FPってどこから勉強すればいいのか分からないですよね。どの参考書が最適でより合格に近づくことが出来るのか予想も出来ません。万が一失敗したらと考えれば考えるほど行動できなくなります。
この記事では、おすすめの参考書を紹介していきます。ファイナンシャルプランナー(FP)になりたい方やファイナンシャルプランナー(FP)に興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
目次
FPでおすすめの参考書Top3
FPの勉強ってどこからやればいいのか分からないですよね。どれも同じに見えて選べません。ここからは、おすすめの参考書を紹介していきます。ファイナンシャルプランナー(FP)になりたい方やファイナンシャルプランナー(FP)に興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
FPでおすすめの参考書第1位「みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP」シリーズ
みんなが欲しかった! FPの教科書シリーズは、初心者でも学びやすい充実したテキストです。みんなが欲しかった!シリーズはFPに限らず様々な資格のテキストで売上NO.1を誇っている大ベストセラーです。
フルカラーかつ図表が多めのテキストは初心者でも取り組みやすいという特徴があります。また内容も十分であり、このテキストを勉強しておけば合格ライン以上の得点は必ずできるようになっているのも人気の1つとなっています。
項目ごとにまとめページが存在し、要点を常に外さずに学習を進めていけます。あらゆる面で計算され尽くした設計となっており、一番おすすめとなっていますよ。
また、問題集も売上NO.1の圧倒的支持率です。みんなが欲しかった!シリーズは問題集も極めて良質です。問題集は学科試験と実技試験に対応してあるので、FP3級の合格に必要な演習は全てこの問題集だけで行うことが可能ですよ。
解説はテキストと同じく要点を抑えており、時間のない方でも重要ポイントだけ理解できるようになっています。
そして、みんなが欲しかった!シリーズは大手資格予備校であるTACが出版しています。TACはFP以外にも社労士や中小企業診断士などのテキストでも売上NO.1のテキストを出版しており、完全に資格テキスト界の覇権を握っています。
FPでおすすめの参考書第2位「FPの学校 2級・AFP」シリーズ
FPの学校 2級・AFP きほんテキストは、通信講座でおなじみのユーキャンから出版されているテキストですよ。
TACの教科書と同じく、フルカラー印刷なのでとても見やすいです。また、1日の学習の目安を10ページ程度に抑え、42日(約1か月半)で無理なく終わるように上手く区切られています。
ただ、FPの教科書と比べると重要ポイントが分かりづらく、どのページも余白があまりないので全体的に窮屈な感じがしますよ。また、正誤の数も多いので、総合的な完成度では「やや分が悪い」というのが正直な感想です。
「FPの学校 2級・AFP これだけ!問題集」のほうも、重要度別にランク分け(A・B)されており使い勝手は良いです。予想問題も1回分付いています。
また、学科試験(共通)の問題だけでなく、FP協会および金財の実技試験対策用の問題も収載されているので、この1冊だけで学科試験・実技試験の両方の対策をすることが可能です。
FPでおすすめの参考書第3位「スッキリわかる FP技能士2級・AFP」シリーズ
スッキリわかる FP技能士シリーズは、最低限の勉強量で合格を目指せるようになっています。他のテキストと比べても特に学習範囲の絞り方が豪快であり、よく出てくる頻度の高い問題にしか目を向けていません。
出てくる頻度の低い問題には対応できなくなりますが、手早くFP3級を取得したいと考える方にとってはおすすめの教科書となっています。しかし、FPの知識を日常生活にも役立てたいと考えている方にとっては、学ぶ内容が削られすぎて物足りないことがありますよ。
また、問題集はテキストと一体化しています。本書の最大の特徴はテキストと問題集が1冊にまとまっていることです。したがってインプットとアウトプットをテンポよく行うことができるので、知識の定着が非常に早いですよ。
こちらの教材はみんなが欲しかったシリーズと同様にTACが出版しています。すでに述べたように、TACの資格学習テキストはどれも非常に評判が高いので信頼性があります。スッキリわかる FP技能士2級・AFPは、テキスト・問題集一体型の教材となっています。
合格に必要な論点が1冊にギュッと凝縮されているので、環境にも経済的にもやさしく、より少ない勉強時間で効率良く合格を目指す方におすすめですよ。
FPでおすすめの予想問題参考書
2020年5月試験の予想問題が3回分収載されている予想問題集です。予想問題だけでなく、TACのプロ講師の出題予想や計算問題対策用のドリル、3段階の難易度付きの苦手論チェックシート、直前つめこみノート(A5サイズの小冊子)など、学習の総仕上げに役立つコンテンツが多数収載されています。
中でも、計算ドリルは、「最近の試験で何度も出題されている問題」「1回しか出題されていないものの重要度の高い問題」が網羅的に掲載されているので、この1冊だけで計算力を底上げすることが可能です。
また、直前つめこみノートは各論点の要点が簡潔にまとめられていて、しかも本体から切り離して使えるので、管理人が実際にFP2級を受験したときにも重宝しました。この1冊があれば5分、10分の細切れの時間を有効活用できますよ。
FPの参考書を買うポイント
ファイナンシャルプランナー(FP)という資格は聞いたことがあっても、何かお金の勉強をするらしいというイメージで止まっている人も多いのではないでしょうか。
「お金」といっても、世の中で出回っているお金には多種多様な形があります。私たちのお財布の中にあるお金から銀行の預金、株式などの投資に回されるお金など多種多様です。
ファイナンシャルプランナー(FP)は、これらの幅広いお金のうち、6つの分野を扱います。節約から税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続まで、ありとあらゆるお金のエキスパートなのです。
テキストと問題集のどちらが教科書として最適なのか悩むところですよね。実は、その考えは間違っています。この場合、テキストも問題集も買うのが最適解です。どちらかを選んだ方がよさそうなのに不思議ですよね。そう考えるのも当たり前です。
なぜなら、テキストと問題集どちらかだけでは理解するのに苦労するからですよ。例えば、テキストだけ買ったとしてそれだけで勉強できるでしょうか。FP試験のテキストはぶ厚く、余程の本の虫を自称する方でも嫌がるくらいのボリュームとなっています。
専門的な用語をていねいに説明する大ボリュームの本は、あまり万人受けしないです。正直に読んでいたら何カ月もかかって合格になかなか辿り着けません。それにテキストだけでは試験問題がどうやって出題されるのか予想がつかないです。
つまり、テキストだけでは試験対策にならないのです。実際の問題を知るためには問題集が必要となります。その反面、問題集だけを買った場合は問題を解いていくことで出題の傾向がわかってきます。しかし、問題集という性質から、問題の解説が不十分であることが多くあります。
この回答の導き方がよくわからないやこの年数はこんな数字だっけ、◯◯法ってなんだっけなどいくつもの様々な疑問が湧いてくるのが問題集です。そのため、問題集だけでも試験対策とするのはむずかしいものがあります。しっかりと理解するためにはテキストが必要です。
基本的に問題集のこの部分がよくわからないからテキストで確認という流れが王道でしょう。以上のように、参考書を買う場合は「どちらか1つ」ではなく、「テキストと問題集はセット」で買うようにするのがオススメです。
また、Web環境がととのった現代は、FP3級であれば、なんと3,000円台で通信講座を受けることができます。参考書・問題集を買うのと変わりません。通信講座のメリットはPC・スマホに限らず、デバイスがあればどこでも勉強できることが特徴です。参考書を持たずに、動画・テキストなどでポイントを学べます。
FP参考書の正しい活用方法
まず最初に、決してテキストを読み込もうとしてはいけません。なぜかというと要点を含めて「すべての説明が載っているから」です。これを真面目にすべてを覚えようとするとまず失敗します。
いずれファイナンシャルプランナーになるならまだしも、取り急ぎ資格を取ろうとしている人にとっては遠回りでしかありません。合格のための正しい進め方は問題集をやってからわからない部分だけテキストを見るという流れです。
正しいFPの参考書を買って合格を目指そう
FP試験の参考書は数多く出ていますが、その質は高いものから低いものまで様々です。具体的にどうゆうものが質が高いかというと、進めやすい構成であることやまとまりがハッキリしているので理解しやすいこと、見た目の工夫があり、やる気が持続することなどですよ。
極論をいえば、まとまりがなく文字ばかりのまるで文学小説のような参考書では、長く集中力は続かないでしょう。
上のランキング上位のテキスト・参考書は、いろいろな参考書をみた上で「これならオススメできる」と感じたものになりますので、ぜひ参考にして買ってみてくださいね。あなたが合格することを祈っています。