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行政書士合格!使える参考書の見極め術

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行政書士の試験を受験する以上、合格を目指すことが最大の目標です。
そのために必要なのが、知識を得るための参考書になります。
行政書士試験のよき相棒となる参考書を見極めるのが、勉強の効率化にも大事なポイントになるのです。

行政書士試験の参考書の選び方のポイント

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行政書士の試験の参考書を選ぶ場合には、さまざまなポイントがあります。
自分にとって理解できる内容かどうかが、参考書選びの最初のポイントです。
理解するという意味では、参考書に対してさまざまなな考え方があります。
読んでわかるというわけではなく、行政書士の試験ということを考え、自分の記憶に定着できるかどうかを判断するのが、大きなポイントなのです。

参考書を選ぶ時には、まず開いてみて、第一印象が大切です。
初めて読んだ時に読みにくいと思った参考書は、どこかに問題があります。
いろいろと開いていくと、馴染みやすい行政書士の参考書が、必ず出てきます。
その参考書を見つけられるかどうかが、行政書士の試験の大事なポイントです。

馴染みやすい参考書は、人によって違いがあります。
図や表、イラストが使われている方が、だれが見ても分かりやすいことには間違いありません。
わかりやすいということは、それだけ覚えやすいということにもつながります。

どんなに優れた内容でも、白黒で書かれた文字は、馴染みにくいものがあるはずです。
必要なポイントに合わせて、フルカラーで色分けされているような参考書は、ちょっと見ているだけでも理解度を高められると感じます。
これは、何となくではなく、色分けによってどこを見ればいいのか理解できるからです。

理解だけではなく、要点がはっきりするかどうかも確認しなければいけません。
色分けによって、重要度などの違いがはっきりし、行政書士の問題として要点が見えてくるのです。
参考書を手にしたときに、無作為に開けたページの中で、要点がわかるかどうかを確認してみると良いでしょう。
そのページの内容の要点がはっきりしない参考書であれば、それは自分に向いているとはいえないからです。

ページの両端が余白になっているかどうかも、注目する必要があります。
ぎりぎりまで文字が並べられていると、見た瞬間に窮屈と感じるはずです。
読みににくく感じてしまう問題も出てきます。

両脇に余白が作られていると、そこに自分でさまざまな情報を書き込めます。
参考書に文字を書き込むのが嫌いな人もいますが、行政書士の試験は関連する語句がたくさん出てくるので、これらをいちいち調べてるというのは勉強の効率を下げるのです。
覚える必要の語句は、どんどん書き込んでいけば、自分に合わせた参考書となるでしょう。
書いたことで記憶にも残ります。
そのためにも、両脇の余白が取られているかどうかは、参考書の大きなポイントです。

行政書士に独学で合格するための参考書

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行政書士に合格するためには、さまざまな勉強方法があります。
それぞれの勉強方法にあった参考書を用意することが、効率化を進める大事なポイントです。
試験対策という面で、適切な参考書を見つけてこなければいけません。

独学では、自分自身の力だけで合格を目指すことになります。
その時に一番頼りになるのが参考書です。
独学の参考書は、自分の属性に合わせたものを見つけなければ、頼りになりません。

これまで法律の勉強をしたことがある人であれば、参考書に書かれている言葉を理解するのはさほど難しくないはずです。
しかし、法律初学者の場合にはそうはいきません。
書かれている言葉の理解からスタートすることになるからです。

法律には独特の言い回しもありますし、言葉の使い方にも違いが出てきます。
善意と悪意というだけでも、法律では大きな差が出てくるのです。
この違いが分かるようであれば、参考書を読むのは難しくないかもしれません。
初学者には、この違いを説明するのはほぼ不可能といってもいいでしょう。

参考書を見つける際にも、ここが大きなポイントです。
言葉が理解できるように書かれているかどうかを、独学で行政書士を目指すなら注目する必要があります。
専門の言葉や単語もわかったような気持ちでいても、行政書士の試験の範囲には理解できていないことは沢山出てくるのです。
これが行政書士試験で点数を落とすポイントになる、参考書を判断する際には重要なポイントとして抑えなければいけません。

独学で鬼門になるのが、記述式と一般知識の文章理解です。
この二つの問題は、答えがはっきりしません。
解答を作っても、本当に正解なのか自分で判断しなければいけませんが、それもできるとは限らないはずです。

記述式の場合には、一定の文字数の中に構成をして収めていかなければいけません。
必要な要件を盛り込み、起承転結までつけて答えを書くのは、容易なことではないでしょう。
解答を見ても、自分の答えと違った場合に、なにが間違いなのか指摘できなければ、先に勧めないのです。
同じように、文章理解にも答えがなぜあっているのか判断しにくい部分があります。
独学で進めるときの参考書は、解説という部分で本当に活用できるのか注目しなければいけないのです。

記述式だけでまとめられている参考書もあります。
参考書で扱われている範囲が、行政書士の試験範囲と適応しているかも判断が必要です。
実際に出題されている範囲は、そこまで大きなものではなく、ある程度限られています。
参考書としての書面の量を考えると、ボリューム不足に陥ることが出てくるので、範囲外の問題も乗せられていることがあるのです。
ここに注意して参考書を選ばないと、行政書士の試験に必要以外の勉強をすることになります。

行政書士試験の勉強ででよく使われる参考書

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うかる!行政書士シリーズ 伊藤塾
行政書士の試験勉強でよく使われるテキストとして知られているのが、伊藤塾のシリーズです。
法律系の資格学校として、非常に高い知名度を誇る伊藤塾が出版している参考書で、多くの人が利用してきました。

参考書としてフルカラーになっており、わかりやすいだけではなく記憶の定着を助けてくれる参考書です。
別冊でミニ六法がついており、行政書士の勉強に必要な条文を抜粋してあるところが法律に強い伊藤塾らしいポイントになるでしょう。
必要な条文だけにまとめられているためは、他の部分を覚えないで済み、効率化に寄与してくれます。
ただし、判例は乗せられていないので注意が必要です。
憲法や民法行政法に限って言えば、これだけでも十分なほどの量が記載されている参考書になっています。

判例がミニ六法にはありませんが、参考書本体には細かく記載されていますので心配ありません。
一問一答なども載せられており、赤シートが付いているので自分の習得度合いの確認にも使えます。
当然ですが、民法改正などにも対応しているので、最新のものを手にすれば試験肺に不安を残さない参考書です。

みんなが欲しかった!行政書士シリーズ TAC
資格学校として非常に高い知名度を持つTACが出版している参考書です。
大手だからこそできる細かな内容で、わかりやすく構成されています。
定番として使われてきましたが、その理由のひとつが自分のレベルに合わせて選ぶことができる点です。

入門書として設定されている合格へのはじめの一歩は、フルカラーの参考書としても大変利用価値の高い一冊になっています。
法律初学者にとっては便利な一冊になるでしょう。
逆に言えば、これまで勉強してたことがある人には、必要のないレベルの参考書です。
必要なものがしっかりと選べるため、必要な部分を外すことができる効率の良さもTACらしいポイントと言えます。

みんなが欲しかった!行政書士の教科書 TAC
同じTACが出版している参考書である程度知識がついてくれば、理解しやすくなる参考書です。
初学者にも優しく作られていますが、さらに広い範囲をカバーしているので高い知識につなげることができるでしょう。
TACのテキスト全般に言えることですが、イラストなども多く使われているので理解しやすく作られています。
学習に対するメリハリもつけやすく、記憶の定着ということでもよく考えられている内容です。

資格学校として出版している参考書なので、学習のテーマということもはっきりしています。
区分分けが進められているので、本当にやらなければいけないことは何か、独学でも見極めることができるでしょう。
ミニ六法も付属されているので、これ一冊でも十分に対応できます。

行政書士の試験前に使いたい参考書と問題集

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行政書士の参考書は、数多く出版されてきましたが、試験直前には問題集を利用することが大切です。
本番に合わせた内容を練習しておかなければ、実際の試験の時に慌ててしまう可能性があります。
時間の余裕がある試験ではないので、自分の習得度を測るだけではなく、本番の時間割なども考慮し問題集を使っていかなければいけません。

本試験をあてる TAC直前予想 行政書士 TAC
TACが出版している予想問題集で、試験の直前に発売されます。
毎年出版される書籍で、その年に合わせた予想問題が作られてきました。

資格学校は、一人でも多くの合格者を出すことは至上命題です。
合格者が増えることによって、入学する人も増えてくるのですから、常に高い精度を求められます。
その期待に応えるべく出版される直前問題集なので、利用する価値が高いと言えるでしょう。

出る順行政書士 当たる!直前予想模試 LEC東京リーガルマインド
TACとともに高い知名度を誇る東京リーガルマインドが出版している直前予想問題集です。
本試験と同様の形式で作られており、3回分収められています。
実際に行われた本試験の内容も収められているので、計4回練習することができる内容です。
本番の試験と同じような答案用紙も付いているので、試験前の練習にはもってこいです。

TACと同様に東京リーガルマインドでも行政書士の試験の分析はかなり進められていきます。
その年にどのような主題があるのか、非常に高度な分析が進められるので、利用価値の高い一冊です。

まとめ

行政書士の試験に合格するためには、参考書選びが欠かせない条件です。
さまざまな出版社が、自社の能力を使い重要なことを分析しまとめてきて参考書を作ります。
その中でも、自分に合ったものが必ず出てきますので、比較しながら見つけていくのが大切です。
最後の直前問題集などは、本番に備え何度も繰り返すことになります。
本番に合わせたシミュレーションなので、参考書とともに利用して合格へと向かいましょう。