最近は就職活動をする上でエントリーシートの記入をする機会は比較的多くなっているでしょう。
複数社にエントリーをする予定がある方はきっと1度は書くことになるエントリーシートですが、書き方はもちろん「提出」にも決まりがあることをご存知ですか?
きっと多くの方はエントリーシートの記入の仕方を調べることは多いでしょう。
しかし、提出にも「見落としがちなミス」が隠れていることが多く、気を付けなければなりません。
例えば、エントリーシートは「いつまでに」提出をすれば良いのか…など。
気になる点が出てくるはずです。
この記事では、そんなエントリーシートの提出方法について詳しく解説をします。
せっかく書いたエントリーシートを読まれる前に印象を下げてしまうことが無いようにこの機会に提出方法について詳しく知っておきませんか?
目次
エントリーシートの提出は【なるべく早く】出すことが大事
まず皆さんに知ってほしいのが「エントリーシートはいつまでに出すべきか」ということについてです。
基本的に「どうすればいいんだろう」と悩んだときは、人事担当者側の目線になって物事を考えてみることも大事になります。
企業のエントリーシートの提出期限は2回に分けられていることが多いです。
1回目の締め切りと2回目の締め切りがあったとして、より「志望度」が高いと思われるのはやはり前者ではないでしょうか。
もちろん、人によっては2回目の締め切り前に「絶対にこの企業に入りたい」と感じるような出来事が起こった方もいるかもしれません。
ですが、自身が人事側に立つと就活生の個々の想いは届いた段階では気付けないものです。
しかし、早く提出をすると自然と「志望度が高い」と思ってもらえるのであれば、
だからこそ「早く提出をする方が有利」であると考えることができるでしょう。
また、締め切りが2回に分かれていることに安心をして、ついつい先延ばしにしてしまう人は多いはずです。
「まだ大丈夫」と自分にいい聞かせていると、いつの間にか締め切りギリギリになっていた…!なんてこともあるかもしれません。
締め切りが終わってしまってから後悔をしても遅いので、後悔しないためにも余裕を持って提出をする意識は必要になるでしょう。
どうしてエントリーシートは早く提出すべきなのか【メリット紹介】
ここまでエントリーシートの提出時期は「いつ出すべきか」なのかを詳しく紹介しました。
出し忘れを考えるとなるべく早く出すことが「自分のため」になることが分かったのではないでしょうか?
しかし、それだけでは納得ができない人もいるかもしれません。
「忘れなければ2回目の締め切りでも良いんだ」と感じる方には是非「メリット」を知ってほしいです。
ここからはエントリーシートを早く提出をすることで起こりうるメリットについて詳しく紹介をします。
メリットを知ると「早く出した方が良いんだ」と気付く方も多いでしょう。
早く選考が始まる可能性があるから
実は企業によっては2回目の締め切り日より前に既に届いているエントリーシートだけで最初の選考を行っていることがあります。
複数回に締め切りを分けている企業の多くはこのケースを取っていることが多いです。
例えば、3月末と4月末の2回にエントリーシートの締め切り日を設けている企業があったとします。
1度目の締め切りが終わった段階で届いているエントリーシートの書類選考が始まり、2回目の締め切り日前に面接が行われていることもあるのです。
早い人であれば2回目の締め切り日までに送った人の選考をしている5月ぐらいには「内々定」の通知が届いていることだってあります。
これを知ると、早く出す方が「得」であることが分かるのではないでしょうか?
提出に間違いがないかが不安で、書いてはいるものの1回目の締め切りに間に合わなかった人もいるかもしれません。
何度も確認をすることは大事ですが、それよりも1回目の締め切りまでに提出をすることの方が大事であることを覚えておきましょう。
やはり「採用活動」というのは、企業にとっても今後の動きを決める大切な期間になります。
もし自分が人事だったらと考えると「早めに採用をして次の動きを決めたい」と思うのではないでしょうか?
また、余裕を持ってエントリーシートの提出ができる人ほど「仕事のスピードも早い」と考えることができるはずです。
そう考えると、やはりエントリーシートの提出は「早いにこしたことは無い」と言うことが分かるのではないでしょうか?
早く提出すべきならとりあえず書くことが大事?人事が教えるエントリーシートの注意点
ここまでエントリーシートを早く出すことが大事になる理由について詳しく説明をしました。
メリットを知ることで「自分も早くエントリーシートを提出しよう」と意気込む方もいるでしょう。
しかし、早く書こうと意識をしすぎると「評価が落ちる原因」を招いてしまうかもしれません。
ここからは、エントリーシートを書く上で「早さ」よりも注意をすべきポイントを紹介するので是非チェックしてください。
誤字脱字に気を付けること
エントリーシートを早く提出することだけを意識してしまうと「とりあえず書けば良い」と思ってしまう方もいるのではないでしょうか?
早ければ早い方が良いと間違った認識をすることで、エントリーシートを受け取ったその日に終わらせる!と感じる人もいるかもしれません。
そこまで極端な行動をして完璧なエントリーシートを書くには「下準備」がかなり必要になります。
もし、下準備ができているのであれば即日に書き終えて提出も可能になるでしょう。
しかし、大抵の場合は「誤字脱字」などのミスがあったり、設問の意味をあまり理解できていないケースがほとんどです。
締め切りが2回に分かれている場合、1回目の締切日までに出されば早期の選考には間に合います。
来た人順で選考を行うわけではないので、焦る必要はありません。
書き終えたエントリーシートは丁寧に確認をして誤字脱字などがないかを確認してください。
余裕を持ってエントリーシートの提出ができても、誤字脱字だらけでは元も子もありません。
読みにくい文章になっていないかを確認すること
誤字脱字に気を付けると同時に、自分が書いた文章は読みやすいのかを確認しましょう。
エントリーシートを書く上で何よりも大事になるのが「読みやすいかどうか」です。
志望をした理由を目一杯記入したとしても、読みにくければ印象は悪くなってしまいます。
大事なのは「読みやすさ」であり、相手に「伝えること」を意識する必要があると覚えておきましょう。
なるべく早くエントリーシートを提出するために!やっておきたいコツ2選
エントリーシートを記入する上で気を付けるべきポイントについて説明をしました。
早く出そうとするほど焦りが生まれてしまい、誤字脱字や読みにくい文章を書いている人は多いです。
目標は「1回目の締め切りに間に合うように」で十分なので、焦らず確認をしながら書くようにしましょう。
また、2回目の締め切りに出すことは悪い事ではありませんし、そうすることで評価が下がるなんてこともありません。
「一次までに出さなければ書類選考は落ちてしまう」と思わないようにしてください。
上記を踏まえたうえで「エントリーシートを早く提出するためのコツ」を紹介します。
是非参考にしてください。
志望をする企業についての下調べを行う
エントリーシートを受け取る前から「気になる」と感じる企業があれば、その企業のコンセプトや求める人材について調べておきましょう。
また、エントリーシートの項目には「パターン」があり、どの企業でも似ているケースが多いので、予め考えておくのも早く提出をするための工夫になるはずです。
複数社出す場合は使いまわすことも大事
自分が志望をする企業が複数社ある場合は、エントリーシートを数分出すことになります。
全てをゼロから考えるのはかなり大変になるので、使いまわせる設問に関しては各企業の考えや色味に合わせながら使いまわすことも大事と言えるでしょう。
例えば、志望動機は「志望動機+自分がこれまでやってきたことの具体例」になることも多く、各企業で使いまわしができます。
もちろん一言一句同じというわけにはいきませんが、多少被る部分があるのは「当たり前」だと思うことも大事です。
就職活動に対してずっと100%の力を出さなければいけないと考えている人は多いですが、力を抜けるタイミングで力を抜かないと必ずどこかで燃料切れになってしまいます。
エントリーシートは就活の「入口」で、ここから長い道のりが始まる事を考えて行動をすることが大事です。
再度チェック!エントリーシートの提出マナー
エントリーシートを早く提出するためのコツを紹介しました。
記入も終えて、やっと提出できるとなったときに大事になるのが「提出のマナー」です。
まず、封筒のサイズは「エントリーシート」に合わせるようにしましょう。
色味は「白色」の封筒を使い、中には「エントリーシート」と「送付状」を入れてください。
雨に濡れても大丈夫なようにクリアファイルに書類を入れることができるとなお良いでしょう。
まとめ
エントリーシートの提出期限や早く提出をするうえで知っておきたい「コツ」を紹介しました。
志望度の高い企業なら、なるべく1回目の締め切りに間に合うように提出ができると内定率があがるかもしれません。
この記事を読んだことが、今後の就職活動のお役に立てましたら幸いです。