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FP2級の合格点って?FP2級に合格するために、さまざまな合格基準を知っておこう

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FP2級の試験を受ける人で、合格点について知りたい人はいませんか?合格点を知らないと、効率的な勉強スケジュールも立てられないため、勉強を始める前に知っておくべきです。

 

この記事では、そんなFP2級の合格点・合格基準について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

FP2級の合格点って何点?学科や実技、試験ごとの合格基準を配点と合わせて確認しよう

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まずはFP2級の合格点について知りましょう。FP試験には学科試験と実技試験があり、さらに2種類の試験があります。

 

それぞれ何点取ることができれば合格できるのか、まずは確認しましょう。

 FP2級の学科試験の合格点

 

まずはFP2級の学科試験の合格点について解説します。

 

FP2級の学科試験は、金財の場合、60点満点ですが、そのうちの6割である「36点」を取ることができれば、合格することができます。

 

日本FP協会の場合は、100点満点なので、その6割である「60点」を取ることができれば、合格することができます。

 

問題数など、受ける回によって変わる場合がありますが、基本的に全体の6割が取れていれば、合格できると考えて良いでしょう。

 

学科試験に関しては、基礎的で、考え方など暗記するものが多いですから、過去問や問題集を何度も何度も解いて、刷り込ませるようにしましょう。

 FP2級の実技試験の合格点

 

次に、FP2級の実技試験の合格点について解説します。

 

金財が実施する実技試験と、日本FP協会が実施する実技試験は、科目数が違うため、合格点・合格基準は異なります。

 

金財の場合、4科目に分かれており、その合格基準は6割となっています。満点は50点のため、「30点」取ることができれば、合格できます。

 

FP協会の場合は、満点が60点のため、「36点」取ることができれば、合格できます。

 

つまり、学科試験においても、実技試験においても、金財が実施する試験でも、FP協会が実施する試験であっても、「全体の60%正解する」ことができれば、基本的に合格することができます。

 

頻出問題の中で、どのようにしたら全体の6割、正解することができるのか考えながら勉強すると、より効率的に合格に近づくことができるでしょう。

FP2級の合格点と合わせて確認したい!合格率ってどのくらい?

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ここでは、FP2級の合格率について解説していきます。

 

2020年1月の試験データ 金財(きんざい) 日本FP協会
受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
学科試験 40,110 11,557 28.81% 23,968 10,032 41.86%
実技試験 32,494 12,495 38.45% 18,980 11,884 62.61%

 

これは、2020年の1月に行われた試験データですが、金財の試験に関しては、学科試験の合格率が約28%、実技試験では約38%と、FP協会の試験と比べて合格率が低いことが分かりました。

 

合格率推移
金財(きんざい) 日本FP協会
2019年9月 20.97% 43.40%
2019年5月 20.88% 40.68%
2019年1月 31.11% 40.39%

 

これは、2019年に行われたテストですが、2020年に行われた試験のデータと、そこまで大きく変わっていないことが分かります。

 

金財のほうが合格率が低く、日本FP試験のほうが合格率が高いと言えるでしょう。

FP2級の合格点に到達させるにはどうしたら良い?効果的な対策は?

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では、FP2級の合格点に到達するためには、どんな勉強をしたら良いのでしょうか。

 

ここでは、合格ラインの6割に到達するための最短ルートをご紹介します。

 

もちろん、ここで紹介するのは1つの勉強指針に過ぎないので、ご自身で模索しながら、見つけていくようにしましょう。

 FP2級の出題傾向や頻出問題を把握する

 

FP2級の合格点に到達させるためにはまず、過去問などを活用して、出題傾向や頻出問題を把握するのが大切です。

 

テストというのは「期日までに、規定の範囲の知識・理解レベルを持っていく」というものにほかなりません。

 

FP試験のマニアになりたいわけではないので、よく出ると言われる問題を確実に取るようにして、合格点を手堅く取っていくというのが最も効率的な勉強方法だと言えるでしょう。

 

また、下で紹介するテキストなどでは、どんな問題が出題されやすいか、どのように攻略していけば良いかについて、解説しているものもあるので、そういった参考書を参考にしながら、勉強方針を決めていくのも良いでしょう。

 

頻出問題については、お金の寺子屋などのWebサイトでも紹介されているので、そういったものも活用しながら、効率的に進めていきましょう。

 

ですが、頻出問題だけに絞って、そこだけを勉強するのはおすすめしません。いわゆる「ヤマを張る勉強」では、確実に合格することは難しいでしょう。

 

頻出問題は最優先で勉強すべき内容だと位置づけて、他の範囲に関しても、優先度をつけるだけにとどめておきましょう。

 

 必要に応じてテキスト・問題集を活用する

 

過去問などを通して、どういった範囲の、どういった問題が出やすいのかを把握することができたら、演習しながら穴を埋めても良いですし、最初に知識として入れてから演習するのでも良いです。

 

演習しながら穴を埋めていく、つまり、過去問を解くのを先に行って、そこから知識を習得していくやり方は、だんだんと知識が積み上がっていくことになるため、上級者向けの勉強法になります。

 

一方、テキストや問題集を活用しながら、最初にある程度の知識を定着させて、その後に実践として過去問を解いていくというのは、誰でも始めやすい勉強法なので、非常におすすめです。

 

どちらにしても、優先度をつけた範囲の中でも、特に苦手な分野をテキストや問題集等で補っていく必要があり、それが最も合格点に近づきやすい勉強法になります。

 

ぜひ自分なりの勉強法を確立させて、効率的に進めていくようにしましょう。

 

  おすすめの過去問・テキスト問題集

  

ここでは、おすすめの過去問・テキスト問題集をご紹介します。

 

いろいろなテキストが販売されていますが、定評のあるものを購入し、何度も何度も利用するのが最も効果的です。

 

ぜひ勉強をする際の、参考書として活用してみてください。

   金融財政事情研究会(きんざい)

   

まずは「金融財政事情研究会(きんざい)」が出している過去問・テキスト問題集です。

 

これはFP試験の勉強をするにあたって、誰しもが利用していると言っても過言ではない、王道のテキストです。

 

FP試験の公式団体が出版しているので、繰り返し解いて、完璧になれば、合格することは確実でしょう。

 

しかし、過去の問題から良問を選んでいるため、難易度は少々上がってしまいます。

 

初めてFP2級の試験に取り組むなんて場合には、まずは易しめのテキストから入るのが良いでしょう。

   FP技能検定試験研究会

   

続いては「FP技能検定試験研究会」から出版されている過去問・テキスト問題集です。

 

こちらから出ているものは、完全な「過去問題集」となっているため、試験前の最終追い込みなどに活用することができます。

 

過去5回分の問題が収録されているため、何周もすれば合格への最短ルートをたどることができるでしょう。

 

ぜひこちらも活用してみてください。

 

   「みんなが欲しかった!」シリーズ

   

最後に、「みんなが欲しかった!」シリーズです。

 

こちらも、FP試験の参考書としてはかなり王道で、このシリーズを利用して勉強したという人も多いでしょう。

 

みんなが欲しかったシリーズは、他の参考書と違い、教科書のように「学習のポイント」がまとめられています。

 

初めて学習する人だったり、理解が難しいと感じる場合は、みんなが欲しかったシリーズを活用して、効率的に勉強を進めていくのが良いでしょう。

 通信講座を活用するのもおすすめ

参考書などを買って、自分で勉強するのも良いですが、自分ひとりで進めていく自信がない人は、通信講座などを活用するのもおすすめです。

 

通信講座では、FP2級に合格するための勉強の仕方や、テキスト、分からない点の相談など、合格までのサポートを受けることができます。

 

また、予備校などと比べて、そこまで料金も高くないことから、独学ではなく、通信講座を選ぶという人も多いです。

 

ですが、通信講座と言っても、種類が多く、質の低いところを選んでしまうと、独学と変わらないことはもちろん、費用が割高になってしまうこともあります。

 

以下では、定評のある通信講座を紹介しているので、ぜひその中から選んでみてください。

 

おすすめの通信講座

ここでは、定評のある、おすすめの通信講座をご紹介します。

 

通信講座は、利用すれば絶対受かるというものではないので、自分でも勉強するという気概を持つ必要がありますが、非常に良質な情報・テキストが揃っているので、利用する価値はあると言えます。

 

ぜひ活用してみてください。

ユーキャン

ユーキャンは、さまざまな資格の取得に対応した通信講座で、名前だけは聞いたことがあるという人も多いでしょう。

FPの資格にも対応しており、月々4980円×13回の通信講座が用意されています。

 

利用している人の95%が初学者で、FPの試験勉強を行ったことがない人でも、気軽に始められる通信講座になっています。

 

2018年度では、1,000人以上の人が合格しており、講座の質の高さも伺うことができます。

 

ぜひ利用を検討してみてください。

スタディング

続いて紹介するのは「スタディング」という通信講座です。

 

スタディングの中に「スタディング FP講座」というものがあり、FP試験合格に特化した講座が用意されています。

 

スタディングの最大の特徴は、スキマ時間に学習を進めることができる環境が整っていることです。

 

PCはもちろん、スマホやタブレットなどでもすべてのサービスを受けることができるので、通勤・通学中にも学習を進めることができます。

 

さらに、講座は月々3,000円程度のものが多く、値段の安さも特徴の1つだと言えるでしょう。

 

無料講座もあるので、ぜひ試してみてください。

ECCビジネススクール

最後にご紹介するのは「ECCビジネススクール」という通信講座です。

 

ECCビジネススクールの最大の特徴は、講座内容が充実しているという点です。

 

ECCビジネススクールでは、講義動画の提供を主に行っており、世の中には10時間で見終わる講義動画が存在する中で、67時間という非常に充実した講義動画を提供しています。

 

この中には、FP3級の内容についても解説されており、基礎部分の抜け漏れの確認にも活用することができます。

 

講義動画を視聴するというスタイルが良いという人や、充実した講義内容が良いという場合は、ECCビジネススクールを、ぜひ利用してみてください。

 

FP2級の合格点に達するように勉強して、合格を勝ち取ろう

 

FP2級に合格するためには、まず合格点・合格基準を知って、それを突破するための綿密なスケジュールを練る必要があります。

 

具体的には、出題傾向・頻出分野を知り、その中でどうしたら合格点を取ることができるかと考えるということです。

 

試験によっても合格率は違いますし、どのような学習プランを考えていくかは、非常に大切です。

 

いろいろな人の意見や体験談を参考に、自分にあった、最適な勉強スケジュールを立ててみてください。