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FP3級に落ちた人の共通点とは?〜合格のポイントも紹介〜

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難易度も高く、落ちた人も多いと言われるFP3級の資格試験。しかし、落ちた人には共通点があるんです。あなたがFP3級の資格試験に合格するためにも、その共通点を知っておきましょう!合格するためのポイントも抑えていますので、参考にしてみてくださいね!

 

FP3級に落ちた人の共通点とは?

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FP3級の資格試験に落ちた人の共通点は大きく分けて3つあります。しっかり抑えて、合格へ近づきましょう!

 

①不十分なスケジュール管理 

 

1つ目は、不十分なスケジュール管理です。これは、FP3級の資格試験に落ちた人の中で最も多い共通点です。

 

FP3級の資格試験に落ちた人たちの多くは、スケジュール管理がしっかりできていないまま、テキストや問題集などを始めてしまっています。そして、それらを1、2回ほどしかこなせない段階で資格試験当日を迎え、試験に落ちてしまっているのです。これだと、問題の傾向もわからず、「なんとなく」の状態で試験に挑んでしまいます。

 

このような不十分なスケジュール管理が原因で、FP3級の資格試験に落ちてしまった人は、落ちた人の中でも半分の割合でいると言われています。

 

不十分なスケジュール管理が原因でFP3級の資格試験に落ちないためにも、スケジュール管理は早めに始めておきましょう。

②過去問対策が甘い

 

FP3級の資格試験に落ちた人の共通点2つ目は、過去問対策が甘いためです。

 

中には、過去問対策をしたのに不合格になってしまったという人もいます。しかし、不合格になってしまった人は、過去問を利用してはいますが、対策がしっかりできていないということが多いのです。FP3級の資格試験は、過去問と類似した問題が出題されていますので、過去問対策をする時には、問題を全て覚えるくらい復習すべきです。

 

落ちた人の多くは、3年分ほど解いて点数を付け、復習をせずに満足することがほとんどです。どれくらい解けたのか採点だけして対策がしっかりできていません。

 

対策は、何度も過去問を解き直して問題の傾向を知ることです。何度も過去問を解いて行くと、「前に見たことがあるなー。」という問題に出会うことがあります。そのくらいまで、問題を解き直すことでFP3級の資格試験合格に近付きます。

 

基礎的な内容を暗記できていない

 

FP3級の資格試験に落ちた人の共通点3つ目は、基礎的な内容を暗記できていないためです。

 

FP3級の資格試験は、「全てが暗記」とも言えるくらい暗記も必要な試験です。テキストの内容暗記している人が合格して、暗記できていない人が落ちるというシンプルな試験です。他の資格試験と比較しても、FP3級は覚えるべき基礎的な部分を押さえていれば受かる資格試験となっています。ですので、テキストを勉強する際は基礎的な部分をしっかり押さえておきましょう。

 

FP3級に落ちた人はどんな人?タイプ別に紹介

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FP3級の資格試験に落ちた人の共通点があるとともに、落ちた人はタイプに分かれているのです。タイプごとに分けて詳しく紹介します。改善して合格に近付くためにも、タイプを知っておきましょう!

①油断大敵タイプ

 

FP3級の資格試験に落ちた人のタイプ1つ目は、油断大敵タイプです。油断大敵タイプは、言葉を言い換えると、あまり勉強せずに試験を受けてしまう人のことです。

 

このタイプの人になってしまう理由は、インターネットの書き込みなどが原因です。受験する前は、「難しい」というイメージを持っていますが、インターネットを見てみると、「FP3級の資格試験は楽勝!」「短期間で合格!」というように簡単なイメージを持ってしまう内容が多くあります。そのため、このタイプに陥るのです。

 

「FP3級の資格試験は楽勝!」「短期間で合格!」といったインターネットの情報は、勉強しなくても受かるというわけではありません。FP3級の試験は過去問と同じ問題が繰り返し出題され、多少記憶が曖昧でも点を取りやすい出題形式となっています。そのため、しっかり勉強しておけば、誰でも合格ラインに到達できるという意味でインターネット上には書かれています。

 

インターネットの情報に惑わさずに、しっかり勉強してFP3級の資格試験に挑みましょう。

②どうせ受からない投げ出しタイプ

 

FP3級の資格試験に落ちた人のタイプ2つ目は、どうせ受からない投げ出しタイプです。

 

このタイプは、試験日が来たけどどうせ受からないからといって受けに行かないタイプです。試験日に受けに行かないので、もちろん合格するわけがありません。

 

中には、「申し込みしたのだから受験は行くはず」と考える人が多いかと思います。しかしながら、驚くことに受験申請者数のうち、試験を受けに来なかった人が6,636人もいるのです。(FP3級・2019年1月学科試験)

 

例え、勉強の仕上がりに自信がなくても、2択問題も多いという試験の特性上、合格できるチャンスは十分あります。ですので、諦めずに受けに行きましょう。

 

③テキスト大好きタイプ

 

FP3級の資格試験に落ちた人のタイプ3つ目は、テキスト大好きタイプです。このタイプの人は、テキストを読む勉強が大好きで、過去問をほとんど解かずに受検してしまう人のことです。

 

このタイプの人は、なかなか過去問演習に辿り着かず、テキストに時間をかけてしまっているのです。FP3級の資格試験は過去問を解いて傾向を知る必要があります。もちろんテキストでの勉強も必要ですが、過去問もしっかり解くようにスケジュールを決めて取り組んでみてください。

 

FP3級に落ちたら痛い目にあう理由とは

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FP3級にもしも落ちたら、まず大前提に再受験への費用がかかります。さらに当日の移動費や食事代もありますし、再受験するためにはテキスト等も新しくします。そうなると全部で1万くらい余分な出費ができてしまうのです。

 

お金の問題だけではありません。FP3級は高い合格率や簡単だという世間の声があります。ですので、「FP3級に落ちたなんて、まじめに勉強しないやつだ」という印象を持たれることがあります。特に団体試験や会社単位で受検する人はこのように考えられやすいです。

 

勉強しなくても楽勝だ、なんて絶対に気を抜かないように。しっかり勉強をして合格へ近づきましょう。

FP3級に落ちたことがある方へ〜合格のポイントを伝授〜

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FP3級に落ちたことがある人へ、合格のポイントを伝授します。

 

まず、落ちた人の中でも、

・学科だけ合格(一部合格)

・実技だけ合格(一部合格)

・どちらも不合格

の3種類に分かれるかと思います。どの形で落ちたかによっても考え方や対策が変わってきます。

 

まずはじめに、学科だけ合格(一部合格)した人。この人は、実技試験に落ちたということになります。その場合、次回の試験までには実技試験の対策のみをしていけばいいわけです。この人は通信講座を利用せず、独学でも十分に合格できます。実技試験の対策はとてもしやすいと言われていますので、次回の試験までに対策をしていきましょう。

 

次に実技だけ合格(一部合格)した人。学科試験に落ちたこのタイプの人は、単純な勉強不足が落ちた原因なことが多いです。暗記がメインなので勉強量を増やし、着実に記憶していくことで合格率を上げることが可能です。計画を立てて、テキストを何回も読み返しましょう。不合格だったときの点数が、40%未満だと通信講座の利用も考えられますので、そちらも考慮して勉強をしてみてください。

 

最後にどちらも不合格だった人。このタイプの人は、試験結果の分析から始めましょう。点数が取れている分野と、正解が少ない分野があるはずです。その中でも、点数がほとんど取れていない分野に目を向けましょう。点数が取れていない部分は苦手意識も強くなっているかと思います。苦手な部分は勉強することも苦に感じてしまうかもしれませんが、合格するためにも対策をしていきましょう。

 

中でも、あと数点で合格だった…という人は大きくは勉強スタイルは変えずに量を増やしていくだけでも合格が見えてくるかと思います。ただ、大幅に足りなかった方は、通信講座を利用する勉強方法も視野に入れておくといいでしょう。

 

次に全員に言えるアドバイスをお伝えします。

 

FP3級のオンライン通信講座検討する

 

これは、自分でスケジュール管理することが苦手な人や、勉強方法がわからない方に言えるアドバイスです。FP3級の通信講座を受講するとプロの手によってカリキュラムされていますので、その順序にしたがっておけば、自然と合格に近づけます。

 

さらに、オンライン通信講座だと、わかりやすい講座をスマホやパソコンで見ることができます。テキストを読むのが苦痛な方は、特に勉強がしやすくなるかと思います。費用も、テキストや過去問を買う金額と大きく違いはありません。ですので、金額面では問題なく受講できるかと思います。

 

過去問を解きまくる

 

次のアドバイスは過去問を解きまくるです。落ちた人の多くは過去問をあまりせずに受講した人がほとんどです。FP3級の試験では過去問から繰り返し同じ問題が出されていることがよくあります。つまり、テキストに時間をかけるのではなく、過去問を解く時間を多く取ってみてください。

 

過去問のおすすめの解き方は、分野ごとに解くことです。多くの人が、年度ごとに過去問をするかと思います。そうではなく、分野ごとに取り組んでみてください。そうすると、分野ごとに似ている問題や傾向がよりわかりやすく体感できます。

 

受験票はすぐに確認しておく

 

受験申し込みをすると、家に受験票が届くかと思います。その場合は、事前に確認しておきましょう。中には、住所や生年月日のミスなどもあります。そのようなミスの訂正は、試験3日前までしか取り扱ってくれません。ですので、届いた時にすぐ見て、そのようなミスがないか確認しておきましょう。

 

「まとめ」

 

今回は、FP3級に落ちた人の共通点を始め、落ちた人はどんな人かや合格のポイントなどを紹介してきました。

 

FP3級は一般的には簡単と言われていますが、実はたくさんの人が不合格になっていて、簡単に合格できる資格ではありません。

 

特に落ちた人は、自分が落ちた人の中でもどのタイプだったのか、どの分野が自分の苦手分野なのかなどをしっかり知っておきましょう。

 

そして、

FP3級のオンライン通信講座検討する

過去問を解きまくる

受験票はすぐに確認しておく

といったポイントを押さえて試験を挑んでみてください。