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ランディングページのひな型、集めました!

自社の商材やサービスの訴求において、既存のコーポレートサイトやホームページとは別にランディングページを作成し、広告展開するケースは多くあります。このランディングページのデザインや仕様に関しては、特に既存のホームページに合わせる必要はないため、広告内容や訴求先の施策状況やターゲットに応じて最適なデザインを展開することが可能です。とはいえ、企業のWEB担当者になったばかりの方や、初めてランディングページの作成に携わる方にとって、ランディングページの構成やデザインを考えることは至難の業ともいえます。実際に、ランディングページのデザインを構築するにあたり、どういったデザインが良いのか、最新のトレンドを意識し、ターゲットユーザーにあったデザインは何なのか、悩まれる方は多くいます。ランディングページは自由なデザインが展開可能とはいえ、一から構築となると自由であるがゆえに、どういったデザインが良いのかで悩まれる傾向にあります。

いろいろなランディングページを集めて見る意味

ランディングページの作成を行うと、自社内の関係各所から「目立つような最新のデザインがいい」「キャッチーな表現で注目を集めたい」といった希望を問われることがあります。ただ、このような抽象的な要望を具体化して取りまとめることは非常に大変です。また、このような希望を制作会社に伝えたとしても、制作会社側も抽象的な要望では形作るのが困難になり、最終的に出来上がったラフ案を、何度も修正しなければなりません。ランディングページの作成には、社内の調整とあわせ制作会社との連携が欠かせません。この連携を上手く行うためにも、より具体的なイメージしやすいランディングページの要望を事前にまとめておくことが重要になります。
そのような時に効果的なのが、ランディングページのデザイン案をまとめたデザイン集を活用する方法です。昨今では、ランディングページのデザイン案をまとめたサイトがインターネット上に多く紹介されています。いずれも無料のものが多く、この中から自社の要望に近いものを選び、社内調整や制作会社への要望の際にも、このようなイメージでと伝えることができれば、工数を大幅に削減でき、作る直しといったことを無くすこともできます。また、このようなまとめサイトでは、業界や業種、色使い、キャッチコピー、ページイメージなどによってカテゴライズされ、自社の要望にマッチしたランディングページのサンプルを探しやすくなっています。次からは、それぞれの切り口で見るべきポイントについて紹介してきます。

ランディングページを集めて見る切り口①―業界・業種―

まずは、ランディングページを業界・業種別でみる上でのポイントです。これからランディングページを作成するにあたり、一番参考にするべきデザインは、自社の目的とターゲットに近い業界・業種が展開しているデザインです。上手くいっている競合他社の真似をするのが手っ取り早い方法となるからです。例えば、女性向け通販用のランディングページを作成しようとしているのに、BtoBのシステム開発系サービスのランディングページを参考にしても意味がありません。自社でこれから展開しようとする商材やサービスに近いものを参考にすることが効果的です。もちろん、競合他社のランディングページをそのまま完全に模倣することはNGですが、テイストやイメージを構築する上では是非参考にすることをオススメします。

ランディングページを集めて見る切り口②―色使い―

次の見るべきポイントは、色使いです。ランディングページに限らず、ホームページにおいて活用される色によって、閲覧したユーザーに与える印象は異なります。例えば、女性向けには淡いピンク色が、男性向けにはブルーや水色系が好まれる傾向にあります。その他、黄色は明るく元気で子供向けのページによく使われる傾向にあり、緑はリラックス効果を与え健康食品や環境系のページに、オレンジ系は食欲増進を図り飲食系のページによく使われる傾向にあります。このような要素をふまえて色使いからランディングページのイメージを考えるといいでしょう。また、ランディングページにおいては、必ずしもコーポレートサイトと色味を合わせる必要はありませんが、コーポレートカラーのようなものがある場合には、そちらをもとにデザインサンプルを探すのも効果的です。まとめサイトには、メインのカラーとともにサブカラーで探すことも可能です。メインの色使いと差し色の組み合わせなど、合わせて確認してみることもオススメです。

ランディングページを集めて見る切り口③―キャッチコピー―

続いてのポイントは、キャッチコピーです。ランディングページにおいて、キャッチコピーはデザインと合わせて重要な項目になります。特にファーストビューに表示されるキャッチコピーは、ランディングページに訪れたユーザーがコンバージョンにつながるかどうかを判断する項目ともいえます。ユーザーに響く表現でないと、いくらデザインが優れていても離脱につながってしまいます。デザインサンプルと合わせキャッチコピーも参考にすると、ランディングページで訴求したい内容が見えてくるでしょう。キャッチコピーに関しては、競合の業界・業種以外にも参考にすると、訴求したい表現におけるヒントが分かりますので、業界・業種の垣根なく確認してみると効果的です。こちらももちろん掲載されているサンプルのコピーはNGとなりますので、自社の言葉で表現できるよう参考に留めておきましょう。

ランディングページを集めて見る切り口④―ページのイメージ―

最後に紹介するポイントは、ランディングページの全体イメージです。色味やキャッチコピーと合わせ、どういった箇所に配置しているのかも確認すると効果的です。ランディングページは、先ほどもふれたように通常縦長の作りになります。そのため、ユーザーがページをスクロールして見ていくにあたって、どのような順番で訴求しているのか、購入や資料請求といったボタンはどこに配置しているのかも決めなければなりません。サンプルサイトでは、このような構成もサイトによって異なり紹介されていますので、自社のランディングページを作成する上でイメージしながら確認するといいでしょう。

ランディングページを集めているまとめサイト

このような切り口やポイントをふまえ、ランディングページのデザインに関するまとめサイトも、用途によって様々存在しています。いずれも先程ふれた業界や業種、色使い、キャッチコピー、ページイメージなどによってカテゴライズされ、絞り込みができるものが多く、イメージしやすいサンプルサイトが探しやすい構成になっています。ここからは、参考になるまとめサイトをいくつかピックアップして紹介します。

ランディングページ集めました。

ランディングページ集めました。は、2009年頃から掲載スタートされている非常に歴史のあるまとめサイトです。掲載された年月別に紹介されていますので、時代の移り変わりによるデザインの変遷も確認することができます。ランディングページの作り方など参考になる情報マガジンも掲載されていますので、比較検討と合わせて確認してみると効果的です。

LP幹事

LP幹事は、ランディングページのデザインが数多く紹介されており、業種や色使い、イメージ構成といった幅広いジャンルでの絞り込みが出来る点が特徴です。よく見られている条件なども分かりますので、最新のトレンドや、今注目されているデザインの仕様なども分かります。カテゴライズされた条件を複合検索して調べられる点もオススメです。

Web Design Clip [L]

Web Design Clip [L]は、シンプルなサイト構成になっていますので、求めるデザインを見つけやすい作りになっています。ランディングページ全体のデザインイメージだけでなく、購入や資料請求に使うボタンのデザインなども絞り込んで確認できる点も特徴の一つです。

LPアーカイブ

LPアーカイブも、先ほど紹介した3サイトと同様にカテゴライズされ分かりやすい構成になっていますが、中でもおすすめ順や登録が新しい順、古い順、お気に入り順で表示を並び替えることができる点が特徴としてあります。キャッチコピーだけを抽出して絞り込むこともできますので、自社のランディングページのイメージを構築する上で参考になるかと思います。気になったランディングページは、お気に入りに登録できますので、後から確認する上でも活用しやすい作りになっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
上記で紹介した以外にも、ランディングページのデザインをまとめたサイトは多くあります。どれも絞り込み機能や表示方法など独自の仕様でこだわっていますが、自身で使いやすいまとめサイトを活用し、効果的なランディングページのデザイン作成につなげていきましょう。

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