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インスタを効果的に代行するためのコツ

2020.04.01

instagram

FacebookやTwitter、TikTokなど数多くののSNSが主流になってきていますが、その中でもインスタグラムは若い世代を中心に非常にメジャーになっています。Instagramは、画像やテキストを投稿することで、ユーザー同士コミュニケーションが取れるツールとして人気が高まっていますが、今や企業のブランディングや広告宣伝ツールとしても注目を集めています。とはいえ、企業専用のインスタグラムを運用しようとすると、どういった画像を掲載すればいいのか、投稿文をどうするか、ハッシュタグはどうするか、撮影は誰が行うか等々、決めなければならない項目が多く、アカウントは開設したものの途中で挫折してしまう企業も多くいます。そのような中で生まれたサービスとして、インスタグラムを企業に代わって運用する代行と呼ばれるサービスがあります。インスタの代行とは、その名の通り企業に代わってInstagramを運用するサービスですが、ただ丸投げすればいいという訳ではありません。今回は、このインスタを代行し、効果的に運用するためのコツについて紹介していきます。

なぜインスタ運営を代行するのか?

インスタ運営を代行するにあたり、そもそもなぜインスタを運営するのか?という点について紹介します。まずインスタグラムは、画像や動画を使って紹介できるため、ユーザーに対する視覚的効果が高く、自社の商品やサービスのブランドイメージの向上に大きくつながりやすくなります。更に、ハッシュタグを利用して訴求も出来るため、魅力的なコンテンツを作ってフォロワーを増やし、口コミでの拡散につなげることで、ターゲットユーザーに広くアプローチすることも可能になります。
また、昨今では「インスタ映え」という言葉が流行語となるように、写真や動画を撮り拡散することがユーザーにとってステータスともなっています。ここに上手くマッチすれば、商品レビューや口コミ効果も相まって、集客や販売促進という意味でも非常に大きな効果が期待できます。インスタグラムは広告的な機能面においても、他のSNSと違ってプロモーションも手軽に行いやすい仕組みになっており、企業も多く参入してきています。
とはいえ、企業アカウントとしてのインスタグラムの運営は、先ほど紹介した画像の掲載や投稿文の作成、フォロワーの管理等々、多くの工数がかかります。それゆえに、キチンとした運用を目指すのであれば、専門の担当者が複数専属でいなければ成り立ちません。通常の業務と一緒に片手間で行うには非常にハードルが高い作業となります。そこでアカウントの運用を代行したサービスというのが登場してきました。

Instagramとは?

そもそもInstagramは、世界中で月間利用者数がFacebookの25億人、YouTubeの20億人に次ぐ第三位の10億人が利用しているといわれています。国内でも月間3,300万人が利用しているといわれており、先ほど触れた「インスタ映え」が2017年の流行語大賞に選ばれるほど注目されています。主な年齢層としては、写真を共有できるという特長から、特に若い年齢層を中心に人気が高まっています。
またInstagramは、Facebook同様に実名での登録となるため、広告展開やマーケティングにおいては非常に精度の高いターゲティングを行うことができます。通常の年齢や性別、地域だけでなく、職業や結婚の有無、趣味嗜好など、詳細なターゲティングができますので、無駄な広告費をかけることなく、自社の商品やサービスにマッチしたユーザーに的確にアプローチすることができます。

インスタ運営で陥りがちな問題

このように若者を中心に人気が高まっているインスタグラムを、企業アカウントをもとに運営していくと、以下のような悩みを抱え挫折してしまうことが往々にしてあります。
①とりあえずやってみた。
まず挙げられるのが、流行に乗って「とりあえずやってみた」というケースです。何事も初めて見るのは悪い考え方ではありませんが、戦略もなくただ始めるだけではやはり効果につなげることはできません。同じように担当者が何も理解していないというケースもあります。このようなケースは、代表者からの鶴の一声で実施する傾向がありますが、こういった場合に代表者はその後を見ることなくただやっているだけで終わることも多々あります。始めるにしても、何を目的に、どういった戦略を立てて行うのか、事前にはっきりさせておくことが重要になります。
②人員が足りない
続いての挫折の要因は、人員不足による業務のひっ迫です。どうしてもインスタの運用にはタスクが数多くありますので、通常業務との兼ね合いで人手が足りず、泣く泣く諦めるというケースは多くあります。専門部署を作るのか、一部分を代行するなど中長期的な展開を見据えて行う必要があります。
③フォロワーの興味と自社の商品が合わない。
もう一つの挫折要因は、自社の商品やサービスとの乖離です。Instagramは、若い世代を中心に写真や動画をもとにコミュニケーションを取り合うサービスになります。ここのターゲットにマッチしないものであれば、もちろん効果を期待することはできません。
④外部の代行会社に完全に任せている
最後は外部の代行会社に完全に任せっきりのケースです。インスタの代行サービスは、代行会社によってインスタ運営における項目を部分的にでも、丸ごとでも請け負うことが可能ですが、丸ごと依頼したとしても定期的な進捗確認や効果検証は必要になります。全ての運営業務をまるっと代行会社に依頼している場合、この進捗確認や効果検証が疎かになり、結果的に効果も出ないまま代行会社に費用を払って終わりというケースもあります。

インスタの運用を代行する上で押さえるべきこと

先ほど紹介したように、インスタグラムをただ運用するだけでは、その業務の多さや内容に戸惑い効果につながらずに終わってしまうことも少なくありません。そこで、インスタグラムの代行サービスが生きてきますが、この代行も闇雲に依頼するだけでは意味がありません。自社の商品やサービスの特性を把握し、ターゲットをふまえ、戦略を持って代行会社に依頼することが重要になってきます。

インスタの運営を代行するメリット・デメリット

インスタグラムの運営を代行すると、自社の工数を軽減できますので、専属部署を立ち上げなくともフォロワーの獲得、集客や販売促進といった効果につなげることができやすくなります。また、代行会社はインスタグラムの特性や他社での事例に関しても把握していることが多くありますので、自社の商品やサービスにあった訴求方法をアドバイス提案してくれるといったメリットもあります。ただ一方で、代行会社に依頼すればその分費用は発生しますので、自社で対応できる部分と代行会社に依頼する部分を分けて展開することが効果的です。

代行会社の強みを知ろう

また、インスタグラムの代行を依頼する上で、事前に代行会社の強みを知っておくことは重要です。代行会社によっては、フォロワー集めに特化していたり、クリエイティブの作成や広告手法が得意だったりと特長は様々あります。また、代行会社によってはInstagramではなくFacebookやTwitterの運用が得意といった場合もあります。そのため、自社の目的にあった代行会社を選んで依頼することが非常に大事なポイントになります。

自社で対応できる範囲を把握しておこう

インスタグラムを代行会社に依頼するとしても、事前に自社で対応できる範囲を知っておくことは大事な要素です。全てを丸投げすれば、その分費用が大きくかかります。少しでもコストを抑え、効果を高める上でもできる限り自社で対応した方が効果的です。
また、自社の商品やサービスを訴求するにあたり、その特性を一番理解しているのはやはり自社の人間になります。開発した際の思いやユーザーに対する訴求文言などは、自社の人間が思いを込めてアプローチした方が、第三者が代行して行うよりも、やはり効果も高くなります。

まとめ

インスタグラムに限らず、SNSは日々内容や仕様が変わり、新しい機能もどんどん追加されています。これらを常に把握し、ユーザー動向もふまえて広告展開していくためには、やはり専用の担当者がいなければ苦しくなるでしょう。そのような時、代行会社に依頼することは非常に大きなメリットがあると思いますが、運用に対して丸投げではなく、自社も意識して関わる気持ちが重要になります。
インスタグラムを行う際には、自社の目的をしっかりと踏まえた上で、戦略的に上手く代行会社を利用していきましょう。

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