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楽天モバイルが自社回線に移行!詳細をまとめました

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「楽天モバイルが提供する”自社回線でのモバイル通信サービス”に興味がある」という人へ向けて、本記事では楽天モバイルの自社回線サービス”Rakuten UN-LIMIT”について紹介します。

結論から述べると、Rakuten UN-LIMITは都市部在住者向けのデータ通信サービスです。またサービス開始直後は様々なトラブルや障害が予想されるので、あまり多くの人におすすめできるサービスではありません。

とはいえデータ通信の定額使い放題サービスや4番目の大手キャリア誕生という目新しさに興味を持つ人もいるでしょう。楽天モバイルの自社回線サービスは、そうした目新しいモノが好きな人におすすめできるサービスです。

楽天モバイルの自社回線は2022年4月8日から正式サービス開始

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楽天モバイルの公式サイトを確認すると、楽天モバイルの自社回線は4月8日(水)からサービス開始するようです。

4月3日現在は先行予約を受付している段階です。「MNPおよび新規契約」「楽天モバイル移行の先行申し込み」を受け付けています。なお現在すでに楽天モバイルを利用しているユーザーは、契約中のプランをそのまま利用することも可能です。

楽天モバイル自社回線の魅力「Rakuten UN-LIMIT」とは?

楽天モバイルは自社回線プラン「Rakuten UN-LIMIT」を発表しました。詳しくは以下のとおりです。

  • 楽天回線エリアのみ完全データ使い放題
  • 楽天回線エリアは東京・名古屋・大阪などの一部エリアのみ
  • 料金は月額2,980円(通話料などは別費用)
  • 300万人を対象に、プラン料金を1年間無料にするキャンペーン中
  • 楽天回線エリアの場合、月2GBでデータ通信可能。容量オーバー後は最大128kbpsまで速度制限が発生する
  • 「Rakuten Link」アプリを利用すれば国内通話かけ放題(アプリ未使用時は30秒20円)
  • 月額980円で海外980円で国際通話かけ放題
  • 海外66カ国で月2GBまでデータ通信可能

簡単にまとめると、一部の都市部に住んでいる人は「Rakuten UN-LIMIT」を契約するメリットが大きいです。また解体通話や海外データ通信もある程度できるのは評価できるポイントです。

ただし楽天回線エリア外の場合は月に2GBまでしか通信できない点、パートナーエリアでカバーされている地域も広くないです。これらのことから、2022年4月現在では「Rakuten UN-LIMIT」はあまり多くの人におすすめできるプランではありません。

楽天モバイルから自社回線への移行に際して

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楽天モバイルが自社回線に移り変わる取り組みを簡単に振り返ってみましょう。

2019年10月以降は自社回線へ移行

当初楽天モバイルは「2019年10月から自社回線サービスに移り変わる」ことを公言していました。

しかし計画が予想よりも遅れた影響を受けて、楽天は「無料サポータープログラム」を提供。通話無料・データ通信料無料という破格の条件をメリットに、品質テストやアンケートへの回答を契約の条件としていました。

2019年10月から2022年4月7日まで、楽天は格安SIMの「楽天モバイル」サービスを提供しながら自社回線のテストも行っていました。

MVNOの新規受付は4月7日で停止

2022年4月8日から始まる楽天の自社回線サービス「Rakuten UN-LIMIT」。その一方で、格安SIMの楽天モバイルは4月7日をもって新規契約を終了します。

「スーパーホーダイ」および「組み合わせプラン」の新規受付が7日に停止します。格安SIMの楽天モバイルと契約を考えている人は、早めに契約しておきましょう。

一方で現在格安SIMの楽天モバイルを契約している人は、8日港も継続して利用可能です。また「Rakuten UN-LIMIT」に移行する場合、契約解除料は発生しません。

楽天モバイルの自社回線対応エリアは?

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以下では楽天モバイルの自社回線が対応しているエリアについて紹介します。

東京・名古屋・大阪で楽天モバイルの自社回線がスタート

楽天モバイルの自社回線エリアおよびパートナーエリアは公式サイトから確認できます。サービス対応エリアを確認すると東京・名古屋・大阪・京都・兵庫の一部地域のみ楽天の自社回線エリアとなっています。パートナーエリアと混同しないよう注意して確認しましょう。

こうしてみると、パートナーエリアの通信可能エリアもそれほど広くないことが浮き彫りになりました。都市部周辺からでない人には問題ないですが、旅行をする人や田舎に住んでいる人は、そもそも通信できないケースも発生しそうです。

楽天モバイルの自社回線エリアが拡大する予定時期は?

2022年3月の楽天モバイルの基地局数は約4,400局ほど。2021年3月には8,600局を整備する予定でしたが、今後はこのスケジュールを前倒しして、基地局の整備を進めていく模様です。

具体的な拡大計画は発表されていませんが、今後楽天モバイルの通信可能エリアは急速に拡大しそうです。都市部以外に住んでいる人は、1~2年ほど様子を見たほうが良いでしょう。

パートナーエリアでも利用可能

楽天は自社回線以外の地域をKDDIの回線でカバーしています。ただし月2GBしか利用できず、容量オーバー後は最大128kbpsまで速度制限されるので注意が必要です。

ただし500円を支払うことで1GBのデータ追加が可能です。多くの格安SIMでは1GBチャージするのに1,000円ほど必要なので、データチャージ代は相場より安いです。

月2GBだと容量オーバーするユーザーも多く発生しそうです。楽天の自社回線以外で利用するユーザーは、いま契約すべきか慎重に判断しましょう。

楽天モバイルのモバイルの自社回線に申し込むべきか

以下では楽天モバイルの自社回線プランから、申し込むべきか否かについて考察します。

Rakuten UN-LIMITは非常に魅力的

結論ですが、Rakuten UN-LIMITは”都市部の人に”おすすめのプランです。「通信制限なし」「専用アプリの利用で国内通話かけ放題」「海外利用もしやすい」のに対して月額2,980円は破格の安さです。

他の大手キャリアでもデータ通信がほぼ無制限のプランを打ち出していますが、端末代を除いても月1万円前後の通信料が発生するケースも多いです。それを「完全にデータ通信使い放題」で月額2,980円はあり得ないほど安いですね。大手キャリアの通信品質で価格は格安SIMレベルといった、夢のようなプランです。

ただし楽天モバイルの自社回線は何度か通信障害が報告されているため、今後も通信障害が発生するリスクが否めない点に注意が必要です。とはいえ都市部に住んでいる人は「Rakuten UN-LIMIT」の契約を強くお勧めします。

対応機種が少ないのはデメリット【iPhoneも対象外】

盲点ですが、「Rakuten UN-LIMIT」ではiPhoneを利用できません。
正確には、楽天モバイルの公式サイトで公表している対応端末に「iPhone」が登場していないです。Androidスマホでも対応していないデバイスも多いため、「SIMカードを入れ替えれば利用できる」と思っている人は注意しましょう。

一方で一部ネットのブログなどでは「無料サポータープランを活用してiPhoneを利用したら普通に使えた」との報告もあります。しかし公式がiPhoneへの対応を正式発表していない以上、楽天モバイルの自社回線でiPhoneを利用できる保証はありません。

とはいえ人気端末であるiPhoneがこのままずっと非対応のままになることは考えにくいです。おそらくいつかは楽天モバイルも正式にiPhoneを取り扱うことが期待できます。しかし残念ですが、楽天モバイルでiPhoneを利用するのはもう少し時間がかかりそうです。

都市部以外で利用する人はおすすめできない

残念ながら2022年4月、楽天モバイルの自社回線エリアは一部の都市部に限られています。パートナーエリアで通信する場合は月2GBで速度制限されてしまうため、自社回線以外のエリアに住んでいる人はおすすめしにくいです。

ただし現在「Rakuten UN-LIMIT」では”プラン料金1年間無料”を打ち出しています。1GBのデータチャージは500円のため、データ追加とキャンペーンをうまく活用すれば都市部以外でもお得に利用できるチャンスがあります。

まとめ:楽天モバイルの自社回線申し込みは様子見が良さそう

いかがでしたか。いよいよ始まる楽天モバイルの自社回線サービスは、とてもワクワクしますね。

エリアが限られているとはいえ、圧倒的な低価格でデータ通信し放題は非常に魅力的です。データチャージ料も相場より安いため、キャンペーンを活用すれば格安SIMよりも安い通信料に抑えることもできそうです。

とはいえ楽天モバイルの自社回線サービスはまだ始まったばかり。これまでにもサポータープログラム中の通信障害の発生が報じられているため、今後もある程度の障害が発生するリスクは否めません。

全体的におすすめできる楽天モバイルの自社回線サービスですが、少し様子を見てから契約を決めたほうが良いかと思います。