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WiMAXは2022年3月末で終了!今後はWiMAX 2+へ

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「WiMAXって利用できなくなるの?」
「WiMAXがサービス終了ってニュースで見たけど本当?」
上記のような疑問を抱えている人へ、本記事では「WiMAXはサービス終了するのか?」という疑問に答えていきます。
いきなり結論ですが「WiMAX」というプラン(回線)は終了しますが、代わりに「WiMAX 2+」というプラン(回線)が提供されています。
よってよほど古い機種のルーターを利用していない限り、今後もWiMAX(正確にはWiMAX 2+)は利用できますのでご安心ください。

WiMAXは2022年3月末で終了

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UQ WiMAXを提供している「UQ Communications」は2018年9月3日、下記のお知らせを公開しました。

旧WiMAXサービスの提供終了に伴うWiMAX 2+機器への機種変更のお願い

UQコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:野坂 章雄、以下UQ)は、周波数の有効利用を目的に、2009年2月より提供してまいりましたWiMAXサービスを2022年3月31日をもって終了いたします(注1)。また、WiMAXサービスの終了に先立ち、2018年9月30日をもちまして、WiMAXサービスの新規加入のお申込み受付を終了いたします。

引用:UQ Communications

これにより、WiMAXのみに対応したルーターは利用不可、WiMAX 2+のサービスも併用できるルーターはWiMAXのサービスが利用できなくなりました(WiMAX 2+は利用できます)。

WiMAXのサービスはWiMAX 2+へ

WiMAXとWiMAX 2+は何が変わったのでしょうか。
結論ですが、WiMAX 2+はWiMAXよりも通信速度が飛躍的に向上しています。
※ただし3日で10GBという通信制限が発生するようになりました。

WiMAX・・・最大下り速度:13.3Mbps
WiMAX 2+・・・最大下り速度:440Mbps

またWiMAXでは10MHzという周波数帯を利用していましたが、今後はこの周波数帯もWiMAX 2+で利用可能になるので、今までよりも安定したデータ通信が期待できます。

WiMAXサービスが終了する機種一覧

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下記ではWiMAXサービスが終了する主要なデバイスを紹介します。

モバイルルーター

WiMAXに対応した主要なモバイルルーターは下記のとおりです。

  • WMX-GWMR
  • AZ01MR
  • Aterm WM330R、Aterm WM3500R、Aterm WM3600R、Aterm WM3800R
  • URoad-5000、URoad-7000、URoad-9000、URoad-SS10、URoad-Aero
  • egg
  • Mobile Cube、Mobile Slim

引用:UQ Communications

これらのルーターを利用している人は、早めにWiMAX 2+に対応したルーターを入手しておいたほうが良いでしょう。2022年3月31日を過ぎると、上記ルーターではデータ通信できなくなるリスクがあります。

ホームルーター

WiMAXに対応した主要なホームルーターは下記のとおりです。

  • WMX-GWBA、WMX-GW02A
  • Aterm WM3400RN、Aterm WM3450RN
  • URoad Home

引用:UQ Communications

これらのホームルーターを利用している家庭・会社は早くルーターを乗り換えることをおすすめします。WiMAXサービスが期限を迎えると、一気にデータ通信ができなくなります。

WiMAX内臓パソコン

WiMAXを内蔵したパソコンも、今回のサービス停止の影響を受けます。
WiMAX内蔵パソコンを販売していたメーカーは下記のとおりです。

  • Acer
  • ASUS
  • NEC
  • エプソンダイレクト
  • オンキョー
  • KOUZIRO
  • SHARP
  • SONY
  • TOSHIBA(東芝)
  • Panasonic
  • BookLive
  • 富士通
  • マウスコンピューター
  • レノボ・ジャパン

これらのWiMAX内蔵パソコンを利用しているユーザーは、自分のパソコンは対象になっているかどうかチェックしておいたほうが良いでしょう。公式サイト上では対象となる機種を紹介しています。

サービスが一部終了するWiMAX機種一覧

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WiMAX 2+とWiMAXの両方に対応しているルーターは、WiMAX機能が利用できなくなります。

ノーリミットモード

WiMAX回線であれば無制限に通信できた「ノーリミットモード」ですが、WiMAXのサービス終了にともない、ノーリミットモードは利用できなくなります。
【ノーリミットモード対応デバイス】

  • HWD14
  • HWD15
  • NAD11
  • URoad-Stick
  • URoad-Home2+
  • URoad-TEC101

WiMAX自動切り替えモード

WiMAX 2+があまり普及していない時代、通信エリア外になったら自動でWiMAXへ切り替えてくれる「WiMAX自動切り換えモード」。この機能を搭載した機種は、WiMAX回線の利用ができなくなりました。
【WiMAX自動切り換えモード対応機種】

  • WX01
  • WX02

2022年現在ではWiMAX 2+のほうが対応エリアが広くなっているため、実際のところ使えなくなっても問題ないサービスといえます。

WiMAXが終了!WiMAX 2+へ賢く乗り換えるには?

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WiMAXを利用している人は、早くWiMAX 2+に対応したルーターに乗り換えることをおすすめします。
以下では「お得にWiMAX 2+へ乗り換える方法」を紹介します。

キャンペーンも実施中

2018年10月から、UQ WiMAXではWiMAX 2+への機種変更キャンペーンを実施中です。
全機種一律で15,000円で機種変更が可能。最新ルーターの「WX 06」や「W06」なども対象なので、ぜひこの機会にゲットしてみませんか?

プロバイダ経由の新規契約がおすすめ

UQ WiMAXの機種変更キャンペーンを利用するのも悪くないですが、一番お得なのは「WiMAX契約を解約し、プロバイダ経由で新たにWiMAX 2+を申し込む」ことです。
2022年3月31日時点でWiMAXサービスに加入中の人は、そのまま何もしなければ自動で契約解除となります。ここで重要なのが「自動で契約解除された場合は解約違約金は発生しないが、それ以前に更新月以外で解約すると解約違約金が発生する」ということです。
つまり「このまま何もしなければ、自動でWiMAX契約を、解約違約金をタダで契約解除できる」ということです。
現時点でWiMAX契約をしている人は、このまま特に何もせず、自然にWiMAX契約が解除されるのを待ちましょう。そしてプロバイダ経由でWiMAX 2+を新たに申し込めば、新規契約のためお得なキャッシュバックや特典を受け取ることができます。
機種変更でWiMAX 2+を契約するよりもはるかにお得です。

おすすめプロバイダ1:GMOとくとくBB

GMOとくとくBBの魅力はなんといっても高額なキャッシュバック。キャッシュバック金額の多額さでは他のプロバイダの追随を許しません。キャッシュバックを受け取れば、実質的なWiMAX利用料は全プロバイダの中でも最安クラスです。しかし注意点もあるので気をつけましょう。
【GMOとくとくBBの特徴】

  • キャッシュバック金額が全プロバイダでトップクラス
  • ただしキャッシュバック受け取り手続きは「契約11ヶ月目に」「GMOから提供されたメールアドレスに送信され」「メール送信日の翌月末までにキャッシュバック受け取り手続きを完了」する必要がある。
  • キャッシュバック受け取り手続きを忘れた場合、キャッシュバックを受け取れなくなる。

GMOとくとくBBを契約するときに決め手は「キャッシュバック受け取り手続きを忘れないかどうか」にかかっています。どうしてもキャッシュバック受け取りが不安な人は、下記の別プロバイダでの契約をおすすめします。

おすすめプロバイダ2:カシモWiMAX

カシモWiMAXの特徴は「月額料金の安さ」です。ルーターは新古品を利用しているので、月額料金を抑えることができます。
また他のプロバイダと異なり、キャッシュバックなどを利用せずとも月額料金が安いので、安心して利用できるのもポイントです。
【カシモWiMAXの特徴】

  • 端末代が0円
  • 契約初月は1,380円で利用可能
  • 最安プランで選べるルーターはWX05のみ

カシモWiMAXを契約するときの決め手は「受け取り方法が複雑なキャッシュバックは避けたい」「ルーターが新古品で少し古くても我慢できるか」によります。

月額料金が単純に安いという安心感はありますが、ルーターが少し古かったり、他のプロバイダと比較すると必ずしも月額料金が最安というわけではない点に注意しましょう。

おすすめプロバイダ3:BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAXの特徴はなんといっても「最低利用期間が1年のプランに対応」している点です。他のプロバイダだと2年、3年契約が当たり前。契約期間未満で解約する場合は解約料が発生してしまいます。
一方のBIGLOBE WiMAXであれば、以下のような特徴があります。
【BIGLOBE WiMAXの特徴】

  • 1年以内の解約料は1,000円。2年目以降は解約料が不要。
  • キャッシュバックの受け取り期間が短い
  • 口座振替にも対応
  • 長期契約する場合は、あまりお得じゃない

以上のことから、BIGLOBE WiMAXを契約するときの決め手は「お試しで1年ぐらいWiMAXを利用したい」と思っているかどうかによります。1年ぐらいWiMAXが必要という人にBIGLOBE WiMAXはおすすめです。その反面「WiMAXを長期的に長く利用したい」と考えている人にはあまりおすすめできません。

まとめ:WiMAXサービスは終了!これを機にWiMAX 2+を申し込もう

いかがでしたか。
「WiMAXが終了する」と聞いて焦った人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は問題なかったかと思います。もしあなたがWiMAXを契約しているなら、2022年3月31日に自然に契約解除されるのを狙いましょう。そして高額キャッシュを狙って、プロバイダ経由でWiMAX 2+に対応した通信契約を新規で結ぶことをおすすめします。