wimaxを使っていてアンテナから出る電波が弱いと感じたことはありませんか?それには、いくつかの原因があるようです。ということで、この記事では、wimaxのアンテナについて紹介。wimaxアンテナのデメリットやアンテナが立たないときに行ってほしいこと、また、wimaxアンテナを強くする方法などをまとめていますので、もし、現在wimaxのアンテナが弱いと感じている方は、参考にしてみてください。
目次
wimaxのアンテナが立たないのはなぜ?
wimaxのアンテナが立たないのはなぜ?と、疑問を感じている人は少なくありません。wimaxのアンテナが立たない原因はいくつか考えられます。それは、自分が今住んでいる環境によって異なりますが、原因をはっきりさせることで改善させることはできますので、諦める必要はありません。また、対処方法も簡単にできますので、電波が弱いと感じた場合は、チェックしてみましょう。
wimaxアンテナのデメリット
まずは、wimaxアンテナが弱い原因を説明する前に、wimaxにはどのようなデメリットがあるのかを紹介します。デメリットが分かれば、なぜwimaxアンテナが弱いと言われているのかが分かるはずです。
最高速度はほぼでない
一つ目のデメリットは、最高速度はほぼでないということです。これは、wimaxに限ったことではありませんが、広告ページをご覧になった際、「下り最大〜〜MBps」と書かれているのを目にしたことがあるという方も多いと思います。最大○○MBpsというのは、一見魅力的に感じますが、この数字はよほど環境の良い場所に限られた場合の話。そのため、基地局からの距離や障害物、同エリアでの同時接続人数などを総合的に考えると、最高速度は、ほぼでないということになります。
使えないエリアが広い
二つ目のデメリットは、使えないエリアが広いということです。これも上記の最高速度がほぼでないから繋がる話ではありますが、wimaxは一応全国は展開されています。ですが、山間部や離島といった一部では、使えないエリアがまだあるというのも事実。利用する際は自分が住んでいる環境を良くチェックしておきましょう。
壁などの障害物に弱い
三つ目のデメリットは、壁などの障害物に弱いということです。これはwimaxの性質上の問題。そのため自宅で利用する場合は、使う部屋にwimax端末を持って移動しないと、速度が遅くなることがあります。
使い過ぎると制限速度がかかる
四つ目のデメリットは、使い過ぎると制限速度がかかるということです。wimaxの契約プランには3つあります。そのうち、ギガ放題を選択すれば速度制限を気にすることなく利用できるのですが、他の2つのプランを選択すると速度制限がかかりますので、注意てしてください。
専用ルーターの持ち運びが必要
五つ目のデメリットは、専用ルーターを持ち運ぶ必要があるということです。wimaxを外出先で利用する場合、専用のルーターを持ち運ぶ必要があります。サイズはコンパクトなため持ち運びは楽ではありますが、持ち運ぶという面倒な作業が生じるのはデメリットです。
格安プロバイダと契約すると契約上の注意点が多い
六つ目のデメリットは、格安プロバイダと契約すると契約上の注意点が多いということです。月額料金を減らしたいがために、格安プロバイダと契約したい気持ちは分かりますが、その場合、キャッシュバックが受け取れない、解約金が異常に高いといったリスクを負うことにもなりかねません。そのようなことがないよう、契約内容はしっかりと確認しましょう。
wimaxのアンテナが立たない時に行うこと
ではここで、wimaxのアンテナが立たないときに行ってほしいことを紹介します。
ルーターを窓に近づける
まずは、ルーターを窓に近づけるという方法です。wimaxは、遮蔽物によってアンテナが立たないことが多いです。そのため、障害物の影響を少しでも少なくするために、ルーターを窓に近づけてみましょう。窓ガラスは壁よりも薄いため、電波を通しやすいです。
ルーターの設置場所を変える
続いては、ルーターの設置場所を変えてみるという方法です。例えば、複数階の建物でwimaxを使用している場合、上の階に移動させることで通信が復活する可能性があります。wimaxの電波は1階よりも2階の方が繋がりやすく、上に行くほど電波の通りは良くなりますので試してみましょう。
ルーターを再起動してみる
続いては、ルーターを再起動してみるという方法です。これは様々な電子機器で行う初歩的な方法ではありますが、wimaxにも同じことが言えます。再起動することで復活することも多いです。
クレードルを使う
続いては、クレードルを使うという方法です。クレードルはwimaxのルーターを立てるための台のことです。このクレードルに置いて使えば電波はより掴みやすくなるため、改善する可能性も上がります。
故障と思ったらサポートセンターに連絡
続いては、故障と思ったらサポートセンターに連絡する方法です。ここまで紹介した対処法がどれも当てはまらない場合は、思い切ってサポートセンターに連絡をしてみましょう。もしかすると他の方法で良くなるかもしれません。
wimaxアンテナの電波を強くする方法
ではここで、wimaxアンテナの電波を強くする方法について紹介します。
ルーターの場所を工夫する
一つ目は、ルーターの場所を工夫するということです。上記でも述べたように、wimaxは、上に行けば行くほど電波の通りはよくなります。また、壁よりも薄い窓に近い場所に設置することで電波が通りやすくなる効果も。このようにルーターを置く場所を工夫することで、アンテナの電波を強くすることができます。
ハイスピードプラスエリアモードを利用
二つ目は、ハイスピードプラスエリアモードを利用するということです。ハイスピードプラスエリアモードとは、wimax2+とauの4G LTEのネットワークの両方を使って通信をする方法です。auは電波がよく回り込んで届きやすい800MHzという周波数帯をメインで使っているため、組み合わせることでwimaxアンテナの電波を強くしようというわけです。
エリア改善要望を出す
三つ目は、エリア改善要望を出すということです。これは、wimaxのエリアであるにもかかわらず、電波が入らなかったり、電波が入りにくかったりする場合に出す、改善要求。即効性はありませんが、要望を出すことにより改善できる日が来るかもしれません。
UQ宅内アンテナを設置してもらう
四つ目は、UQ宅内のアンテナを設置してもらうということです。UQ宅内アンテナとは、自宅に設置する小型のwimax基地局のことです。wimaxの電波が届かない、若しくは入りにくいという人に対し、UQコミュニケーションズが初期費用や工事費・月額利用料など全て無料で提供してくれます。この方法であれば高い確率で電波状況が改善されます。
wimaxアンテナの電波が改善しないなら「パラボラアンテナ」
もし万が一、上記の方法でも改善しない場合は、パラボラアンテナの設置をおすすめします。パラボラアンテナは、電波を真ん中に集める性質を持っており、その真ん中にwimax端末を置いて通信環境を安定させるためのもの。通信環境にもよりますが、通信速度は2~4倍も変わってきます。また、誰でも簡単に作ることができますので、試してみる価値はあり。材料も身近なもので作れますので、ぜひ、作ってみましょう。
【wimaxアンテナ強化】パラボラアンテナの作り方は3つ
それではここで、パラボラアンテナの作り方について紹介します。紹介するのは2つですので、自分が作りやすいものを選んでみてください。
ボウルパラボラアンテナ
まずは、ボウルパラボラアンテナの作り方です。用意するものは、「金属製のボウル」と「まな板スタンド」です。まずは、まな板スタンドの片方を折り曲げてボウルが乗るようにします。次に、まな板スタンドの反対側にクレードルに乗せたwimax端末を置き、ボウルの真ん中にくるよう微調整して完了です。
反射板を設置
続いては、反射板を設置する方法です。反射板とは光や音を反射する装置のことです。身近なもので作った方が簡単ですので、ガスコンロなどの周りに設置するアルミ製のシートを使いましょう。このアルミ製シートをwimax端末の周りに設置するだけで完成です。
ビニール傘でパラボラアンテナ
続いては、ビニール傘でパラボラアンテナを作る方法です。用意するのは「ビニール傘」と「アルミホイル」。作り方は、ビニール傘をアルミホイルで覆うだけです。作るのに手間はかかりますが、アンテナとしての大きさもあるため、広範囲の電波を拾うことができます。
【まとめ】wimaxアンテナは対処次第で改善できる
wimaxアンテナについて紹介しました。wimaxはアンテナが弱いと危惧されていますが、自分でアンテナを作ったり、wimaxを置く場所を変えることによって改善することも可能です。現在wimaxを利用していて、電波が弱いと感じた場合は、今回紹介した対処法をぜひ試してみてください。