これを読めば4大SNS広告が丸分かり【初心者向け】
2021.02.22
広告運用SNS広告を始めることで、企業のブランドや商品の認知度を高めたり、さらには購入を促すこともできます。
SNS上で欲しい物を検索したり、実際に商品を購入する消費者が増えているためです。
ここではSNS広告全般における基礎知識と、以下の4大SNSにおけるSNS広告について、分かりやすくご紹介します!
Twitter / Facebook / Instagram / LINE
SNS広告に関する基礎知識
4大SNS広告の詳細についてご紹介する前に、そもそもSNS広告とはどのようなものなのか、メリットや注意点、成功させるためのコツなど基礎知識からご紹介します。
そもそもSNS広告とは?
SNS広告はTwitterやFacebookなどのSNS上に配信する広告のことです。
タイムライン上などに表示されるため、嫌悪感を抱かれにくく、自然な形でユーザーに見てもらうことができます。
SNSで検索し、実際に購入するユーザーも多いことから、企業にとって効果が出やすい広告だと言えます。
SNS広告のメリットと注意点
まずはじめにSNS広告の3つのメリットからご紹介します。
【ターゲットを絞った広告の配信】
SNS広告のメリットの1つとして、高い精度でのターゲティングができることがあげられます。
年齢層や性別、地域などで広告の配信先を詳細に絞ることで、広告をじっくり見てもらう確率を高めることができます。
【低予算から広告出稿ができる】
広告出稿はPCなどの端末から行うため、チラシを配布する時間や人件費を削減することができます。
またSNS広告にかかる費用は、予算に合わせて自由に決めることができます。
低予算からでも出稿できるため、企業にとって着手しやすいこともメリットだと言えます。
【潜在顧客の掘り起こし】
SNS広告を見たユーザーが、広告にいいねを押すなどのアクションを起こすと、広告が他のユーザーにも拡散されます。
拡散された広告を見たユーザーが、企業の顧客になる可能性も期待することができます。
SNS広告には注意点もあります。
炎上商法という言葉もありますが、企業にとって炎上してしまうのは、マイナスでしかありません。
広告に他人を不快にさせるような言葉や画像がないか、投稿する前によくチェックするようにしましょう。
SNS広告を成功させるためのコツ
SNS上に広告を出稿するだけでは、思うような効果を出すことはできません。
SNS広告を成功させるためのコツをご紹介します。
【ターゲットを明確にする】
ターゲットを絞らずに広告を配信するだけでは、内容すら見てもらえないおそれがあります。
どの層に向けて広告を配信するのか、目的を明確にすることで、SNS広告の効果を十分に発揮させることができます。
【画像や内容にこだわる】
SNS広告は、SNS上で自然な形で配信されます。
嫌悪感を抱かれにくいというメリットもありますが、魅力的でないと流されてしまうデメリットもあります。
広告を見たユーザーが、商品が欲しくなったり、思わずいいねを押したくなるような魅力的な広告を作成することがポイントです。
【ターゲットとする層に強いSNS上で広告を出稿する】
Instagramは10代・20代の女性ユーザーが多いなど、SNSにはそれぞれ特徴があります。
ターゲットとするユーザー層に届きやすいSNS媒体を選んで広告を出稿するのが、SNS広告を成功させるポイントです。
SNS広告①Twitter
Twitterの国内ユーザー数は4500万人(2017年10月発表)です。 今起きていることをリアルタイムでやり取りできる場として、趣味や関心を軸に活発に利用されているSNSです。
10代のユーザーが多いイメージですが、Twitterユーザーの平均年齢は35歳とされています。 そのため10代〜40代のユーザーにアプローチすることができます。 ユニークな内容の投稿は、一気に拡散され、いわゆるバズるといった現象を生み出します。 注意点としては、匿名のユーザーが多いため、炎上しやすいということです。 このTwitter上に配信するTwitter広告とはどのようなものなのかについてご紹介します。
Twitter広告とは?
Twitter広告は、主にフォロワー数を増やすことを目的として行われるもので、種類は大きく3種類あります。
▪プロモツイート
▪プロモアカウント
▪プロモトレンド
いいねを押されて拡散された広告には費用が発生しないため、低予算でも広告を出稿することができます。
おすすめするユーザー
Twitter広告はこんな企業におすすめです。
▪ユニークな内容の広告を作成して、企業や商品の知名度を上げたい。
▪Twitterのフォロワー数を増やしたい。
▪ユーザーの興味や関心を軸にしたターゲティングがしたい。
▪広告出稿にかかる費用を抑えたい。
Twitter広告の相場
Twitter広告そのものは、無料で出稿することができます。
あらかじめ設定されたアクションが実行されるごとに、料金が発生します。
例えばインプレッション課金を設定している場合は、広告が1000回表示されるごとに、フォロワー課金の場合は、フォロワーを1人獲得するごとに料金が発生します。
SNS広告②Facebook
Facebookの国内ユーザー数は2600万人(2019年7月発表)です。
他のSNSと比較するとユーザー数は少ないものの、実名登録制による信用性の高さから、多くの企業がFacebook上に広告を出稿しています。
30代・40代がメインユーザーとなるため、この年代の男女をターゲットとする企業におすすめです。
Facebook広告とは?
Facebook広告は様々な場所に広告を表示させることができます。
▪ニュースフィード
▪右側広告
▪インスタント記事
▪インストリーム動画
▪ストーリーズ など
Facebookが実名登録を基本としているため、ユーザーのプロフィール情報に基づき、広告を配信するユーザーを細かく絞り込むことができます。
Facebook上の友達がリアルでつながっているケースが多いため、企業や商品の良さが口コミで広がりやすいとのメリットもあります。
おすすめするユーザー
Facebook広告は、次のような企業におすすめです。
▪信用できるユーザーに企業や商品をアピールしたい。
▪30代・40代の男女に向けて企業や商品をアピールしたい。
▪ユーザーが入力している情報を元に、広告の配信先を絞り込みたい。
Facebook広告の相場
Facebook広告の主な料金プランは、インプレッション課金とクリック課金の2種類です。
インプレッション課金は、広告が1000回表示されるごとに、クリック課金は、1回クリックされるごとに料金が発生します。
SNS広告③Instagram
Instagramの国内ユーザー数は3300万人(2019年6月発表)で、特に10代・20代の女性ユーザーが多いSNSです。
Instagramは、特にビジュアルの美しさが重視されるSNSで、コスメやファッション、スイーツなどのおしゃれな画像を投稿し、視覚から訴える企業が多いです。
Instagram広告とは?
Instagram広告が表示される場所は、主に3つあります。
▪フィード
▪ストーリーズ
▪発見タブ
Instagramはビジュアルが重視されるSNSですので、Instagram広告は、写真映えする商品を宣伝するのに適しています。
おすすめするユーザー
Instagram広告は、次にあてはまる企業におすすめです。
▪コスメや食べ物など、写真映えする商品をアピールしたい。
▪10代・20代の女性をターゲットにして企業や商品をアピールしたい。
▪ストーリーズ視聴者をターゲットにして企業や商品を宣伝したい。
Instagram広告の相場
Instagram広告は、最低100円から広告を出稿することができます。
定めた予算の上限内で、指定したアクションが実行されるたびに料金が発生するスタイルです。
以下の課金プランがあります。
▪インプレッション課金
▪クリック課金
▪アプリのインストール課金
▪動画の再生時間による課金
SNS広告④LINE
LINEは国内最大級のSNSで、国内ユーザー数は8600万人(2020年10月発表)とされています。
ユーザーの年齢層に偏りがなく、幅広い年齢層に利用されているのも特徴です。
日常的にLINEを見るユーザーが多いため、LINEに広告を出稿すると、企業や商品の認知度を高めることができます。
LINE広告とは?
LINE広告は、趣味関心が合うユーザーのLINE上の様々な場所に表示される広告です。
Smart Channelやタイムラインの他に、LINE NEWSやLINEマンガ上でも表示されます。
他の投稿に混じり、ごく自然な形で表示されるため、ユーザーに不快感を与えることなく企業や商品をアピールすることができます。
おすすめするユーザー
LINE広告は、次のような企業におすすめのSNS広告です。
▪幅広い年齢層に企業や商品をアピールしたい。
▪たくさんのユーザーに広告を見てもらいたい。
LINE広告の相場
LINE広告の課金プランは、主にインプレッション課金またはクリック課金とがあります。
まとめ SNS広告
これを読めば4大SNS広告が丸分かり【初心者向け】と題し、4大SNS広告の特徴などをご紹介しました。
企業に合うSNS媒体を選んで広告を出稿することで、よりSNS広告の効果を期待することができます。
最後までお読みいただきありがとうございました。