まつ毛パーマはおしゃれな方なら一度はやってみたいものです。サロンでもその手順は?「もち」のよいまつ毛パーマはどれくらいの期間もつのでしょうか?
もつ、カールのさせ方はどうするの?どのくらい「もつ」パーマができるか確認してみましょう。
目次
まつ毛パーマで上向きパーマはもつ
まつ毛パーマできれいなカールがつくれるということですが、パーマのもちを持続させるにはどうすればいいのでしょうか?
きれいなカールをもたせるために
まつ毛にきれいなカールをつけることでパーマのもちは格段とよくなってきます。
さらに、きれいなカールをつけるためにはパーマ液がしっかりとまつ毛に馴染むことが条件です。
通常、まつ毛パーマに使用するパーマ液は2種類です。
最初に1液を使用してキューティクルを開かせます。2液の役目は、パーマ液を浸透させまつ毛を柔らかくさせます。
次は2液で開いたキューティクルを閉じて形の固定をしていくというものです。
まつ毛パーマがはじめての方では、なかなかカールがつきにくいといった点があります。
健康なキューティクルな場合はパーマ液が浸透しずらいことがあるからです。
カールが自然と定着するパーマというのは、なんどかパーマになれてからになります。
きれいなパーマを持たせるためには
きれいなまつ毛パーマを持たせるために、サロンによってはまつ毛パーマの前処理剤を使用しているところもあります。
キューティクルが開いたり閉じたりする効果を助けるのが、前処理剤としてのキューティクルローションです。
補修効果もありまつ毛の傷みも抑えることができます。
フルボ酸を使用することで栄養的なものが補えます。アンチエイジング効果やデトックスなど育毛効果などよい効果がねらえます。
まつ毛パーマはどのれくらい持つの?
基本的にまつ毛パーマをする場合、定期的にメンテナンスが必要になってきます。
まつ毛パーマを施術してからしばらく経過することで、カールと生えはじめたまつ毛にばらつきが出てきます。
期間的には1ヶ月くらいをめどにメンテナンスしていくことが必要になります。
まつ毛パーマが持続する期間は「毛が抜けて落ちるまで」と考えることができます。
まつ毛の抜け変わりは思ったより早く、1ヶ月半ですべてが生え変わるとされています。
まつ毛パーマを長持ちさせるサロンの施術
まつ毛パーマはサロンでないとできないという訳でもありません。ただ、セルフのまつ毛パーマは初心者にとって難しい点が多いです。
たとえば、目を開いたまま薬剤をまつ毛に塗布したり、カールさせるためには時間がかかってしまいます。
どうしてもセルフでまつ毛パーマをやりたい方には、キットの販売ややり方など動画などでも紹介しています。
ただ、まつ毛パーマを持たせたいという点ではサロンでの施術がとてもおすすめになってきます。
なぜなら、サロンの施術ではその方のまつ毛や目の形を見ただけでぴったりのまつ毛パーマをかけることができるからです。
そのほか、人によっては薬剤の量を調整したり施術後のケア方法を教えてくれるところもあります。
まつ毛パーマの持ちとは?
まつ毛パーマを施術してから3~4週間が、まつ毛パーマのデザイン性を維持できる「持ち」の期間といえます。
その期間を経過すると「カールの取れ」「まつ毛が伸びる」「まつ毛が伸びる」「抜ける」ということが多くなります。
まつ毛パーマが通常の期間より持ちが悪い
まつ毛パーマが通常の期間より「持ち」が悪い場合にはどのようなことが原因かというと
- 医薬部外品の薬剤の使用
- ロッド選定の失敗によるもの
- 巻き上げの精度が低い
- 薬剤のコントロールミス
- まつ毛のダメージレベルによるもの
以上の5つの原因が考えられます。
医薬部外品の薬剤を使用している
まつ毛パーマの薬剤に種類には化粧品登録と医薬部外品の2種類があります。
医薬部外品の薬剤の場合、まつ毛パーマの持ちが悪く、目元の安全性についても低くなってしまいます。
サロンでの施術については、現在化粧品登録済みの薬剤のみとなっています。
パーマの持ち以外の目元の安全性ということでも使用する薬剤が化粧品登録かどうかをよく確認することが大切になってきます。
ロッド選定による持ちの失敗とは
- ロッドが大きすぎ、小さすぎまつ毛パーマの持ちが悪い場合、大きすぎるロッドを使用した場合、カール形成がは不十分になっている場合があります。また、ロッドが小さすぎた場合には反対にかかりすぎてしまう状態になります。
- 目元の形と合わないロッド使用の場合目の形には、二重や一重、奥二重などさまざまな形があります。目元の形に合わないロッドを使うと根本付近からのカール形成は美しい状態を作ることができません。施術直後はきれいに立ち上がった状態でも、数日から数週間経過した状態にすでになっている状態です。さらに、目じりや目頭に対しても垂直に施術できていたいため、きれいなカールも期待できません。
- 巻き上げの精度の低さまつ毛パーマでは、薬剤によりまつ毛の内部構成のひとつの「シスチン結合」を遮断した状態にしてまつ毛を巻き上げていきます。そのときの巻き上げがほぼ仕上がりカールとなります。そのため、折れる、歪み、たるみがないよう正しく巻き上げる必要があります。
- 薬剤のコントロールのミスまつ毛パーマの薬剤の取扱いには十分な注意も必要です。薬剤の使用とパーマの持ちにも関係があり、アルカリphの値が高くなるほどまつ毛には負担とダメージがかかります。薬剤のコントロールミスでは過剰軟化とオーバータイムがあります。正しいph値を超えてしまうと、まつ毛は強いアルカリ性の状態になります。結果的に過剰な膨潤のダメージと持ちの悪さにつながってしまいます。
まつ毛のダメージレベルと持ちについて
まつ毛はケラチンタンパク質などさまざまなものから構成されています。キューティクルの損傷や破損は内部成分の流出を招きます。
まつ毛のダメージはパサつきやゴワつきからはじまり、ダメージが進行してしまうとまつ毛の状態もチリチリとした状態になります。
言い換えると、カールをかけてまつ毛の持ちをよくするには、毛の内部成分はとても必要なものとなります。
まつ毛パーマの持ちをよくするポイント
まつ毛パーマの持ちをよくするポイントがあります。
- セルフよりサロンで施術してもらう
- サロンを選ぶ・・・ロッド式のサロンで化粧品登録の薬剤使用のサロン
- 美容液を使う・・・hp調整成分配合のコーティング剤配合の美容液や毛母細胞を活性化させる成分の美容液を使用
以上のポイントがあります。
まつ毛パーマの平均的なもちについて
まつ毛パーマの平均的なもちの期間は1ヶ月程度から1ヶ月半くらいになります。
カールのもちが長い方だと2か月程度もつ方もいらっしゃいます。
まつ毛エクステなどと比較してみれば、エクステの方は3週間くらいなのでまつ毛パーマの方がお得感も大きいです。
ただし、1ヶ月よりも短い期間でパーマをしていくのはあまりおすすめではありません。
費用的にはまつ毛エクステの6000円平均よりコスパもよく3000円~4000円というところです。
基本的にまつ毛パーマもエクステも自分のまつ毛が健康に保ててこそ、思ったカールが実現できるというのが現実だということでしょう。
まつ毛の状態を確認しないままにパーマをあててしまうとまつ毛の状態はよくありません。
さらに、カールの状態もきれいに長く保てないです。
まとめ
まつ毛パーマがどのくらい持つかということでは、期間的には平均1ヶ月程度となります。ただし、パーマのかけ方ではセルフでする場合やサロンの選び方、薬剤の種類、薬剤のコントロール、ロッド選定、巻き上げの精度、まつ毛のダメージレベルなどによっても違ってきます。また、普段ののまつ毛に対しての美容液などの使用、不使用についても違ってきます。