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人事に評価をされたいのなら!エントリーシート内でしっかり自分をアピールできる【趣味特技欄】で勝負

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就職活動を行うとなった場合、とても大事になるのが「エントリーシート」の記入をすることです。
志望する企業のインターンを受ける際や、面接を行うための書類選考として利用されることが多く、就活生が必ずといって良いほど通る道になるでしょう。

そんなエントリーシートには様々な記入項目があり、その中でも特に悩んでしまうと言われているのが「趣味・特技」の欄です。
企業が一体どんなことを求めているのか、そしてそこにはどんなことを記入すればよいのかが分からず悩んでしまう人がいます。
中には「趣味も特技も無いから書くことが無い」と考えている人もいるかもしれません。

この記事では、そんな悩みを感じている方に知ってほしい「エントリーシートの趣味・特技欄」の記述方法を徹底解説します。
きっと記事を読めば自分をしっかりアピールできるエントリーシートの記入方法が分かるでしょう。

エントリーシートで【趣味・特技】を書く理由

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まずは「どうしてエントリーシートに趣味や特技を書かなくてはならないのか」を知っておきましょう。
各企業の人事担当者の意図を知っておくだけで「しっかり書こう」といった気持ちが湧いてくるかもしれません。

はじめに知っておいてほしいのがエントリーシートの趣味・特技欄は「自己アピール」ができる項目です。
エントリーシートの項目は基本情報や志望動機など、ある程度「型に当てはめた記述」をすることが多くなります。
しかし、趣味・特技の欄では「自分の好きな趣味」や「頑張って習得をした特技」などから、企業に入る熱意を伝えることができるのです。

そして、人事担当者はこの欄を読んで「その人の性格」や「これまでの人生」を見ることができます。
エントリーシートは就職活動を行う際の「入口」になるため、ここで興味を持ってもらえないと次に進めないケースがほとんどと考えることができるでしょう。

だからこそ、志望したい企業に提出をするエントリーシートの趣味・特技の欄にはしっかりと記述をする必要があるのです。

趣味特技をエントリーシートに書く上で重要なポイント

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エントリーシートに趣味・特技を書くことは志望する企業にアピールができる絶好のチャンスです。
ただ、「好きなことを書けば良い」というわけではありません。
ここからは、趣味特技欄を書く上で重要になるポイントをいくつか紹介します。
是非参考にしてください。

自分らしさを出すことを意識する

各企業の人事担当者は趣味特技欄から「あなたが一体どんな人なのか」をチェックしています。
そのため嘘をついて自分のことを誇張するのはいけません。

自身のことをアピールできる場所だと知ると、つい背伸びをしたくなる気持ちは分かります。
しかし、ここで背伸びをしたことで苦労をしたり、最悪の場合「あの時書かなければ良かった」と後悔をしてしまう可能性もあるのが現実です。
「入りたい」気持ちが強い企業のエントリーシートほど、ありのままの自分を出すことが大事になります。

もちろん、何でも書けばよいというわけではありませんが「自分らしさ」を魅力にするにはどうすればいいのかを考える必要はありますし、その記入ができるようになると内定率はグンと伸びるでしょう。

【趣味・特技】と書かれている場合はどちらか一つだけを記入する

趣味・特技と書かれた欄を見ると「どちらも書かなければいけない」と思ってしまう人は凄く多いです。
しかし実際のところはそうではありません。
自分がより濃く書けるほうを選んで記入をするようにしましょう。

例えば、趣味の方が人生において濃密な時間だったからそちらを書きたいと思うのであれば趣味のみを記入すれば良いのです。
枠には限りがあるため、どちらも書こうと欲張ると文脈がバラバラになり読みやすさを失ってしまう可能性があります。

その趣味や特技が企業に入社をするうえでどのように役立つのかを書く

趣味や特技欄にはつい力や想いが入ってしまい、自分のこれまで辿ってきた道を長々と書きたくなる人もいるでしょう。
しかし、あくまでも「エントリーシート」であることを忘れてはいけません。
趣味や特技を通して「その企業に入社をしたい意志」をアピールすることが大事です。

例えば、音楽が好きでライブに行くことでエネルギーを貰えたことがあったとしましょう。
趣味の欄にはその旨を伝えたうえで「音楽の力は偉大で人生に欠かせないものであると気づきました。そしてライブに行くことは音楽のパワーを多くの方に伝えていきたいと思うきっかけになった」と記入をすることもできるかもしれません。
この場合は志望する企業が音楽のイベント関係などの会社である場合に使用ができるでしょう。

このように、自分がこれまで大切にしてきた趣味や特技が企業に入社をするうえでどう役立つのかを書くことが大事です。
ここを詳細に書くことで企業に志望動機が伝わることもあれば、人間性に興味を持ってもらうことができ「一度話してみたい」と面接に進める可能性もあります。

【使いまわしはNG】企業によって趣味・特技の書き方を変えよう

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趣味特技欄を書くのには頭を使います。
そのため、一度完成をさせた内容をついついずっと使い続けたくなる気持ちは分かるのですが、それはNGです。
上述したように、趣味や特技を企業に入社したときにどのように活かせるのかを考えることが大事になります。

そのため、ある程度のおおもとの文章が似ていても「核となる部分」を変える必要は大事です。
上述をした音楽が好きな方を例に「イベント会社」と「出版社」にエントリーシートを提出すると考えてみます。
前者には「ライブに通ったことでイベントには偉大な力があると気付けた経験」を示すことができ、後者には「音楽を通して言葉の力に気付いた経験」を示すことができるでしょう。

同じ趣味であっても進む方向が違えば「記入をすること」にも違いが出てくるのは当たり前です。
全てを同じ文章にすると必ず違和感が出てしまいますし、人事担当者の方は必ずその違和感に気付くことになるでしょう。

趣味特技が無い場合はエントリーシートに何を書くべき?

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この悩みを抱えている方は凄く多いのですが、趣味や特技が無くて「何も書くことが無い」と焦ってしまう人がいます。
エントリーシートは基本的に「空欄」で出すことはNGです。
特に、趣味特技欄のような「志望意欲」をはかることができる欄が空白になっていると「この人はそこまで入社をしたいと考えていないんだ」と思われる可能性もあります。

必ずしも誰しもが「趣味・特技」を持っているとは言い切れません。
しかし、これまでの人生の中で「楽しかったこと」や「想い出」を振り返ってみると、意外と趣味や特技は隠れているものです。

また、過去の記憶だけではなく「現在持っている興味」に重きを置いて考えてみることも大事になります。
最近「どのシャンプーが自分に合うのかを色々と試している」という方がいれば、研究熱心に何かを行える力があることが「特技」にだってなるのです。

趣味や特技は周りから判断をされるものではありませんよね。
「あなたの趣味は〇〇です」と伝えられることもないはずです。
だからこそ、自分で探し「これが趣味・特技」と言えたのなら、それは紛れもない趣味や特技になります。

これはNG!エントリーシートの趣味特技欄に書いてはいけないこと

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先ほど自分自身が趣味や特技と感じたことであれば、それは紛れもなくあなたの趣味であり特技になると伝えました。
もちろんこの言葉に間違いはありません。
ただし、注意をしてほしいのが「今回記入をするのは就職活動に使う書類」であることです。

例えば、ギャンブルが好きな方もいると思います。
パチンコや競馬などの趣味が悪いわけではありませんが、人事担当者の中には悪い印象を持ってしまう人が居るのも現実です。
その趣味をどうしても書きたい理由がある場合(パチンコ関係に就職など)以外は基本的にギャンブル関係の記述は避けるようにしましょう。

また、本当に何も思いつかない場合に「特に無し」と記述をする人はいますがこれもNGです。
「特に無し」というのは、人事担当者からすれば「ここに入る意欲は無い」とみなしてしまう理由になってしまいます。
趣味や特技が無いと人間性をみることもできないので、多くの場合書類落ちになってしまうでしょう。

自ら望んで書類落ちの未来を選択したいのであれば「特に無し」でも構いませんが、気になるからエントリーシートを提出している方がほとんどでしょう。
エントリーシートは空欄を無しで出すのがルールであることを覚えておいてください。

エントリーシートに趣味特技を記載する場合は【下準備】をしっかりすること

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これは何より大事になりますが、エントリーシートを書く際は下準備をする必要があります。
とくに「趣味・特技」といったざっくりとした質問に答えるには、自分の経験や過去と向き合いながら「どうしてその趣味を選択したのか」をあきらかにする必要があるでしょう。

好きなことがたくさんあるからすぐに書ける!と書き始めると、全然進まなかった人も多く居ます。
自己アピールができる場所だからこそ「難関ポイント」でもあるのです。
だからこそ、趣味特技欄を書く際は必ず下準備をするようにしてください。

まとめ

この記事ではエントリーシートの【趣味・特技】の欄にはどのようなことを記述すればいいのかについて詳しく解説をしました。
自分のことをアピール出来る場所だからこそ書くことが難しいと感じる方は多いです。
大事なのは過去や経験と向き合い、どうしてその趣味を書こうと思ったのかを志望企業に伝えることになるでしょう。