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まつ毛パーマをしてからマツエクってできるの?

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目元の美容といえば「まつ毛パーマ」と「マツエク」が代表的ですよね!一度は受けたことがある方も多いのではないでしょうか?

まつ毛パーマはナチュラル派に、マツエクはボリューム重視派にピッタリの施術ですよね。しかし、まつ毛パーマの仕上がりが思ったよりもナチュラルで、「まつ毛パーマをしたけど、やっぱりマツエクを付けたい!」と、思う方も少なくないようです。

今回は、まつ毛パーマをしてからマツエクはつけれるのか?といった疑問を解決していきます!今からどちらの施術を受けるか迷っている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね!

まつ毛パーマからマツエクは可能?

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まつ毛パーマをしてからマツエクをすることは可能なのでしょうか?

結論はずばり、NO!まつ毛パーマからマツエクをすることはできません。しかし、一部の条件を除き、施術可能としているサロンもあります!

一体どういうことなのか、詳しく解説していきます。

まつ毛パーマをしたあとのまつ毛の状態とは

まず、まつ毛パーマをしたあとのまつ毛は、パーマ液によりダメージを受けデリケートな状態です。まつ毛パーマ専用のパーマ液は、二液性のものが主流で、一液目に毛の結合を切断し、二液目でロッドに貼り付けたカールを記憶させるために、再結合させます。

この過程を施し、まつ毛にカールをつけるのですが、健康なまつ毛の結合を一度切断し再結合させるため、ノーダメージという訳にはいきませんよね。

また、まつ毛パーマの直後はカールが定着していたいため不安定で、、水に濡れたり、ビューラーなどの力を加えたりすると、変な方向に曲がることがあります。

さらに、まつ毛パーマをかけてからしばらく期間があくと、カールの残っているまつ毛と、生え変わって真っすぐで健康なまつ毛が混合しています。そのため、見た目にバラツキが見えるようになります。

ビューラー式まつ毛パーマなら同時施術可能?

まつ毛パーマは、二液式のパーマ液を使用した「ロッド式まつ毛パーマ」が主流です。「ロッド式」とは、専用のロッドをまぶたに置き、まつ毛をロッドに貼り付けパーマ液を塗布する施術法のことを指します。

しかし、まつ毛パーマの種類の中には、専用のビューラーとトリートメント剤(美容液)を使用した「ビューラー式まつ毛パーマ」があります。サロンによっては「まつ毛カール」と呼んでいるところも。

「ロッド式まつ毛パーマ」は、先述したとおり、パーマ液によりまつ毛にダメージを与えてしまいますが、「ビューラー式まつ毛パーマ」は、トリートメント剤(美容液)を使用するためまつ毛にダメージを与えません。

トリートメント剤(美容液)を使用し、まつ毛を根本から立ち上げる施術法なので、まつ毛への負担が少なく、まつ毛自体にカールがつきません。そのため、「ロッド式まつ毛パーマ」後のマツエクはNGでも、「ビューラー式まつ毛パーマ」ならOKというサロンもあります。

なぜまつ毛パーマからマツエクはできないの?

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まつ毛へのダメージを考慮し、施術を断るサロンもありますが、理由はそれだけではありません。

まつ毛パーマをしてからのマツエクは、マツエクデザインの仕上がりにも大きく影響します。満足度の高い施術を提供できない可能性があるため、施術を断るサロンも多いのです。

詳しい理由を解説していきます!

カールにより十分な接着面を確保できない

マツエクはまつ毛の根元あたりに、接着剤(グルー)を塗布したマツエクを装着していきます。このときに、ハリコシのない弱い毛や、短い毛はしっかりと接着面を確保できず、仕上がりや持ちに影響するため、付けない場合があります。

まつ毛パーマのカールも同様で、まつ毛パーマのカールとマツエクのカールが合わず、接着面を十分に確保できない場合があります。接着面をしっかりと確保し、正常な位置でマツエクを装着することで、きれいで持ちの良い仕上がりや、マツエクデザインが可能です。

また、正常な位置で装着できないマツエクは、まつ毛にとって過度な負担を与えることになります。「中途半端な位置についている、取れかけのマツエク」が、まつ毛に大量に付いているのと同じです。

健康でダメージを受けていないまつ毛が少ない

まつ毛パーマを受けてすぐのまつ毛は、ダメージを受けてデリケートな状態です。そのため、抜け毛や切れ毛になることもあるのですが、そこへさらに負担となるマツエクを装着しても、長持ちしない場合が多いです。

また、まつ毛パーマのカールが落ちてくると、ビューラーでカールを揃える方が多いですよね。しかし、このビューラーも実はまつ毛にダメージを与えています。

綺麗な筒状のまつ毛を、ビューラーで上下から挟み込んで折り曲げてまつ毛を持ち上げている状態です。ビューラーがまつ毛に与えるダメージは、まつ毛パーマよりも大きい言われています。

まつ毛パーマとビューラーを繰り返したまつ毛は、ダブルパンチでダメージを受け続けているということですね。まつ毛パーマのカールが落ちてきな、と思い始めても少し我慢してまつ毛の生え変わりを待つか、まつ毛パーマのかけ直しをおすすめします。

バラツキがありきれいな仕上がりにならない

まつ毛パーマのカールが付いた状態や、ダメージを受けているまつ毛にマツエクを装着しても、向きなどにバラツキが目立ちきれいな仕上がりとは言えません。

先述したとおり、カールのついたまつ毛はマツエクをつける接着面が少なく、理想の方向に向くよう安定させてマツエクを付けれないのです。

マツエクは、しっかりとした土台(健康的なまつ毛)に装着することを前提としているため、カールがかかっていると土台が不安定になり、希望通りのデザインや仕上がりにならないことが想像されます。

そのためサロン側としては、仕上がりの満足度が低くなることが分かっている状態で、施術をする訳にはいかない、ということです。せっかくマツエクを付けるのに、付ける前からきれいに仕上がらないと分かっていては、サロン側としてもおすすめはできませんよね。

まつ毛パーマのあと何か月後からマツエク可能?

基本的には、カールのついているまつ毛がすべて生え変わり、まっすぐなまつ毛だけになればマツエク可能です。しかし、まつ毛へのダメージや仕上がりへの影響を考慮し、多くのサロンが2~3ヵ月ほどの期間を設けています。

なぜ2~3ヵ月も期間が必要なのかというと、毛の「毛周期」が関係しています。約3ヵ月のサイクルで毛が生え変わるためです。

早い方だと、一か月ほどですべてのまつ毛が生え変わりますが、もしもまつ毛パーマのあとにマツエクを検討しているのであれば、事前にサロンへ確認しておくことをおすすめします。

万が一、デメリットが多いことを承知の上で施術を受ける場合でも、施術可能なサロンを探す必要がありそうです。もしくは、担当のアイリストにまつ毛の状態を確認してもらい、相談のうえ、施術をするかどうかを決める方法もあります。早いサロンでは、2ヵ月後からマツエクの施術を受け付けています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まつ毛パーマからマツエクをするには、少し期間をあける必要があることが分かりました!

まつ毛パーマ、マツエクの両者ともに、それぞれのメリット・デメリットがあるので、施術を受けてから後悔しないように選択しましょう!