格安スマホへの乗り換えを検討しているという人はいませんか?キャリアのスマホを使い慣れていると、格安スマホはどういったものなのか分からないという人もいます。そんな人に向けてこの記事では、格安スマホの選び方について紹介。後悔しないための選び方や格安スマホへ乗り換えるメリット・デメリットについてまとめました。興味のある人は、ぜひご覧ください。
目次
格安スマホの後悔しない選び方
まずは、格安スマホの後悔しない選び方について紹介します。
月額料金
一つ目は、月額料金で選ぶという方法です。格安スマホは、データ容量を基準に月額料金が決められています。データ容量が大きいものを選べばそれだけ月額料金も高くなりますし逆にデータ容量が低ければ月額料金も安め。自分が普段どのくらいのデータ容量を利用しているのかを把握することで、月額料金の目安も知ることができます。
通信速度
二つ目は、通信速度です。格安スマホが登場した当初は、通信速度が遅いと言われていました。ですが、最近は改善されつつ、キャリアほどではありませんが通信速度が速い通信事業者も登場しています。もし通信速度にこだわるのであれば、それらの通信事業者を選ぶと良いでしょう。
キャッシュバックなどの特典
三つ目は、キャッシュバックなどの特典で選ぶということです。各通信事業者では、独自のキャンペーンやキャッシュバックを展開しています。これらのキャンペーンやキャッシュバクをうまく利用することで、月額料金をどんどん下げることができ、お得感も満載です。
機能性
四つ目は、機能性で選ぶという方法です。格安スマホは、キャリアのように利用できる機能はそれほど多くはありません。搭載されている機能は端末ごとに異なりますが、おサイフケータイ機能や、防水・防塵機能など、意外と便利と思える機能が搭載されているものもあります。キャリアで利用していた機能が格安スマホでも利用できるのであれば、そのような端末を選ぶと良いでしょう。
【後悔しないために!】格安スマホのメリット
ではここで、格安スマホのメリットについて紹介します。
月額料金が安い
まずは、月額料金が安いということです。上記でも述べたように、格安スマホはデータ容量を基準に月額料金が決められています。キャリアと比べると月々の差は数千円。契約期間が長ければ長いほど、お得に利用できるのです。
料金プランがシンプル
続いては、料金プランがシンプルであるということです。キャリアの料金プランは複雑すぎて、説明を聞いても中々理解しずらいものですが、格安スマホの料金プランは非常にシンプル。「通話専用」であるか「データ専用」であるかを選ぶだけです。
2年縛りがない
続いては、2年縛りがないということです。キャリアの契約は2年が当たり前となっていますが、格安スマホは0ヶ月~1年がほとんど。そのため、契約も解約もしやすいのです。
キャリアのスマホをそのまま利用できる
続いては、キャリアのスマホをそのまま利用できるということです。格安スマホは、sim対応のキャリアスマホであれば、そのまま利用が可能。そのため、新しく購入する必要がありません。
電話番号を引き継げる
続いては、電話番号を引き継げるということです。格安スマホは、MNPを使ってキャリアから乗り換えると、電話番号をそのまま引き継ぐことができます。電話番号を変えたくないという人であっても、気軽に乗り換えができるのです。
【後悔しないために!】格安スマホのデメリット
格安スマホのメリットを紹介したところで、ここからは、デメリットを紹介します。
通信速度が遅い
まずは、通信速度が遅いということです。これも上記で述べましたが、格安スマホはキャリアと比べると通信速度は遅いです。その理由は、格安スマホがキャリアの回線を間借りして通信を行うから。回線が混雑しだすと優先されるのはキャリアのスマホとなってしまうため、どうしても遅くなってしまうのです。
通話料金が高い
続いては、通話料金が高いということです。格安スマホは、データ容量を基に月額料金を設定しているため、通話よりもデータの方に力を入れています。そのため、キャリアと比べるとどうしても高め。格安スマホで通話を行うと30秒で20円かかります。
キャリアメールが利用できない
続いては、キャリアメールが利用できないということです。キャリアメールとは「@docomo.ne.jp」の様にキャリアから提供されているメールアドレス。このキャリアメールは、格安スマホへの乗り換えと同時に利用はできません。格安スマホで利用するメールは、GmailやYahoo!メールといったフリーメールを使うことになります。
LINEのID検索ができない
続いては、LINEのID検索ができないということです。LINEのIDでは年齢確認が必要となります。この年齢確認のシステムは、キャリアでは導入されていますが、格安スマホでは導入されていません。そのため、LINEのID検索ができないのです。
サポート内容がキャリアと異なる
続いては、サポート内容がキャリアと異なるということです。キャリアから格安スマホへ乗り換えると、これまで利用していたキャリアのサポートは全て受けることができません。また、困った場合においても、格安スマホは実店舗がほとんど存在しないことから電話やメールでの対応となります。キャリアほどではありませんが、大手通信事業者であれば、サポート体制は強いです。ですが、それ以外の通信事業者であれば、サポート体制はどれほど強くありません。
電話が利用できない期間がある
続いては、電話が利用できない期間があるということです。格安スマホの申し込みを行う際、一緒にsimカードの手続きも行います。このsimカードをスマホに挿入すれば格安スマホとして利用可能となるわけですが、simカードが手元に届くまでには数日かかります。そのため、その期間は電話が利用できないのです。
支払いはクレジットカード推奨が多い
続いては、支払いはクレジットカード推奨が多いということです。キャリアであれば様々な支払い方法を提供してくれますが、格安スマホの場合、クレジットカード決済がほとんど。中には、口座振替・デビットカード支払いを提供している通信事業者もあるのですが、まだまだ数が少ないのが現状です。
初期設定は自分で行う
続いては、初期設定は自分で行うということです。キャリアであれば、店舗を訪れて契約をし、初期設定などの必要な設定を行ってくれますが、格安スマホは、上記でも述べたように実店舗はほとんど存在しません。そのため、初期設定などの必要な設定は自分で行わなければならないのです。
テザリングが利用できない場合がある
続いては、テザリングが利用できないということです。テザリングとは、自分のスマホをwifiスポットのように使い、様々な機器を接続する機能のこと。キャリアのスマホではほとんどがテザリング対応ですが、格安スマホでは、このテザリングに対応していない端末もあるため、利用できない場合があるというわけです。
購入可能端末が限られる
続いては、購入可能端末が限られるということです。格安スマホはsim対応であることが絶対条件です。そのため、選ぶべき端末はsim対応のもの。全ての端末がsimに対応しているものでないため、購入可能となる端末も限られます。
後悔しないために選ぶべき格安スマホ事業者
それでは最後に、後悔しないために選ぶべき格安スマホ事業者を紹介します。
UQ mobile
UQ mobileは、auの回線を使っている格安スマホ事業者です。通信速度は速く、キャンペーンも豊富であることから人気を集めています。また、auスマホユーザーであれば、月々の携帯料金が割引となるセット割も実施。対象エリアも全国のため、場所を選びません。
Y!mobile
Y!mobileは、他社とは違い、自社の回線を使っている格安スマホ事業者です。そのため、回線が混雑する時間帯であっても通信速度は安定。月額料金に関して他社よりも少々高めではありますが、キャンペーンなどをうまく利用することでカバーすることができます。
楽天モバイル
楽天モバイルは、スマホのネット契約数No.1の格安スマホ事業者です。毎月の支払いで楽天ポイントを貯めることができたり、楽天市場で買い物をして貯めたポイントを携帯料金の支配に回すことも可能。「楽天でんわアプリ」を使えば10分以内の電話が無料で利用できます。
LINEモバイル
LINEモバイルは、格安スマホの中で唯一LINEのID検索ができる格安スマホ事業者です。LINE、LINE MUSIC、SNSのデータ通信量を気にせずに利用できるサービスや、家族や友人たちとデータ通信量のシェアも可能となるサービスなど、ユニークなサービスを揃えています。
【まとめ】格安スマホで後悔しないよう特徴を理解しておこう
格安スマホへの乗り換えを後悔しないために、メリットやデメリット、選ぶ方について詳しく紹介しました。キャリアからの乗り換えで、月々の料金が安くなる事は確かです。また、機能的にもほとんど変わらないため、初めての人でも違和感なく使うことができます。海苔かで後悔しないために、それぞれの通信事業者の特徴をよく理解し、契約をしましょう。