まつ毛パーマをしたいけど、どのくらいの時間でできるんだろう?平日の仕事帰りでもできるのか、休みの日にしかできないかな?などと迷いますよね。
この記事では、まつ毛パーマにかかる時間がどれくらいなのか、まつ毛エクステとの違いや施術中の過ごし方、初回時の注意点やアフターケアのポイントなどとあわせて詳しくご紹介します。
目次
まつ毛パーマを上下で行うときにかかる時間は?
サロンでの施術時間は、約45分~1時間程度です。髪の毛と同じく、まつ毛のクセや強さ、量や長さは個人差があるので、髪の毛でパーマのかかりにくい人は少し長めに時間がかかります。また利用するサロンやメニューによっても異なります。
入店してから行うカウンセリングにかかる時間によっても異なりますが、サロンの滞在時間は1時間~1.5時間前後で済むことが多いようです。初めてまつ毛パーマをかける時は通常より時間がかかることもあります。
一般的に「まつ毛パーマ」というと、上のまつ毛のことを指します。
上のまつ毛だけで1時間前後、上下のまつ毛を同時にかける場合は1.5時間程度かかるサロンが多いようです。
まつ毛パーマをかける際は、時間やその後の予定に余裕をもってサロンを予約するといいでしょう。
そもそもまつ毛パーマとエクステの違いって何?
まつ毛パーマとまつ毛エクステ(マツエク)は、どちらも美しい目元作りを叶えてくれますが、もっとも大きな違いはまつ毛パーマが自まつ毛にカールを付けるのに対して、まつ毛エクステは自まつ毛にグルー(のり)でエクステを装着する点です。
では、それぞれの特徴をメリット・デメリットとあわせて詳しく見てみましょう。
まつ毛パーマの主な特徴
- 髪の毛と同じように、自まつ毛に薬剤をつけてカールさせる
- 45分~60分程度でできる
メリット
- ナチュラルな上向きまつ毛になり、仕上がりが自然
- 花粉症の方は、花粉の時期はマツエクよりも生活しやすい
- ビューラーを使わずに自然で短時間でナチュラルメイクができる
- ビューラーを毎日使うより自まつ毛が傷まない
- エクステ装着しないので違和感がない
- 毎日のお手入れが気軽で簡単
デメリット
- 薬剤を使用するのでマツエクよりも傷みやすい
- 自まつ毛の施術の為、可能なデザインの幅に個人差が出やすい
- 施術以降3ヶ月間はマツエクの施術が出来ない
- ナチュラル以上の変化は求められない
まつ毛エクステの主な特徴
- 自まつ毛1本に1本あるいは複数本の人工毛を専用のグルー(接着剤)で装着する
- 45分~2時間程度でできる
メリット
- 長さを出す事ができる
- カールを付ける事ができる
- 目元にボリュームを出す事が出来る
- ブラウンをはじめ数多くのカラーを楽しめる
- アイライン効果がある
- ナチュラルからボリュームのあるデザインまで、デザインの幅がある
デメリット
- 毎日のまつ毛ケアが必要
- 時間が経つとエクステのヨレやバラつきが気になる、まつ毛が下がった印象になる
- デザインが崩れても、マスカラやビューラーなどのアイメイクはNG
- まつ毛ケアが不十分だと衛生面で問題が出てくる
どちらも逆さまつ毛が解消され、ぱっちりとした目元になる点は同じですが、毎日のケアや時間経過後のメンテナンスなどに違いがあるので、慎重に検討して自分に合うものを選ぶといいでしょう。
初めてまつ毛パーマする時の注意点とは
まずはまつ毛パーマの施術ができるか確認しましょう。下記に当てはまる場合は、まつ毛パーマの施術ができない可能性があります。
- 目元の皮膚が薄く、テープや粘着物質でかぶれる
- 現在、目の周りにかぶれ、腫れ、ものもらい、結膜炎などの疾患がある
- 3週間以内にまつ毛パーマの施術をしている
施術日当日は、マスカラ・ビューラー・まつ毛美容液はしないようにしましょう。
別途オフ代がかかったり、施術に影響が出たりします。
ハードコンタクトレンズの方・ソフトコンタクトレンズでドライアイの方は、サロンによりますが、施術前に外すのが一般的です。コンタクト保管用のケースと、メガネを持って来店しましょう。
また、3ヶ月以内のアートメイク(アイライナー)や、まつ毛の植毛をしていると施術を受けられない場合がありますので、事前にサロンに確認することをおすすめします。
【まつ毛パーマを施術中の過ごし方】待ち時間はどうしたらいい?
30分~45分の施術の間は、目をつぶって過ごします。目を閉じた状態でないと、薬剤が目に入ったり、カールの角度がずれてしまう可能性があるためです。
目を開けられないので施術中からそのまま眠ってしまう人が多いようです。
とはいえ、起きているのに目を閉じると不安な人、なんとなく起きていたい(眠くない)人、まつ毛に関する質問がある人、なにげない会話をして過ごしたい人、音楽を聴きたい人もいることでしょう。
その場合は楽な気分で無理せずに、スタッフとの会話や音楽を聴いて過ごしましょう。ただし目は閉じていなくてはいけません。途中で急に寝てしまってもスタッフは慣れているので問題ありません。
イヤホンで音楽を聞く、あるいは動画を音だけで楽しむのもいいでしょう。その場合は施術前にスタッフにイヤホンを使っている旨を伝えておきましょう。
ただし、施術中は目をつぶっているので、スマホの操作は出来ません。音楽や動画を変えたりするのは難しいということを理解しておきましょう。
まつ毛パーマを長持ちさせるには【アフターケアのポイント】
まつ毛パーマの持ちは、平均的に3週間~1ヵ月半程度ですが、少しでも長持ちさせるには施術当日と翌日以降で、それぞれ注意点があります。
施術当日の注意事項(アフターケア)
- 施術後3~4時間は手で触ったり、水に濡らしたりするのを避けましょう。(出来れば当日は避けましょう)
- 施術後の当日はマスカラを避けましょう。まつ毛に負担をかけなければその他のアイメイクは可能です。
- 当日は洗顔時もまつ毛の水濡れはなるべく避け、濡れた場合は水分をやさしくふき取りなるべく乾燥させましょう。(ゴシゴシ洗うのはNGです。)プールやサウナ前の施術は避けたほうがいいでしょう。
施術翌日以降の注意事項(アフターケア)
- 目のまわりやまつ毛をゴシゴシこすらない
こすったり、強くさわるとパーマの持ちが悪くなったり、カールが変形する場合があります。洗顔時・クレンジング時や、タオルで顔を拭くときにもゴシゴシしないよう注意しましょう。 - 寝るときの姿勢に注意する
うつぶせで寝てしまうと、まつ毛が押しつぶされ、カールが変形したりまつ毛が傷んで抜けたりする原因になってしまう可能性があります。うつぶせで寝るなどまつ毛に負担がかかる寝方は避けましょう。 - サングラスや眼鏡に注意
まつ毛が上がると、サングラスや眼鏡にまつ毛が当たってしまうことがあります。
まつ毛を押しつぶしているわけではないので大きな影響はありませんが、レンズにまつ毛がこすれることで影響がでる場合もあります。 - 水濡れ後のケアが大事
まつ毛パーマは水濡れに弱く、メイクオフ後のケアが重要となってきます。濡れてしまった後はやさしくコットンなど柔らかいもので水分を拭き取りましょう。 - ビューラーは使わない
まつ毛に強い力をかけてまつ毛を上げているため、まつ毛にとっての負担は大きく、抜け毛の原因となるので、実はビューラーはまつ毛にとって良いものではありません。
バラつきが目立ってきてもビューラーは使わず、再度まつ毛パーマをかけた方が持ちも良くなります。 - 美容液やコーティング剤を使う
美容液を使って自まつ毛を強くしましょう。また、コーティング剤で水分や皮脂からまつ毛を守り、カールを長持ちさせるようにしましょう。
まとめ
この記事では、まつ毛パーマにかかる時間はどれくらいなのかを、施術中の過ごし方や初回時の注意点、アフターケアなどともあわせて詳しくみてきました。
最後にもう一度おさらいしましょう。
- サロンでの施術時間は、約45分~1時間程度で、サロンの滞在時間は約1時間~1.5時間前後
- まつ毛パーマとまつ毛エクステのそれぞれの特徴・違いを知って、自分に合うほうを選ぶ
- 初めてまつ毛パーマをするときは、注意点を確認してからサロンを予約する、または予約時にサロンに確認する
- 施術中は目を閉じて過ごす
- 施術当日や翌日以降の注意点を確認して、アフターケアでまつ毛パーマを長持ちさせよう
まつ毛パーマは短時間で気軽にできますが、施術前後の注意点やアフターケアのポイントを踏まえながら、より美しい目元をプロデュースできるといいですね!