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徹底解剖!FP2級合格にはこれぐらいの勉強時間が必要

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FP2級に合格するためには、しっかりと勉強時間を確保し、知識を身につけなければいけません。
勉強をして合格を目指すとしても、時間の目安は必要になります。
FP2級に合格してきた人たちが、どれぐらいの勉強時間を確保してきたのか、自分に照らし合わせて検討してみる必要があるでしょう。

FP2級合格に必要な勉強時間を割り出すために

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資格試験のすべてに言えることですが、勉強時間は人によって違います。
例えば保険会社に勤めている人が、ファイナンシャルプランナーとして活躍しているのは容易に想像がつくでしょう。
仮に違った業務についていたとしても、普段から知識を身につけて行くのは自然な流れです。
その人たちがFP2級にチャレンジしようと思えば、勉強時間は少なくてすみます。
これと同じように、普段からどのようなことをしてきたのかにより、勉強時間は変化するものだからです。

そこで勉強時間の目安となるものが、初学者であった場合です。
初めてFP2級の勉強を始めた人が、一体どれぐらいかけて合格できたのかを知ると、勉強時間の目安がわかるようになります。

もう一つの問題が、どのような経路をたどってFP2級の受験に至ったかです。
FP2級には様々な受験資格が存在しています。
経験がある人は勉強時間が短くなるのと同じように、受験資格としても実務経験があげられているのです。
基本となる受験資格は、FP3級です。
FP3級を持っている人は、FP2級を受験できますが、実は勉強時間も短くてすみます。

FP2級のテキストや問題集を開けてみると、FP3級の延長線であることがすぐに分かるでしょう。
つまり、受験資格としてFP3級を受験してきた人は、FP2級合格に向けての勉強時間が減るのです。
それだけの基礎知識を身につけて合格してきたのですから、当然といえます。

そうなると初学者はどこに存在するのかという疑問に到達します。
FP2級の受験資格には実務経験がありますが、なかにはFP2級の出題範囲とあまり関係がないときもゼロではありません。
少々関連性があったとしても、この状態を初学者と捉え勉強時間の割り出しをしていけば、ある程度の予測がつくのです。
他にも通信教育会社が想定している時間などもありますので、これらを参考にし勉強時間を予測するのが大切です。

FP2級に必要となる1日の勉強時間

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FP2級の合格を目指すための勉強時間を全くの初学者として判断した場合、150時間から300時間はかかるといわれています。
これが基本的な勉強時間の概念となるでしょう。
通信教育会社が目安としている数値であり、大体の人がこの中に収まるといえます。
1日の勉強時間として、計算しなければ分かりにくい状態です。

1日何時間勉強できるかは、その人の生活状況によって違います。
FP2級の受験者は、社会人ばかりではありません。
学生であれば、毎日ある程度の勉強時間は確保できるでしょう。
4時間から5時間確保できれば、150時間でも1か月から2か月あればクリアできる数字です。

社会人の場合にはそうはいきません。
フルタイムで仕事をしていると、仕事と通勤だけでも10時間近く取られてしまうはずです。
さらに食事の時間や睡眠時間を計算すると、余裕のある時間は4時間程度しかありません。
この中で勉強に割り当てられるとしたら、2時間から3時間というところになるでしょう。
これを150時間で計算したとしても、1か月半から2か月半は余裕でかかるのです。

仮に習得に時間がかかる人として、もう少し余裕を見て考えれば、半年程度は必要となる時間です。
確実に合格を目指そうと考えた場合、この程度の期間はかかると考えなければいけません。

だらだらと長くなってしまうのもデメリットです。
FP2級の試験は1年間に3回行われています。
4か月スパンで試験が行われているため、この期間を一つの目安として勉強時間にあてるのも方法です。

4か月ですから、日数にして120あります。
1日無理をせず時間の勉強時間を2時間設定するとして、休みの日にはもう少し積み重ねていけば、200時間以上は確保できるのです。
FP2級に合格に必要とされる150時間以上は確保できるので、現実的に合格を目指せる時間と言えるでしょう。

ただし、これも余裕があるわけではありません。
ぎゅうぎゅうに詰め込まれた時間というわけではないですが、勉強時間がスムーズに進むように効率化していく必要があります。
勉強が効率化できれば、時間を節約できるだけではなく、知識もしっかりと身に付けられるからです。
他にも隙間時間をうまく活用するなど、少しでも多くの勉強ができるような努力をしなければ、FP2級の合格は見えてはきません。

FP2級の勉強時間を効率化させるなら

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FP2級の勉強時間を出来る限り効率化していくことは、合格を目指していく上で重要なポイントです。
時間をかけずに勉強するという意味もありますが、何よりもを知識として身につける効率をあげると考えなければいけません。

知識を身につけやすくするためには、色々な方法が考えられてきました。
インプットとアウトプットに分けて、時間を上手く使うのも方法です。
仕事をしていると、朝アウトプットするのはかなり難しくなります。
朝一番から試験問題を解いてみて、その答えを合わせたりするのは、決して効率的な方法とは言えません。
そこで、通勤などをうまく利用し、インプットしていくのが定番です。

FP2級の知識のインプットは色々とありますが、スマホのアプリなどを使って手軽に知識を入れていくというのが、現代的な方法と言えます。
電車で通勤している人などであれば、かなり効率的にFP2級の勉強ができるようになります。

車の人であれば、音声のみのFP2級講座を利用するのも方法です。
音声のみですので、画面を見たりする必要はありません。
ひたすらと声が流れてくるだけのFP2級講座ではありますが、隙間時間の中で知識を入れていく作業としては、これでも十分です。

夜になったら、過去問を解いて自分の知識が身に付いているかどうかを確認していきます。
過去問を解きながら、自分の記憶を確かめられるのがメリットです。

過去問にはFP2級の試験の頻出問題が隠れています。
何度も解いているうちに、どこかで見かけたことがある問題に当たるはずです。
これらの問題は、頻出問題としてFP2級の試験に何度も登場するような問題となっています。
この頻出問題を捕まえられるかどうかが大事なポイントで、理解できていると点数の大事な源泉となってくれるのです。

何度も繰り返し出ているわけですから、答えの導き方をも身につけるのは難しくありません。
ある程度の予想がついてくるのですから、確実に押さえることで、合格への道が近づいてくるのです。
これだけでも勉強はFP2級の合格に向けて、相当効率化できています。

過去問を解いたら、必ず解説を読み自分が理解できているかどうかの確認をします。
理解できていない部分はテキストなどを使って、夜のうちにインプットをしましょう。
こうした記憶が、寝ている間に脳に定着します。
一番記憶に残りやすい時間と言えますので、過去問としてアウトプットしたら、必ず確認作業が必要になるのです。
この工程を忘れないようにして行けば、朝通勤の時のインプットの時間も、どこかで見たことがあると効率化できるようになるでしょう。
記憶の仕組みをうまく使っていけば、FP2級の試験範囲を身につける時間も短くできるのです。

FP2級を勉強時間1か月で合格させる

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FP2級の勉強時間の考え方は色々とありますが、1か月で合格する方法もあります。
ただし、相当効率化しなければいけない時間しかなく、モチベーションが下がっている暇もありません。

1か月で合格するための大事なポイントは、FP2級試験であるという点です。
資格試験なのであって、合格すれば資格がもらえます。
合格すればという点が重要で、満点を取ったとしても、合格点スレスレだったとしても、FP2級を取得できたという事実に変わりがありません。
どちらも同じなので、1ヶ月でできることを徹底的に行って、合格点を目指すという姿勢になります。

1か月ですので厚いテキストを使っている暇はありません。
できるだけ薄いものを用意して、知識を必要最低限に抑えます。
FP2級の学科試験はマークシートですので、知識を深めようとは考えずに徹底して暗記します。
1か月後に忘れないように、徹底する必要があるのです。
特に保険業務などについていない人は、言葉を理解するのも難しくなるため、暗記して乗り越えてしまうのが近道と言えます。

問題集や過去問を解いた時に、分かった問題は理解してると判断し、その後二度とやりません。
わからなかった問題は、どこがわからなかったのかを整理し、繰り返しやっていきます。
知識の習得を3段階に分け、完全に分かったものは勉強のスケジュールから外し、なんとなくわかったものとわからなかったものを徹底して取り組んでいくのが大切です。
テキストもこの判断で、分かったものはやらずに飛ばします。

実技試験は、マークシートではないため、対応能力が求められます。
そのため、わからない段階からでも、問題集を使って徹底的に解き方を身につけるのが有効です。
最初は答えられないかもしれませんが、何度も繰り返しているうちに、だんだんとやり方が見えてきます。
毎回解説を読めば、繰り返してるうちに意味が理解できるようになるでしょう。
1か月しか時間がないのですから、ここも徹底して繰り返していくのが近道です。

FP2級の範囲は、実は驚くほど広いものを持っています。
この全てに対応するのは1か月では絶対に不可能ですので、本試験問題になれるように徹底的に問題に取り込むというのがポイントになるでしょう。

まとめ

FP2級の勉強時間をを1か月で詰め込むのは極端な話としても、効率的な勉強方法を追求していくのが大切です。
試験ごとに4か月開くということに注目し、うまく勉強時間を組み入れていけば、FP2級は合格できない難易度ではありません。
しっかりと真面目に取り組むことによって、合格の道が見えてきますので、くじけたりせずにチャレンジしていきましょう。