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FP2級の受験資格は?受けやすい受験資格についても解説

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FP2級の受験を考えている人はいませんか?FP2級を受けるためには、受験資格を持っている必要があります。

 

この記事では、そんなFP2級を受験するのに必要な資格や、その資格を持つために必要なことについてご紹介します。

 

ぜひチェックしてみてください。

FP2級の受験資格は?FP協会ときんざいで違う?申し込む前にしっかり確認しよう

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まずはFP2級の受験資格にはどういうものがあるのかについて、解説します。

 

日本FP協会と、金財では受験資格が違うのか、受験する前にしっかり確認しましょう。

 受験資格① FP3級の合格者

 

まずは「FP3級の合格者」です。FP3級に合格していれば、FP2級を受験することができます。

 

資格試験はすべてそうですが、段階的に等級が設けられています。FPの場合は、FP3級、FP2級、そしてFP1級という具合です。

 

1つ前の等級試験に合格していれば、その階級における基礎部分は固まっているということなので、当たり前ですが、次のステップに進むことができます。

 

FP3級に受かってからFP2級を受験するというのは、比較的時間がある人におすすめです。

 

FP3級の試験勉強を行って、試験を受けて合格しなければいけないため、やはりある程度時間がかかってしまいます。

 

徐々に徐々に資格を取得していきたいという人は、FP3級を取得して、FP2級を受験するのが良いでしょう。

 受験資格② AFP認定研修の受講修了者

 

続いて、「AFP認定研修の受講修了者」もFP2級を受験することができます。

 

AFPというのは、日本FP協会が独自に認定する資格で、FP2級と同レベルの資格です。

 

AFP認定研修というのは、ECCや大原、TACなど、資格取得を掲げている予備校などが行っている講座・通信講座です。

 

AFPが認定している研修(講座・通信講座)を受けて、修了すれば、FP2級の試験を受けることができます。

 

AFP認定研修を受けるには、ある程度の費用がかかるため、その部分は注意しなければいけません。

 

ですが、講座を受講すれば良いので、最短でFP2級の受験資格を持つことができる方法だと言えます。

 

最速でFP2級の受験資格を取りたい場合は、AFP認定の講座を受けるようにしましょう。

  AFP認定研修を受けるには?受験資格はある?

  

 

AFPの認定研修を受けるための特別な受験資格はありません。

 

日本FP協会は、「年齢制限はないが、AFP認定申請時に義務教育を修了、または同等以上の学力があるとみなされる必要がある」としています。

 

基本的には誰でも受講することができ、きちんと受講すれば、FP2級の資格を有することができるということです。

 

ぜひ受けてみたい講座があれば、申し込んで、受講してみてください。

  AFP認定研修とFP2級対策を兼ねる講座はある?

  

AFP認定研修とFP2級の試験対策を兼ねる講座はあります。

 

そもそも、AFP認定研修が終わったあとは、FP2級の試験を受験する場合が多く、FP2級に合格できるだけの内容となっています。

 

例えば、フォーサイトが行っている講座では、2級FP技能士+AFP合格コースというのがあり、FP2級はもちろん、AFPにも合格できるコースとなっています。

 

AFP認定研修の内容は、FP2級の講座とほとんど変わらないと考えて良いので、他の講座であっても、心配しなくて良いでしょう。

 

ただ、講座は非常に多くあり、質問し放題のところもあれば、質問は一切できないという講座もあるので、しっかり確認した上で、受講するようにしましょう。

 

  フォーサイト

  

フォーサイトでは、基本課程の通信講座を56,980円〜提供しています。

 

FP2級の試験対策にも対応しているので、AFPとFP2級の受験資格を取りたい人にはおすすめです。

 

テキストが充実しており、経験豊富なプロによる講義動画も揃っているので、合格するのに十分な学習を行うことができます。

 

フォーサイトが提供する学習プランで、一発合格できたという人も多いので、ぜひ検討してみてください。

  ユーキャン

  

ユーキャンでは、基本課程の通信講座を64,000円〜提供しています。

 

ユーキャンは、知名度が非常に高く、すでに利用したことがあるという人も多いのではないかと思います。

 

ユーキャンの最大の特徴は、95%が初学者であるということです。そのため、全くFPに関する知識がない人でも、合格できるところまでレベルアップすることができます。

 

親切丁寧な添削を受けることもできますし、質問も気軽に行うことができます。

 

ユーキャンでも多くの合格者を輩出しています。ぜひこちらも検討してみてください。

  ECC

  

ECCでは、基本課程の通信講座を59,800円〜提供しています。

 

ECCは、テキストなどが充実しているのはもちろんですが、受講する方法も充実しています。

 

いつでもどこでも受講できるように、スマホやタブレットでの学習にも対応しています。

 

進捗状況に基づいて、学習プランを考えてくれるので、自分のペースで確実に合格を目指すことができます。

 

ECCからもたくさんの合格者が出ているので、ぜひこちらも検討してみてください。

 受験資格③ FP実務経験2年以上

続いて、「FPの実務経験が2年以上」ある人も、FP2級を受験することができます。

 

FPの実務経験がある人というのは、証券会社や銀行、不動産会社に勤務している人のことです。

 

会社の経理担当や、銀行員は、勤続年数が2年以上でFP2級を受験することができます。

 

ですので、FP実務経験2年以上という受験資格で受験する人は、キャリアアップや、昇給のために受験するという場合が多いです。

 

金融関係の会社に勤めている人は、FP2級を受験する資格を持っている可能性が高いので、ぜひ受けてみてください。

 

FP2級の受験資格「実務経験」は嘘でも通ってしまう!?自己申告制に潜む罠

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FP2級の受験資格にある「実務経験」ですが、この受験資格があるかどうかの確認は、そこまで細かく行われません。

 

日本FP協会は、「証券会社や銀行などに勤めている方」「会計事務所の職員」などと定めていますが、実際、受験申請をするときに確認するのは「何年行っていたか」ということだけです。

 

どこの会社に、何年勤務していて、どんな業務を行っているといった、細かなことは聞かれないため、FPに関係する仕事は行っていないが、経理は行っていたなどという人が受験できるケースがあるのです。

 

中には、ブログなどを運営しており、FPのようなことをやっているというだけで受験できるケースもあり、非常にアバウトなのが現状です。

 

実務経験年数しか聞かれないからと、中には嘘の年数(働いたことはないが、記入してしまう)を書く人がいるようですが、特に何も言われないそうです。

 

ですが、もちろんそれは良くないため、何かしら、実務経験として提示できるものを用意してからにしましょう。

 

FP2級の受験資格の中で最も取得しやすい受験資格は?

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FP2級を受験するためには、大きく

  • FP3級の合格者
  • AFP認定研修の受講修了者
  • FP実務経験2年以上

のどれかをクリアしている必要がありますが、どれが最も取得しやすいのでしょうか。

 

やはり2つ目の「AFP認定研修の受講修了者」でしょう。

 

確かに、多少の費用はかかるものの、人によっては数ヶ月で修了する場合もあります。

 

修了すれば、受験資格を有することはできるので、最も最短だと言えるでしょう。

 

FP3級に合格するためには、FP3級の試験範囲を勉強し、対策をして、試験に合格する必要があります。

 

同じく費用がかかるため、どうせなら、払ってすぐに受験できる2つ目の受験資格のほうが良いでしょう。

 

3つ目の実務経験ですが、FPの資格を取ろうと考えている人の多くは、FPの資格を取って、実務経験をつもうとしている人だと思います。

 

それなのに、資格取得のために実務経験をつもうというのは、本末転倒だとも言えます。

 

もちろん、現在実務経験に当たる会社に勤めており、業務を行っている場合は、それを受験資格とすることを考えても良いですが、基本的にはそうでない人が多いと思います。

 

定評のある通信講座を受講し、最短で受験資格を持てるようにしてみてください。

 

 FP2級を最短で取得する効率的なやり方・勉強法は?

 

FP2級の受験資格を取ったあとは、FP2級の試験に合格する必要があります。

 

まず、FP2級の受験資格がある人と、ない人で勉強法が違います。

 

受験資格がある人で、FP3級を受けて合格した人は、同じようにFP2級向けに勉強すれば良いでしょう。

 

FP3級を受けていないで、実務経験でFP2級の受験資格を持った人は、テキスト・過去問を使って独学で勉強するか、通信講座を活用するかのどちらかになります。

 

働きながらの勉強になるため、おすすめなのは通信講座です。自分に合った学習プランを考えてくれますし、質問をすることができるため、短い時間の中で、最大効率のアウトプットを出すことができます。

 

そして、まだFP2級の受験資格を持っていない人は、AFP認定研修を受けながら、FP2級の試験対策を行うのが良いでしょう。

 

AFP認定研修を受け終わったあとは、FP2級の試験を受けて、合格する必要があるため、受講しながら、過去問をチェックしておくのが良いでしょう。

 

将来こういった問題を解く必要があるのだと認識するだけでも、受講するときの意識が変わります。

 

知識の補充は研修で行い、試験に向けた対策は、過去問やテキストで自分なりに行っていくというスタイルが、最も効率的でしょう。

 

FP2級の受験資格をしっかり確認してから受験しよう

 

ここまで、FP2級の受験資格について詳しく解説してきました。FP2級の受験資格には、比較的簡単に取れるものもあれば、なかなか取りにくいものもありました。

 

最短でFP2級の受験資格を取りたいのであれば、TACやフォーサイトなどが行っている、AFP認定講座を受けることです。

 

多少の費用はかかるとは言え、受講修了すれば、受験資格を得ることができます。

 

人によっては、数ヶ月で修了することもあるようなので、最短で受験資格が取れると言えるでしょう。

 

ぜひFP2級の受験資格を持ち、FP2級の試験合格を獲得してください。

 

FP2級の資格を受験しようとしている人にとって、役立つ記事となれば幸いです。