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FP2級の試験日程は?流れをきちんと把握して、対策しよう

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FP2級の試験を受けようか考えている人で、試験日程が分からない人はいませんか?どのようなスケジュールで試験が行われていくのかを知らないと、万全な体制を整えることはできません。

 

この記事では、そんなFP2級の試験日程について詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

FP2級の試験日程を注意点と合わせて確認しよう

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まずは、FP2級試験の大きな流れについて確認していきましょう。受験申請から合格発表まで、どのように進んでいくのか把握するのは、非常に大切なことです。

 

注意点と合わせて、確認してみてください。

 ①受験申請・支払い手続き・受験票の受け取り

 

まずは、試験を受けるために「受験申請」を行います。受験申請は大きく、インターネットから行う方法と、協会や書店で所定の書類を受け取って郵送する方法の2種類があります。

 

FP試験は、日本FP協会と金財の2つの協会が実施していますが、どちらもその2種類の方法で申し込むことができます。

 

どちらかの方法で申し込んだ際、受験料を支払う必要がありますが、インターネットから申し込んだ場合は、クレジット払いかコンビニ払いのどちらかになります。

 

所定の書類を郵送して申し込んだ場合は、銀行振込であることが多いです。

 

申請方法によって、支払い方が変わってくる場合があるので、どういった形で支払わなければいけないのか、確認してみてください。

 

無事、支払手続きまで完了したら、約2ヶ月後くらいに受験票が発送されます。

 

受験票が手元に届いたら、氏名や生年月日など、間違っていないか、きちんと確認しましょう。もし、間違っている場合は、すぐに協会に連絡して、訂正してもらうようにしましょう。

 

また、試験当日はもちろんですが、合格発表の際にも受験票を利用する場面があります。試験が完全に終了するまで、しっかりと保管するようにしましょう。

 ②試験当日

 

試験当日は、受検票、本人確認書類(証明写真や顔写真付き身分証明書など)、筆記用具、電卓、腕時計を必ず持っていくようにしましょう。

 

受験票には、受験番号や氏名、試験会場などが記載されているので、当日どのような交通手段で行ったら良いかなど、事前に把握しておくようにしましょう。

 

また、受験票の裏面には、証明写真を貼付しなければいけない場合があります。規定のサイズの証明写真を撮影し、しっかりのり付けするようにしましょう。

 

そして、FP試験では、顔写真付きの身分証明書を持っていく必要があります。運転免許証やパスポート、マイナンバーカードや学生証など、条件を満たしているものであれば本人確認書類としての役割を果たすので、事前に準備しておくようにしましょう。

 

腕時計に関しては、部屋に時計がないため、どのくらいの時間が経ったか、あとどれくらいかを把握する手段がありません。

 

時間内に確実に点数を取りに行かないといけないため、時間配分を考慮するという意味でも、腕時計はしっかり持っていくようにしましょう。

 

 ③合格発表・合格証書受け取り

 

無事、試験当日を迎えることができたら、次は合格発表です。合格発表は、試験日の約1ヶ月後に行われます。

 

インターネットで合否を確認することができ、FP協会は「受験番号・カナ氏名・生年月日」、金財は「受験番号」を入力すると、確認することができます。

 

受験番号を忘れてしまった場合は、どんな理由があろうと、照会してくれないので、絶対に受験票はなくさないようにしておきましょう。

 

そして、学科・実技の両方の試験に合格すると、合格証書を受け取ることができます。

 

合否結果・合格証書は、受験申請を行ったときに登録した住所宛に郵送されてきます。

 

FP2級の2020年の試験日程や合格するためのスケジュールは?

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FP2級の2020年の試験日程は、以下のようになっています。

 

日本FP協会 2020年5月 2020年9月 2021年1月
試験日 2020年5月24日(日) 2020年9月13日(日) 2021年1月24日(日)
受検申請書配布期間 2020年2月12日(水)

~4月2日(木)

2020年6月5日(金)

~7月28日(火)

2020年10月9日(金)

~12月1日(火)

受検申請期間 2020年3月12日(木)

~4月2日(木)

2020年7月6日(月)

~7月28日(火)

2020年11月10日(火)

~12月1日(火)

受検票発送日 2020年5月7日(木) 2020年8月27日(木) 2021年1月6日(水)
合格発表 2020年6月30日(火) 2020年10月23日(金) 2021年3月5日(金)

 

金財 2020年5月 2020年9月 2021年1月
試験日 2020年5月24日(日) 2020年9月13日(日) 2021年1月24日(日)
受検申請書請求期間 2020年2月3日(月)~3月26日(木) 2020年6月1日(月)~7月21日(火) 2020年10月1日(木)~11月24日(火)
受検申請受付期間 2020年3月12日(木)~4月2日(木) 2020年7月6日(月)~7月28日(火) 2020年11月10日(火)~12月1日(火)
受検票発送日 2020年5月7日(木) 2020年8月27日(木) 2021年1月6日(水)
合格発表(予定) 2020年6月30日(火) 2020年10月23日(金) 2021年3月5日(金)

 

2020年5月の試験は中止なので、次回は早くて9月に行われる試験となります。

 

また、FP2級の試験に合格するためには、300時間の勉強時間が必要だと言われています。

 

これを、試験日までの日数で割ってあげると、具体的な勉強スケジュールを考えることができます。

 

例えば、6ヶ月後に試験日を据えて勉強スケジュールを立てる場合、1ヶ月間で50時間以上の学習を行う必要があります。

 

1週間あたりでは、12.5時間以上勉強する必要があります。平日は仕事となると、できたとしても1〜2時間程度でしょうから、その分を土日でカバーしてあげる必要があります。

 

また、思い通りに勉強スケジュールを進めることは難しいので、ある程度余裕を持つ必要があります。

 

そのため、350〜400時間程度確保するように勉強スケジュールを立てると、余裕を持って合格点を狙うことができるでしょう。

FP2級の試験日程と合わせて確認したい!合格点や試験難易度は?

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FP2級を受ける上で気になるのは、難しい試験なのか、合格しやすいのかという点でしょう。ここでは、FP2級の合格点・試験難易度についてご紹介します。

 FP2級の合格点

 

まずは、FP2級の合格点について解説します。FP2級には、大きく学科試験と実技試験があり、2つの協会が試験を実施しています。

 

それぞれどのくらいの点数を取れば合格できるのか、見ていきましょう。

  学科試験

  

まず、学科試験ですが、FP協会の試験でも、金財の試験でも、60点満点中36点を取ることができれば、合格することができます。

 

つまり、全体の6割正解することができれば、学科試験に突破することができるということです。

 

もちろん、問題数や配点などは試験ごとに変わる場合がありますが、概ね6割以上取れば合格できます。

 

過去問を解く際には、時間内に6割以上取得することを目指し、自己採点をする際も、6割以上取れたかを見てみてください。

  実技試験

  

続いて、実技試験ですが、FP協会の試験で受けた場合は「60点満点中36点」、金財の試験で受けた場合は「50点満点中36点」で合格することができます。

 

FP協会と金財で試験科目が違いますが、こちらも学科試験同様、6割以上取得することで、合格することができます。

 

こちらも、試験問題や配点などが変わる可能性がありますが、6割以上を取ることができれば、合格することができます。

 

学科試験・実技試験、ともに6割以上の点数が取れるように、勉強スケジュールを立てるようにしましょう。

 FP2級の試験難易度

 

FP2級の試験難易度ですが、2020年の1月に行われた試験の受験者数・合格者数・合格率は、以下のようになっていました。

 

金財(きんざい) 日本FP協会
受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
学科試験 40,110 11,557 28.81% 23,968 10,032 41.86%
実技試験 32,494 12,495 38.45% 18,980 11,884 62.61%

 

他の年度の試験データも参照しましたが、概ね2020年1月時の試験データと変わりありませんでした。

 

金財の試験は、30〜40%の合格率、日本FP協会は、40〜60%の合格率であることが分かります。

 

金財よりも、日本FP協会が実施する試験のほうが、合格率が高いです。

 

ですが、国家試験の中で見ると、低くても30%の合格率なので、全体的には易しい試験だと言えるでしょう。

 

FP2級の試験日程に合わせた効果的な対策は?

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ここでは、FP2級の試験日程に合わせた効果的な勉強法についてご紹介します。

 

ぜひ参考にして、自分に合った最高の勉強法を確立してみてください。

 過去問から出題傾向・頻出問題を分析する

 

試験勉強の鉄則は、「逆算して考える」「まずは敵を知る」ところから始まります。

 

試験日は決まっているので、あと試験日まで何日なのか、必要勉強時間で割った時、1日あたりどのくらい勉強しなければいけないのか、と逆算して勉強スタイルの大枠を決めるところから始まります。

 

続いて、大枠を決めることができたら、どこから勉強するか、何を勉強するかを決めます。

 

過去問や市販されているテキストから、出題傾向や、頻出問題は何かを分析して、勉強すべき分野の優先順位を決めます。

試験日までに、優先度の高い分野から手を付けて、全体で6割以上取れるように考えながら勉強を進めていきましょう。

 過去問やテキスト問題集を解く

 

出題傾向や頻出問題が何かを知ることができたら、過去問やテキスト問題集で、穴を埋めます。

 

基本的に、1つのテキストを何度も何度も解くというのが勉強スタイルの王道で、FP試験もその例外ではありません。

 

特に、学科試験の基礎問題に関しては、過去問や問題集をひたすら解くことで、対策することができます。

 

定評のあるテキストを用意し、何度も何度も解くようにしましょう。

FP2級の試験日程を確認して、万全のスケジュールを組もう

 

FP2級に合格するためには、まず試験日程を知り、余裕で合格できる勉強スケジュールを組むことが大切です。

 

試験日程に関しては、変わることがあるので、逐一各HPで確認するようにしましょう。

 

FP2級の試験合格を目指している人にとって、参考になる記事となれば幸いです。