WiMAXの室内利用時はパラボラアンテナがおすすめ！作り方を解説

「WiMAXがうまくつながらない」
「なぜか自宅に帰るとWiMAXの通信速度が遅くなる」
このような悩みを抱えている人へ、本記事ではWiMAXの通信速度改善に効果があると言われる「パラボラアンテナ」のオススメ活用方法を解説します。
パラボラアンテナは通販でも購入できますが、手軽に自作することも余裕でできます。通販で購入すると高くなりますので、基本的には自作することをお勧めします。

WiMAXの室内利用時はパラボラアンテナがおすすめ
- パラボラアンテナとは？
- パラボラアンテナはなぜWiMAXの速度を高めるのか？
WiMAX用パラボラアンテナの作り方を解説
- WiMAX用パラボラアンテナは自作がおすすめ
- WiMAX用パラボラアンテナの作り方（自作）
WiMAXはパラボラアンテナ必須？理由を解説します
- WiMAXの電波は室内に弱い
- WiMAXの電波が来ない田舎でもパラボラで使えるようになる？
WiMAXでパラボラアンテナを活用するメリット・デメリット
パラボラアンテナ設置よりお得？おすすめ乗り換え先WiMAXプロバイダ
まとめ：WiMAXを自宅利用するならパラボラアンテナを作るべし

WiMAXの室内利用時はパラボラアンテナがおすすめ

結論ですが、WiMAXの自宅や職場などで利用する際はパラボラアンテナを活用することをお勧めします。
パラボラアンテナはかさばってしまうので、残念ながら出先のカフェなどでは使えません。また見栄えの問題もあるので、基本的には自宅の自室で利用するのをお勧めします。

パラボラアンテナとは？

パラボラアンテナを一言で説明すると、自作のアンテナです。電波受信用の衛星などで利用される、お椀形の丸みを帯びたアンテナが「パラボラアンテナ」です。

パラボラアンテナはなぜWiMAXの速度を高めるのか？

パラボラアンテナはなぜWiMAXの通信速度を早めるのでしょうか。答えは、パラボラアンテナは電波を増幅する機能があるからです。アンテナの中心部にWiMAXを設置することで、増幅したデータ通信の電波をWiMAXルーターに、大量に送ることができます。
機能と言うと、なにか大げさな仕組みが搭載されている思えるかもしれませんが、作り方は非常に簡単です。

WiMAX用パラボラアンテナの作り方を解説

以下ではWiMAX用パラボラアンテナの作り方を解説します。

WiMAX用パラボラアンテナは自作がおすすめ

通販サイトでもパラボラアンテナは販売されています。しかし1個数千円の費用がかかるので、あまりおすすめではないです。
もちろん通販サイトで販売されているパラボラアンテナは見た目が良いですし、ルーターを固定する装置も備わっていたりとメリットもあります。
とはいえ100円程度で自作可能、かつ販売されているパラボラアンテナと同等の効果が期待できるのであれば、安いほうで済ませたいですよね。リビングや応接室に設置する場合は購入したほうが良いかもしれません。しかし家庭用のパラボラアンテナであれば、自作すればまず問題ないです。

WiMAX用パラボラアンテナの作り方（自作）

繰り返しますが、WiMAX用パラボラアンテナの作り方は非常に簡単です。
【パラボラアンテナの材料】

ステンレスのボウル
ルーターを設置する台

たったこれだけでパラボラアンテナは完成します。WiMAXを固定しないなら、ステンレスのボウルだけでもOKです（ボウルの中央にWiMAXが配置されるよう工夫する必要はありますが）。
ステンレスのボウルは100均でも購入できるので、パラボラアンテナの作成がいかに簡単か分かりますよね。
またステンレスのボウル以外にも「段ボール」に「アルミホイル」を巻きつけてルーターをお椀型に囲えば、ステンレスのボウルと同様の効果が期待できます。

WiMAXはパラボラアンテナ必須？理由を解説します

そもそもなぜWiMAXでパラボラアンテナが必要になるのか、理由を解説します。

WiMAXの電波は室内に弱い

実はWiMAXは室内利用に弱いです。
WiMAXはスマートフォンの利用している通信電波とは規格が異なり、遮蔽物もあると電波を受信しにくくなります。とは言えスマートフォンの通信規格と異なるおかげで、格安SIMで速度制限がかかる時間帯でも、WiMAXの回線ならスムーズに高速通信できます。
また大手スマホキャリアの回線と異なり、月間の高速通信容量も決められていません。WiMAXならデータ通信の制限がほぼなく、外出先でもストレスフリーでデータ通信ができます。
WiMAXの唯一の弱点は、室内利用に弱いことです。

WiMAXの電波が来ない田舎でもパラボラで使えるようになる？

結論ですが、電波が来ていないとパラボラアンテナを設置してもWiMAXは通信できません。
WiMAXはauの4G LTE通信にも対応しています。月額1005円かかりますが、これのおかげで日本のほぼ全域で通信可能です。
とは言え山奥や離島など、auの4G LTE通信でもデータ通信できない箇所があります。こういった場所でパラボラアンテナを設置してもWiMAXは利用できないので注意しましょう。

WiMAXでパラボラアンテナを活用するメリット・デメリット

最後にWiMAXでパラボラアンテナを設置するメリットとデメリットについて解説します。

メリット：パラボラはWiMAXの弱点を克服してくれる

WiMAXの唯一のデメリットは、室内利用に弱いことです。WiMAXの利用している電波の特性ですが、遮蔽物があるとデータの通信がうまくできないケースがあります。
よって室内でWiMAXを利用したり、高層ビルに囲まれた場所でWiMAXを利用すると、通信速度が遅くなったり、通信できないことがあります。
パラボラアンテナは単純な仕組みですが、電波を増幅させるには1番手っ取り早く、かつ効果のある方法です。Wi-Fiルーターの設置場所さえ決めておけば、そこにパラボラアンテナも設置して、室内でも快適にデータ通信できるようになるでしょう。

デメリット：見た目が良くない

自作版パラボラアンテナのデメリットですが、見た目が特に悪いです。
室内になぜかぽつんとステンレス製のボウルがあったり、アルミホイルで包まれた不格好な段ボールが部屋の隅っこにあると、なんだか部屋全体が安っぽい印象になりますよね。
見た目にもこだわるのであれば通販サイト経由でしっかりしたパラボラアンテナを購入する方法もありです。
また最新のWiMAXルーターは室内でも快適に利用できるよう工夫されています。これを機会に最新のWiMAXルーターに乗り換えてみるのも良いかもしれませんね。

WiMAXは乗り換えより新規契約がおすすめ

ここまで読んで「最新のWiMAXルーターに乗り換えてみようか」と考えたあなたへ。実はWiMAXルーターは機種変更よりも新規契約の方がお得です。
WiMAXはプロバイダ経由で契約すると様々なキャッシュバックももらえます。これによって、実は機種変更するよりも他のプロバイダ経由で私に契約したほうがトータルで料金的にお得になります。
ただしキャッシュバックは時期によって内容が変わりますし、あまりに短期間でWiMAXを解約すると違約金が高額になります。
よってあまりに短期間で解約するのは考えものですが、基本的には機種変更よりも新規契約の方がWiMAXルーターの乗り換えはお勧めです。

パラボラアンテナ設置よりお得？おすすめ乗り換え先WiMAXプロバイダ

WiMAXプロバイダのおすすめ乗り換え先はこちらです。

Broad WiMAX

Broad WiMAXではこちらのWebページから「月額最安プラン」と「クレジットカード支払い」で申し込みした場合、初期費用18,57円が割引されるキャンペーンを実施中です。ただし「安心サポートプラス」「MyBroadサポート」の有料オプションに加入しなければならない点はネックとなります。（※オプションは商品到着後に無料で解約可能）
同キャンペーンは2016年3月から続いているため、ほぼ常設のキャンペーンといえます。
Broad WiMAXが他に実施しているキャンペーンは下記のとおりです。

全端末無料キャンペーン
違約金当社負担乗り換えキャンペーン
学生応援キャンペーン

GMOとくとくBB

GMOとくとくBBでは、最大31,600円キャッシュバックキャンペーンを実施中です。2022年2月から同キャンペーンは実施中で、キャンペーン終了予定日は未定です。クレードル（充電台）セットを選ぶとキャッシュバックが28,600円になるので注意しましょう。クレードルがあると「固定回線を無線化」「WiMAXを有線で利用できる」といったメリットもあります。しかし実際のところ、クレードルがなくても問題なく利用できる人が多数です。
ちなみに同キャンペーンでは「クレジットカード支払いのみ対応」「キャッシュバックの受け取り方法が複雑」といったデメリットもあるので注意が必要です。