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大学院で学ぶ!MBAと中小企業診断士

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中小企業診断士になるためには様々なルートが考えられますが、大学院で学ぶ方法もあります。
この方法は、中小企業診断士試験を受けている中で選べる、合格のための別ルートの一つです。
大学院で学ぶことにより、 MBA などの特別プログラムを受け知識を身につけられますが、非常に特殊な方法になるため理解をしておかなければいけません。

大学院でMBA特別プログラム中小企業診断士養成課程

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中小企業診断士の資格取得までには、様々な方法が考えられます。
他の資格を持って一次試験の免除を受けるといった方法もありますし、2次試験免除を受けるために大学院を利用する方法もあるのです、
大学院に行けばいいというわけではなく、中小企業診断士育成過程と呼ばれる方法を利用します。
これが大学院で行われている方法で、うまく利用すると高い知識を身につけつつ、2次試験の免除を受けられるのです。

中小企業診断士の2次試験は、ブラックボックスとも呼ばれる試験で、答えがはっきりしない性格を持っています。
記述試験で、文章を書いて答えなければいけませんが、どのような文章なら合格なのか自分で判断が難しいからです。
合格率は20%あるといえども、相対評価試験で上位20%が合格として取られます。
この状態をクリアするのは簡単とは言えません。

そこで、この2次試験を免除するルートが大学院を利用する方法です。
認定機関が実施する講座を受けて免除されるのが流れですが、簡単なことではありません。
大学の中には、MBA特別プログラムとして設定されている場合もあります。
どこの大学院でもMBA特別プログラムとして設定されているわけではありません。
このコースの中には日本マンパワーが行なっているような講座もありますし、中小企業大学校のような場合もあるからです。

大学院が行なっているコースに関しては、経営管理修士MBAの取得を目指せせます。
学位としての取得になりますので、長い場合には2年間勉強する需要があるのです。
このコースには、実習も含まれており、登録する時に必要となる15日間の実務従事や実務補習もクリアできます。
つまり、この大学院などの中小企業診断士養成課程のコースを修了することができれば、そのまま中小企業診断士として登録できるのです。
非常に魅力的な流れとはいえますが、実際にはそんな簡単なものではありません。

大学院の中小企業診断士の養成課程でさらに上を目指す

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大学院で中小企業診断士の養成課程を受けることは、様々なメリットがあるのは間違いありません。
多くの知識を身につけ、将来活躍する時の糧とできるのは、大学院という環境のもつ意味と言ってもいいでしょう。
それだけの知識を身につけられる環境に身を受けるのは、将来のメリットになるのは間違いありません。
上を目指すという意味でも、大学院で学べるチャンスがあるのなら生かすべきです。

実際に大学院コースによっては、MBAの学位も取得できるのは、他にはないチャンスです。
中小企業診断士としても、MBAの学位を看板にできるのは、大きなプラスとなるでしょう。
それだけの力を持った講師が指導してくれるため、自分の能力を引き上げることができます。
専門の講師から学べるチャンスは、社会に出るとほとんどありません。
討論形式はゼミの形式で学べることも知識を深めるチャンスです。

さらに短期間で終わる養成課程ではないため、多くの人たちと接点をもてます。
将来経営コンサルタントとして活躍する上で、大事な人脈を作れるのです。
周りにいる受講生は、中小企業診断士を目指しています。
同じ目標を持った横つながりができるので、お金には換算できない大事な財産が出来上がるのです。

もう一つ大事なこととして、中小企業診断士として活動し始めた時に、大学院課程に通い2次試験を受けなかったかどうかは、クライアントに分かりません。
2次試験をパスしたところで、デメリットは生じないのです。
それどころか、一般の人では学べないような知識や経験を積み重ねられる時間は、大変貴重なものになるでしょう。

上を目指すという意味では、大学院で学ぶ意味は大いに出てきます。
その反面、大学院養成課程を経なければ、中小企業診断士になれないわけではありません。
2次試験を受けなくても誰もわからないと同じで、大学院で学んだとしても、それが中小企業診断士の仕事に影響を与えるわけではないのです。

自分自身で知識を身につけ、生かす術を作れるかどうか、大学院で学ぶ意味はここにあります。
上昇志向を持って通常の中小企業診断士よりもさらに上を目指す気概がなければ、養成課程を利用する価値はほとんど無いのです。
ただ単に2次試験をパスするための過程ではありません。
その方法として活用するのなら、非常に効率の悪い選択でしかないからです。

大学院の中小企業診断士の育成過程修了要件

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大学院の中小企業診断士の育成課程を修了するための要件は、決められたものが あります。
出席時間が全体の90%以上で、受講態度が良好だったものなど基本的な内容と言えます。
その他に中小企業診断士登録養成課程の修了要件と呼ばれるものが存在しています。
これを満たさなければいけません。

実務能力習得審査があり、これに合格することが修了要件です。
この定めは、中小機構の基準が存在し、これに該当しなければいけません。
修徳道は二度チェックされることになりますが、そのうち経営診断1は、企業診断実習において中小企業診断士となる上で必要な知識があるかどうかを審査されます。
知識だけではなく、応用能力の審査もあるのを理解しておかなければいけません。

経営診断2は、企業診断だけではなく筆記審査があります。
面接の審査も行われ、中小企業診断士となる上で必要な能力があるかどうか、その習得度合いを審査されるのです。
これらの要件を満たさなければ、育成課程修了とはならず、そこで修了となる場合もあります。

ここからもわかる通り、中小企業診断士育成課程修了要件を満たすには、座学だけでは辿り着けません。
実習によるプログラム構成も行われており、グループワークなどを使って徹底的に分析し討論を重ねていくことになります。
このような授業を受けて初めて要件を満たせるのです。
それほど中小企業診断士に登録するまでの道のりは長いと言っていいでしょう。

大学院で中小企業診断士を学ぶ費用

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大学院で中小企業診断士の育成過程を受ける場合には、必ず費用が発生します。
この費用が大きなネックとなるのは間違いありません。

一般的な資格学校で勉強するような費用ではないところに注意が必要です。
通常の中小企業診断士講座の場合、大手資格学校の充実コースでも30万円あたりまででおさまります。
これ以上かかるところはまずありません。
期間的にも1年間かけて勉強しますので、決して安い金額ではないはずです。
ところが、大学院となるとそうはいきません。
この金額をはるかに超えてきます。

ベースとなるのは、中小企業大学校です。
直轄の学ぶスペースともいえる場所であり、半年のコースで110万円かかります。
このほかに実習費が実費でかかるため、驚くほどの金額になるでしょう。
さらに寮を利用するなら別途料金が必要です。
東京ではありますが、都心からは離れているため、寮を使わなければいけない人も出てきます。

大学院として、MBAの取得も目指せる1年コースの場合、100万円をはるかに超え250万円かかることもでてきます。
2年コースで360万円かかる大学院まであるのです。
これだけの費用を負担するとなれば、簡単に大学院で中小企業診断士を学ぶと選択はできません。
ただし、教育訓練給付制度の対象となった講座もあるため、負担軽減ができないわけでもないのは確かです。
しかし、現実的には学生しか選択の余地がない制度ともいえるでしょう。

中小企業診断士を受験しこれからの仕事や生活に生かそうと考える人の属性が大切です。
ほとんどの人はサラリーマンや自営業で、働きながら取得を考えていきます。
経営コンサルタントという仕事の背景を考えても、何らバックボーンが存在せず、社会的にも経験の浅い学生ができる仕事ではないからです。

サラリーマンである条件を考えた時に、大学院で学ぶ余裕があるかといえば、ほとんどの人にチャンスはないでしょう。
仕事を休職できるような環境でなければ、半年以上の時間を過ごすことはできないからです。
これだけの時間を使うのであれば、職を辞さなければいけません。
有給などを消化しても、足りるものではないからです。
費用的な負担を考えても、かなり厳しい選択になるのは間違いないでしょう。

実際に大学生などが社会での経験を積む代わりに、知識を得るきっかけにするというのが、育成過程を利用するポイントです。
多くの経験の肩代わりにできるだけの授業内容を持ち、実習まで時間をとってあるのも示しています。
社会人であれば、自分が携わってきた業種の知識があり、ここを足掛かりに展開を進めていくのは間違いありません。
しかし、学生ではこうした足掛かりがない以上、大事な時間となるのです。

MBAの取得も将来にプラスになります。
中小企業診断士として、経営コンサルタントとして展開するのであれば、大事な四角なのは確かです。
その勉強をするための時間と割り切るならば、これだけの費用も理解できる範囲となるでしょう。

まとめ

中小企業診断士試験のために、大学院に行き育成過程を選択する理由はほとんどありません。
費用負担を考えても、費用対効果は驚くほど低くなるからです。
その間の仕事や生活を考えた場合に、学生が利用するべきコースといえますので、経営コンサルタントになるため経験を増やすためにも利用を考えてみるといいでしょう。