメリット
SNS運用でコンサルを入れるメリットは、結果を出すまで最短ルートで進むことができる点です。
コンサルは自社だけでなく、さまざまな企業のサポートをしているので、SNS運用においてノウハウを蓄積しているんですね。
また、コンサルを入れずに自分たちですべて行おうとすると多大なリソースがかかります。
つまり、1から悪戦苦闘して勝ちパターンを見つけるよりも、既に勝ちパターンを持っているコンサルと契約するのが結果を出す最短ルートとなります。
SNSを自社で運用するメリット
SNSを自社で運用する場合のメリットは、自社にノウハウが貯まっていくことです。
コンサル契約だと、コンサル会社側に運用ノウハウが貯まり、自社には何も残らないことがほとんどです。
社内人員のリソースを割く必要はありますが、SNS運用を自分たちの業務として実行すれば、自社のノウハウとして蓄積することができます。
それぞれのメリットを理解して、社内のリソースなどと突き合わせながら施策を実施してください。
SNS運用のコンサル契約を結ぶときのポイント
SNS運用のコンサルは、数え切れないほど居ます。
SNS運用を実際にコンサル契約するときに、絶対にチェックしておかないといけないポイントが2つあります。
ポイントを押さえずに契約してしまうと、良い結果につながらないばかりか、自分たちも疲弊してしまう悪循環に陥ります。
クリエイティブの制作はどちらの仕事か
SNS運用に欠かせないクリエイティブ。
画像やテキストの質によって、ユーザーに与える印象は大きく変わりますよね。
例えば、どれだけこだわったパッケージや容器でも、撮影時に画質が粗かったら安っぽい印象になりますよね。
また、紹介しているテキスト部分も、差別化要因などの商品の魅力をしっかり訴求出来ていないと効果的なSNS活用には繋がりません。
「映え」という言葉が生まれるほど、クリエイティブはSNSで大切な要素なんですね。
コンサル契約をするのであれば、クリエイティブの制作も任せられる方がスムーズです。
もしも、クリエイティブ制作を自社で行うことになると、結局社内のリソースが取られてしまいますよね。
また、クリエイティブのイメージがコンサルとズレてしまい、良い結果が残せないといったことにも繋がってしまいます。
最悪の場合、結果が残せなかったときにクリエイティブの質を原因とされる可能性もあるので、クリエイティブ制作も実行してくれるコンサルとの契約がおすすめです。
事例や改善レポートは豊富か
クリエイティブ制作と並んで、コンサルと契約するときのポイントは、今までの運用事例や改善のためのレポーティングなどがしっかりあるかどうかです。
SNS運用は、それぞれの企業によっても方針が違うので、全員にとって正解はありません。
他社の成功事例がそのまま当てはまることもありますが、「どうやって成功に結びつけたか」は汎用性が高い部分です。
例えば、フォロワーが少なかった立ち上げ期には商品理解を促進する投稿でユーザーに情報をしっかり伝えられる土台を作り、それから集客する。
集客が出来てきたら、SNS上でのコミュニケーション量を増やして既存ユーザーのリテンションを軸にUGCを増加させて、新規ユーザーを流入させるといった方法論など、成功につなげるノウハウはコンサルを契約する上で非常に大切なポイントです。
また、SNSはどちらかと言うと、直接的に売上を創出するよりも間接的な売上向上施策です。
だからこそ、しっかりと仮説を立てて、実施した内容の結果を振り返り精度を高めて売上向上に繫げるという仕組みを作らないといけません。
改善レポートの振り返り内容が浅かったり、いい加減だと改善サイクルもうまく回せずお互いに無駄な時間を使ってしまいます。
今までの実績やレポートをチェックして「どんなコンサルスタイルで企業に価値を提供したか」、「自分たちの企業のやりたいことと合うのか」が読み取ることは大切なポイントです。
フェーズごとのSNS運用のコンサル活用方法
SNS運用でコンサルと契約する上で重要なポイントはお伝えしましたが、具体的にどのように協業するかはフェーズごとに捉えるのがおすすめです。
アカウント立ち上げ、拡大、安定とそれぞれのフェーズごとに、どのように取り組むと良いかをチェックしましょう。
アカウント立ち上げ時はしっかり任せる
アカウント立ち上げ期は、自社にノウハウがなかったり、リソースが少ない場合がほとんどです。
SNS運用をコンサル契約するなら、立ち上げ期はしっかりと全てを任せつつ、「どんなクリエイティブや訴求がユーザーに刺さるのか」、「アカウント運用のノウハウはどんなものか」などをチェックしていきましょう。
しっかりとノウハウや情報を吸収していくのが立ち上げ期に行うべき重要なポイントです。
運用になれてきたら半々に
アカウント立ち上げ期を過ぎ、ノウハウがある程度理解できたら少しずつ実際の運用を行っていきましょう。
クリエイティブ制作や投稿、ユーザーとのコミュニケーションなど見ているだけではわからないリソースなどを実感できるので、自社運用に必要なポイントが掴めます。
自社でスピーディーな運用を実施
SNS運用のコンサルと協業して、自社アカウントを半分ぐらい運用できるようになってきたら、いよいよ本格的に自社運用の体制を整えていきましょう。
自社のアカウントには、どんなユーザーが紐付いているのか、どんな投稿で反応が良いのかをチェックしながら、クリエイティブのテイストを変えるなど改善を繰り返しましょう。
また、SNSは双方向にコミュニケーションを取ることができるプラットフォームです。
ユーザーの声を聞きながら、訴求ポイントを変えたり、クリエイティブを差し替えることもできます。
自社運用のメリットは、スピーディーに改善サイクルを回せることです。
ぜひ立ち上げ期から拡大期を経て、自社運用を実現するということを念頭においてSNSをはじめてくださいね。
SNS運用のコンサル活用まとめ
SNS運用のコンサルはさまざまな案件に関わっていて、数多くの事例をノウハウとして持っています。
自社にリソースがなかったり、ノウハウが少ないなど、自社の状況に応じて積極的にSNS運用のコンサルを活用するのが成果を出す近道です。
どんなノウハウを持っているか、自分たちのやりたいことが実現できるかを軸に、SNS運用のコンサルを選定して、成功に向けてアクションしてください!