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退職の意向の切り出し方 できれば円満退社したい

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会社を退職したい。そのとき、退職の意向をあなたはどのようにして伝えるのでしょうか。

会社という存在は、決してあなたの意思だけ主張すればいい場所ではありません。

会社を退職するにしても、退職の意向は、しっかり相手に理解してもらう必要があります。

ただし、退職の意向を伝えれば、相手にさんざん文句を言われるかもしれませんし、引き留められるかもしれません。

自分が円満退職したいと思うものの、事態は、それ程甘くはありません。多くの人たちが、どのような感じで、退職の意向を伝えているのかしっかりリサーチしておきましよう。

退職の意向は口頭でもOK?

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退職の意向は、そもそも口頭オンリーでOKなのでしょうか。就業規則に退職届の提出を義務付ける内容があれば、会社のルールに従わなければならないでしょう。

そのようなものがない場合は、絶対に書面で提出しなければならないということではありません。

あなたが退職の意向を口頭で示し、会社から承諾されれば、合意のもと会社の退職が成立したということになります。それが、一方的退職の意向だとしてもです。

事実、民法では、契約の申込み・承諾・解約に対して、書面で行いなさいということを指示している記載はありません。

書面での退職願を提出しなければならない旨を就業規則に定めている場合があります。そのような場合、過去の判例では、退職の意向は、退職届けによってしか認められないこととしています。

退職の意向 できれば円満退社したい

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あなたも会社をできるだけスムーズに円満退社したいと思っていることでしょう。ですから、あなたの主張だけを貫くというのではなく、会社の都合のことも考えて退職する必要があります。

ただ、あなた本意で退職の意向を伝えるのでは、なかなか円満退社は難しいと思いますよ。

まず、退職の意向を伝えるルールとして、退職を伝える時期は繁忙期以外におこなうようにしましょう。

退職の意向を伝える人たちが増えるシーズンは、年末の12月と年度末の3月だと言われています。それも会社に対しての配慮があるからと言っていいでしょう。

年末の12月と年度末の3月に退職することで、年度の区切り目に合わせることができるから、引き継ぎもスムーズにおこなうことができ、円満退社の近道です。

逆に言えば、繁忙期に退職の意向を伝えれば、相手は、ただただ、こんな時期に退職の意向を伝えやがって……とイライラしてしまうだけです。

課長、ちょっとお話しよろしいでしょうか……。そんな話しを聞くことができない程、現在忙しい状態です。

いまは駄目、また今度にしてと、軽くあしらわれてしまうだけです。

それは、上司が冷たい、上司から嫌がらせを受けた……ということができるでしょうか。

プロジェクトが終了した直後だったり、人事異動が内示された直後あたりが、円満退社のための退職の意向を示すいい時期ということができます。

そして、退職の意向は、仲のいい仲間に言ってしまうことで、どんどん拡散していってしまうので注意をしましょう。基本、あなたがしなければならないスタンスは、退職の意向を伝えるまで誰にも話さないという姿勢です。

そして退職の意向を伝えて、=退職日ではありません。退職の意向を伝えて、突然今日退職しますでは、円満退社が出来るはずはありません。

会社によってそれぞれルールが違いますが、おおかた、退職日の1~3カ月前に退職の意向を伝えるのがルールです。

口頭で、突然、退職の意向を伝えるのではなく、まずは、今後のことでお話があります。お時間をいただけないでしょうか……という感じで、上司にアポを取ってください。

退職の意向を伝えるのは、直属の上司に対してです。それ以外は、マナー違反ということになります。

いきなり社長にというのは論外、人事部長だったり、そのような人へ直接退職の意向を伝えることで、直属の上司は自分は無視されたと思うでしょう。

これは、会社組織の中でとても大事なルールです。直属の上司に退職の意向を伝えるまで、噂がたたないようにも気を配るようなしましょう。

直属の上司とのやりとりはマズイという人たちもいらっしゃるかもしれないですよね。そもそも、退職の原因が直属の上司だったということもあります。しかし、原因が直属の上司だとしても、会社人間として順序を踏んで退職の意向を伝える姿勢は大事です。

退職の意向で言うべきこと

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退職の原因はいろいろあるでしょう。当然ですが、人間関係のトラブルで辞めたいという人たちもいるでしょう。

しかし、退職の意向と同時に不満や批判を退職の意向を伝える相手に直球でぶつけるというのは妥当な判断ではありません。

直属の上司も、退職の意向を伝えるあなたよりも依然会社に留まっている批判の対象の相手を守るモチベーションが作られるかもしれません。決してそのような姿勢では、円満退社は出来ないでしょう。

また、退職の意向と同時に会社に対する不平不満を伝えることもNGです。直属の上司はまだこの会社にいる訳ですし、いい思いなんて絶対にしないですし、かつ、会社に対する不平不満を言えば、だったら改善するからこのまま会社の残ってくれと言われるかもしれません。

では、退職の理由で何を言えばいいのかと言えば、ごくごく個人的理由を伝えるのがいいでしょう。

また、退職の意向は、意志は既に固いということを相手に伝える必要があります。そうしないとやっぱり、引き留める可能性があると思わせれば、退職計画が大きく来るってしまうでしょう。

ですから、退職の意向を強めに表明するというのもわからないではありませんが、あんまり強い主張をしてしまえば、やっぱりまた上司の気分を害することになり、円満退社とはいかなくなってしまうでしょう。

○月○日までには絶対に辞めますなどと言ういい方は、あまりおすすめできません。まずは、今後この分野で、こんな仕事をしていきたいなどといういい方をして、○月までに退職を考えています……程度の、柔らかい感じで退職の意向を伝えるようにしましょう。

退職の意向の例

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退職の意向を伝えたとき、上司に、君は会社にとって必要不可欠な人間だ、決して辞めるなんて言わないでくれと言われるかもしれません。

瞬間、あなたは、このまま会社に留まってもいいかもと考えることもあるかもしれません。そのときそう判断すれば、会社に留まるのも選択肢のひとつですが。

そもそも、既に次に行く会社も決まっているという方々もいらっしゃることでしょう。安易に退職日は引き延ばすことができないという人たちがおおかたほとんどでしょう。

とにかく、上司があなたに対して、どう引き留めを行っても、退職の意向を伝え、あなたはこの会社を退職しなければならないのです。やっぱり、私はこの会社に必要不可欠な人間だったんだという
余韻に浸るのはいいですが、そのとき、「身に余るお言葉をありがとうございます。しかしですね、会社を辞める意志に変わりはありませんの」と、きっぱり跳ね返す必要があります。

上司からは、次の転職は決まっているのかと聞かれることもあります。

そのとき、退職の意向と同時に、正しい返事をしなければならないか悩んでいる人たちも少なくはありません。
円満退社をしたいというのなら、正しい返事をするべきと考えるかもしれません。

しかし、円満退社のため、正しい返事はしないで、はぐらかすというのがいいでしょう。
敢えて、新しい転職先を上司に言う必要はありません。

特に競合他社に転職する場合は、今いる会社の機密事項や知的財産が流出することに対して懸念材料があり、会社ではNGとしているケースもあります。そのような場合は、上司に言わなければならないでしょうし、そのような勤務先に転職はNGです。

しかし、そうではない以上は、別に、あなたは上司に転職先を言わなければならない義務はありません。

転職先を伝えることのメリットはほとんどなくデメリットだらけです。上司は、あなたを引き留める材料に使われるかもしれません。

また、退職の意向を伝えたとき、「そうか」と言われて、あっさり受けとめられるかもしれません。

そのようなとき、オレって会社にとって全然必要ない人間だったのか……と落胆してしまうかもしれないですよね。

しかし、それも考え方です。「そうか」とあっさり受けとめられてラッキーだったのです。もちろん、退職の意向という目的はすんなり成功出来た訳ですし。

退職願は、敢えて必要はないとされていますが、会社規則によって必要な場合は用意しなければなりません。

パソコンでも手書きの
方法でもOKということになっています。

会社に退職願のフォーマットが用意されていることもありますので確認しておきましょう。

そのようなものがあれば、順番に入力をしていきます。

フォーマットがない場合には、用紙に縦書きで、退職理由・退職日・退職願を記入した日付・署名・捺印を書いていきます。

宛名は社長名とし、「一身上の都合により退職させていただきます」と書きます。

ここでよけいなことを書く必要はありません。呉々も書きたい気持を抑えて、恨み節はやめましょう。

退職日は上司と決めた日です。

封筒の表には、退職願と書きます。

裏面には名前と部署、退職願を、提出する時期は退職日の1カ月前から遅くても2週間前までとされています。

退職願を提出する日が来たら、厳粛な態度で上司の前に行き、「退職させていただく決心をいたしました」と、内側のポケットから退職願を出します。

上司がいなかったら、机の上に置いていくなんてことはまったくもってNG行為です。

最後にあなたは、社会人としての欠陥品のレッテルを貼り付けられてしまうことに。このようなことを、本当にしてしまう人たちがいるので注意してくださいね。

「退職の意向」 まとめ

今回、退職の意向についてお話ししました。

退職の意向は敢えて、口頭でOKです。必要があれば、書面の退職願を書きましょう。

あなたがしなければならないのは退職の意向と同時に、円満退社です。

円満退社のため、会社の悪口、社員の批判などはできるだけ避けるようにしましょう。