リスティング広告とは?やり方についてご紹介【初心者向け】
2021.03.09
広告運用リスティング広告を始めようかと検討中の企業の皆さん、一緒にリスティング広告に関する基礎知識を整理しましょう!
リスティング広告とはどのような広告なのか、費用や広告配信のやり方など、企業が知っておくべき基礎知識についてご紹介します。
ここでは以下の項目について初心者向けにご紹介します。
・リスティング広告とはそもそもどのような広告なのか?
・リスティング広告のメリットとデメリット
・リスティング広告の料金体系と費用の目安
・リスティング広告の配信のやり方と注意点
目次
リスティング広告のやり方・基礎知識編
リスティング広告のやり方として、まずはじめにリスティング広告の種類や自然検索(オーガニックサーチ)との違いなど基礎知識について整理しましょう。
①そもそもリスティング広告とは?
リスティング広告には、検索連動型広告とコンテンツ連動型広告とがあります。
【検索連動型広告】
ユーザーが検索したキーワードに関連していると判断された時に、GoogleやYahoo!などの検索結果画面にテキストのみで表示される広告のことです。
【コンテンツ連動型広告】
ユーザーの属性や興味・関心に合うと判断された時に表示される広告です。
主にニュースサイトや各種ブログ内に表示されるのですが、検索連動型広告と異なりテキストだけでなく画像や動画も表示することができます。
②リスティング広告と自然検索の違い
自然検索(オーガニックサーチ)とは、検索結果画面のうち広告枠をのぞいた部分を指します。
自然検索とリスティング広告は、どちらも検索結果画面に表示されるだけでは料金は発生しません。
ユーザーがクリックした時に違いが出ます。
自然検索で表示されているwebサイトをユーザーがクリックしてもwebサイト側に料金は発生しません。
しかしリスティング広告の場合は、ユーザーが1クリックする度に料金が発生します。
リスティング広告のやり方・メリットとデメリット
リスティング広告のメリットの1つに柔軟性の高さがあります。
予算や広告配信の開始や停止、内容の編集などを自由に行うことができます。
しかしメリットだけでなくデメリットもあります。
ここではリスティング広告のメリットとデメリットについてご紹介します。
①リスティング広告のメリット
【低予算からでも始められる】
リスティング広告には最低出稿額が定められておらず、自由に予算の上限を決めることができます。
1日100円からでも広告を配信できるため、広告を初めて出稿する企業にとっても始めやすいです。
【広告の配信が早い】
GoogleまたはYahoo!のアカウントがあれば、その場で必要な情報を設定し広告審査に通ることで、そのまま配信することができます。
このようにやり方が簡単なため、広告出稿初心者も始めることが可能です。
【広告の配信の開始と停止がすぐにできる】
広告審査に通った後は、自由に広告配信の開始と停止ができるようになります。
【SEO対策よりもすぐに検索結果画面の上位に表示させることができる】
SEO対策により上位に表示させる場合は、時間と手間がかかります。
一方リスティング広告の場合は、予算次第ですが、広告を配信すればすぐに検索結果画面の上位に表示させることも可能です。
【購買見込みが高いユーザーにアプローチできる】
リスティング広告は、不特定多数のユーザーではなく、興味や関心があるユーザーに対して表示されます。
そのため広告のクリックや商品購入数アップを期待することができます。
【いつでも数値を確認できる】
リスティング広告の配信が始まると、現在広告がどのような状況にあるかを管理画面から数値で客観的に見ることができます。
たとえばどれくらい広告がクリックされ、費用が使われているかを把握できます。
【自由に内容を編集できる】
管理画面から広告のテキストや、リンク先のURLを自由に変更することができます。
②リスティング広告のデメリット
【長期間出稿させると費用がかかる】
SEO対策は自分で行えば無料ですし、1度上位に表示できれば、長く表示させることができます。
しかしリスティング広告の場合、配信を停止するとユーザーに表示されなくなります。
つまりリスティング広告で効果を出し続けるためには、それなりに費用がかかってしまうということになります。
【広告を避けるユーザーもいる】
リスティング広告はテキストのみで表示される検索連動型広告の場合でも広告との表示が出るため、一目で広告だと分かります。
広告を避けるユーザーだと、気になる内容であってもクリックされないことがあります。
【競合他社との競争が激しい】
低予算から始められ、やり方も簡単なリスティング広告は、ハードルが低いため競合他社との競争が激しくなってしまいます。
リスティング広告のやり方・費用編
リスティング広告にかかる費用は、クリック課金制とオークション制によって決定します。
クリック課金制とオークション制とはどのようなもので、効果を出すためにはどのくらいの予算がかかるのか目安についてご紹介します。
①クリック課金制
リスティング広告は、検索結果画面に表示されただけでは料金は発生せず、広告がクリックされる度に料金が課金されます。
②オークション制
クリック単価の上限は、自由に決めることができます。
同じキーワードで広告を出稿しようとしている全ての企業が入札を終えると、その後オークションが行われ、広告を表示する順番が決定します。
③リスティング広告にかかる費用の目安
リスティング広告の最低出稿額は決まっていないため、1日あたり最低100円からでも出稿することができます。
しかしオークション制により、広告が表示される順位が決まるため、予算が安すぎるとそもそも表示されないこともあります。
リスティング広告で効果を出す予算の目安は月額20万円〜です。
リスティング広告のやり方・配信方法と運用のコツ
リスティング広告の配信方法や、運用などリスティング広告のやり方についてご紹介します。
①リスティング広告配信の仕方
ここではGoogle広告の出稿のやり方についてご紹介します。
Google広告にアクセスし、アカウントを開設後に配信開始日と終了日、配信地域、1日あたりの予算、入札単価などを入力します。
見出しとリンク先URL、説明文などを作成後に審査を受けます。
審査にかかる時間は短く、1営業日以内には審査が完了します。
審査に通ると希望した配信開始日に広告の配信がスタートします。
②リスティング広告を配信する上での注意点
リスティング広告の出稿のやり方は先ほどご紹介したように簡単ですが、配信するにあたり注意点があります。
Googleの場合もYahoo!の場合も審査そのものは難しいものではありませんが、審査に落ちてしまうことがあります。
審査に落ちてしまう原因として考えられることをご紹介します。
・誇張した表現を用いている。
・広告主の情報に虚偽または誤りがある。
・薬機法に違反するなど内容が倫理面で問題がある。
・リンク先の内容がキーワードと関係ない。
③広告配信後にやるべきこと
リスティング広告は配信すればそれで終わりではありません。
リスティング広告を成功するためには、ユーザーのニーズや季節要因を把握することが大切です。
管理画面で広告に対するユーザーの反応を見ながら、軌道修正することが大切です。
まとめ リスティング広告のやり方
リスティング広告を始めるにあたり、押さえておくべき基礎知識とやり方などについてご紹介しました。
リスティング広告を長期間上位で表示させるには、それなりの費用は必要になります。
SEO対策よりも簡単に検索結果画面の上位に表示させたいと考えている企業の方に特におすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。