社労士に合格するためには、テキストをしっかりと選ぶのがおすすめです。
膨大な時間を要する社労士の勉強には、テキストが大事な役割を果たします。
毎日勉強していく中でしっかり活用できるテキストを選ぶことは、勉強を効率化させることにもつながるのです。
社労士のテキストのおすすめポイント
社労士は、試験合格するまで、700時間から1000時間もの時間がかかると言われています。
数字だけ聞くとよく分からない時間になりますが、 1日3時間の計算で勉強をしていくと、11ヶ月以上かかるのです。
それほどの時間をかけなければ合格にまで至らない試験であることからも、高い難易度なのがわかります。
実際に1年で合格するのは厳しく、2年かけて合格を目指す人が多い試験です。
それでも毎日勉強することを考えれば、社労士へ合格するためには、生活にかなりの負担がかかります。
社労士に合格するためには、効率の良い勉強方法を考えなければいけません。
そこでおすすめなのは、これから大切になるテキスト選びです。
どんな勉強方法を選択するとしても、テキストがなければ始まりません。
書店などで探してみると、かなり多くの社労士のテキストが見つかるでしょう。
その中から、勉強の効率が高まりテキストを見つけるのは、思っているよりも大変なことです。
テキスト選びの大前提として、どんなものでも、読めば合格させてくれるわけではありません。
あくまでも、そこから自分が勉強して合格へと向かうための資料なのです。
どうしても長い時間かかるということで、ボリュームのあるテキストを選びがちです。
これは間違いではありませんが、 厚いテキストを手に持った瞬間に気分も重くなってしまいます。
最初は、ボリュームよりも読みやすいものを見つけるのが、モチベーション維持としても大切です。
テキストはボリュームがあるほうが役に立つと考えがえるのも間違いです。
薄くなると解説なども足りないのではないかと思うでしょう。
足りないのであれば、自分で足していけばいいだけです。
解答の根拠が欲しければ、調べた結果を書き込めば、テキストにどんどんボリュームがプラスされていきます。
一度読んだ文章に注釈を入れていくと、その分記憶の定着も図れるのでおすすめです。
すべて書かれているテキストでは、読むだけで終わってしまうでしょう。
長期にわたって社労士の勉強をしていく間に、記憶に残っておらず忘れてしまうのです。
テキストに線を引くだけでも、記憶のひとつに代わります。
過去問などを繰り返しながら、テキストを充実させれば、それだけ社労士の合格に近づくので、薄めのものがおすすめです。
社労士のおすすめ基本テキスト
うかる!社労士 入門ゼミ 富田朗
社労士を初めて受験する人に、ぴったりのテキストです。
法律用語をわかりやすく解説しており、スタートには欠かせない一冊として使われるようになりました。
うかる!社労士 テキスト&問題集 富田朗
入門ゼミの次に使いたいテキストでおすすめです。
記憶の定着を考えられており、条文などを詳しく解説してあるので、読んで納得して覚えられます。
5年分の過去問を収録されているので、そのまま問題練習にもなるところもおすすめです。
問題は非常に分厚いテキストになってしまうので、入門編を使ってから利用を考えるとい良でしょう。
読めばわかる!社労士テキスト 資格の大原
社労士の試験問題の要点をうまくまとめられたテキストです。
数値などを用いたところがポイントで、具体例なども用いて図解を使いまとめられているので分かりやすくなっています。
科目ごとにまとめられていたりするので、効率よく勉強できるでしょう。
社労士試験の重要科目がなかなか理解できない人にとっては、おすすめのテキストになっています。
みんなが欲しかった!社労士合格へのはじめの一歩 TAC
資格学校として高い知名度を誇るTACの社労士テキストです。
初めて勉強する時には、この一冊からスタートするのはおすすめの勉強方法といえます。
初学者にわかりやすくまとめられているので、言葉を覚える最初の難関をクリアしやすい内容です。
試験合格という意味では、これでは完成しませんが、入門書という意味では欠かせない一冊になるでしょう。
出る順 社労士 必修基本書 LEC東京リーガルマインド
LEC東京リーガルマインドが出版しているシリーズの社労士版です。
法律の構造を学ぶのに適しているテキストで、社労士を勉強する上でつまずきやすいポイントをしっかりと押さえています。
知識の定着という面を考慮し、スムーズに進められるように構成されているのがおすすめのポイントです。
学習の効率を考慮しているテキストなので、重要なところは全て網羅してあり、短期合格を目指すのであれば欠かすことができません。
社労士のおすすめテキストと問題集
社労士試験には、テキストと共に押さえとかなければいけないのが問題集です。
試験問題に慣れることができなければ、本番の時に点数を取ることができずに合格を逃すことになります。
演習という意味も込めて、効率的な問題集を押さえておかなければいけません。
うかる!社労士 テキスト&問題集 富田朗
5年分の過去問がセットになっており、使いやすい一冊となっています。
学習時間がなかなか取れない人でも、解説がしっかりしているので効率的な勉強ができるおすすめの問題集です。
確実に力をつけられる問題集で、制度の背景なども解説されているため、知識を深めることができます。
出題傾向も把握出来る作りで、社労士試験に欠かすことができない問題集となりました。
みんなが欲しかった!社労士の問題集 TAC
TACの社労士問題集です。
社労士の教科書に合わせた問題集になっているので、テキストとセットに使うのがおすすめといえます。
参照番号が記載されているので、セットで利用すれば知識の定着を早められるでしょう。
テキストだけでは補完できない部分も、この問題集を活用することで理解を深められます。
択一式問題の解説も充実しているので、合格に向けて頑張っている人におすすめです。
ユーキャンの社労士 過去&予想問題集 ユーキャン
通信教育でよく知られているユーキャンの社労士問題集です。
オリジナルの模試試験問題も2回分ついており、過去5年分の出題とともに練習できます。
論点別問題も豊富に収録しているので、なかなか学習時間が取れずに困っている人にもおすすめの問題集です。
本番のシミュレートとしても有効な一冊になるでしょう。
うかる!社労士 合格のツボ 択一対策 TAC
TACの問題集ですが、対象としている問題が違うため、こちらもおすすめです。
社労士試験を目指している人であれば、一度は読むといわれているほどの知名度を持っています。
オリジナル問題が1600問掲載されているため、独学にもピッタリの問題集です。
TACのテキストともに練習していけば、かなり知識を深めて記憶の定着を狙えます。
この問題集のおすすめポイントとして、レベルが変えてあるところです。
基礎的な部分から、合格寸前レベルまで、様々な時期に対応しているので、社労士の勉強として長く利用できます。
費用対効果が優れているところも、多くの人が利用してきたポイントになるでしょう。
社労士で法改正・白書対策におすすめのテキスト
社労士試験の中でも勉強が難しいのが白書対策です。
膨大なページを相手にすることになるので、全て覚えることは不可能とも言われています。
それだけに優れたテキストを用意しておくことが、社労士試験のオススメの勉強方法です。
社労士 法改正・白書・統計 完全無欠の直前対策 TAC
TACから出版されている法改正や白書対策に使えるテキストです。
法改正問題にも対応しているだけではなく、盲点となるような問題も掲載されています。
TACらしく、短期合格というより、しっかりとした知識が付くテキストでおすすめです。
膨大な範囲をカバーしなければいけない白書や統計に対して、コンパクトに収められているため効率的に学べます。
テキストとして、最新の法令にも対応して出版されるところもおすすめです。
無敵の社労士 完全無欠の直前対策 TAC
こちらもTACのテキストですが、法改正対策や一般常識対策に使えるところがおすすめです。
社労士の試験直前対策として有効なテキストで、最後に見ておきたいところなども特集しています。
的中率の高さもポイントですが、なによりも法改正など抑えなければいけないところをしっかりカバーしているので、やってよかったと思えるつくりです。
基本となるテキストを進めながら、最終的に抑えるという形で使う方法がおすすめといえます。
社労士V 日本法令
社労士の雑誌扱いにはなりますが、試験を受ける人たちにはよく知られているテキストです。
毎月発売されている雑誌であり、法改正などにも焦点をあてているので、社労士の勉強をするうえで、最新の情報を網羅している点でも必須といってもいいでしょう。
特に要点となるポイントごとに見つけておけば、知識を高いレベルに引き上げることができます。
知識の整理という面でも大事な雑誌になるため、合格するためには大切な雑誌でおすすめです。
まとめ
社労士試験にとって、テキストはなくてはならないものであり、自分に合ったものを見つけ出さなければいけません。
ここがスタート地点であり、長く時間のかかる勉強の始まりとなるので、おすすめのものを中心に選んでみるといいでしょう。
問題集も大切ですが、各科目に対して対応しているものも用意しておかなければいけません。
インプットとアウトプットを繰り返す意識も大切ですg、できるだけ多くの問題に触れ、対応力も養うのが合格への近道です。