ファイナンシャルプランナー(FP)試験を合格するためにどう勉強すればいいのか分からないことが多いですよね。詳しい解説もないし勉強のやり方が分からないですし、まるで地図もなくさまよっているような気分になります。
この記事では、ファイナンシャルプランナー(FP)試験の過去問をどう勉強すればいいかについて詳しく解説していきます。気になる方はぜひ読んでみてください。
目次
FPの過去問を解説してくれるおすすめサイト1.FP2級
FP2級は、日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者、3級FP技能検定または厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者やFP業務に関して2年以上の実務経験を有する者が受験できる資格です。
つまり、認定された講座を修了すれば保有資格や実務経験にかかわらず、誰でも受検することができると言えます。専門的な知識が必要な資格としては、大変魅力的です。
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FP過去問の数が多いお金の寺子屋は、問題付きで解説されています。過去問トレーニングになる内容とボリュームでファイナンシャルプランナー(FP)を目指す方におすすめです。スマホでも解けるがパソコンが好ましく、無料であるのも人気の一つですよ。
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FPテストは、学科試験と実技試験を分けて受検することが可能です。なぜなら、ファイナンシャルプランナー資格の特徴のひとつが、学科試験と実技試験を同時でも別々でも受検できることにあるからです。合否判定も個別に行われ、一部合格はその試験実施日の翌々年度末まで有効ですよ。
学科試験、実技試験のどちらか一方に合格した場合、もう一方の試験だけに改めてチャレンジできるので、忙しい方でも計画的に合格を目指すことができます。
実技試験の記述式には、択一や語群選択、空欄記入の各形式があります。学科試験、実技試験とも正答率6割で合格できますよ。試験範囲は以下の通りです。
学科試験
- ライフプランニングと資金計画
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- リスク管理
- 不動産
- 相続・事業承継
実技試験
ファイナンシャル・プランニングの相談業務に必要な下記の項目について、各科目における図表等の読み取り、諸計算、提案書作成技術、係数表の利用、事例に沿った分析・提案などの技能を見ます。
- 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
- ファイナンシャル・プランニングのプロセス
- 顧客のファイナンス状況の分析と評価
- プランの検討・作成と提示
学科試験と実技試験は、電卓を持ち込むことが可能です。計算問題では電卓を使って解答することができるので、計算が苦手な方でも安心ですね。
受検の手続は試験日の約2ヵ月前から、郵送またはインターネットで出来ます。また合否は試験日から約1ヵ月半後に発表され、インターネットから照会することが可能です。
試験に関する詳細は、実施団体である一般社団法人 金融財政事情研究会か、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会のウェブサイトから確認可能ですよ。受検前には詳しい日程を確認しておきましょう。
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FP過去問を解説されている場合、金財とFP協会どちらがいい?
FP過去問を解説されている場合、金財とFP協会どちらがいいのかと疑問を感じる方が多いでしょう。この場合は目的に合った方または受ける学科にあったものを選ぶと間違いがないです。
また、FP協会と金財の違う点としては、合格証書のデザインや記載される発行者名が違うことが言えます。また、受験会場数がちがってFP協会は少なく、金財は多い傾向にありますよ。そのため、受験会場の近さがそれぞれ違います。
基本的にFP協会の方は受験会場が遠く、金財は近いです。普段と違う場所でも力を発揮できる方は、FP協会でもいいでしょう。そうでない方は金財を選んだ方が無難です。
また、FP協会と金財を比較すると金財の方が市販問題集と似たような問題が試験の最中で出題されることが多い傾向がありますよ。
FP協会側の実技試験では、新聞やチラシ、パンフレットなどから出てくる実務系の問題が多いです。基本的に実務経験豊富な方やお金の知識が多い方に有利な問題が多いですよ。しかし、試験対策テキストや問題集には載っていないことも多いです。
金財には、多くの受験者が悩んでしまうような難問が比較的多く出題されます。一方でFP協会の実技試験では、そのような難問を見かけることはほとんどありません。
ただ、難問であっても3択ですから、1/3の確率で正解できます。標準的な問題をしっかり得点できていれば、大きな影響はないでしょう。これまで数多くの試験を経験してこられた方にとっては、金財の方が解きやすいです。
なぜなら、きんざい(金財)の実技試験の方が市販問題集とほぼ同じ傾向で出題されるため、大学受験や他の資格試験勉強と同じやり方で対応できるからですよ。
なによりファイナンシャルプランナーは、現在から未来にかけての家計の収支を客観的な視点で評価し、適切なアドバイスをする職業です。
ファイナンシャルプランナーを名乗るには、国家検定であるFP技能士(1〜3級)資格、または、NPO法人「日本FP協会」が認定する民間資格である「CFP(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)資格」と「AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格」を取得する必要があります。
ファイナンシャルプランナー資格としてもっとも権威があるのが「CFP資格」で、世界24カ国で認められている世界水準の資格です。国際CFP組織である「FPSB」とのライセンス契約を結んだ日本FP協会が認定しており、2年ごとの資格更新が必要で所定の継続教育が義務付けられています。
「CFP資格」を得るためには「AFP資格」認定者であること、CFP資格審査試験に合格していること、CFPエントリー研修を終了していること、一定の実務経験があることを必要な要件としています。
また、「AFP資格」を取得するためには、AFP認定研修の受講が修了していること、2級FP技能検定に合格していることが認定のための要件となります。
受検資格としては、ADP認定研修の受講修了者、3級FP技能検定の合格者、もしくはファイナンシャルプランナーの実務経験が2年以上あることが必須となります。
難関である「CFP資格」を取得するためには、国家資格である「2級FP技能士」に合格し、「AFP資格」を取得する必要があるのです。
ファイナンシャルプランナーは、顧客の人生設計、いわゆる「ライフプランニング」を行う人生の随伴者という役割が求められます。そのため高度な専門知識と一定以上の業務従事経験が必要な資格です。
ちなみにファイナンシャルプランナー(FP)の資格と一口で言っても、資格には2つの種類があります。ひとつは国家資格である「FP技能士」、もうひとつは民間資格である「AFP,CFP」です。
「FP技能士」には3段階のレベルがあり、易しい順に3級、2級、1級に分かれています。FP技能士の資格試験は日本FP(ファイナンシャル・プランナーズ)協会と金融財政事情研究会(きんざい)の2団体が実施しています。
一度合格した資格に有効期限はなく、更新の必要はありません。「AFP、CFP」には2段階のレベルがあり、AFPの方が取得難易度は易しくなっています。
AFP、CFPの資格試験は日本FP協会が実施しています。難易度は、AFPが2級FP技能士と、CFPが1級FP技能士とほぼ同等の水準です。
FP技能士とは違い、AFP、CFPには資格の有効期限があります。資格の認定後に定められる継続教育期間中(おおよそ2年間)に、AFPは15単位以上、CFPは30単位以上を取得することで資格を更新できます。
どの資格を取得したいのかで、あなたの選択は大きく変わってきます。よく考えてファイナンシャルプランナー(FP)試験を選んでから、過去問を解きましょう。
FPの過去問解説を読んで知識を身に着けよう
目的に合ったFPの過去問解説は、ファイナンシャルプランナー(FP)になるにあたって必要不可欠なものです。なぜなら読むことで知識が身につき、知識を身に着けることが合格に繋がるからです。ファイナンシャルプランナー(FP)には、専門的なお金の知識が必要でないとあるのとでは信頼性が違います。
ファイナンシャルプランナー(FP)に必要なものは、顧客の信頼で手に入れるには並大抵ではない苦労が必要になってきます。通常ではどのように手に入れたらいいのか分からない物でもありますよ。知識を過去問から吸収することでそれらの並大抵ではない苦労が全てとは言いませんが、いくぶんか楽になる可能性が存在します。
何もしないのとFPの過去問解説を読んで知識を身に着けようと勉強するのでは、ファイナンシャルプランナー(FP)合格までの道のりが違います。まず、読むことから始めましょう。あなたがファイナンシャルプランナー(FP)に合格することを祈っています。