エントリーシートの記入が終わり、志望をする企業に提出をするとき「この方法で合っているのかな?」と心配になることもあるでしょう。
ここまで頑張って書いてきたエントリーシートの提出方法を間違えてしまうと、これまでの努力が水の泡のような気がすることもあります。
実は、エントリーシートの提出には様々な「悩みポイント」があるのです。
例えば、どんな封筒に入れて発送をすればよいのか…といった封筒に関係をする悩みは多くなります。
この記事では、エントリーシートはどんな封筒に入れて発送をすれば良いのかを紹介し、また郵送をする際に注意をすべき点についても解説をするので是非参考にしてください。
記事を読むことで、エントリーシートの封筒選びに悩むことも無くなれば、郵送方法に不安を抱える必要もなくなるでしょう。
目次
エントリーシートを提出する際【準備】はかなり重要になる
エントリーシートの記入が終われば「今すぐにでもポストに投函をしたい」と感じる方は多いのではないでしょうか?
ここまで時間と労力を費やしてきたからこそ、早く企業に届けたいと思う方は多いはずです。
しかし、エントリーシートの提出は「間違えやすい」ことが多く、最悪の場合差し戻しになることもあれば、企業に面倒をかけてしまうこともあります。
そうならないために皆さんに気を付けてほしいのが「提出をする際の準備をすること」です。
上述したように、封筒の選び方や記入方法など…予めチェックをしておくことは山のようにあります。
想いを込めたエントリーシートを良い状態で見てもらうためにも、準備は念入りに行うようにしてください。
何を準備すればいい?提出前に用意をするものリスト
エントリーシートの提出前に予めの準備は必要になります。
しかし、何を準備すれば良いのかが分からない方もいるでしょう。
そんな方のためにここからは提出前に用意をするものを紹介するので、揃えられているのかをチェックしてください。
・エントリーシートのサイズに合う封筒
・クリアファイル
・送り状
・切手
・エントリーシート
上記の5点を揃えることができれば、問題は無いでしょう。
マナー違反になると見てもらえない!?エントリーシートを入れる封筒の選び方
用意をする物の項目でもお伝えしたように、エントリーシートを送付する際は封筒の選び方に気を付けなければなりません。
選ぶ上で大事になるのは「サイズ」と「色」です。
この2点を間違えることさえ無ければ、封筒選びは失敗しないので安心をしてください。
まず、サイズの選び方ですが「エントリーシートのサイズに合わせること」が一般的なマナーになります。
エントリーシートはA4サイズで用意されていることがほとんどなので、A4サイズを折らずに入れることができる「角形2号(角2)」の封筒を選ぶようにしてください。
もし、B5サイズのエントリーシートに記入をしているのであればピッタリナなサイズは角形4号になります。
しかし、封筒の中には雨に濡れる心配が無く、配達中に折れ曲がらないようにクリアファイルを入れる必要があるため、ファイルの大きさに合わせるとA4サイズ(角形2号)の封筒を選ぶことがオススメです。
そして、封筒の色味いついてですが選ぶべき色味は「白色」一択になります。
履歴書やエントリーシートを入れる封筒は中身の透けない白色にしましょう。
茶封筒を購入した方もいるかもしれませんが、茶封筒は事務的な用紙を入れる封筒として一般的に使用されています。
エントリーシートは重要書類扱いなので、白色に入れるようにしましょう。
茶封筒でも良いかなと思う方もいるかもしれませんが、企業に届いた際に確実に浮くのでやめておきましょう。
それだけで人事担当者からの評価が下がってしまう可能性もあります。
選ぶだけじゃない!封筒に記入をする方法もチェック
ここまで、エントリーシートを提出する際に重要になる「封筒の選び方」を紹介しました。
選び方を間違えてしまうと志望企業に与える印象は悪くなってしまうので注意をしてください。
上記で紹介をした2点さえ守ることができれば、第一印象が悪くなることは無いはずです。
ただし、封筒の選び方が合っていても記入方法を間違えてしまうと印象が悪くなる原因になります。
そのため、ここからは「記入方法」を改めてチェックしましょう。
表面は第一印象を与える場所!間違えないようにしよう
エントリーシートの表面は企業の方がまず目を通す部分です。
そこまでまじまじと見ることはないかもしれませんが、これまで多くの就活書類に目を通してきた人事担当者であれば「何か違いがある」といった違和感にはすぐ気づくでしょう。
封筒の記入には「正解」があります。周囲との差を「良い方向」出だそうとするのは難しいでしょう。
みんなが同じような記入をする中で「できていない人」は目に留まりやすいのです。
例えば、企業名の「株式会社」の部分を「(株)」で書くなど、省略表現を使ってしまう人もいます。
番地を略して書いてしまう方もいるのですが、基本的に住所は略さないで書く必要があるでしょう。
また、宛先が中央になるように意識をして記入を進めることも大事になります。
文字のバランスがどうしても悪くなってしまう人がいるのですが、全体的に文字の大きさが統一されることを意識してください。
そして、宛名には「様」や「御中」といった言葉を付ける必要があります。
送付先が「人」であるのか「企業」であるのかを確認しましょう。
もし人であるのなら「様」を使い、企業であるなら「御中」をつけます。
「担当者」宛に送る際は「担当者様」と表記するのではなく「ご担当者様」と書き換えるようにしましょう
裏面は意外とチェックされる!忘れがちなポイントを紹介します
封筒の裏面は書き間違えることはないと思っている方もいるかもしれません。
差出人の情報さえ記入をすれば良いと考えている方は多いでしょう。
しかし、ただ差出人の住所や名前だけを記入すればよいというわけではないのです。
例えば、裏面には「日付」と「〆マーク」を記入する必要があります。
縦書きの封筒であれば、左上に日付を記入しましょう。
そして、糊付けをして封をしたら「〆」のマークを記入してください。
こちらは「未開封」という意味があり、重要な書類を送る際に必要になります。
エントリーシートを郵送する際、切手はいくらの物を使うべき?
ここまで、封筒の記入方法について紹介をしました。
封筒選びや記入が全て終われば、やっと郵送をすることができるでしょう。
では、実際に郵送をする準備が整い「後は切手を貼って投函をするだけ」となった場合、皆さんはいくらの切手を貼りますか?
実はここも間違えやすいポイントなので注意をしてください。
まず、普通郵便に貼る「64円」「82円」の切手は基本的には使用できません。
エントリーシートを入れるA4サイズ(角形2号)の封筒は、定型外郵便になります。
一般的にこのサイズであれば120円~140円の切手を貼ることになるでしょう。
重さで料金が変わることを覚えておいてください。
しかし、自分で封筒の重さをはかるのは難しいでしょう。
「これで合っているの?」と不安に感じる方もいるはずです。
そんな不安を取り除いてくれるのが郵便局の窓口から郵送をすることになります。
書き終えたエントリーシートを準備した封筒の中にいれ、窓口に持っていくだけでOKです。
適切な料金の切手を貼ってくれるはずです。
郵送をする際の注意点
もしかすると、記事を読んでいる方の中には「届くのならとりあえず高い料金の切手を貼れば良いのでは?」と考えた方もいるかもしれません。
もちろんこの方法を取ると届かないなんてことはないのですが、あきらかに高い料金切手が貼られた封筒を見た人事担当者の方は良い評価をしないでしょう。
「とりあえず届けばいい」という大雑把な精神はバレてしまうものです。
20円程度の差であれば、気にしない方もいるかもしれません。
しかし、適切な料金で送れるように確認をしながら行動ができる人ほど「一緒に働きたい」と思う人材になるでしょう。
まとめ
エントリーシートの記入が終わり、封筒などの郵送準備が整ったのであれば、やっと郵送をすることができます。
しかし、もし提出期限がギリギリだった場合皆さんはどうしますか?
どしても間に合わなさそうな場合は「速達」で送る必要も出てくるでしょう。
そんなことにならないために、まずは企業のエントリーシートの受付締切日を確認する必要があります。
また「消印有効」であるのか「必着」であるのかを確認する必要もあるでしょう。
もし、消印有効であれば配達受付日が締切日であればOKになります。
しかし、必着であれば指定された締切日に「届くこと」が必要となるので、締切日と書かれた日の3日前には提出をする必要があるでしょう。
遠い環境によっては3日で届かないこともあるので余裕を持って1週間前には送るべきです。
郵送をする際は極力余裕を持った提出を心がけることが「確実に届ける」うえで大事になります。