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エントリーシートの住所はどうやって書く?就活が初めての方にも分かりやすく紹介

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就職活動をするうえで大事になるのがエントリーシートを提出することです。
志望をしている企業の面接に行くまでには「書類選考」画あることが多く、その書類としてエントリーシートの提出をする機会は多くなります。
基本的な情報項目から、自己アピールのできる「特技欄」や「自由記述」まで様々な項目が揃った書類は、就活生の性格や人間性を見るうえでは欠かせない書類です。

そんなエントリーシートには「当たり前にできると勘違いしやすい落とし穴」が数点あります。
特に、エントリーシートの「住所欄」は書き間違いが多く、最悪の場合差し戻しをされる原因にもなってしまうのです。

この記事では、そんなエントリーシートの住所欄を記入する上で大事になるポイントを徹底解説するので是非参考にしてください。
きっと記事を読めばエントリーシートの書き方を改める機会にもなり、些細なミスが原因で差し戻しをされることもなくなるでしょう。

大事なのは正確さ!エントリーシートの住所を書く際のポイント

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エントリーシートの住所を書くのは、誰にでも簡単にできることかもしれません。
しかし、この思い込みこそが「思わぬ落とし穴」になっていることが多いです。
例えば、普段から当たり前のように住所を省略して使っていたとしましょう。
特に多いのが「建物名」などの省略です。

いつも通り省略をして記入をしてしまう人は実はすごく多くいます。
該当をする建物が無かった…なんてケースは結構多いので、省略には気を付けましょう。
エントリーシートの基礎情報を埋めて行くのは流れで出来る簡単な行為かもしれません。
しかし、注意をせずに書いていくと上記のような省略のミスが起こってしまうことや、誤字脱字が起きることもあるのです。

「自分はそんなことはしない」と過信をするのではなく、改めて基本情報を埋める際は注意をしましょう。
志望動機欄や趣味欄に多少のミスがあるのは許されるかもしれません。
しかし、当たり前にできる「住所の記述」などができていないと、こちらの方が信頼を失う機会にもなってしまうのが現実です。

何よりも大事なのは「正確に記述をすること」だと覚えておきましょう。

正確に書くコツ

エントリーシートの住所を正確に書くコツがあります。
覚えておいて欲しいことは2つです。

まず、面倒ではありますがハイフンは使わないことです。
少しでも労力を使わないためにハイフンを使用したい気持ちは分かります。
そちらの方が「間違いがない気がする」と感じる方もいるでしょう。
しかし、エントリーシートを書く上ではハイフンを使わず「〇丁目〇番〇号」と記入をすることが大事になります。

もし、記入をパソコンでするのであれば数字は必ず半角にしてください。

そして、多くの人が悩んでしまうのが「ふりがな」のふりかたです。
基本的には「記入例」に沿ってふることが大事になります。
「ふりがな」と書かれているのか「フリガナ」と書かれているのかをチェックしましょう。

また、ふりがなをふる際の悩みとして多いのが「どこまでふりがなをふれば良いのか」ということです。
住所にはすべてのふりがなをふることがルールとされているのですが、番地など数字で表記をされている部分には不要とされています。
「イチノゴノサン」などと記入をしても良いのですが、数字は読み間違いがないためふりがなを振る必要はありません。

そして「同上」と書いた文字の上に「ドウジョウ」などとふりがなを振る必要は無いことも覚えておきましょう。

意外と悩む【エントリーシートの住所の書き方】よくある疑問を徹底解決

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エントリーシートの住所欄を埋めている時に、疑問を抱くこともあるでしょう。
この記事では、良くある疑問をいくつか紹介していくので是非参考にしてください。

住所欄が2つある場合、同上は使ってよいのか

同上というのは「上と同じ意味」という言葉です。
例えば、エントリーシートの欄には「今住んでいる家(一人暮らしの家)」と「実家」の住所を書くことから、住所欄が2つ用意されていることがあります。
1人暮らしをされている方であれば、2つの住所を正確に記入すればよいのですが、実家に住んでいて住所が1つしかない方は悩んでしまうこともあるでしょう。

結論から言うと、同上を使うことに問題はありません。
人事担当者になって考えてみると、全く同じ住所が2つも書かれている方が疑問に感じるのではないでしょうか?
「何か違う部分があるのかな?」と気になってしまう人もいるはず。
そのため、同じことを示す場合には「同上」を使うようにしてください。

ちなみに、住所がひとつしかないからという理由で空欄のまま提出をするのは絶対にNGです。
あなたが「理解した上で空欄」にしていたとしても、人事担当者が「記入忘れ」とみなす可能性は高くなります。
伝わるだろうと思って記入をしないのは絶対にやめておきましょう。

万が一住所を間違えて提出をしてしまった場合

あまりないケースではありますが、もし住所を間違えてしまったのであれば提出先の企業に連絡をいれなければなりません。
正直この時点で確認漏れが企業に伝わることになります。

まず、電話で謝罪をすることが大事ですが、その電話で「変更をお願いします」と伝えることは難しいです。
エントリーシートは就職活動を行う上での重要書類なので、企業側が手を加えることはできません。
そのため、自分から企業に来訪をする必要があります。

来訪の際は予め訪問可能な日時を聞くことも必要になり、正直かなりの迷惑をかけてしまうでしょう。
そこまでしても入社をしたい企業であれば訂正印を持参し、変更をする必要があります。
ただし、根本的な話をするとここまでして志望をしている企業であれば「再三の確認」が何よりも大事だったということになります。

後悔しないためにも、念入りなチェックは忘れないようにしましょう。

エントリーシートの【方向】によって住所の書き方は変える必要がある

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エントリーシートは多くの場合「横書き」で住所を書くことになります。
しかし、縦書きで書かなければいけない場合もあるかもしれません。
縦書きと横書きでは住所の記入の仕方は変わってくるため、気を付ける用にしましょう。

今回は特に多い「横書き」の住所の書き方の例を紹介します。
基本的に横書きの住所で気を付けるのは「数字」の書き方です。
これは縦書きの場合の注意ポイントであると考えることもできるでしょう。

例えば番地が「1丁目4の3番地」であれば、横書きのエントリーシートには先述した「アラビア数字」を使用して書きます。
また「番地」などの記入の仕方にも注意が必要です。
上記の例を使用すると「1-4-3」と書いた方がまとまりは良いのですが、省略は基本的にNGなので「1丁目4番地3号」などと書くようにしましょう。
自分の住所の正式な書き方が分からないという方は、住民票を確認してください。
正しい記入の方法で書かれています。

マンション名と合わさった住所の書き方は特に間違えやすいポイントなので注意をしてください。

【心配になる前に】エントリーシートを同封した封筒に住所を書く際の注意点

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エントリーシートの住所欄の記入が終わったら「もう一点住所を書く必要があるもの」があるでしょう。
それが「封筒」です。
実はここを間違えてしまう人は凄く多く、封筒は一番最初に人事担当の目に留まるものであることを考えると「一番注意をしなければならないポイント」であることが分かるはずです。

ここからは封筒に住所を書く際に注意をすべきポイントを解説するので是非参考にしてください。

家の住所と同様に省略はNG

記事の中でも再三伝えていることではありますが、企業の住所を省略することはいけません。
封筒は基本的に縦書きで記入をするため「アラビア数字」ではなく「漢数字」を使用するようにしましょう。
全ての文字を一列に羅列をする必要はありません。
例えば、住所が長い場合は隣の列にビル名などを記入してもOKです。

全てを一列におさめようとすると、どうしても字が小さくなってしまいます。
また、会社名の表記も「前株(株)」を使わないようにしてください。
企業側からきた書類にたとえそう書いてあっても、省略は就職活動を行う上でマナー違反になります。

名式を間違えないようにする

ここは凄く大事なので必ず覚えておいて欲しいのですが、「様」と「御中」の使い方には注意が必要です。
基本的に、人の名前であれば「様」をつけ、企業や部署に送るのであれば「御中」を使用します。

例えば「人事部」宛に送るのであれば「人事部御中」です。
ここを「人事部様御中」などと書いてしまう人がいるので気を付けてください。
もし「人事部採用担当」などの場合は「人事部採用御担当者様」にしましょう。
担当というのは人の名前ではありませんが「人を指す言葉」として使われているので様表記が正しいです。

まれに「殿」と書いてしまう人がいるのですが、これは上司から部下に向けて使える表記であるため、絶対に使わないようにしてください。
これを書いた時点で「失礼」とみなされてしまう可能性が高いです。

まとめ

この記事ではエントリーシートに住所を書く上で注意をすべきポイントを解説しました。
住所欄は誰にでも埋められる部分ではあるので、ミスをすると確実に目立ってしまいます。
エントリーシートはもちろん、一番最初に目にとめる封筒の住所記入にも注意が必要です。
「これでもか」というぐらい、しっかりと確認をすることが一生の後悔を防いでくれるでしょう。