みなさんもご存知のまつげエクステは、目元のおしゃれとして欠かせない存在になりました。その一方、まつげパーマにも最近では新しい技術が次々と誕生し、盛り上がりを見せています。
「まつげエクステとまつげパーマ、結局どちらがいいの!?」と悩んでいる方も多いかと思います。
今回はそんなまつげエクステとまつげパーマのメリットデメリットを比較していきたいと思います!
目次
【まつげエクステ・まつげパーマの比較】まつげエクステとは
まつげエクステとは、自まつげ1本1本にエクステを接着剤(グルー)で装着していく技術です。
マツエクはお隣の韓国で誕生し、その後日本に入ってきました。日本に入ってきた当初は、エクステ素材は今ほど優れているものではなく、粗悪な物も出回っていたようです。施術に関しても、当初は無資格でも施術することが可能でしたが、後に美容師免許の取得が必須となりました。最近では新しい技術も増えてきて、エクステもかなり改良されて品質の良い物が多くなり、デザインの幅もかなり広がりました。
まつげエクステには様々な技法がありますが、基本的にはエクステを1本のまつげに装着していくスタイルになります。
【まつげエクステ・まつげパーマの比較】まつげエクステのメリット
メイクの時短になる
まつげエクステをすると、すでにまつげが完成されているため、ビューラーもマスカラも必要がなくなります。アイメイクをしなくてもいいくらいぱっちりとした綺麗な目元になるので、メイク時間が大幅にカットできます。
デザインが選べて、自分のなりたいまつげになれる
まつげエクステでは、様々な種類のエクステから自分の目元に合うものを選んで装着することができます。例えばカールの種類、長さ、太さ、カラーなど幅広い種類が取り扱われています。組み合わせ次第でどんなまつげにもなれてしまうのがまつげエクステの最大のメリットです。
また、まつげエクステでは自まつげ1本に対して数本のエクステを装着できるボリュームラッシュと呼ばれる技法があり、自まつげの本数に自信のない方でも、自由自在にまつげのボリュームを増やすことができます。
【まつげエクステ・まつげパーマの比較】まつげエクステのデメリット
施術に時間がかかる
マツエクの施術工程は大きく分けて4段階あります。①カウンセリング②目元の保護③目元の汚れを落とす④エクステの装着
①カウンセリングでは、初回は10〜15分程度、2回目以降は5〜10分程度かかります。②の目元の保護から施術に入りますが、トータルで1時間から1時間半程度、つけるエクステの本数によってはそれ以上かかることもあります。
実際の施術では、マツエク専用のピンセットを使いエクステを1本1本取り、グルーをつけまつげに装着していきます。とても繊細な作業なだけにこれだけの時間がかかってしまいます。
オイル系のクレンジングが使えない
マツエクをまつげに付けるときに使用されている接着剤(グルー)は、基本的に油分との相性が悪いです。日々オイル系のクレンジングを使っていると、接着力がどんどん落ちていってしまいます。なので、クレンジングの際は、オイルフリーの物を使用することがすすめられています。
接着剤(グルー)によってアレルギーを起こす可能性がある
マツエクの接着剤に使われるグルーには、人によってはアレルギーを起こしてしまうことがあります。また、グルーを何度も常用していることによって炎症を起こす可能性もあります。
目元にシャワーを当てたり、擦ったりできない
まつげエクステを付けることで、通常よりも外部から受ける摩擦が大きくなります。そこへシャワーの水を直接当てて高い水圧を与えたり、根元をゴシゴシこするとまつげがとても抜けやすくなってしまいます。
【まつげエクステ・まつげパーマの比較】まつげパーマとは
パーマ液を使用し、自まつげにカールをつける方法です。
施術工程は大きく分けて6つあります。
①目元に保護のためのテープを貼る。②まつげをきれいにする。③ロットにまつげを巻きつけていく。④まつげに1つ目のパーマ液を塗る。⑤ 1つ目のパーマ液を落としてまつげを拭き、2つ目のパーマ液を塗る。⑥パーマ液を落としてまつげをケアする。
【まつげエクステ・まつげパーマの比較】まつげパーマのメリット
メイクの際にビューラーを使ってまつげを上げることが不要になるため、時間短縮になる
まつげパーマをすると、メイク時間の短縮になります。特に梅雨の時期などは湿気でなかなかまつげが上らなくて時間がかかるなんてことがあると思います。まつげパーマならビューラーを使わなくてもよくなるので、アイメイクがぐんと楽になります。
また、ビューラーを使用することによるまつげへの負担も減らすことができます。まつげは特にデリケートで抜けやすい毛なので、まつげパーマをすることでビューラーによる刺激から守ることができます。
メイク落としの時にクレンジングオイルが使える
まつげエクステの接着剤はクレンジングオイルと相性が悪く、接着剤の力を弱めてしまうためクレンジングオイルを使えませんが、まつげパーマでは気にすることなく使えます。また、まつげを気にすることなく目元に触れたり顔を拭けるのでストレスが少ないです。
湿気によってカールが落ちてくることがない
頭髪のパーマと同様に湿気によってカールが取れてしまうことがないので、パーマが効いている間はカールを持続させることができます。
【まつげエクステ・まつげパーマの比較】まつげパーマのデメリット
薬剤によってまつげへのダメージがある
まつげパーマはパーマをかけるための薬剤を使用し、毛の構造を変化させることでカールをかけていくので、まつげにかかる負担はゼロではありません。個人差はありますが、繰り返し使用することでまつげが徐々に痛んでくる可能性もあります。
まつげの量自体を増やす事はできない
まつげパーマはあくまでも自まつげにカールをかけるだけなので、毛量を増やせるわけではありません。その点、あまり自まつげに自信のない方はまつげエクステでまつげを増やす施術を行った方が、理想のまつげに近づけるでしょう。
まつげパーマをした後の一定期間はまつげエクステができない
まつげパーマをした後は一定の期間まつげエクステをすることができません。理由は3つあります。
1つめは、まつげへのダメージが大きいことが理由です。パーマ液はまつげに負担がかかります。ダメージがあるまつげにエクステを付けると更に傷めてしまう可能性があります。
2つめは、まつげエクステの持ちが悪くなってしまうからです。まつげパーマのカールとまつげエクステのカールの角度は合いません。それぞれの角度が合わないと、グルーの接着面が小さくなるのでまつげエクステの持ちが悪くなります。
3つめはエクステのカールがきれいにそろわないからです。まつげパーマは施術直後は1本1本そろったきれいなカールになりますが、まつげはそれぞれの生えているスピードが異なるため1ヶ月後くらいにはカールがバラついてきます。
まつげパーマによって、曲がっているまつげとカールが落ちてまっすぐなまつげが混在しているため、まつげエクステがきれいに付かない可能性があります。
バラついたまつげにまつげエクステがついていると、向きがバラバラになってしまい見栄えが悪くなってしまいます。
まとめ
まつげエクステとまつげパーマのどちらがいいかは、その人のまつげの状況や、生活スタイル、希望のまつげのデザインによって変わります。しかし、共通して言えるのは普段のメイクの手間が省けてとても楽になるということです。そしてまつげがきれいに上がってメイク時間も楽しくなります!興味のある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、まつげエクステもまつげパーマもそれぞれメリットは大きいですが、それと同時にデメリットも持ち合わせているので、事前によく調べておくことが大切です。