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FP2級に合格するためには?おすすめの勉強法も合わせて解説

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FP2級の受験を考えている人で、勉強法で悩んでいる人はいませんか?

 

初めて資格試験を受ける人などは、非常に悩ましいですよね。

 

この記事では、そんなFP2級に確実に合格するために知っておきたいことや、具体的な勉強法について詳しく解説しています。

 

ぜひチェックしてみてください。

FP2級の試験について知りたい!独学でも合格できる?合格率は?

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FP2級の試験に合格するためには、試験について詳しく知っておく必要があります。

 

ここでは、試験日や合格率、独学でも合格できるのかなどについてご紹介します。

 FP2級の試験日や合格率

 

FP2級の試験日は、以下のようになっています。

 

日本FP協会 2020年5月 2020年9月 2021年1月
試験日 2020年5月24日(日) 2020年9月13日(日) 2021年1月24日(日)
受検申請書配布期間 2020年2月12日(水)

~4月2日(木)

2020年6月5日(金)

~7月28日(火)

2020年10月9日(金)

~12月1日(火)

受検申請期間 2020年3月12日(木)

~4月2日(木)

2020年7月6日(月)

~7月28日(火)

2020年11月10日(火)

~12月1日(火)

受検票発送日 2020年5月7日(木) 2020年8月27日(木) 2021年1月6日(水)
合格発表 2020年6月30日(火) 2020年10月23日(金) 2021年3月5日(金)

 

金財 2020年5月 2020年9月 2021年1月
試験日 2020年5月24日(日) 2020年9月13日(日) 2021年1月24日(日)
受検申請書請求期間 2020年2月3日(月)~3月26日(木) 2020年6月1日(月)~7月21日(火) 2020年10月1日(木)~11月24日(火)
受検申請受付期間 2020年3月12日(木)~4月2日(木) 2020年7月6日(月)~7月28日(火) 2020年11月10日(火)~12月1日(火)
受検票発送日 2020年5月7日(木) 2020年8月27日(木) 2021年1月6日(水)
合格発表(予定) 2020年6月30日(火) 2020年10月23日(金) 2021年3月5日(金)

 

すでに、2020年の5月の日程は中止になることが決定しています。今後のスケジュールに関しても、変更になることがあるので、各HPを随時確認するようにしましょう。

 

また、合格発表に関しては、特に変更になる可能性があるので、こちらも合わせてチェックしておくようにしましょう。

 

続いて、FP2級の合格率は、以下のようになっています。

 

FP2級の試験データ 日本FP協会 金財
試験区分 受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
2020年1月 学科試験 23,968 10,032 41.86% 40,110 11,557 28.81%
実技試験 18,980 11,884 62.61% 32,494 12,495 38.45%
2019年9月 学科試験 20,935 9,090 43.42% 31,371 6,580 20.97%
実技試験 17,258 10,809 62.63% 25,866 10,089 39.00%
2019年5月 学科試験 18,097 7,269 40.17% 28,241 5,898 20.88%
実技試験 16,470 10,318 62.65% 23,734 8,226 34.65%
2019年1月 学科試験 22,076 10,654 48.26% 36,174 11,254 31.11%
実技試験 18,499 9,307 50.31% 30,600 11,469 37.48%

 

FP2級は、FP3級とは違い、格段に合格率が下がります。ですが、国家試験の中では比較的高めな30〜40%となっています。

 

また、FP協会と金財とでは、合格率に差があり、FP協会のほうが若干高いことが分かります。

 

確かに、金財のほうがより実践的な問題が出題される傾向にあるとは言え、基本的な難易度は変わりません。

 

合格者数はそこまで変わりないものの、受験者数が金財のほうが多いため、合格率に反映されていると言えます。

 

その点を考慮してみると、そこまで大差ないと言えるでしょう。

 FP2級は独学でも合格できる?

 

FP2級は、独学でも合格することはできます。ですが、通信講座などを活用したほうが、より確実に合格することができるでしょう。

 

FP2級を受けるためには、受験資格を持つ必要がありますが、大きく3つの方法があります。

  • FP3級に合格する
  • 2年以上の実務経験を積む
  • AFP認定講座の受講を修了する

このうち、独学となると、1つ目の「FP3級に合格する」という方法しかありません。

 

ですが、このうち最もすぐに受験資格が持てるのは3つ目の「AFP認定講座の受講を修了する」です。

 

多少費用はかかるとは言え、特定の受講をするだけでFP2級・AFPを受験することができるので、非常におすすめです。

 

独学といっても、すべて自分一人だけで勉強するのではなく、通信講座は活用したほうが良いでしょう。

 

通信講座といっても、予備校のように通うわけではないですし、基本的には自分が学習を進めていく形になります。

 

ぜひ、通信講座を活用しながら、FP2級の最短合格を狙いましょう。

 独学する際に参考にしたいブログ

 

独学で勉強していく際に、必ず参考にしたほうが良いのが、合格者のブログです。

 

ブログに載せる人は、たいてい独学で勉強・合格しており、勉強法や、おすすめのテキスト、マインド等について非常に参考になります。

 

特に、勉強とは一見関係ないようなマインドなどは、試験勉強において重要になってきます。やる気が続かない、試験で点が取れるか不安など、実際に試験勉強を始めてみれば、分かることも多いでしょう。

 

また、勉強サイトでは、FP2級に合格するのに欠かせない情報がたくさん掲載されています。

 

体験談などはもちろん、試験概要や考え方など、FP1級・CFPなどに合格した人の頭の中を垣間見ることができるので、非常におすすめです。

 

ぜひチェックしてみてください。

 

FP2級に合格するには?コツはある?

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FP2級に合格するには、いくつかコツが存在します。ここでは、FP2級の実技試験で使えるコツについてご紹介します。

 FP2級の実技試験対策で、覚えておきたいもの

 

FP2級の実技試験対策の1つに、ある程度の公式を覚えておくというのがあります。

 

実技試験は、記述式なため、覚えた公式を書くだけでも、部分点がもらえることがあります。

 

出題範囲、それぞれにおいて覚えるべき公式は存在し、年金現価係数や債権の利回り計算など、数も非常に多いです。

 

すべて覚える必要はありませんが、勉強サイトや過去問などを参考にして、できる限り暗記するようにしましょう。

 

FP2級のおすすめの勉強方法とは?必要な勉強時間や勉強スケジュール立て方もご紹介

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ここでは、FP2級のおすすめの勉強方法についてご紹介します。

 

必要な勉強時間や、勉強スケジュールについてもご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

 FP2級に合格するにはどのくらいの期間がかかる?勉強時間は?

FP2級に合格するには、約300時間〜400時間の勉強時間が必要だと言われています。

 

ですので、期間としては、早くて3ヶ月〜6ヶ月程度が良いと言えるでしょう。

 FP2級に合格するための勉強スケジュールを立てる

 

FP2級に合格するには、300〜400時間の勉強時間が必要だとお伝えしました。そして、3ヶ月〜6ヶ月程度の期間の中で勉強するのが良いこともお伝えしました。

 

その中で、必要勉強時間数を当てはめると、ベストな勉強スケジュールを立てることができます。

 

例えば、3ヶ月でFP2級試験に合格するとなると、1ヶ月あたり100時間は勉強しないといけません。

 

1週間あたり、25時間以上の勉強となり、平日・休日含めて、かなりしっかり勉強することになるでしょう。

 

まずはこのように、試験までの期間から、必要勉強時間数で大まかなスケジュールを立てることが大切です。ご自分の生活に無理のない範囲で、立ててみるようにしましょう。

 

また、FP2級試験に向けた勉強方針ですが、人によって大きく異なります。

 

最も定番なのは、テキストを使って、一通り基礎知識を学習したのち、問題集で演習するという勉強方法です。その後、過去問を使って本番と同じように解くというのが、全体的な勉強方針になります。

 

人によっては、過去問を先に解いてしまって、ある程度どんな問題が出るのかを把握してから、テキストや問題集を使って勉強するという人もいます。

 

また、学科試験・実技試験のどちらから勉強するかというのも、人によって分かれてきます。

 

実技試験は、記述式とはいえ、ある程度型が決まった問題が出題されるので、対策はしやすいです。

 

一方、学科試験は、基礎的な問題がほとんどだとは言え、数問、難問・奇問が出題される傾向にあります。その問題ができないからと、時間をかけてしまうのは、効率的とは言えないでしょう。

 

さらに、学科試験の対策は、とにかく演習すること以外ありません。そのことからも、実技試験と学科試験を、1:2程度の割合で勉強すると良いでしょう。

  2ヶ月

 

試験まで残り2ヶ月というときの勉強法は、とにかく基礎を固めることです。教科書テキストと、テキスト問題集を活用するのが良いでしょう。

 

教科書テキストで知識をインプットして、テキスト問題集でアウトプットしながら、定着させていき、基礎を固めに行くというのが、2ヶ月時点での勉強法です。

  1週間

 

試験まで残り1週間というときの勉強法は、過去問演習以外ありません。過去問を数年分用意して、本番の制限時間よりも短い時間の中で、解くようにしましょう。

 

1週間前までに固まった基礎知識と、それらを求められた形で引き出すことを、本番の試験時間内に合格点が取れるまで繰り返し行うのがポイントです。

 FP2級試験対策向けの動画やアプリ、勉強サイトも活用する

 

FP2級の試験対策には、動画やアプリ、勉強サイトも活用するとさらに良いです。それらの最大のメリットは、無料で利用できるという点です。

 

もちろん、通信講座よりは質が劣る場合がありますが、そこまで引けを取らない良質なコンテンツも存在します。

 

勉強サイトでは、過去問や、解説以外に、無料講座や演習などが行えるサイトもあります。

 

使い方によっては、勉強サイトのみで勉強して、試験に合格するという場合もあるようです。

 

「お金の寺子屋」や「FP2級ドットコム」など、いくつか存在するので、ぜひいろいろ見てみてください。

 過去問演習を行う

 

残り時間別の勉強法のところでも、ご紹介しましたが、試験前は過去問演習を行うのがおすすめです。

 

最終的には、過去問と同じような試験問題を、制限時間内に解かなければいけないため、しっかりと対策を行う必要があります。

 

制限時間よりも短い時間で設定して、全体の6割取れるように演習すると、本番も確実に合格を狙うことができるでしょう。

 

FP2級の勉強を行って、確実に合格できるようにしよう

 

ここまで、FP2級の勉強法や、勉強スケジュールなどについて詳しく解説してきました。

 

FP2級は、FP3級よりも難易度が上がり、必要な勉強時間数も増えます。それに合わせてスケジュールを見直す必要があり、テキスト選びも大切になってきます。

 

ぜひこの記事で紹介した勉強スケジュール、勉強方法を参考に、確実に合格できるプランを考えてみてください。