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ドコモ系回線の格安SIMおすすめ5社を紹介!料金・特徴まとめ

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「ドコモ系回線を提供している格安SIMとの契約を考えている。おすすめの格安SIMを知りたい」と考えている人へ向けて、本記事ではおすすめのドコモ系格安SIM5社を紹介します。
ドコモ系の格安SIMを利用すれば、通信費を大幅に抑えつつ、ドコモの通信可能エリア内であればデータ通信が可能となります。またドコモで購入したスマートフォンを、SIMロック解除せずにそのまま利用できるのもメリットです。

とはいえお昼時間帯などのアクセスが集中する時間では、通信速度が遅くなります。またドコモショップなどの直営店がある格安SIM会社(MVNO)も少ないので、サポートが(ドコモと比較すると)手薄になるのもデメリットといえます。

ドコモ系回線の格安SIMとは?

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以下ではドコモ系格安SIMの特徴について紹介します。

ドコモとドコモ系格安SIMの違い

ドコモとドコモ系の格安SIMにはどのような違いがあるのでしょうか。
「通信速度」「料金」「プラン」「スマホ」という5つの観点から考察します。

通信速度の安定性

格安SIMには”時間帯によって発生する速度制限”があります。
お昼時間帯などでアクセスが殺到すると、格安SIMでは一時的に通信速度が遅くなります。一方ドコモであればお昼時間でも通信速度が遅くなることはまずありません。

格安SIMはあくまで”ドコモ回線の一部を利用している”だけなので、アクセスが増えると回線が混雑し、通信速度が遅くなります。
通信の安定性という観点では、ドコモのほうが優れています。

月額料金

ドコモとスマートフォンの通信契約をした場合、音声通話+データ通信で7,000円以上の通信費が毎月発生するでしょう。もちろんキャンペーンなどを利用することで安く契約することも可能です。しかし”好きなスマートフォンを””好きな通信プランで”利用したい人は、毎月1万円以上の通信費を支払っている人も珍しくありません。

一方で格安SIMでは、月々1,000~2,000円台で通信費が収まっているケースが多いです。これは大手キャリアの月額料金の半額以下です。
月額料金という観点で考えると、格安SIMのほうが優れています。

音声通話プラン

格安SIMの多くは「3分間だけ何度でも通話し放題」「10分間だけ何度でも通話し放題」といった通話し放題プランに対応しています。しかし「時間無制限の通話し放題オプション」に対応している格安SIMは多くないです。

一方でドコモでは「国内通話の無制限通話プラン」を導入しています。料金は高くなりますが、スマホで音声通話を頻繁に利用する人にとっては便利なサービスです。
音声通話をたくさん利用する人にとっては、ドコモでの契約をおすすめします。

取り扱いスマホ

格安SIMではセットで格安スマホを取り扱っています。中には高額なハイエンドスマホも取り扱っていることもありますが、ほとんどは5万円以下の格安スマホです。
一方でドコモでは格安スマホはもちろん、最新のハイエンドスマホや最新のiPhoneを取り扱っています。

高機能で最先端のスマートフォンを利用したい人は、ドコモでの契約をお勧めします。

ドコモ系回線の格安SIMおすすめ5社

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以下ではドコモ系格安SIMのおすすめ5社について紹介します。

ドコモ系回線の格安SIM1:LINEモバイル

LINEモバイルの特徴は下記のとおりです。

  • データフリーオプションに対応
  • 格安SIMで唯一LINEのID検索が可能
  • 月額600円から利用可能

LINEモバイルの魅力はなんといっても”LINEアプリで利用するデータ通信量がカウントされない”ことです。「LINEデータフリー」というオプション(無料)を申し込むことで、LINEアプリ利用で利用したデータ通信量がカウントされません。LINEのヘビーユーザーは必ずつけるべきオプションといえます。さらに追加費用を支払うことで、TwitterやFacebook、InstagramといったSNSのデータ通信量もカウント対象外にすることができます。

またLINEモバイルは格安SIMで唯一、LINEの年齢認証に対応しています。これによって、ID検索機能が利用可能になります。他の格安SIMではLINEの年齢認証に対応していないため、スマホでLINEのID検索を利用したい人はLINEモバイルを利用しましょう。

LINEモバイルは、データ通信SIMなら月額600円から、音声通話SIMなら月額1,100円から利用可能です。データ通信専用のサブスマホ向けの格安SIMといえます。

ドコモ系回線の格安SIM2:BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルの特徴は下記のとおりです。

  • エンタメフリー・オプションに対応
  • BIGLOBE関係のサービスとセット利用で割引あり
  • 通信料が安い

BIGLOBEモバイル最大の魅力は”エンタメフリー・オプション”にあります。

エンタメフリー・オプションとは、YouTubeやAbemaTVなどを利用したときのデータ通信量がカウント対象外となるサービスです。これによって、例え外出先でYouTube動画を沢山視聴しても、高速データ通信量を消費することなくYouTubeを楽しめます。動画コンテンツはギガをたくさん消費するので、外出先でYouTubeなどを視聴したい人はエンタメフリー・オプションは必ずつけるべきオプションといえます。

BIGLOBEは光回線やWiMAXなどのサービスも提供しており、それらもセットで契約すると月額割引やGポイントなど、お得にサービスを利用できるようになります。

音声通話SIMにエンタメフリー・オプションを追加しても、月々2,000~3,000円前後の通信料しかかかりません。BIGLOBEモバイルはコスパに優れた、非常におすすめの格安SIMです。

ドコモ系回線の格安SIM3:イオンモバイル

イオンモバイルの特徴は下記のとおりです。

  • 全国のイオン200店舗以上で販売・サポート対応
  • 料金プランが豊富

イオンモバイルは格安SIMの中でも比較的サポートが手厚いMVNOです。全国200以上のイオン店舗で、販売からアフターサポートまで一貫して対応可能なのが魅力的。一般的に格安SIMでは初期設定はユーザー自身が行います。またトラブル時にもサポートの窓口はWebまたは電話サポートのみ、というMVNOが多いです。

イオンモバイルでは対面でサービスの説明や不明点のアドバイスまで受けられるため、安心感があります。料金プランも幅広く、子供からお年寄りまで幅広い人におすすめできる格安SIMです。

ドコモ系回線の格安SIM4:楽天モバイル

楽天モバイルの特徴は下記のとおりです。

  • 楽天スーパーポイントが溜まりやすい
  • 「スーパーホーダイ」プランが便利

楽天モバイルを契約すると「楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の倍率が上がるため、楽天市場でのお買い物がお得になります。

格安SIMとしても非常に魅力的です。たとえば楽天モバイルの「スーパーホーダイ」プランは”ギガを使い切っても最大1Mbpsで通信可能””10分以内の国内通話がかけ放題”など、内容的に優れています。楽天のサービスを頻繁に利用する人に、楽天モバイルはおすすめです。

ドコモ系回線の格安SIM5:mineo

mineoの特徴は下記のとおりです。

  • ドコモ、au、ソフトバンクの回線に対応
  • サポートの仕組みが充実

mineoは格安SIM初心者におすすめのMVNOです。3大キャリアに対応しているので、以前キャリアで購入したスマートフォンを、SIMロック解除せずに再利用可能です。

全国200店舗以上の窓口があり、オンラインチャットでのサポートにも対応。さらにユーザー同士が疑問や不安点を投稿・回答できる「マイネ王」というプラットフォームもあります。

尖った特徴こそないものの、バランスの良いサポートを提供しているのがmineoの特徴で、初めて格安SIMを利用する人にお勧めできるMVNOです。

ドコモ系回線の格安SIMを契約するメリット

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以下ではドコモ系格安SIMを契約するメリットについて紹介します。

通信費が大幅に安くなる

ドコモとスマートフォンの通信契約を結んだ場合、1万円前後の通信費が発生します。一方で格安SIMを利用するユーザーの多くは、毎月の通信費を1人当たり2,000~3,000円の間で収めています。
ドコモ系格安SIMを利用すれば、通信費をドコモの半額以下に収めることも難しくないでしょう。

通信対応エリアはドコモと変わらない

通信可能エリアはドコモとドコモ系格安SIMの間に違いはありません。
ドコモ回線の一部を借りているMVNOですが、通信可能エリアはドコモとまったく同じなので、格安SIMでも幅広い場所でデータ通信できます。

ドコモ系回線の格安SIMを契約するデメリット

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以下ではドコモ系格安SIMを契約するデメリットについて紹介します。

時間帯によって通信速度が低下する

お昼時間帯や通勤通学時間帯になると、ドコモ系格安SIMは通信速度が低下します。

これは格安SIM全般に言えることですが、アクセスが集中する(多くの人がスマホを利用している)時間帯では回線が混雑し、通信速度が低下します。
大手キャリアの回線の一部を借りている格安SIMの特性上、この問題を解決するのは難しそうです。

音声通話かけ放題オプションがない

ドコモでは「国内通話の無制限かけ放題オプション」が用意されているのに対し、ドコモ系格安SIMでは「10分間何度でもかけ放題オプション」までしか用意されていません。
仕事で音声通話を多用する人は、ドコモと契約したほうが料金的にお得となるでしょう。

サポートが手薄

格安SIMは通信費を下げるため、人件費や店舗代などを節約しています。実店舗を持たず、契約からサポートまですべてインターネット上で完結している業者も珍しくありません。
一方でドコモは全国各地にドコモショップがあるため、地方にいても気軽にドコモのサービスを受けることができます。手厚いサポート体制を求めるならドコモをおすすめします。

まとめ:ドコモ系回線の格安SIM契約は多くの人におすすめ

いかがでしたか。
通信速度の安定性やサポート体制などに不安はあるものの、毎月の通信費を大幅に削減できるドコモ系格安SIMはおすすめです。特に家族で格安SIMを利用すれば、年間で10万円前後の支出削減効果も期待できます。格安SIMは、節約の手段としてもおすすめです。

もちろん安定した高速通信回線や音声通話し放題プランが必要な人もいるため、万人に格安SIMはおすすめできません。とはいえ多くの人は、格安SIMで十分と思うでしょう。
ドコモから格安SIMへのMNP転出手続きは意外と簡単です。解約違約金に注意しつつ、この機会にドコモ系格安SIMを利用してみませんか。