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FP2級は、就職に役立つ?他の資格との比較などについても解説

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FP2級の取得を考えている人で、就職活動に役立つのか、気になっている人はいませんか?FP2級を取得することで、就職先が大きく開けるのであれば、取得意欲も湧きますよね。

 

この記事では、そんなFP2級が就職活動で役立つのか、他の資格と比べてどうなのかなどについて詳しく解説しています。

 

ぜひチェックしてみてください。

FP2級は就職活動に有利?簿記や宅建と比べてどう?

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FP2級は、資格を持っているのと、持っていないのとでは、持っていたほうが有利に働きますが、必ずしも確実に就職できるというわけではありません。

 

FPに関わる仕事内容が多い業界や会社への就職には役立つ場合がありますが、さらに専門的な簿記や宅建といった資格のほうが、役立つ可能性が高いです。

 

例えば、FPとはあまり関係のないところに就職しようとしているのに、FP2級を取得するというのは、少しずれていると言えます。

 

FP2級が最も活用できるのは、「FP2級を取得してこんな仕事をしたい」など、就職先で活かせる仕事があり、望んで積極的に取得した場合です。

 

闇雲に資格を取れば良いというわけではないので、取得して、どうしたいのかをしっかり考えるようにしましょう。

 FP1級やFP3級はどう?

 

FP資格には、FP3級・FP2級・FP1級がありますが、FP2級・FP1級は、仕事で活用することができます。

 

FPの資格は、就職というよりも、転職やキャリアアップに活用することが多く、FP2級やFP1級を取得して、業務の幅を広げるといった場合が多いです。

 

FP3級に関しては、資格を活かして業務の幅を広げる、転職するといったことは難しく、FP2級・FP1級を取得する必要があります。

 

もし、FPの資格を取るのであれば、FP2級を取得できるように、勉強しましょう。

 就職活動にはFP2級とAFPの資格も取得すべき

 

FP2級は、就職ではなく、転職やキャリアアップに有効だということはお伝えしました。

 

FPの資格を就職活動の場面で最大限有利に働かせるためには、FP2級と合わせて、AFPという資格も取ることをおすすめします。

 

AFPというのは、日本FP協会が独自に認定している資格で、国家資格ではなく、民間資格となっています。

 

2年という期限が付いており、FP2級以上に評価されている資格だと言われています。

 

FP2級に合格していれば、研修を受けて、手続きすればAFPの資格は取得できるので、非常におすすめです。

 

FP2級と、AFPの両方を取得していれば、就活でも、よりアピールすることができるでしょう。

 

FP2級取得者の主な就職先

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では、FP2級の取得者の就職先は、どういったところが多いのでしょうか。

 

FP取得者の多くが就職している業種や会社について解説します。

 保険会社

 

まずは、保険会社に就職するケースがあります。

 

保険に関する提案・相談は、FP業務の1つなので、FP資格を取得して、そのまま就職することもあるようです。

 

また、保険会社に勤めている人の名刺には、必ずと言って良いほど、FPの資格が載っています。

 

FP資格を取得して、保険会社に勤めるのは、もはや定番だとも言えるでしょう。

 金融業界

 

続いて、FP2級の資格取得者が働く業界として、代表的なのが「金融業界」です。

 

銀行や証券会社など、FPの知識が活きるところが多いのが特徴的です。

 

また、銀行や証券会社などにすでに勤めていて、キャリアアップのためにFP2級を取得しようと考える人も多いようです。

 

すでに働いている人は、勤続年数が2年以上であれば、FP2級を受験する資格が持てるので、ぜひ取得を考えてみてください。

 不動産業界

 

最後に、FP2級取得者で多い就職先は、不動産業界です。不動産会社でも、お金を扱う業務は非常に多いため、FPが多く在籍しています。

 

ですが、不動産業界へ就職する場合は、FPの資格だけでなく、宅建やマンション管理士などの資格も合わせて取得すると、より高い確率で就職することができます。

 

不動産業界に就職する場合は、FP資格と合わせて、宅建・マンション管理士の資格も合わせて取得してみてください。

 

FP2級は入社後や転職にも使える?主婦の就職にも役立つ?

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FP2級は、持っていないよりは、持っていたほうが就職に有利なことは分かりましたが、そこまで大きく影響しないことも分かりました。

 

では、就職ではなく、入社後や転職・キャリアアップには使えるのでしょうか?

 

FP2級取得による効果や、主婦にもおすすめの資格なのかどうかについて、解説していきます。

 業務の幅が広がる

 

FP2級を入社後に取得すると、業務の幅を広げることができます。FP3級では、そこまで大きく影響することはありませんが、FP2級以上では、仕事に活かすことができます。

 

FP2級を取得したということは、FPに関する知識が増え、仕事に活かせるという証明をしたことになります。

 

故に、業界の幅こそあれ、社内でFPに関する仕事を請け負うことができるのです。

 

今まで行っていた業務に加えて、FPに関する仕事も行えるとなると、必然的に給料アップにも繋がりますし、やりがいも感じることができるでしょう。

 

FPに限らず、資格を取得する(専門的な知識をつける)ということは、自分の市場価値を上げることにもつながるため、会社での存在価値を高めることができます。

 FPの需要は高いため、転職にも使える

 

FPに関する業務は、お金に関することなので、需要が非常に高いです。自分の市場価値を上げることができるため、転職をする際にも役立てることができます。

 

例えば、FP資格取得者が就職する金融業界や不動産業界に入れなかったとしても、入社後にFP資格を取得し、実務経験を積めれば、そういった業界に転職することも可能です。

 

また、FP1級まで取得できるように勉強したり、FP資格以外に、公認会計士や税理士などの資格も取ると、さらに市場価値が上がります。

 

市場価値が上がれば、転職は非常にしやすくなりますし、給料だって上げることができるでしょう。

 

ぜひ、FP2級の資格と合わせて、さまざまな資格を取得してみてください。

 主婦の就職・再就職、在宅ワークにも活用できる

 

FPの資格は、誰でも取得することができます。

 

FP2級から仕事で活かせるようになりますが、3級を取得すれば、2級の試験を受けることはできますし、特定の講座を受講しても、受けることができます。

 

ですので、主婦の方の就職・再就職や、在宅ワークにも活用することができます。

 

家計簿などをつけている主婦の方は多いかと思いますが、思い切ってFP資格を取得するのは非常におすすめです。

 

FP資格を持っていることで、就職・再就職もしやすくなるでしょうし、在宅ワークも引き受けやすくなります。

 

主婦の方は、お子さんのこともあり、きっちり固定時間で働けないという方も多いです。そんな方におすすめなのが、在宅ワークですが、FPの資格を持っているだけで、引き受けられる仕事が増えるのも特徴的です。

 

FP1級まで取得した場合、時給1,500円以上で「お金に関する相談」という仕事を引き受けることができますし、FP資格を持っている人限定の、高単価なライティングのお仕事もあります。

 

FPという資格を持っているだけで、引き受けられる仕事も多くあるので、主婦の方は特に、FP2級・1級を取得してみてください。

 FPとして独立することもできる

 

FP1級まで取得したり、税理士などの取得も合わせて取得した場合、FPとして独立することもできます。

 

FP(ファイナンシャル・プランナー)というのは、お金に関する相談をしたり、計画を立てたりする人のことです。

 

FPに関する知識を深め、実務経験も十分に積んだら、独立して、独自にコンサルティングを行うことができます。

 

何も、対面で行う必要はなく、ネット上で相談に乗ったり、動画配信をするなど、方法も多様化しています。

 

FPとして独立する場合は、複数の資格を取得して、他のFPと差別化するのが良いでしょう。

 

「この人はFPだけでなく、税に関する相談もできる」となると、非常に価値の高い人材になることができます。

 

ぜひ、独立を考えている場合は、FP1級はもちろん、他の資格も取得することを考えてみてください。

 

FP2級を就職に活かしたい!最短で取得するには?

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ここまで読んだ方の中には、FP2級の資格を取得して、早く就職や仕事に活かしたいと考えている人も多いでしょう。

 

ここでは、FP2級を最短で取得する方法についてご紹介します。もちろん、ここで紹介するのは、あくまで一例なので、良いと思ったら、自分の勉強スケジュール等に組み込んでみてください。

 独学での資格取得に必要な勉強時間から逆算してスケジュールを立てる

 

まず、FP2級を独学で取得する場合、300時間以上の勉強時間が必要だと言われています。

 

そもそも、どのようにしてFP2級を受験するかにもよりますが、FP3級を取得して、徐々に取得していく場合でも、そのくらい必要だと言われています。

 

AFP認定講座というものを受講しても、やはりそのくらいはかかるでしょう。

 

まずは、300〜400時間という勉強時間を、どのように組み入れていくか、勉強スケジュールを立てましょう。

 

この、逆算して考えていくというのは、試験を最短で突破するための鍵となります。

 

試験日まで何日あり、300時間以上勉強するためには、どのように過ごせば良いのか、ぜひ考えてみてください。

 通信講座を活用する

 

勉強スケジュールを大まかにでも立てることができたら、FP2級試験用の通信講座を受講するのがおすすめです。

 

FP2級の受験資格を得るためには、「FP3級に合格する」「AFP認定講座を受講する」などがありますが、AFP認定講座を受講しながら、FP2級の試験対策まで行える講座も存在します。

 

つまり、最初から通信講座を活用することを考えてスケジュールを立てた場合、FP3級を取得することなく、2級を取得することができるというわけです。

 

また、FP2級の受験を考えている人の中には、平日は仕事が忙しくて、なかなか勉強時間が取れないという人も多いかと思います。

 

通信講座では、講座にもよりますが、その人にあった勉強プランを立ててくれたり、質問などのサポートが非常に充実しているところがあります。

 

資格勉強なんかしたことなくて不安という方も、安心して資格勉強することができるので、大変おすすめです。

 

ぜひ、定評のある、通信講座を活用して、最短で合格を勝ち取ってください。

 

FP2級を取得して就職活動に役立てよう

 

ここまで、FP2級の就職活動への影響や、最短で取得する方法などについて詳しく解説してきました。

 

FP2級や1級を取得して、終わりではありません。資格を取得することで、できなかった仕事ができるようになるため、資格はツールでしかないことに注意する必要があります。

 

ですが、資格を取得することで、市場価値を上げることができますし、行える業務の幅も広がるため、給与はもちろん、やりがいなども上げることができるでしょう。

 

ぜひ、FP2級を始めとした、さまざまな資格を取得し、充実したワークライフを送りましょう。