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まつげエクステにマスカラを使うときの注意と長持ちさせるポイント

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まつげエクステをしているけど、もう少しボリュームを足したいなって感じたことありませんか?すぐにリペアしたいけど、予約がまだ先でサロンに行けない!なんて時、まつげエクステにマスカラを使いたいと思ったことがある方も多いのでは。

 

今回は「まつげエクステにマスカラってぬっていいの?」「マスカラを使うとしたらどんなことに注意すればいいの?」とお悩みの方へ、まつげエクステにマスカラを使えるのか、使うときの注意などを中心に説明していきたいと思います。

 

まつげエクステにマスカラは使える?

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まつげエクステとは

まつげエクステはエクステと言われる化学繊維で作られた人工のまつげを1本1本接着剤(グルー)で自まつげに装着していく技術です。長さ・太さ・カール・毛質など様々なエクステから自分にあったデザインが選べるので、近年ますます女性の間で人気のおしゃれアイテムになっています。

 

まつげエクステに使う接着剤

まつげエクステの装着には、専用の接着剤(グルー)を使用します。接着剤に使われるグルーの成分は主にシアノアクリレートと呼ばれる化学物質で構成されています。グルーは基本的にまつげとエクステを接着するもので、肌には使用するものでは無いため、化粧品ではなく雑貨として販売されていることが多いです。

 

このシアノアクリレートという物質は、まつげエクステ以外には瞬間接着剤として使われ、代表的なものにアロンアルファなどがあります。医療用の接着剤として使用されることもありますが、肌に対して刺激性がありアレルギー反応を引き起こすこともあります。

 

接着剤の特徴

まつげエクステをまつげに付けるときに使用されている接着剤(グルー)は、基本的に油分との相性が悪いです。グルーは油分に触れると溶け出す性質があるので、日々オイル系のクレンジングを使っていると、接着力がどんどん落ちていってしまいます。なので、クレンジングの際は、オイルフリーの物を使用することがすすめられています。

 

また、グルーはお湯やドライヤーや熱風に当たると、接着力が弱まる性質があります。繰り返し高温にさらされると、まつげエクステが取れてしまう原因になります。化粧の落ちを良くするためにお湯を使用しがちですが、お湯での洗顔は避けた方がいいでしょう。

 

まつげエクステとマスカラの相性は悪い

まつげエクステに使用する接着剤の特性から、まつげエクステとマスカラの相性は良くありません。マスカラを使用することでまつげエクステに負担をかけてしまったり、接着力を弱めてしまいます。

 

まつげエクステにマスカラを使用することのデメリット

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まつげエクステが取れやすくなる

マスカラを使う最大のデメリットは、エクステが取れやすくなることです。まつげエクステは自まつげとエクステをグルーで接着していますが、細い自まつげとエクステとの間の接着面は極めて小さいです。そのため、まつげエクステを長持ちさせるためには、極力まつげへの負担を減らすことが重要になります。

 

マスカラを使用してしまうと、マスカラをぬる時の刺激、マスカラをクレンジングする時の負担がかかってしまいます。

そのため、まつげに余計な負担を与えてしまうマスカラは、まつげエクステ装着時には避けた方がいいでしょう。

 

クレンジングによりまつげエクステの接着が弱まる

人気のウォータープルーフなどの落ちにくいマスカラをキレイに落としきるには、油分や界面活性剤を多く含んだクレンジング剤を使わなくてはいけません。そして落とす際には、少なからずこするという動作が必要になります。このクレンジングオイルの化学的な作用とこするという物理的な作用でまつげエクステの接着力はどんどん弱まってしまいます。

 

皮膚のトラブルの原因になる

まつげエクステにマスカラをつけるとクレンジングが十分にできず、汚れが落としきれない可能性があります。マスカラがまつげやまつげエクステの根本に残ってしまうと、雑菌が繁殖する原因になることもあります。デリケートな目元に雑菌が増えたことで、結膜炎等の目の病気になったり、皮膚炎・アレルギー等が発症する場合もあります。

 

まつげエクステにマスカラを使用する場合

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マスカラを使用するタイミング

基本的にはまつげエクステを装着している上でマスカラを使用するのは避けた方がいいでしょう。もし、マスカラを使用したいけどまつげエクステの持ちが気になる方は、まつげエクステをリペアする直前など、ボリュームが落ちてきた時に少し使う程度にしておきましょう。

 

まつげエクステ専用のマスカラを使う

最近ではまつげエクステに使えるマスカラも販売されています。汗や皮脂には強いけれど、しっかり水やぬるま湯でもオフできるものが出てきています。ボリュームを足したい時には部分的にこのようなマスカラも使用してみるといいでしょう。

 

マスカラの使い方

まつげエクステにマスカラを塗るときは、まつげエクステと自まつげに負担をかけないように根元を避けて塗った方がいいです。根元からマスカラを塗ってしまうとマスカラが落としにくくなり、根元をこすることでエクステが取れる可能性も高まります。また、マスカラを使うポイントを限定して、部分的に使用するのもおすすめです。

 

マスカラのオフの仕方

まつげエクステ中のメイク落としには、オイルフリーのクレンジングを使いましょう。まつげエクステの持ちをよくするためには、目元をクレンジングでごしごしこすらないように注意が必要です。どうしてもまつげにマスカラが絡んで落としきれないときは、綿棒を使うのがおすすめです。綿棒にクレンジング剤を含ませて、気になる部分のマスカラを優しく落としてみてください。そうすることで、まつげとエクステの接着部分への負担が少なくなります。

 

マスカラを使ってもまつげエクステを長持ちさせるポイント

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オイルフリーのクレンジングを使う

まつげエクステをまつ毛に付けるときに使用されている接着剤(グルー)は、基本的に油分との相性が悪いです。日々オイル系のクレンジングを使っていると、接着力がどんどん落ちていってしまいます。なので、クレンジングの際は、オイルフリーの物を使用することをおすすめします。

 

シャワーを直接当てたり、根元をゴシゴシこすらない

まつげエクステを付けることで、通常よりも外部から受ける摩擦が大きくなります。そこへシャワーを直接当て高い水圧を与えたり、根元をゴシゴシこするとまつ毛がとても抜けやすくなってしまいます。なので洗顔の際は、まつ毛の根元から先へなでるように優しく洗ってあげましょう。

 

乾燥を防ぐためにまつ毛の美容液を使う

乾燥を防ぐためにまつ毛の美容液を使うことは、土台となるまつ毛自体をしっかり丈夫なものにするのにとても重要です。まつ毛が乾燥してしまうと、水分や栄養が抜けてしまい、ツヤやコシのないまつ毛になります。そうするとまつげエクステの持ちも悪くなってしまうので、まつ毛の美容液でしっかりケアをしましょう。

まとめ

基本的にはまつげエクステを装着した上でマスカラを使用するのはおすすめできませんが、使用したい場合は、ポイントを絞ってぬったり、回数を抑えて使用することをおすすめします。使用回数が多いほどまつげエクステの持ちは悪くなりますので、普段からまつげエクステを長持ちさせるためのポイントを意識して、うまく併用していきましょう。