これで売上アップ!ランディングページ作り方6つの手順と注意点
2021.02.17
ランディングページ(LP)Web集客を目的にホームページやブログをつくってみたものの、なかなか売上が上がらない状況に悩んでしまうことは、会社のマーケティング担当者やホームページ制作会社にありがちな悩みのひとつです。
外注を行えば解決するものの、コストの問題で気軽に頼めないという費用の心配もあるでしょう。
そこで今回は、売れるランディングページの具体的な作り方と手順・注意点をメインに解説していきます。実際にWeb集客で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
目次
ランディングページの作り方1:ランディングページとは?
ランディングページとは、「サービスや商品を中心に紹介しているWebページ」のことです。
よくみなさんがインターネットを検索していると画面の右上や上部に、自分の好きな洋服や調べることの多い店が広告として表示されることはありませんか。これをリスティング広告といい、飛ぶ先の紹介ページがまさにランディングページになります。
ランディングページでは、お客様にアプローチしたいサービスや商品の紹介から購入までの流れをすべて行うのが目的です。そのため、ランディングページがWeb集客の売上を担っているといっても過言ではありません。
ランディングページをお客様視点で制作し、売上アップを狙える構造に仕上げていくことで、
サービスや商品の売上だけではなく、ホームページやブログ全体の集客につながっていくのです。
ランディングページの作り方2:作成6つの手順
では具体的なランディングページの作り方について、ここからは6つの手順で紹介していきます。
①ターゲットの設定
ランディングページを作る際に一番重要なことが「ターゲットの設定」です。このターゲットの設定が定まらなければ、そのサービスや商品を「誰に対して売りたいのか」が不明確になるので、お客様にささることはありません。 「いろんな人に買ってもらいたい」とつい欲が出てしまうのもわかりますが、まずは「ひとりのお客様に対して売る」ことを意識することで、自然と購入ページの流れがスムーズになります。 「アラサーの人に対して売る」よりは「20代後半女性の、とくに半年以内の結婚を目指している年収300万円以上の方に対して結婚相談所サービスを提供する」のほうがランディングページも作りやすいですし、見る側も心が惹かれていくのです。
②構成づくり
続いては「構成づくり」です。ターゲット決定後、実際にページ作成に取り掛かる前に土台を作ります。この土台がしっかりしていなければ、後から加える画像や本文はあやふやになり、家と同じで徐々に崩れていくのです。そのため、構成づくりには時間をかけてランディングページを安定させていきましょう。 「ユーザーの目が届きやすい場所にどのような言葉を並べるか」
「お客様の頭に印象付けてもらうためにインパクトのある画像を何にするか」
「購入ボタンをどこに配置するか」 など、常に「自分がお客様だったらこうだったら買うかもしれない」の目線でイメージしていくと構成づくりもスムーズにいきます。まずはランディングページの柱になる土台づくりが必要です。
③構成にしたがって作成する
構成づくりが完了後は、「ページ作成」です。構成づくりを入念に行っていれば、作成にすごく困ることは少ないと思います。「わかりやすいけれどもインパクトのある内容」に仕上げていけば、自然と売上も上がっていきます。構成づくり同様、お客様目線に立って作成することが重要です。
④デザインする
ページの大枠が完成後は、「デザイン作業」です。作成したページの文字色やサイズの変更、画像や写真を入れたりする作業になりますね。ここでもターゲットを意識した配色などが必要です。「女性向けならピンクや赤の明るい色中心」「男性であれば黒や青などのクールでスタイリッシュな色をメイン」など意識していくことで、よりターゲットにささるランディングページへとレベルアップしていきます。
⑤コーディングする
デザインまでの作業が終了すると、次は「コーディング」です。コーディングはプログラミング言語を使用して、いままで作成した内容を具体的にWebページとして仕上げていく作業になります。最初のうちは自分自身で行うことがむずかしいため、ツールを使用したり、ランディングページ専門企業に依頼することが多いです。
⑥運用開始
一連の流れが完成したら、「運用開始」です。いままでのランディングページ作成の流れがお客様に対して公開されていきます。最初のうちは大変かと思いますが、経験を積めば質も上がり作成スピードも上がっていきますね。それまではひたすら量をこなしていきましょう。
ランディングページの作り方3:作成時に注意する3つのポイント
ここからは実際にランディングページ作成時または作成後に注意しておきたいポイントを紹介していきます。
①公開するだけではなく検証まで行う
「ランディングページを公開してようやく一段落」といきたいところですが、実はここからが本番です。継続的に売上を伸ばしていける企業や人は、「公開後の検証」に時間をかけています。 「どんなお客様がランディングページを見にきているのか」
「どの時間帯に購入ボタンを押しているのか」
「リピーターはどれくらいいるのか」 を検証して、ランディングページの改良につとめています。現状に満足することなく、問題点を洗い出し、よりレベルアップしていくためには素直に自分と向き合うことが必要です。 ②お客様の目線に立ってかんがえる
サービスや商品を購入するのは、自分ではなく「お客様」です。私もついやりがちなのですが、ランディングページを制作していると、「自分の書きたいことや好きなデザイン」にかたよってきます。 しかし、ここは冷静になってお客様目線に立ちましょう。
「ターゲット設定したお客様だったらどんな文章がうけるか」
「20代後半女性にはどんな言い方やデザインが評判が良さそうか」 など、常に相手ありきで作業をおこなうと、自分自身も客観的になれますし、ランディングページがぶれなく売上も上がっていきます。最初のうちはランディングページを何度も読み直しながら作成するといいですね。
②「シンプルイズザベスト!」
読みやすくてわかりやすい文章はとても「シンプル」です。言いたいことを短文でズバッと頭に残る言葉で表現してくれますし、むずかしい言葉は子供でも理解できる言い方をしています。シンプルなランディングページは爽やかな印象を持ってもらえるので購買率もアップしていくのです。はじめのうちは書き方もわからないかもしれません。私は最初、「赤ちゃんに話しかけるように」ランディングページを作成していました。それくらいシンプルなページを目指していくとお客様への気配りが伝わっていきます。
まとめ ランディングページの作り方
いかがでしたでしょうか。ランディングページは商品紹介にとどまらず、会社やもの・サービスの「かお」になる存在です。お客様はその1ページを見たイメージで判断してしまいます。是非それくらいの意識でランディングページを作っていただければ売上アップも見えてくるでしょう。