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高卒でもFPになるには試験から!

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FPになるには、試験に合格し資格を取得するのが一番の近道です。
実際に活躍しようと思った場合には、資格があるかどうかは大きな分かれ道になります。
このFP試験に高卒でも合格しようと思った場合には、目指す先によっては相当な勉強が求められるのです。

FPになるには学歴が必要?

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FPになるには、基本的に学歴は必要ありません。
厳密に判断していくと、FPことをファイナンシャルプランナーを名乗るためには、何か資格が必要なわけではないからです。
自分でその仕事ができるのであれば、ファイナンシャルプランナーとなのに活動することは法律的にも問題があるわけではありません。

しかし、ファイナンシャルプランニング技能士と名乗ることはできないのです。
ファイナンシャルプランニング技能士は、国家資格であり有資格者でなければ名乗ることができません。
ここが大きな違いで、まだまだ認知が進んでいないポイントと言えます。

厳密にFPと名乗ることはできても、本当の意味で活動できるFPになるには、資格取得をしていく必要があるでしょう。
個人で開業するなら方法はありますが、企業の中で勤めて活動するためには、有資格者であることは大きなウエイトを占めるからです。
雇用する側としても、有資格者であれば活躍してくれると期待ができます。
しかし、一度も勉強をしたことがない未経験の人では、即戦力として迎入れられないからです。

FPの試験を受験するためには、受験資格が存在しています。
この受験資格をクリアしないと、受験することができません。
その中で、FP3級は受験資格が存在しない資格として作られています。
学歴も関係ないため高卒でも受験が可能です。
ステップアップを目指していくためにも、まずはFP3級の取得が基本となるでしょう。

FP3級を飛ばしてFP2級からスタートする方法もあります。
AFPの講座を受けたりする方法ですが、これから活動していこうと思うのであれば、基礎的な知識を身につけるのが必要です。
全くの未経験の中でスタートができるほど、FPの世界は甘くありません。
そこで、しっかりと勉強して、FP3級を取りステップアップしていくというのは、現実的で確実な方法と言えるでしょう。
FP3級でも、取得しているかどうかの差は大きな意味があるからです。

FPになるにはこんな特性が大切

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高卒でもFPを目指したいと思う人はたくさんいます。
その中でどのような人が向いているのかを考えてみるのは、将来に大きな影響を与えるでしょう。

FPの仕事は、お金の相談が基本となります。
自分で考えてみなければいけませんが、このような話を誰にできるのかです。
信頼できるような人でなければ、話しにくいのは当然でしょう。
普段から誠実な人で話しやすい雰囲気を持っていなければ、FPになるには適格とは言えないのです。

かなり踏み込んだ話を聞かなければいけない以上、口が堅いのは基本中の基本となります。
他に情報が漏洩してしまえば、大きな問題になることも出てくるからです。
普段から細かな情報が流出したりしないように出来ない人は、FPには向いていません。

アドバイスをする立場となるので、人の話を聞き、必要な情報を返してあげられる人も、FPになるには大事な要素です。
知識を持たなければいけないため、日々勉強する努力が必要となります。
勉強が嫌いという人は、そもそも向いていない仕事といえるのです。
FPになるには、日々の鍛錬が欠かせません。

様々なアドバイスをする立場となりますので、コミュニケーション能力は必須の条件です。
それも、永遠と時間がある中で話ができるわけではありませんので、必要なことを的確に話せるかどうかがポイントとなるでしょう。
相手が困っている時など、感情に流されたりするのではなく、冷静に分析し提案できる能力も必要です。

分析する必要が出てくるため、FPには計算能力が必須といえます。
金融資産を始め、年金や保険の計算は簡単なものではありません。
この計算した結果を適切な形で提案しなければいけないのです。
なんでも難しく話すのではなく、計算した結果を分かりやすく伝えるというのがFPの仕事になります。
そのためには、高度な計算能力も必要ですし、データに強みを発揮できる思考能力もなければいけないのです。

FPになるには特に大事な能力として、リスクに対する考え方があげられます。
リスクに対して鼻が利くような人は、FPになる大事な能力を兼ね備えていると言えるでしょう。
単純に勉強したから身につく能力なのではなく、危険を察知できる普段からの感覚が大切です。
これをデータ化し情報として提案するのがFPの仕事となるため、どんな所にリスクがあるのか、即時判断できる能力が大切といえます。
なかなか身につく能力ではありませんが、FPになるには重要な意味を持つのです。

FPになるには勉強が必要

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FPになるには、活動できればがあれば問題ありません。
誰でもファイナンシャルプランナーとしてスタートは切れます。
その中でも、しっかりと活動をしていこうと考えているのであれば、毎日勉強していく必要があるでしょう。

資格を取得するためにも、毎日勉強が必須条件です。
FP3級やFP2級であれば、隙間時間の勉強でも合格はできます。
実際に合格率の高い資格試験であり、そこまでの勉強時間を取らなくても合格できる人はたくさんいるはずです。
しかし、FPになるにはと考えた場合には、また話になります。
資格取得は、FPになるひとつの条件であり、活躍するための下地でしかないからです。

FPに求められる能力は、お金に関することといえども非常に広く広範囲にわたります。
高度な知識が必要で、それをまとめて簡潔に伝えられるかどうかが大事な能力となるでしょう。

高度な知識はいつでも同じではありません。
お金にまつわる法改正が行われれば、これまでの知識では役には立たなくなるからです。
法改正だけではなく、新たな金融商品が生まれ、これまでよりもリスクが低くなり、活用するメリットが出てくるかもしれません。
黙って待っていても、こうした知識が身につくことはないでしょ。
自分から勉強をし、身につけようと考えなければ、新たな提案はできないのです。

現在覚えている知識だけで、太刀打ちができないことも出てきます。
FPが高い能力を持っているとしても、全ての知識があるわけではないからです。
新たに勉強しなければいけない事態も発生します。
それも日常茶飯時だと思わなければいけません。

日々多くの課題に直面し、適切な解決方法を考えなければいけないのがFPの仕事です。
毎日勉強しながら、新たな知識も身につけていく必要があります。
分からないことがあれば、すぐに調べ対応策を考えなければいけません。
お客様がいつまでも待っていてくれるわけではないからです。
時間の勝負となる場合もあるため、すぐに行動できるだけの能力もFPになるには持つ必要があるでしょう。

FPになるには、常に勉強を続ける必要が出てきます。
勉強が嫌いだのと言っている暇は、FPにはありません。
FPの資格を取得し、これから活躍して行こうと思うのであれば、未知の分野であろうとも新たな内容にチャレンジし、足を止めない覚悟が必要となるでしょう。

高卒でもFPになるには

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FPになるには学歴の要件がありません。
高卒でもFPになることはできます。
だからといって、高卒でもすぐに活躍できるとは限らないのです。

高卒でFPになるには、色々な方法が考えられます。
保険会社や金融関係の会社に入り、FPの資格を取得しながら活躍していく方法があります。
他にも不動産会社などで活躍する方法も出てきました。
ファイナンシャルプランナーと名乗るのは誰でもできるため、高卒でも問題はありませんが、相談を受けた時に答えられるかどうかの仕事としての問題は出てきます。
働いている間に様々な知識を身につけていきますが、競争が激しい業界でもあり、信頼してもらうためにはやはり資格を取得するべきです。

高卒でもFPの資格を取得するのは、難しいわけではありません。
FP3級は合格率も高く、高卒でも多くの人が合格してきました。
60%を超える合格率の資格試験であり、1~2ヶ月勉強できる時間が取れれば、難関というわけではありません。

FP2級に関しても、合格率の高さから考えれば、高卒でもそこまで苦労をする必要はないはずです。
ただし、FP3級の合格率とは違い、受験資格がある中での合格率ですので、ほとんどの人が知識を身につけチャレンジしてきます。
その中で、半数程度が合格するといった資格試験になるのを、十分に理解しておかなければいけません。
高卒でも問題はありませんが、法律を含めかなり深く勉強していくため、多くの勉強時間がとられると覚悟したほうがいいでしょう。

FPとして活躍する条件としては、FP2級よりもAFPやCFPの取得が重要になるでしょう。
もちろん、FP1級を取得しCFPもを取得できれば問題はありませんが、非常に難関な試験になるだけではなく、費用もかかります。

AFPはFP2級と近いレベルにあるため、高卒でも勉強をしていけば取得できる範囲に入ります。
しかし、FP1級やCFPとなると、これまで体験したことがないほどの勉強時間を費やすことになるのです。
驚くほど高度な内容も相手にしながら勉強するため、FP2級あたりまでの覚悟とはまた違った条件が生まれます。
それでも取得することができれば、高卒でもFPとして各所で活躍していけるでしょう。
取得さえできれば、高卒であろうとも自分の力で活躍し、学歴などは何も関係ないからです。

まとめ

FPになるには、高卒であろうとも関係ありません。
FPに向いている資質や素質を持っているかどうかの方が重要でしょう。
資格の取得も必要となるため、これまでしてきた努力以上に積み重ねていかなければいけなくなります。
それだけの覚悟ができるのであれば、きっと素晴らしいFPになれるはずです。