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自己分析をするためのおすすめ本を紹介! 選び方も

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自己分析のために本を購入しようと思っている方は多いと思います。実際、自己分析の方法を探すと、書籍の購入を勧めているサイトを見つけることも多いはずです。
そこでここでは、自己分析をする際におすすめしたい本を紹介していきます。自己分析のための書籍を探しているという方は、ぜひ参考にしてください。

おすすめ自己分析本4冊

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自己分析本は色々なものが出ていますが、特におすすめなのは、書籍自体に自己分析の方法が書いてあり、即座に自己分析を実践できるものです。自己分析についての概要論を書いてあるだけの本ですと、どうしてもどうすればいいのかがわからず、結局自己分析を本格的に実践できません。
そこで、書籍の中で具体的な自己分析の方法について触れている書籍を4冊紹介します。

さあ、才能に目覚めよう

アメリカ発の、強みを発見するためのツールへのアクセスコードが付属している書籍です。当然、書籍自体も本のツールも和訳されているので安心しましょう。この本は通称「ストレングス・ファインダー」として就活生から色々な人に愛されており、自分の強みを見つけるのにぴったりな本です。
書籍の中では、インターネットを使って「ストレングスファインダー」にアクセスすることを前提として「どうやって自分の資質を活かすのか」「自分の資質はどんな仕事に向いているのか」といったことを詳細に解説しています。加えて、資質の使い方についてもまとまっているので、自分のキャリアプランを立てる時にもぴったりです。
世界中で知名度のある本だけに分析の精度も詳細さもかなり信頼のおけるものです。ただし、肝心のストレングスファインダーへのアクセスコードは新品の本を購入しなければならない点には注意しておきましょう。

受かる!自己分析シート

こちらの本は、「日本型の就活」に焦点をあわせて作られた本です。そのため、新卒の学生がどうやって就職までこぎつけるのか、履歴書を書くところから丁寧に解説しています。
特に注目したいのがワークシートの数です。その数はなんと41個と非常に多く、そのひとつひとつが様々な就活のシーンを想定して作られています。わかりやすさという面においては、多くの自己分析本と比較しても群を抜いているといえるでしょう。
ワークシートを埋めるだけではなく、見つけた強みをどう活かせばいいのかもアドバイスしてくれるので、就活だけではなく、「その先」も見据えている有用な自己分析本です。ただし、本自体があくまでも就活生の学生を対象にしているので、転職をする方や、最終学歴から時間が経っている方には少し向いていないかもしれない点には注意しましょう。

SWOT分析で攻略する就活面接試験

この本は、「SWOT分析」に焦点を置いた本です。SWOTとは、「Strength(強さ)」「Weakness(弱さ)」「Opportunity(機会)」「Threat(脅威)」の4つの頭文字を取ったものです。つまり、これらを分析するのがSWOT分析です。
この分析法はよく企業において使われます。例えば、戦略決定、マーケティングの意思決定、経営資産の最適化など、幅広い場所で行われる分析法です。これを個人単位に縮小して、面接対策に使おうというのがこの本の趣旨です。
面接で何をアピールするべきなのか、面接担当者は何を考えているのか、この本はそういったことを詳しく解説してくれます。

あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析

伊達に「最強」の名前を銘打っているわけではなく、この本は「本当に自分のやりたいこと」を見つけてくれます。本の中では「心が喜ぶ」ことをキーワードとして自己分析の仕方を紹介しており、本当に自分のやりたいこと、自分ができないことをフレームワークを通して見つけられるでしょう。
自分のやりたいことがわからないという方も、この本の自己分析法を実践すれば、本を読み終わったころには自分が本当にやりたいことを見つけられるはずです。五里霧中で何をすればいいのかわからないという方におすすめしたい本といえるでしょう。

自己分析本はどうやって選ぶの?

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おすすめの自己分析本を挙げました。しかし、人によって最適な本は異なります。それも、その人の置かれている状況や目指しているもの、あるいは過去によって、最適な自己分析本は違うのです。
よって、可能ならばおすすめした本にこだわらず、自分なりにベストだと思えるような自己分析本を見つけましょう。しかし、膨大な数の自己分析本の中から自分にあった本を見つけるのは至難の業です。そこで以下では、自分に合った自己分析本の選び方を紹介します。

「誰」を対象にしているのか考える

まずはじめに、自己分析本が「誰」を対象にしているのか考えましょう。
自己分析本のほとんどは誰かに対象を絞っています。例えば、学生の就活生を中心に見ている本もあれば、すでに社会に出たビジネスパーソン向けの本も多くあります。よって、その本が誰を対象にしているのかを考え、自分と立場の近い人向けの本を探すといいでしょう。
いくら内容が素晴らしくても、就活しようとしている方がビジネスパーソン向けの自己分析本を買うと、内容がかみ合わず、適切な自己分析が進まないからです。

「どこ」を目的にしているのか考える

自己分析本は、必ず何かしらのゴールを設けています。多いのが、「自己分析をして自分の長所とやりたいことを発見する」ことをゴールとしているものです。このほかにも、「面接の合格」をゴールにしていたり、「ビジネスシーンでの成功」をゴールとしていたり、本ごとに設けられているゴールは違います。
ゴールが違うのなら、当然ながらその道程も異なります。よって、自分に合った本とは、自分と同じゴールに向かって道筋を描いている本です。もちろん、自分のゴールと少し違った本でも自己分析の点においては参考になりますが、どうしても途中で寄り道ができたり、考えていたものとは少し違った道筋を歩むことになります。
よって、可能ならば自分のゴールと同じゴールを設けている本を選びましょう。就活であれば、「面接で合格して志望企業に入社すること」です。

自己分析本の使い方。正しく活用して内定へ!

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自己分析本は、ただ読むだけでは自己分析が進みません。読んで得た知識を実践してはじめて、自己分析が進みます。ここでは、具体的に自己分析本を活用する方法を紹介します。

本を使って自己分析をする

自己分析本を謳う本のほとんどには、具体的で実践的な自己分析の方法が書かれています。自己分析本を読みながら、あるいは読み終えたら、実際に手を動かして自己分析をしてみましょう。
自己分析の方法は、実際にデータとして残るものならばなんでも構いません。重要なのは、「事実」に基づいて誰しもが納得できる方法です。占いなどは、自分を納得させたり、心の支えにするのには問題ありませんが、自己分析の根拠にはしないようにしましょう。

データを参考に考察する

自己分析のデータが出揃ったら、そこから自分のことを考察しましょう。自分はどんな人間なのか、何が得意なのか、どんな環境を望んでいるのか、何が苦手なのか、どんな環境を嫌うのかなど、自己分析を進めるにつれて自分のことがわかってくるはずです。
そして、出てきたデータをもとに、自分の理想の職場を考えてみましょう。それが、自分の「志望動機」になります。また、自分の長所は自己PRの軸になります。自己分析で出てくるデータは、非常に多彩なことに使えるのです。

自己分析は本を使わなくてもできる?無料でできる方法

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本は、自己分析をするのに最適な手段のひとつです。しかし、お金がかかるというデメリットがあります。特にアルバイトをしていない方にとって、お金がかかるのは大きなデメリットになってしまうでしょう。
そこで以下では、本を使わなくてもできる自己分析の方法をまとめていきましょう。

自分史の作成

自分史を作成するのは、自己分析をする上で最もポピュラーで、かつ昔から用いられてきた方法です。やり方は簡単。自分の過去で頑張ってきた出来事を書き、それぞれに対して「なぜ頑張れたのか」「どうやって困難を乗り越えてきたのか」「モチベーションは高かったか」を尋ねるだけです。
その中で、モチベーションを高く取り組めた出来事の「頑張れた理由」が自分のモチベーションのスイッチで、理想の職場と関連してきます。「困難を乗り越える方法」は、自分の長所です。
自分史を作成する場合は、なるべく大きい紙に書くのが理想的です。それほど大きい紙を用意できないという場合は、ネット上で配布されている自分史作成用のソフトなどを使うといいでしょう。

診断ツールの利用

診断ツールとは、web上で配布されている質問に答えることで自己診断ができるツールのことです。書籍と同様に色々な数があり、分析のアプローチ方法もそれぞれ違いますが、ネットさえあれば手軽に自己分析ができるのが特徴です。
自己分析のためにあまり時間が取れないという方や、とりあえず指針だけでも知りたいという方におすすめの自己分析方法です。

他己診断をしてもらう

友人や先生、あるいは家族などに自分のことを分析してもらうのもいいでしょう。この場合は、1人の人に聞くのではなく、なるべく色々な人に聞いてみるのがおすすめです。そうすることで多様な意見を聞くことができ、自分の色々な面を人から聞けるからです。

まとめ

自己分析のために本を買うのは、メジャーな方法のひとつです。出版されている本の多くは綿密な調査とトライ&エラーによって出来上がったものだからです。本を購入して自己分析の方法を実践することは、その知識を手軽に借りられる理想的な方法といえるでしょう。
ただ、どんなに素晴らしい本にも相性があります。世間では絶賛されているものであっても、自分にはあまり合わないということもあるはずです。よって、自己分析本を購入するときはおすすめの本をひたすら読むのではなく、自分に合ったものを見つけるという意識で探してみるといいでしょう。