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女性がフリーターでいるメリットとデメリットを徹底解説!

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フリーターのままで仕事をしていくことは、メリットもあればデメリットも伴うものです。女性の場合、このままフリーターだったら結婚とか大丈夫なのかな……と不安に思っている人も多いのではないでしょうか。フリーターとして生活していく際には、今だけではなく将来のことも見越してメリットやデメリットを考える必要があります。

そこで今回は、女性がフリーターでいるメリットとデメリットを解説していきたいと思います。正社員に就職する機会がない、なかなか就職できない……と迷っているときには、ぜひ今後のためにもメリットとデメリットに注目しておきましょう。

女性がフリーターでいるメリットとは?

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いろいろと風当たりの強いフリーターという身分ですが、もちろんメリットもあるものです。まずは女性がフリーターでいるメリットについて考えてみましょう。

フリーターの方が自分のやりたいことに集中できる

フリーターという立場であれば、正社員と違って仕事における責任や時間的拘束もそこまで大きくないため、何か別のことと両立していくのにはとても便利であることがメリットとして挙げられます。

これはもちろん男性女性限らず言えることですが、フリーターという立場でいる間に、自分のやりたいことに打ち込みたいと思っている人は多いでしょう。プロのミュージシャンになりたい、芸人になりたい、漫画家になりたい……そんな夢を追いながらフリーターとしてアルバイトや派遣で働いている人はたくさんいます。

フリーターの多くはアルバイトや派遣社員なので、自分の都合に応じて休日や勤務時間を調整しやすいのが特徴的です。また、正社員では仕事における責任が多く伴うため、正直何か別のことと両立していくのは簡単なことではありません。

そのため別のことと両立しながら仕事をしていきたい女性にとって、フリーターという立場はとても便利な立場なのです。これはフリーターであることの大きなメリットと言えるでしょう。

フリーターの方が結婚したときに仕事を辞めやすい

将来は結婚してそのまま家庭に入りたいと思っている人は多いのではないでしょうか。ジェンダーレスが訴えられている世の中とはいえ、やはり男性が仕事、女性が家庭に……といったイメージを持っている人はまだまだたくさんいます。自分自身もそうなることを望んでいる人は多いでしょう。

女性の場合、正社員としてキャリアを積んでいくと、どうしても結婚や出産といったライフイベントの壁にぶつかります。結婚したい、子供を産みたい、でも仕事もしたい……そんな壁にぶつかり、悩んでしまう女性は多いです。

しかしフリーターという立場なら、良くも悪くも責任が伴わない立場なので、結婚や出産を機に仕事をやめやすいのがメリットになります。中には、早く結婚して家庭に入りたいからあえて就職はしないという人もいるものです。

女性がフリーターでいるデメリットとは?

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では逆に、女性がフリーターでいることにはどんなデメリットがあるのでしょうか。フリーターといえば、一人前の社会人になるうえではマイナスな印象が伴うものです。女性がフリーターのままでいるデメリットを見ていきましょう。

フリーターは収入が安定しない

フリーターは、収入に安定性がないのが特徴的です。これはフリーターをはじめとした非正規雇用を象徴するデメリットと言えるでしょう。

非正規雇用の場合は、ある程度の期間を決めて雇用契約を結びます。例えば派遣の場合は、3か月ごとの契約更新となることがあります。3ヶ月経てば契約更新をしてある程度は長く雇ってもらうことが確かにできますが、これには残念ながら保証はありません。いつまでも勤められるわけではないため、あるとき突然契約を更新してもらえなくなる場合も出てくるということです。

やはり働いていくなら、多くの人が仕事に安定性を求めるものです。誰だって食べていくために困るようなことはしたくないでしょう。フリーターにはそんな安定性が欠けているので、不安を感じやすいという意味でデメリットは大きいでしょう。

フリーターは責任の少ない立場。結婚にも不安要素を感じられやすい?

フリーターは正社員と比べて責任の少ない立場という特徴があります。そのため考え方が社会人としてどこか甘くなってしまいやすい部分があるのは否めないでしょう。なるべく楽をして生きたい、責任は取りたくない……そんな考え方を持ってしまう人も中にはいるものです。

もちろんフリーターでも立派に仕事をこなして、社会人として大人な考え方ができる人もたくさんいます。ですがフリーターという時点で「甘えている」と周りから思われてしまう部分があるのは事実。女性でフリーターとして仕事をしていると、いざ結婚を意識したときも、正社員の女性と比べて不安要素を感じられやすいところが出てきます。

独身を貫くなら正社員でなければ将来的にきつい

女性がフリーターのままでいるデメリットとしては、他には将来的な不安もあるでしょう。正社員の男性と結婚して、経済的な安定を得られればそれで結果として良いかもしれませんが、結婚せず独身を貫くとしたらどうでしょうか。さすがにフリーターのままでは収入の低さや安定性に不安がよぎるものです。

フリーターは正社員と比べて賃金も低く、お金も貯まりにくいでしょう。生活はなかなか豊かにならないはずです。老後はどうなるのだろう……と急に不安が襲ってくることもあるかもしれません。それに比べて正社員はフリーターより賃金が高く収入もある程度安定しています。独身を貫くなら、フリーターでいることはデメリットの方が大きそうです。

女性がフリーターを続けるときの注意点

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では次に、女性がフリーターを続けるとき、しばらくフリーターのままでいるときの注意点や気をつけるべきことを見ていきたいと思います。

なぜフリーターでなければいけないのかを明らかにする

まずは、「なぜフリーターでなければいけないのか」を明らかにする必要があります。基本的に生活のために働いていくのなら、正社員就職することが一番望ましいはずです。そのためフリーターでいることには、何らかの理由がいるのです。

ただ責任から逃れたいだけ、では今後通用しないでしょう。夢のためにしばらくはフリーターを続けるなど、自分の中でフリーターを続ける理由を明らかにした方が、今後の人生設計もしやすくなります。

期限を決めてフリーターを続けていくことも大切

フリーターでいる人の多くは、男性女性関わらず、いつの間にかズルズルとフリーターというぬるま湯につかってしまうところがあります。現在は食べていけるため、いまいち危機感を抱くことができない……そんな理由があるからでしょう。

フリーターを続けていくのなら、理由と、そして期限も必要になってきます。「あと3年は夢のためにフリーターを続ける。でも芽が出なかったら、諦めて就職する」と決めておいた方が、自分の中でも踏ん切りがつきやすくなります。

就職は早めにした方が成功しやすい

大事なのは、なるべく早めに就職を考えることです。20代はフリーターからでも正規雇用を目指す道はたくさんありますが、現実として、30代以降はフリーターから正社員を目指すのはどんどんきつくなっていきます。特に正社員経験ゼロの人は、受けて入れてくれる企業もどんどん少なくなると言わざるを得ません。

そのためなるべく早めにフリーターを卒業して就職すること、でなければ就職したくてもできないかもしれない……そんな危機感を持っておくことが大切です。

女性がフリーターから就職する方法

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では、女性がフリーターから就職するにはどのような方法を実践していくと良いのでしょうか。今さらフリーターから就職できるのだろうか……と不安に思っている人は、以下のポイントを意識して就活を行っていきましょう。

就職エージェントを利用すると就職しやすい

おすすめは就職エージェントを利用して就活することです。就職エージェントには、自分に向いている職業や就職しやすい業界、就職に対する総合的な不安・悩みなどを幅広く相談することができます。そのうえでフリーターの採用にも積極的になってくれる企業、女性に寄り添ってくれる企業の紹介を行ってくれます。

自分一人では就活についてわからないこともたくさんあるでしょう。まずは就職サイト・就職エージェントに登録して担当アドバイザーに相談してみましょう。

アルバイトなどの非正規雇用から正社員登用を狙う

アルバイト先が正社員登用制度を設けているのなら、正社員登用のチャンスを狙うのもおすすめです。勤続年数が長かったり、会社への貢献度が高かったりすれば、正社員として雇用してもらえる可能性も十分あります。

ただ、アルバイトとして長く働いていようが、正社員になるにはかなり厳しいハードルが設けられていることも珍しくありません。まずはどうすれば正社員を目指せるのか、アルバイト先に相談してみましょう。

紹介予定派遣で正社員を目指すという手もある

紹介予定派遣という雇用形態で正社員を目指す方法もあります。紹介予定派遣は、派遣の雇用形態の一つです。最初は派遣社員として入職し、その後、双方の合意があれば派遣先に正社員として直接雇用される流れになります。

紹介予定派遣は、仕事に慣れながら正社員を目指せるため、ミスマッチが少ないなどのメリットがあります。直接雇用=契約社員という場合もあるため注意は必要ですが、正社員を目指せる紹介予定派遣があれば応募してみましょう。

まとめ

女性がフリーターのままでいることには、メリットもデメリットもあるため、今後の人生設計をするなら、フリーターでいることのメリット・デメリットはよく考えておきたいところです。また、フリーターをしばらく続けていくのなら、フリーターでなければならない理由と期間を明らかにしておくことが大切です。

そして今後正社員を目指すとなった際にはどのような就活方法が有効なのか、将来のことも考えつつ、フリーターとしての過ごし方を考えていきましょう。