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スタディング中小企業診断士講座の評判は? 上手に活用するためのコツも紹介!

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スタディングの中小企業診断士講座は、費用を抑えて学べる通信講座として人気が高いです。でも、費用の低さゆえに「大手と比べてどうなのかな……?」と実情が気になっている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、スタディングの中小企業診断士講座について、特徴や利用者からの評判、活用のコツなどをご紹介します。

スタディング中小企業診断士講座とは?

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スタディングはKIYOラーニング株式会社が開発・運営するオンライン資格取得講座です。2008年に「通勤講座」として開講し、10年目となる2018年に「STUDYing(スタディング)」と名称変更しました。

中小企業診断士をはじめとするビジネス・経営関連の資格から、法律系、会計系、不動産系、IT系、語学など全22種類の資格取得を目指す講座が展開されています。

現在は3万人以上の会員が受講していて、毎年多くの受講者が短期間で合格しているという実績があります。

スタディングの特徴として以下のようなことが挙げられます。

データに基づいて有効な方法で学べる

スタディングのカリキュラムは、短期間で資格試験に合格した人たちの勉強法を研究して開発されたものです。闇雲に時間をかけて勉強するのではなく、短時間で効率よく知識やスキルを身に着けることを目的とした講座になっています。
前身である「通勤講座」の時代から10年以上かけ改良を重ねてきた、短期合格のノウハウが詰めこまれた学習法だと言えるでしょう。

いつでもどこでも勉強できる

スタディングはスマホやタブレット端末、PCでの学習をメインにした講座です。自宅での学習はもちろんのこと、通勤電車の中や職場での休憩中、外出先のちょっとした空き時間などを使って学習することができます。このため、忙しい人も短い時間で効率良く学習できるのです。
動画講座はテレビ番組のように図表を多数使用しているため、初心者にも理解しやすい構成になっています。また、動画の視聴後には最適な問題が出題される機能が付いているため、講座の視聴から問題練習までをスマホやタブレットで行えるのです。

コストパフォーマンスが高い

スタディングのカリキュラムは、ほかの資格スクールと比べても見劣ることのない本格的なものです。しかし、オンライン講座に特化することで受講にかかる費用を最小に抑えています。資格のための学習をしようとする人にとって、スタディングの受講はかなりコストパフォーマンスの高い方法の一つだと言えます。

スタディング中小企業診断士講座の特徴

経営コンサルタントとして唯一の国家資格である中小企業診断士。企業経営やビジネスに関する幅広い知識が求められる資格であることから、ビジネスパーソンに人気の高い資格となっています。

しかし中小企業診断士試験は例年の合格率が4~5%と、難易度が高いことで知られています。1次試験に必要な科目が7科目あり、全体で60%以上得点しなければ合格できません。加えて、1科目でも100点満点中40点未満の科目があればやはり1次試験不合格となります。

1次試験に合格した後も、事例に関する4科目から出題される2次の筆記試験と口述試験に合格しなければ資格取得できないのです。

つまり、中小企業診断士の資格は、試験のために勉強しなければならないことが非常に多いのです。一方で先ほどお伝えしたとおり、資格取得にチャレンジする人はビジネスパーソンすなわち仕事をしながら学習に取り組む人が多いという状況です。

中小企業診断士が難易度の高い資格となっているのは、こうした理由があるからだと言えます。

スタディングの中小企業診断士講座は忙しい人の味方

忙しいビジネスパーソンが中小企業診断士試験に合格するためには、短い時間で効率よく学ぶことが重要になってきます。

そこで注目されるのがスタディングの中小企業診断士講座です。スタディングは短時間で合格した人の学習法を研究して取り入れているため、仕事をしながら資格取得を目指す人にとって強い味方となりうるのです。

スタディングの中小企業診断士講座の特徴として、以下のようなことが挙げられます。

机の前以外でも勉強できるので時間を活用しやすい

スタディング中小企業診断士講座の教材は、ビデオ講座や音声講座、スマート問題集、過去問セレクト講座など、スマホやタブレットで学習できるものがほとんどです。また、メモ機能やマイノート機能など、スマホ等に自分でメモや要点整理を書き込める機能も充実しているので、いつでもどこでもインプット学習とアウトプット学習をすることが可能。ちょっとした空き時間などを有効活用して学習することができます。

短期間で合格レベルに到達できるカリキュラム

スタディングのカリキュラムは、忙しい人に向けて、短時間で無理なく必要な知識やスキルを身に着けられるよう考えつくされています。
短時間で合格するための学習法を学べる「合格戦略講座」では、1次試験各科目の学習方法から2次試験にどう対策すべきかまで、戦略的な学習方法を解説してくれます。

勉強仲間機能でモチベーションを維持できる

通学のスクールで学ぶ良さとして、同じ目標を持って学習中の人たちと交流することで刺激を受けたり、学習のモチベーションが高まったりするといったことがあります。一方、通信講座の場合は、そうした交流を求めるには講座以外の場に頼るしかないケースが多いです。
スタディングには学習時間や内容を投稿したり、勉強仲間を作って交流したりできる「勉強仲間機能」があります。同時期にスタディングで中小企業診断士を目指して勉強している人たちとの交流することで、学習のモチベーション維持や継続がしやすくなるのです。

スタディング中小企業診断士講座の評判

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スタディング中小企業診断士講座を受講した人の評判はどのような感じなのでしょうか。メリットに関する評判と、デメリットに関する評判で多く聞かれるものをご紹介します。

スタディング中小企業診断士講座のメリット

費用が安くてコストパフォーマンスが良い!

中小企業診断士試験の学習のために大手スクールの講座に通う場合の受講料は、コースによりますが20万円~30万円が相場となっています。通信の場合は10万円~13万円ほどの受講料となっている講座が多いです。
スタディングの中小企業診断士は、最も人気の高い「中小企業診断士 1次2次合格コース」で53,900円と、相場と比べてかなり低価格で学ぶことができます。
教育訓練給付制度の対象講座にも指定されているため、条件を満たせば給付金も受け取れます。あまり費用をかけずに中小企業診断士の学習をしたい人にとって、このコスパの良さは大きな魅力となるでしょう。

「学習マップ」で知識を視覚的に整理できる

スタディングの中小企業診断士講座では、1次試験に必要な知識をマインドマップ形式で視覚化した「学習マップ」に基づいてビデオ講義が進められます。非常に膨大な知識を学ぶ必要がある中小企業診断士試験ですが、この学習マップの存在により全体像を把握しながら学習できる点はスタディングの魅力だと評価する声が多いです。

スタディング中小企業診断士講座のデメリット

スタディングでの学習だけでは足りない部分がある

スタディングの中小企業診断士講座は、学習マップで全体像を見ながら要点を絞って学習できるという特徴がある一方で、一つ一つの説明は必要最小限に抑えられています。これは短時間で要点を押さえられるという点ではメリットとなりますが、苦手な部分やもう少し掘り下げて理解したい部分などについては、スタディング以外のテキストなどが必要になったという声が少なくありません。

わからない点を無料で質問できない

学習していて疑問が生じたときや、理解できない部分があって講師に質問したい場合、スタディングでは別途有料の「学習Q&Aサービス」を利用する必要があります。Q&Aチケットは1回の質問で1枚必要で、価格は1,100円となっています。他の通信講座などでは無料で何度でも質問できることが多いため、この点はスタディングのデメリットであると感じる人が多いようです。

スタディングを活用して中小企業診断士に合格するコツ

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スタディングの中小企業診断士講座を受講して合格するコツとして、以下のようなことをおすすめします。

自分なりのスマホ学習パターンを作る

スタディングのビデオ講座や音声講座、問題集などはスマホやタブレットでの学習を前提として作られています。これらを最大限に活用するためには、自宅や図書館などじっくりと腰を据えて勉強する場面以外のスマホ学習のパターンを自分なりに構築するのがコツです。
例えば、通勤中には音声講座で知識のインプットや前日の復習、会社のお昼休みにはスマート問題集でアウトプット学習、帰宅時には昼のアウトプットで課題を感じた箇所の復習などといったサイクルを、自分の生活パターンに合わせて作りましょう。
学習のリズムができることで習慣化しやすく、すきま時間を有効に活用できるはずです。

市販のテキストや問題集を併用する

必要最小限に絞ったカリキュラムはスタディングの特徴であり魅力でもありますが、スタディングだけではわかりづらい部分があったという声も多いです。また、動画は便利だけど、文字や図も一緒にあったほうが理解しやすいというタイプの人もいるでしょう。
スタディングをメインに学習を進める場合でも、市販のテキストや問題集を併用すれば、スタディングの説明で不足している部分を補足して、より理解を深めやすくなります。
スタディングだけでは不安……という人は、市販テキストとの併用を検討してみると良いでしょう。

まとめ

スタディングの中小企業診断士講座について、特徴や評判、活用のコツなどをお伝えしました。大手スクールなどとは異なる点が多い一方で、普段からスマホやタブレットをよく活用している人には使いやすく、なじみやすい講座だと思います。
無料でお試しできる講座なども用意されているので、気になっている方はまず試してみてはいかがでしょうか。