FP3級を受験しようと考えている方に朗報です。実はFP3級って独学でも合格できる試験ですよ。そう聞いても独学は難しそうとか、1人だとだらけてしまいそうなど不安が多くて本当に勉強できるか不安になってしまいますよね。
独学は並大抵の努力でないとむりとか、独学は難しくて、自分には無理とか考えられています。はじめから合格できるから独学できるのであって、誰でもできるわけではないという考えが多いです。独学できる人は、天才的な人ばかりとも言われます。
頭がいい人にだけできることで、平凡な人間にはできないのでしょうか。独学は方法によっては簡単に行うことが出来ますよ。できない人は、やり方を知らないだけです。やり方を理解すればできるようになります。
テキスト選びも不安でどれを選んでいいのか分からないこともよくあることです。そんな人でもこの記事を読めば大丈夫ですよ。この記事では、FP3級は独学でも合格できる勉強方法についてやテキスト選びについて説明していきます。気になる方はぜひ読んでみてくだい。
FP3級は独学でも合格できる?
FP3級は独学でも受かる資格となっています。FP(ファイナンシャルプランナー)と言うと、年金や保険などに関係している難しい専門知識を扱う資格という印象ですよね。敷居が高いように見えますが、FP3級は難易度低くて受かりやすい資格といえます。
独学は並大抵の努力でないとむりと考えた方もいるでしょう。例えば、独学は難しくて、自分には無理だとか、はじめから合格できるから独学できるというイメージがあります。誰でもできるわけではないし、独学できる人は天才的頭がいい人にだけできることだということも言われますよ。
平凡な人間には 出来ないと考えられがちですが、独学は方法によっては簡単にできます。
できない人はやり方を知らないだけで、やり方を理解すればできるでしょう。
どれくらい簡単な試験なのか見ていきましょうね。FP3級の試験が簡単だということは、FP3級の合格率からも理解できるようになっています。見てみると一目瞭然で不安が和らぎますよ。FP3級の合格率は、詳しくは以下の通りです。
学科試験・実技試験同時受験者の試験結果
年度 合格率
2018年5月 79.11%
2018年1月 79.75%
2017年9月 74.35%
(日本FP協会受験者)
合格率の高い国家資格であることが理解できたでしょう。受験者の8割が合格しています。勉強をして試験対策をすれば、受かる可能性が非常に高い資格です。資格試験、それも国家試験の勉強をするとなると通信教育を利用して勉強したりなどの印象が強いですが、FP3級は違います。
FP3級は比較的合格しやすい資格です。しかし、金融に関する専門知識を扱う資格のため、スクールや通信教育を使わずに勉強するのは不安という方も多いでしょう。試験に出題されるような問題は初歩的なものなので、安心してください。
書店でテキストや問題集を買って勉強すれば、合格は可能です。FP2級以上になるとスクールもしくは通信教育で勉強するのがおすすめとなります。なぜなら、3級から2級に上がると、難易度が高くなるからです。FP2級は実務レベルの資格なので難しいですよ。
独学でも合格できるFP3級とは?
FP3級はどんな試験なのかについて見ていきましょう。FPは、一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)とNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)という2つの指定試験機関によって試験を行っています。
ファイナンシャルプランナーは、お金の専門家です。ファイナンシャルプランナー(FP)になるには、必ずしも資格を持っていなくもいいですよ。しかし、金融まわりの専門的な知識が求められるので、ファイナンシャルプランナーの資格を取得してから活動することが基本となります。
専門的知識はあなたを助けてくれるますよ。FP3級は初心者向けの資格です。誰でもチャレンジできる資格でもあります。受験資格も簡単なものばかりで、最初にチャレンジするのに最適です。焦らずここから始めていきましょう。
FP3級の試験は学科試験と実技試験という構成です。学科試験はいわゆる「知識」を問う試験で、実技試験は「実践」を問う内容となっています。この構成は、FP3級~1級まで同じできんざいと日本FP協会では、学科試験だけ共通です。
実技試験は、それぞれで違う試験ですが、学科試験と実技試験は同じ日に実施されます。両方を同日に受験したり、学科試験と実技試験どちらかのみを受験可能です。次にきんざいと日本FP協会のどちらを選ぶかについて見ていきましょう。
FPの指定試験機関は、一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)と、NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)の2つです。同じ内容の試験で問題用紙も同じ、配点も合格基準も試験時間も同じですよ。
実技試験は、それぞれの指定試験機関で別々の内容となっています。同じところが多かった中で実技だけ違うと混乱してしまいそうですね。勉強に役立つのでぜひ覚えておきましょう。FP3級実技試験の違いは、以下の通りです。
指定試験機関 きんざい
試験時間60分
問題数5題程度
記述方式 筆記(三答択一)
満点50点
合格ライン30点
指定試験機関 日本FP協会
試験時間60分
問題数20問程度
記述方式 マークシート(三答択一)
満点100点
合格ライン60点
試験時間以外は全て違うのが理解できますね。合格基準はいずれも60%以上で、どちらの試験を受けても難易度と資格のレベルともに同じです。ただ、試験の内容や受験スタイルがかなり違ってくるので注意が必要ですよ。
FP3級は独学でも合格できる1.勉強法とは?
FP3級の勉強方法について見ていきましょう。FP3級の難易度はあまり高くないことが特徴です。そのため、基礎をしっかり頭に入れることが勉強をする上での狙いとなります。テキストを一通り読み、問題集を全部解くだけでもいいですよ。
基礎ができたら、次は過去問に取り組みましょう。過去問は過去に試験で出題された問題で重要なポイントのため、今後の試験でも出る可能性が高いです。次にFP3級の過去問の使い方について説明していきます。
過去問を使った勉強は、FP技能士すべての試験で重要です。FP3級は、過去問を何回か解くだけでも、合格率は高まります。過去問は公式ホームページから無料で利用できるので、過去問を活用した勉強方法をやってみるのもおすすめです。
詳しい過去問の勉強方法について説明していきます。テキストと問題集を一通り読み、解いてみましょう。最新の過去問を解いてみるのがコツです。間違えたところをテキストで確認します。問題集で解いて復習してからその次の過去問を解いてみるといいですよ。
間違えたところを復習して、過去問を3回分ほど実施します。こうすることで基礎となる知識の暗記や実際の試験で点が取れるアウトプット可能です。勉強法は学科試験対策と実技試験対策を兼ねています。なので、学科と実技は同時受験がおすすめです。
FP3級は独学での合格が可能な資格で、勉強時間を少なくすることが可能ですよ。学科試験と実技試験の両方を一度に受験することが最適になっています。また、FP3級の試験にはタックス(税制)プランニングが含まれていますよ。
タックス(税制)という分野は毎年変わるもので学科と実技で年度が違う場合、税制が変更されます。答え自体が変わってしまう恐れがあるので、学科と実技両方を同時に受験することをおすすめしています。
FP3級は独学でも合格できる2.テキスト選びとは?
独学でFP3級の勉強をする場合、テキスト選びが重要です。独学とは自分独りで学ぶことなので、あなたの力だけで勉強を進めていけるようなテキストが必要になります。書店に行けば、数多くのFP3級対策テキストが販売されているので目移りしてしまいますよ。
薄いテキストか、分厚いテキストかどちらがいいのでしょうか。勉強を始めるにあたっては、分厚いテキストだと試験範囲が網羅されているように感じます。しかし、分厚いテキストを選んでしまうと失敗することがあります。
FP3級の試験範囲は膨大で、テストでこの膨大な範囲すべてが出るわけではないです。それにFP3級の合格ラインは60%なので、範囲のすべてを覚えなくても合格可能ですよ。一方、薄いテキストは中身が60%の合格ラインに届くための内容が凝縮されているのでおすすめです。
試験合格に必要な分だけの勉強を効率良く行うことが必要ですよ。そのため、理解を深めるためにイラストは重要となっています。イラスト付きで見やすいテキストと字がきっちり詰まっている難しそうなテキストの2種類ある場合、おすすめはイラスト付きです。
なぜなら、独学は読む負担を少しでも減らさないといけないからですよ。難しい項目を扱う資格であるため、そのままテキストにすると難しい内容となっています。あまり難しいと読んでいくことが苦痛になって、勉強したくなくなります。
テキストにイラストが挿入されていると、読むことへの苦痛を軽減されますよ。イラストは経験記憶を活性化してくれてイラストは「経験記憶」を活性化し、長期記憶を促してくれます。つまり、頭の中に勉強内容を定着しやすくしてくれますよ。
FP3級は独学でも十分合格を目指せる
この記事では、FP3級は独学でも合格できることや勉強方法について、テキスト選びについて説明してきました。FP3級は独学でも合格できるということを理解してくれたら幸いです。独学は難しそうとか、1人だとだらけてしまいそうだとか不安が少しは軽くなったでしょう。
本当に勉強できるか不安だったり、テキスト選びも不安でどれを選んでいいのか分からない方でもこの記事を読めば大丈夫なように説明してきました。お役に立てたら嬉しいです。あなたがFP3級に合格することを遠くから祈っています。