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苦手な人ほど練習あるのみ!グループディスカッションの効果的な練習方法を解説

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数ある就職活動の選考方法の中でも、特に苦手意識を抱く人が多いのが「グループディスカッション」です。
初対面の人と議論をすることや、人前で自分の発言をすることに抵抗がある方も多いでしょう。
しかし、苦手だからといって避けられる問題ではありません。

そこで大事になるのが「練習をすること」です。
就活をするにあたり、選考の練習を友人としている人もいるでしょう。
しかし、練習方法によってはかえって「間違えたアピール」をする原因になることもあるのです。

この記事では、グループディスカッションの「効果的な練習方法」を紹介します。
苦手意識を持っている人や、コツを掴みたいと感じている方は是非この機会にグループディスカッションの練習方法を学んでください。
きっと役に立つはずです。

練習するほど難しい?グループディスカッションとは何か

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グループディスカッションは「練習をするとより難しく感じる」という方がいます。
どうして練習をすると難しく感じるのかというと、どこを練習すれば良いのかが分かっておらず「何が正解なのか」を見いだせていないからです。
したがって、コツを掴める練習方法を行わないと、より苦手意識が強まる可能性があります。

そもそ、グループディスカッションというのは「複数名で議論を行うこと」です。
これが就職活動の選考方法として採用され、ごく当たり前に使われてきたのはここ最近のことになります。

就職活動の選考では「企業側から当日に与えられるテーマについて就活生同士で意見を出し、結論を出す」ことが「行うこと」です。
出た結論よりも、結論を出すまでのプロセスを重要視する企業の担当者は多くいます。
したがって「テーマから結論を出す練習」ばかりすると、結論を出すことばかりに意識が向いてしまい、効率的な練習とは言えないでしょう。

グループディスカッションを行う前に練習が必要になる理由

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グループディスカッションは議論をするだけだからさほど練習をする必要はないと感じている方もいるかもしれません。
人前で発言をすることが得意な方や、人見知りをしない方からすれば「そこまで難しくないだろう」と感じることもあるでしょう。
このような自信を持つことは実は就活を行う上では大事です。

しかし、就活は「事前準備をどれだけできるか」が必勝法法になるため、自信を持っている方ほど、その自信を確かなものにするために練習をすることをオススメします。
また、グループディスカッションで与えられるテーマは当日に分かるため、緊張からいつも通り頭が動かない可能性もあるでしょう。

練習をしていれば「前に対策を練ったテーマに似ている」など安心できる要素を持って当日に臨むこともできるはずです。

また、不安を感じている人にとって練習をすることは「場数を踏むこと」と同じになりま
す。
難しい印象を抱きがちなグループディスカッションですが、実は練習を行うほど「対応力」が身に付き、選考をクリアできる力がついてくるでしょう。

グループディスカッションを勝ち抜く練習は【ただやるだけ】ではNG!

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グループディスカッションの選考を受けるには「練習が欠かせない」ことを知れたのであれば、早速練習をしようと考えている人もいるでしょう。
その行動力は素晴らしいですが、「ただ練習をするだけ」では上手くいかない可能性があります。
冒頭でも説明したように、間違えた方法が身に付き評価が下がる原因になるかもしれません。

場数をこなすことはとても大切ですが、効率的な練習ができないと意味がないので注意をしてください。

オススメのグループディスカッション練習方法をチェック

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ここからはオススメのグループディスカッションの練習方法を詳しく紹介します。
どのように練習を行えば良いのかが分からず困っている方は、是非ここで紹介する練習方法を行ってみましょう。
練習を行うことで少しずつグループディスカッションに対する自信が付くでしょう。

指導をしてもらえるキャリアセンターで練習をすること

一人で練習を行うことは大事ですが、「どこが間違えているのか」を客観的に見る機会が無いと成長は難しくなります。
そんな時は、大学などにあるキャリアセンターでグループディスカッションの指導をしてもらうようにしましょう。

実は、就活を行う大学生の方の中にはキャリアセンターを使用しない人がいます。
しかし、無料で対策や練習をしてくれる機関なので是非活用をするようにしてください。
学費を支払っている以上、利用できる施設はしっかり利用することをオススメします。

練習方法が分からず困っている方は、まずキャリアセンターに出向きその悩みを伝えてみましょう。
きっと一緒に解決策を探してくれる方がいるはずです。

同じく就活をしている友人と練習をする

同級生で同じく就活をしている友人もいるでしょう。
グループディスカッションというのは「複数人で議論をすること」が求められているので、正直な所、一人での練習には限界があります。
したがって、友人と練習をすることは有効な練習になるでしょう。

友人と練習をすると「知り合いだからコミュニケーション能力は上がらない」と感じている方もいるかもしれません。
もちろん、グループディスカッションの選考ではコミュニケーション能力をチェックされています。
ただ、それ以上に「論理的な考え方ができているか」を見られているので、友人とのグループディスカッションも良い練習法になるのです。

テーマを決めて議論をするときに「論理的な考え方をすること」を意識してください。
「グループディスカッションの練習をしよう」と言うと、つい身構えてしまう人もいるかもしれません。
すると、ぎこちない感じで進んでしまうので、まずは気軽に話をするような感じで進めても良いでしょう。

大事になるのは「論理的に考えること」であると覚えておいてください。

参考書を購入し、実践を重ねる

グループディスカッションを行う当日に、企業からテーマを伝えられます。
全く知見のないテーマがくると「どうしよう」と焦ってしまうでしょう。
企業によって出すテーマは違うので、予め様々なテーマに触れておくことは良い練習方法になります。

今はネットで検索をすれば、過去のテーマがいくらでも調べられる時代です。
しかし、より効率的に練習を行うためには「参考書」などの購入をオススメします。
参考書には職種別に出やすいテーマが書かれていたり、対策方法も詳しく掲載されているのです。
一冊持っているだけで、グループディスカッションの全てを網羅できるでしょう。

ニュースを見た時に【自分ならどう思うか】と考える癖をつけること

日常生活を送る中で気軽にできるのがこの練習方法です。
例えば、テレビから流れてくるニュースを見たときに、このテーマなら自分はどう発言するだろうかと考えてみましょう。
そのニュースに対して肯定的な意見を持つのであれば、どうしてそう感じたのか「具体的な理由」も考えてください。

逆に否定的に感じるのであれば、どうして否定的に感じたのかを考えましょう。
このように、日常的に「論理的に考える癖」をつけることは就活を行う上で大事になります。
グループディスカッションはもちろん、面接でも役立つので今日から始めるようにしてください。

グループディスカッションの講座に参加をし雰囲気をつかむこと

グループディスカッションを上達させたいのであれば、やはり「実践」をすることが大事になります。
そこでオススメなのが外部の講座を受講することです。
講座に行けば、初対面の人とグループディスカッションの練習を行うことができます。
本番さながらの雰囲気で始められるので、勉強になることが多いでしょう。

また終わってから「どこを直せば良いのか」を見直せる機会があるのも講座を受講する魅力のひとつです。
何をしたらいいのかが分からない方や、今まで学んだことを実践で試したい方は是非講座を受講してみてください。

練習のために【グループディスカッションのテーマの分類】を覚えよう

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ここまで、グループディスカッションの練習方法を紹介しました。
今日から始められるものもあるので是非チャレンジしてください。

最後に「グループディスカッションのテーマの分類」を紹介します。
実は、テーマの分類を知ることは「グループディスカッションを攻略するコツ」になるのです。
「この分類のテーマはこうやって進める方が良い」ということが分かれば、より練習もはかどるでしょう。

①自由形討論型グループディスカッション
答えが無いテーマについて議論を行います。
「雨を見たことが無い人に雨の紹介しましょう」など、ユニークなテーマが多いです

②選択型グループディスカッション
二者択一や、複数から順位をつけるテーマなどがあります。
バラバラな答えが出やすいため、まとめてから結論を出すためのプロセスが重要になります。

③ディベート型グループディスカッション
賛成派と反対派に分かれてテーマについて議論を行います。
自分の意見を主張するだけではなく、相手の意見を聞き、弱点を見つけより良い意見を出す能力が求められます。

④課題解決型グループディスカッション
「結論までのプロセス」以上に「議論を通して出した結論」が求められます。
課題解決をすることが求められているので、時間配分をきっちりすることや、議論をこまめにまとめることが必要です。

まとめ

グループディスカッションの練習をしたいけど何をして良いのかが分からない…。
そんな悩みを持っている方のために、オススメの練習方法を紹介しました。
まずは大学のキャリアセンターに出向き「何をすればよいのか」を考えるようにしましょう。