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社労士試験を独学で合格するためのポイント紹介!

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社労士試験は、難易度の高い法律系国家資格として知られており、独学ではかなり厳しい状況が待っています。
それでも、合格できないというわけではなく、どのように勉強していくのかによって、その後の結果が分かれるともいえるでしょう。
問題は、しっかりとポイントをおさえ、効率的な勉強ができるかどうかにかかっています。
これを間違わなければ、独学でも社労士試験を乗り切ることは十分に可能となるのです。

社労士試験は独学で合格できるのか

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結論から言えば、社労士試験に独学で合格している人はたくさん存在します。
実際に難しい問題であるのは間違いありませんが、不可能というレベルではないのです。
それも書学者であっても、合格する人が出てきます。
もちろん、大多数の人が合格できるわけではありません。
その中からわずかな人が社労士試験に合格するわけですが、問題はどのような方法をとって来たのか、そのポイントを知ることです。

社労士試験は、初学者の場合、800時間から1000時間もの勉強時間が必要といわれています。
これだけの時間をかけることを想像してみることからスタートしなければいけません。
1日3時間費やしても1年がかりの勉強時間が待っています。
この時間すべてを社労士試験に費やせるのであれば、独学でも合格はできるでしょう。
しかし、人間がこれだけの時間をすべて費やせるというわけではありません。
生活があるのですから、そう簡単にはいかないのです。

社労士試験ということでは、内容から考えても、多くの人が社会人です。
受験資格の部分でもかかわってきますが、社会保険などを含めた事務の経験者や大学を卒業した人など、ある程度の年齢を重ね経験を積まなければ受験できないシステムになります。
その中で、1日3時間の勉強時間を毎日使えるのかといえば、そこまでの人はそうそういる物ではありません。
それどころか、ごく少数に限られてしまいます。

重要なのは、いかに効率的に勉強を進めるかにかかっています。
それも独学で効率的な勉強をするとなれば、これは簡単なことではありません。
それどころか、よほど方法を考えなければ、独学の環境では非効率な状況しか生まれてこないのです。
だからこそ、テキストや問題集を吟味し、失敗しない選択をしなければ、社労士試験を独学で乗り切ることは不可能となるでしょう。

独学で社労士試験に合格するためのテキスト選び

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社労士試験に独学で挑むなら、最初のテキストを間違ってはいけません。
よくありがちなのは、分厚いテキストを手に取り、それだけを使って独学で進めていこうとするパターンです。
効率よくという部分を考えた場合、分厚いテキストを読むだけでも時間がかかります。
それどころか、最後のほうには最初の内容を忘れてしまうでしょう。
これでは、効率化などできるわけがありません。

独学の場合、様々なポイントを抑えるとしても、すべて自分でやらなければいけません。
そこで、テキストはできるだけ薄く、簡潔で分かりやすいものが向いています。
薄くても、一通り読み進めていけば、合格レベルの知識レベルに到達するからです。
問題は、この内容をどこまで覚えるのかであって、量の多い情報に触れることではありません。

薄いテキストであっても、確実に覚えこむことができれば、相当な点数が取れます。
そうでなければ、そもそもテキストとして役に立たないからです。
そのためには、図解やイラストなど、記憶に残りやすい仕組みをとっているテキストがいいでしょう。
書店で手に取ったときに、わかりやすいと感じないテキストは、独学には向かないのです。

次にそのテキストに対応した過去問題集を用意します。
テキストを読み続けたところで、社労士の本試験の様式には慣れていません。
どのような出題があるのか、テキストだけでは不十分だからです。
過去問も10年用意できれば、相当な知識が付きます。

社労士試験の場合、過去の問題から同じような問題が相当数出題される傾向があるのです。
頻出問題と呼ばれますが、これを知るためには、過去問を繰り返すのが一番手っ取り早い方法となります。
出題形式にも慣れることができますし、1日1回過去問を解いたとしても、1周するのに10日です。
この間に最初にやった問題は記憶から薄れていくでしょう。
その繰り返しをするだけでも、相当な知識がついていくのです。

1回テキストを読んだら、どんどん過去問を解きます。
そこで分からなかったことをテキストで調べ、書き込んでいくと、自分の苦手なところが見えてくるようになるのです。
これを繰り返すと、膨大なデータが出来上がります。
繰り返していると、苦手科目がさらにはっきりし、得意科目も見えてくるでしょう。
後は苦手科目を克服するために履修を繰り返せば、最後は合格するレベルに到達するのです。

社労士試験は、100点をとる必要などありません。
合格ラインを超えれば、100点の人間と何ら変わらない合格者となるのですから、ポイントを押さえて効率的な勉強をするのが一番なのです。

独学で社労士試験を乗り切るモチベーション維持

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社労士試験を独学で乗り切るためには、なによりもモチベーションの維持が大切になります。
モチベーションを高められると、問題もどんどんと解けますし、知識もつくようになるでしょう。
しかし、独学では、一度落ちてきたモチベーションを回復させるのは、容易なことではありません。
それどころか、数日かかっても回復できないスランプ状態に陥る可能性も出てきます。
これでは、いくら時間をかけて効率的な方法をとっても、合格は遥か彼方に離れていってしまうのです。

モチベーションを維持する方法はいくつかあります。
効率的な勉強を繰り返していき、時間の余裕を作り、社労士の勉強とは全く違う環境に行ってみるというのもいいでしょう。
社労士の試験勉強を独学で続けてばかりいれば、確実に嫌気がさしてネガティブなことばかり考えてしまうからです。
それなら、思い切った環境の変化も重要になります。

モチベーションをどのように維持してきたのか、同じように独学で社労士試験にチャレンジした人のブログを読んでみたりするのもいいでしょう。
同じような環境でモチベーションの変化に苦しんだ時もあるはずです。
その時にどのようにして乗り切ったのかを知ることで、自分でも変えていける部分が見つかるかもしれません。

独学だと費用をかけたくはないところですが、模試などをやっているところに申し込んでみるのも方法です。
実際の社労士試験環境と近い状態で受験できる模試は、自分の実力を試す絶好の機会です。
どの程度習得できているのか、模試という予想問題を相手にできる機会は見逃すべきではありません。

この時にいい点数が取れるとモチベーションが上がりますし、厳しいと思えば追い込んでもやらなければならないでしょう。
周りに同じように受験する人が集まっているのですから、その姿を見るのもモチベーションの変化に影響を与えてくれます。
この時に思い切ってどのような勉強をしているのか、聞いてみるというのも方法です。
自分とは違った環境の中で社労士試験にチャレンジしているのですから、独学として参考になることがいくらでも出てきます。
心理的にも刺激を与えてくれる存在になるため、大事なチャンスとなるでしょう。

社労士試験に独学で乗り切る過去問題集

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社労士試験を独学で乗り切るためには、本当にいいテキストにめぐり合うことが大切です。
特に資格学校大手のテキストは、編集もしっかりとでき上っているので、独学でも参考にできるものがそろっています。

みんなが欲しかった!社労士の教科書 小野寺雅也/瀧澤ななみ

非常にわかりやすく作られた社労士のテキストで、独学にぴったりの内容を持っています。
TACの出版しているテキストの中でも、滝澤ななみが関係しているものは、図解もわかりやすく初学者でもすんなりと入ることで知られているのです。
それだけではなく、合格水準の知識がしっかりと身につくので、独学でも効率的な勉強ができるようになります。
特にメリハリがしっかりとしている構成は、モチベーションの維持にも欠かせない内容です。

ただわかりやすく作られているだけではなく、膨大な範囲をカバーするために、1冊のテキストが労働関係科目と社会保険関係科目の2冊に別れるように作られています。
必要なほうだけ持ち歩いたりすれば、隙間時間でも勉強したりできるでしょう。
定着度合いを測るためのミニテストもついてくるので、独学でもこれだけで十分なテキストになってくれます。

ユーキャンの社労士 基礎完成レッスン ユーキャン

基礎的な部分に絞り込まれていますが、合格を目指すための知識としては十分なボリュームがあるテキストです。
通信教育として有名なユーキャンですので、抑えるところはしっかりと抑えてあるのも使い勝手に優れるポイントといえます。
定着度合いを図りながら学んでいけるシステムで、オールカラーのため読みやすい構成です。
覚えてくると物足りなさを感じてくるかもしれませんが、10年分の過去問なども用意しながら使っていけば、合格に必要なレベルの知識はしっかりと補完できます。

出る順社労士 必修基本書 LEC東京リーガルマインド

必要なところを絞り込み勉強をするという点では、法律系の資格に強い資格学校であるLEC東京リーガルマインドのテキストは強い味方です。
見ながら、読みながら理解していく方法をとり、スムーズに知識として定着を狙えます。
点数を取るという考えよりも、合格を目指すというところに特化しているのは、テキストを読んでもわかるはずです。
独学として効率化を追求したいのであれば、必要不可欠な一冊になるでしょう。

まとめ

社労士に合格するためには、テキストが重要ですし、自分のモチベーションも高めていかなければ、勉強が続けていけなくなります。
厳しい状況も生まれてくるため、できるだけ合格へと近づくためにも、適切な資料を集め、しっかりと対策していかなければいけません。
社労士に合格するためには、めげている暇などないからです。