まつ毛パーマというと上まつ毛のみのイメージが強いでしょう。しかし、下まつ毛もまつ毛パーマはできます。そして、下まつ毛のまつ毛パーマにもメリット・デメリットがあるんです。
今回は、まつ毛パーマは上下ともできるのか・メリット・デメリットについて解説していきたいと思います。
日頃からまつ毛パーマをしている方は、下まつ毛も施術することで目元の印象が変わるのか気になっている方もいることでしょう。また、下まつ毛も施術するか悩んでいる方もいると思います。
あまり下まつ毛もまつ毛パーマをしている方が周りにいないので、詳細が聞けずに一歩踏み出すか悩んでいる方は、是非参考にしてください。
まつ毛パーマは上下両方できるのか
まつ毛パーマは、まつ毛の上下両方ともできます。しかし、安全に上下のまつ毛をまつ毛パーマするのにはいくつか課題があります。課題は、3つです。
- 上まつ毛、下まつ毛ともに3㎜以上の長さが必要
- ビューラー式では、ほぼできない
- セルフの場合は、上まつ毛以上に下まつ毛は目に薬剤が入りやすい
1つ1つ解説していきます。
上まつ毛、下まつ毛ともに3㎜以上の長さが必要
上まつ毛の場合は、3㎜以下のまつ毛はあまりないでしょう。しかし、下まつ毛となると3㎜以下のまつ毛の割合はどうしても多くなってしまいます。
まつ毛が最低3㎜以上でないと1番小さいサイズのSサイズのロットを使用してもカールをつけることができません。
その為、自身のまつ毛が3㎜以下の場合や短くてカールがつけられるか分からないとサロンで言われてしまった場合は、まつ育から始めましょう。寝る前にまつ毛美容液を塗って寝たり、うつ伏せでない、目を擦らないなどの対策をしてください。
ビューラー式では、ほぼできない
ビューラー式では、器具に下まつ毛が挟まらないことが多いです。
ビューラー式のまつ毛パーマは、器具にまつ毛を挟んでまつ毛にカールをつける方法です。相当下まつ毛が長くない限りはビューラー式では下まつ毛のまつ毛パーマは、できません。
その為、下まつ毛のまつ毛パーマのほとんどはロット式で行います。
もしセルフで下まつ毛のまつ毛パーマをやろうと思っている方は、上まつ毛をロット式で練習するところから始めましょう。
セルフの場合は、上まつ毛以上に下まつ毛は目に薬剤が入りやすい
上まつ毛よりも下まつ毛は、短いため薬剤が目に入りやすくなってしまいます。根元から1㎜程は薬剤を塗りませんが、まつ毛が短いことで薬剤を塗る幅の微調整が難しくなります。
ですので、セルフではなくサロンで施術してもらうことがおすすめです。
これら3つの課題から、まずはまつ育をして下まつ毛を伸ばし、サロンで施術してもらうことが1番だと考えられます。
まつ毛パーマを上下やっている人は、どのくらいいるのか
上下のまつ毛をまつ毛パーマしている方の割合や人数は分かりません。しかし近年は、上下のまつ毛にまつ毛パーマする方が増えています。
まつ毛パーマは、元々上まつ毛だけの施術が主流です。その為、下まつ毛の施術が可能になったばかりの頃は、下まつ毛のまつ毛パーマをする方はとても少数でした。
しかし、まつエクが流行ったことでまつエクよりもお手頃で長持ちするまつ毛パーマも最ブームが始まりました。長年にわたりまつ毛パーマをしている方だけでなく、若い世代を中心に広まっています。
その影響で、上下のまつ毛にまつ毛パーマをする方も増えたのでしょう。
まつ毛パーマを上下やるメリット
まつ毛パーマを上下やるメリットは、大きく5つあります。
- 上下にまつ毛が伸びて見えるので、ぱっちりした大きな目元になる
- 逆さまつ毛の悩みが解消される
- マスカラを塗る際のまつ毛の絡みがなくなる
- 派手になり過ぎずに目元を華やかにできる
- メイクが崩れにくい
1つ1つ解説していきます。
上下にまつ毛が伸びて見えるので、ぱっちりした大きな目元になる
下まつ毛もまつ毛パーマをすることで、まぶたの上だけでなく下にも目を大きく見せる効果が上がるのです。アイシャドウやマスカラをしなくてもぱっちりした目元になれるので、スッピンにも自信が持てます。
すっぴんに自信が持てるのは、女性にとっては大きなことでしょう。
逆さまつ毛の悩みが解消される
逆さまつ毛が解消されることから、まつ毛パーマをする男性の方もいらっしゃいます。逆さまつ毛は、日常生活に支障をきたすので解消されたときの喜びは大きいでしょう。
サロンであれば上まつ毛だけや下まつ毛だけなど状況に合わせて施術してもらえます。
マスカラを塗る際のまつ毛の絡みがなくなる
まつ毛パーマは、ロットにまつ毛を張り付けた際にまつ毛を1本1本整えます。その為、まつ毛パーマ後にマスカラを塗っても、まつ毛が絡まる心配はありません。
なにより、朝出勤前のメイクの悩みが減ることを嬉しく思わない方はいないでしょう。
派手になり過ぎずに目元を華やかにできる
これはまつエクではなく、まつ毛パーマを選んでいる方の大きな理由の1つです。まつエクは、自身のまつ毛ではできないデザインをも可能にします。しかし、目元だけが華やかになり過ぎてしまい他のパーツと比較すると浮いてしまいやすいのです。
このことからナチュラルに目元を華やかにできるまつ毛パーマを選んでいる方もいらっしゃいます。
メイクが崩れにくい
まつ毛パーマをすることでメイクが崩れにくくなるので、メイク直しをする手間が少なくなりますし、夕方になっても疲れません。
特に外見を気にしなければならないサービス業の方などにとっては、大きなメリットです。
これらのメリットとまつ毛パーマの最ブームで、上下のまつ毛をまつ毛パーマする方は増えているのでしょう。
まつ毛パーマ上下やるデメリット
まつ毛パーマを上下やるデメリットは、大きく4つあります。
- 思い通りのデザインにならないことがある
- 下まつ毛が短くてカールがつかないことがある
- 下まつ毛は短いので、ダメージを受けやすい
- 薬剤が目に入ることがある
1つ1つ解説していきます。
思い通りのデザインにならないことがある
下まつ毛は短いため、上まつ毛よりもデザイン通りになる可能性は低いです。下まつ毛が短く少ない場合には、まつ毛の長さを長く見せることやボリュームを出すことには、どうしても限界があります。
どうしても下まつ毛のボリュームや長さを足したい場合は、まつ育をするかまつエクをするしかありません。
下まつ毛が短くてカールがつかないことがある
下まつ毛が3㎜以上あるとしてもカールがつかないことはあります。下まつ毛をカールできるようにするには、まつ育をするかまつエクを選ぶしかありません。
下まつ毛は短いので、ダメージを受けやすい
下まつ毛は短いので、どうしてもダメージを受けやすくなってしまいます。1度ダメージを受けると修復にも時間がかかります。その為、下まつ毛のまつ毛パーマをする際は十分にまつ毛が伸びてから施術することがおすすめです。
薬剤が目に入ることがある
薬剤が目に入ってしまうかもしれないのは、上まつ毛も同様ですが、下まつ毛はよりリスクが高くなってしまいます。なぜなら、まつ毛が短いからです。まつ毛の長さがないため、薬剤をまつ毛により塗りにくくしてしまいます。
これらのことから上下のまつ毛パーマをする際には、下まつ毛のまつ育をしてから施術することがおすすめです。
まとめ
今回は、まつ毛パーマは上下ともできるのか・メリット・デメリットについて解説致しました。これまでまつ毛パーマをしてきた方は、上下のまつ毛をまつ毛パーマしたらもっと目元がぱっちりするのではないかと期待すると思います。
しかし、デメリットを読むとまずはまつ育から始めようと思われる方が多いのではないでしょうか。それは、これまでそれだけまつ毛を大切にしてきたからだと思います。
これからもまつ毛を大切にしながら、自分磨きを続けていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。