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SNSの運用代行を会社に依頼する場合の選び方

2021.06.10

SNS運用

FacebookやTwitter、instagram、LINE、TikTokなど、多くのSNSが主流になる中で、企業における専用のSNSアカウントを持ち、運用するところも増えてきました。手軽に導入できて、若者を中心に高い効果も見込めることから、このようなSNSマーケティングの手法は多くの企業が導入しだしています。しかし、ただ単にアカウントを開設したり、各SNSでフォロワーやファンを集めたりするだけではSNSを活用した効果を最大限発揮することはできません。またSNSの運用には、ターゲットに合わせた企画の立案だけでなく、投稿記事の制作、フォロワーに対するコメントやメッセージの返信、レポート作成や次の施策に繋げるための効果検証、ユーザーからのコメントの監視など、挙げたらきりがないほど対応しなければならない業務は多くあります。


SNSの展開は、新規のユーザーを囲い込む上で重要な施策とは分かっているものの、このような運用業務の多さに、一歩が踏み出せない企業も少なくありません。実際に、既に専用のSNSアカウントを運用している企業では、専門の部署を設けているところは少なく、従業員が片手間で行っているところの方が多くあります。そのような企業からは、あまり効果的な運用ができていないという悩みも伺えています。

このような場合には、思い切ってSNS運用を別の会社に代行依頼する手法もあります。SNSの運用には、先ほど触れたように企画力や定期的な投稿記事作成、ユーザー対応など、時間を問わず業務が発生します。通常業務の後に1時間程度対応というわけにはいかないことも多く、片手間で行うのであれば専門会社に代行を依頼した方が効果を高めることができます。インターネットで検索するとSNSの代行会社は多く表示されています。とはいえ、「SNS運用を代行したいと思ってもどの会社に依頼したらいいかわからない」と思われる方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、効果的にSNSの運用するために、代行を依頼する会社の選び方について紹介していきます。

なぜSNSの運用を代行会社に依頼するのか?

SNS運用の代行とは、その名の通り企業に代わって代行会社がSNSのアカウントを運用することとなります。SNSの運用は、先ほど触れたように各SNS媒体に応じて企画を立案したり、投稿記事の作成やユーザーとのやり取り、定期分析・効果検証、監視対応など業務は多岐にわたります。このような業務を専門の代行会社に依頼することで、自社の工数軽減につなげるとともに、効果を最大限発揮させることにもつなげることができます。
そもそもSNSマーケティングとは、企業のSNSのアカウント運用だけではありません。インターネット上の広告展開やテレビCM、リアルイベントなどとも連携したり、キャンペーンや口コミ訴求なども見越した広告との横展開にも関わってきます。そうなると、広告代理店やホームページの制作会社とも連動が必要にもなります。こういったトータル的なマーケティングを円滑に進めるためにも、SNSの運用を代行会社に依頼することは重要にもなります。

SNSの各媒体別の運用のコツ

SNSと一口にいっても、各媒体によって特長が異なります。SNSにはそれぞれ投稿における表記や、その媒体内でユーザーが求める内容に関して違いがあります。
例えば機能的な側面でいうと、Twitterは文字制限があるように文字での訴求が特長で、instagramは画像で、TikTokなら動画で魅力を訴求するのが特長です。また、ユーザー属性では、Facebookはビジネスユーザーが多く、LINEはプライベートユーザーが多い傾向にあります。
このような各SNSの特性を把握し、そこに集まるユーザーの動向を意識した運用が効果的になります。

SNS運用を代行会社に依頼するメリット・デメリット

このように各SNSによって仕様やユーザー属性が異なる中で、どのSNSでどういった訴求を行っていくのか、1つ1つ考えて運用するのは非常に大変です。そのため、SNSの運用を代行会社に依頼するのは非常に有効になります。
このSNS運用を代行会社に依頼するメリットとしてまず挙げられるのが、「SNS運用に関する知識・ノウハウがいらない」という点です。
知識やノウハウはあるに越したことはありませんが、代行会社に依頼することで、日々変わりゆくSNS市場の動向を踏まえて対応いただけますので、経験がなくてもフォロワーの獲得や新規の集客増加、コンバージョンの向上といった効果に繋げることが期待できます。
2つ目のメリットは、SNS運用に関わる時間を有効活用できる点です。先程から触れているように、SNS運用には非常に自社の工数を取られます。ユーザーは24時間SNSを見てフォローしたりメッセージを送ったりといった行為を行いますので、自社でアカウント運用を行うのであれば、日々この動向を確認していなければなりません。ただ、これを代行会社に依頼できれば、本来の業務に集中できるようにもなりますので、時間を有効活用できるようになります。
3つ目のメリットは、SNSの監視ができる点です。SNSの運用は、情報が拡散しやすい点から多くのユーザーに広く訴求できやすい一方で、炎上というリスクも伴います。万が一炎上してしまうと企業ブランドとしてのイメージダウンだけでなく、社会的な信頼を失うこともあります。そうならないために日々SNSを監視する必要がありますが、こちらも24時間監視し続けるのは至難の業です。ただ、こちらも代行会社に依頼することで、未然に防ぐことも可能になります。SNS運用において炎上リスクを下げるという面でも代行会社に依頼することはメリットとしてあります。
一方で代行会社に依頼するとなると、別途でコストが発生します。コストに関しては、代行会社に対して、どのSNSにどこまで依頼するのかにもよりますが、一般的には月に30万円~50万円程度かかるケースが多くあります。

SNSの運用を代行会社に依頼する上で押さえるべきこと

では数多くあるSNSの運用代行会社の中で、どういった会社に依頼すればいいのでしょうか?SNSの運用において、各SNS媒体に特長が違う点については先程紹介しましたが、その特性を踏まえて自社で展開予定のSNSごとに下記のようなポイントをもとに比較検討いただきますと効果的かと思います。

①自社で展開予定のSNSに対応している代行会社か?

まずは、そもそも自社で展開予定のSNSに対応しているのかを確認する必要があります。代行会社によっては、Facebookだけやinstagramは対応していないといった、SNSによって対応有無がある場合も多くあります。そのため、事前に展開予定のSNSに対応しているか確認しておきましょう。

②自社が依頼したいと希望する項目に対応している代行会社か?

次に、自社が依頼したいと希望する項目に対応しているか確認する必要があります。対象のSNSで何を依頼したいのか?という点になります。投稿内容だけを代行してほしいのか、監視のみを依頼したいのか、事前に把握した上でそれを代行会社は対応しているのか確認しましょう。代行会社によっては、全てトータル的に対応しているところもあれば、投稿だけや監視だけといった一部分を切り取って対応いただける会社もあります。自社の要望をまとめた上で確認すると効果的です。

③代行会社はキチンと要望するSNSを運用しているか?

最後に、代行会社を選ぶ上で一番見て頂きたいのは、その会社が対象となるSNSをキチンと運用しているかという点です。希望するSNSにて代行会社のアカウントを見ていただき、実際にどのように運用しているのかを確認すると、その代行会社のクオリティや対応状況に関しても分かってくると思います。
その他にも、対応スピードや親身さ、コストなど確認すべき要素はありますが、一番はやはり実際にその代行会社はSNSをどのように運用しているのかという点が肝になるかと思います。是非代行会社に依頼する前に、その会社のアカウントを確認することをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、効果的にSNSの運用するために、代行会社に依頼するという手法と、その会社の選び方について紹介しました。ユーザーに広く浸透してきているSNSですが、そのプラットフォームは多岐にわたり、それぞれに特長が分かれ、使用しているユーザーも各SNSによって様々です。このような各SNSの特性を知り、それぞれにあった運用を行っていくのは、専用の部署を立ち上げない限りかなり難しいかと思われます。自社で展開するSNSは、自社内で運用することが理想ではありますが、現実的に難しければ、代行会社に依頼することも選択肢の一つとしてあります。自社の目的をはっきりさせた上で、効果的なSNS運用を目指し、有益となる代行会社の選定を行いましょう。

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