乗り換えるユーザーが年々増加している格安スマホ。今現在キャリアから格安スマホへの乗り換えを検討しているという人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、格安スマホのメリット・デメリットを詳しく紹介します。格安スマホには、一体どのようなメリット・デメリットが存在するのか。今後の乗り換えのためにも、ぜひチェックしてみてください。
目次
格安スマホのメリット・デメリットとは
格安スマホには、様々なメリット・デメリットが存在します。例えデメリットであったとしても、自分にとって問題がなければデメリットではありません。どのようなメリット・デメリットがあるのか、次から詳しく紹介します。
【デメリット以外】格安スマホのメリット
ではここで、格安スマホのメリットについて紹介します。
月額料金が安くなる
まずは月額料金が安くなるということです。キャリアと格安スマホの月額料金を比較すると、月額数千円もの差になります。格安スマホは、その名の通り「格安」であることが大きな特徴。キャンペーンなどをプラスすれば、月額料金もどんどん下がります。
料金プランがシンプル
続いては、料金プランがシンプルであるということです。格安スマホの月額料金は、「通話専用」「データ専用」の2つのみ。キャリアのように複雑な設定となっていないため、料金プランも選びやすく、また、月々の料金も把握しやすいです。
電話番号が引き継げる
続いては、電話番号が引き継げるということです。格安スマホでは、キャリアの電話番号を引き継ぐことができます。そのため、電話番号を変える必要もありません。
2年縛りがない
続いては、2年縛りがないということです。キャリアでの契約期間は2年がほとんどですが、格安スマホの契約期間は、0ヶ月~1年がほとんど。そのため気軽に契約ができ、気軽に解約もできます。
キャリアのスマホがそのまま利用可能
続いては、キャリアのスマホがそのまま利用可能であるということです。格安スマホでは、sim対応のキャリアスマホであれば、そのまま利用することが可能。そのため、新しく端末を購入する必要もありません。
【メリット以外】格安スマホのデメリット
格安スマホのメリットを紹介したところで、ここからはデメリットを紹介します。
通信速度が遅い
まずは、通信速度が遅いということです。格安スマホはキャリアの回線を間借りして通信を行います。そのため、回線が混みだすと優先されるのはキャリアのスマホ。最近では、通信速度の速い格安スマホ事業者も増えてきてはいますが、ほとんどはキャリアと比べると通信速度は劣ります。
通話料金が高い
続いては、通話料金が高いということです。格安スマホは、データ容量を基準に料金設定を行っています。そのためデータ容量の方が通話に比べて重視されており、通話量がキャリアと比べると高いのです。因みに、格安スマホで通話を行うと30秒で20円かかります。
キャリアメールが利用できない
続いては、キャリアメールが利用できないということです。キャリアメールとは「@docomo.ne.jp」のように、キャリアから提供されているメールアドレスのこと。このキャリアメールは、格安スマホに乗り換えることで利用はできません。そのため、格安スマホでは、GmailやYahoo!メールといったフリーメールを使うことになります。
LINEのID検索が利用できない
続いては、LINEのID検索が利用できないということです。LINEでID検索をする場合、年齢確認が必要となります。この年齢確認のシステムはキャリアのスマホであれば搭載されているのですが、格安スマホには搭載されていません。そのため、LINEのID検索を行うことができないのです。
テザリングが利用できない場合がある
続いては、テザリングが利用できない場合があるということです。テザリングとは、自分尾スマホをwifiスポットの様に使い、様々な機器を接続する機能のこと。キャリアのスマホにはこの機能が搭載されていますが、格安スマホの場合、端末によって搭載されていないものもあります。そのため、テザリングが利用できない場合があるというわけです。
購入可能端末が限られる
続ては、購入可能端末が限られるということです。格安スマホは、simに対応している端末でなければなりません。全ての端末がsimに対応しているわけではないため、購入可能となる端末が限られてくるのです。
電話が利用できない期間がある
続いては、電話が利用できない期間があるということです。格安スマホを申し込む際、simカードの手続きも行います。このsimカードは格安スマホを利用するために必要となるもの。simカードの手続きを行ってから手元に届くまでに数日かかります。この期間、電話を利用することはできません。ですが、即日発送してくれる通信事業者もありますので、できるだけ早く電話を使いたいという人は、そのような通信事業者を選ぶのもおすすめです。
クレジットカード決済が多い
続いては、クレジットカード決済が多いということです。格安スマホでは、クレジットカード決済を推奨している通信事業者がほとんどです。中には、口座振替やデビットカード支払いができるところもありますが、数はそれほど多くありません。そのため、格安スマホを契約する場合は、クレジットカードを持っておいた方が良いです。
キャリアとサポートが異なる
続いては、キャリアとサポートが異なるということです。キャリアの場合、困ったことがあった時は店舗を訪れて対処してくれますが、格安スマホは実店舗がほとんど存在しないため、困ったときは電話やメール相談となります。契約先が大手の通信事業者であれば、それなりの対処をしてくれるのですが、小さな通信事業者となるとサポート体制も弱く、満足できるほどの対処を行ってくれません。サポートの大切さも、通信事業者を選ぶ上のポイントとなります。
初期設定は自分で行う必要がある
続いては、初期設定は自分で行う必要があるということです。キャリアで契約を行うと店舗側で必要な設定を行ってくれます。ですが、格安スマホは上記でも述べたように、実店舗がほとんど存在しません。そのため、初期設定は自分で行う必要があります。
【メリット・デメリット】格安スマホの選び方
ではここで、格安スマホの選び方について紹介します。
月額料金
一つ目は、月額料金です。格安スマホは上記でも述べたように、データ容量を基準に月額料金が設定されています。データ容量が多ければ多いほど月額料金が高くなり、データ容量が少なければ少ないほど、月額料金も安くなる。自分が普段どのくらいデータ容量を使っているのかを把握すると、月額にかかる料金も分かりやすくなります。
通信速度
二つ目は、通信速度です。上記で格安スマホはキャリアより遅いと述べました。で、通信事業者の中には、キャリアとは変わらない速度を誇るものもあります。もし、通信速度にこだわっているのであれば、そのような通信事業者と契約することをおすすめします。
キャッシュバックやキャンペーン
三つ目は、キャッシュバックやキャンペーンで選ぶという方法です。各通信事業者には、独自のキャンペーンやキャッシュバックを設けられています。これらをうまく使うことで、月々の料金が大幅に下がります。内容も様々ですので、自分が得をすると感じた通信事業者を選んでみましょう。
デメリットよりメリットが多いおすすめの格安スマホ事業者
それでは最後に、おすすめの格安スマホ事業者を紹介します。
UQ mobile
UQ mobileは、auの回線を使っている格安スマホ事業者です。安定した通信速度を誇り、キャンペーンも豊富。余ったデータ容量は翌月に繰り越すことができるため無駄がありません。また、料金プランもとてもシンプルです。
楽天モバイル
楽天モバイルは、ネット契約数No.1の格安スマホ事業者。毎月の支払い楽天ポイントが貯まるのはもちろん、楽天市場の買い物で貯まったポイントは、月額の支払いにも利用可能です。また、「楽天でんわアプリ」を使うと10分以内の電話が無料で使えます。
LINEモバイル
LINEモバイルは、格安スマホの中でも唯一、LINEのID検索ができる格安スマホ事業者です。LINE、LINE MUSIC、SNSのデータ通信量を気にせず使えるサービスもあったり、家族や友人たちとデータ通信量のシェアも可能。まさにSNS好きにはおすすめです。
Y!mobile
Y!mobileは、他社と異なり独自の回線を利用しているため、通信が込み合う時間帯であっても通信速度は安定。動画もサクサクと観ることができます。基本料金は少々高めの設定ではありますが、キャンペーンをうまく利用すれば遜色なく利用可能。通信速度のこだわる人におすすめです。
【まとめ】格安スマホはメリット・デメリットを参考に
格安スマホのメリット・デメリットについて紹介しました。格安スマホは、キャリアと比べて利用できる機能は限られてきますが、代用できる方法もあるためそれほど問題ではありません。ぜひ、今回紹介したメリット・デメリットを参考に乗り換えを検討してみてください。