まつ毛のトリートメント、しっかりやっていますか!?
「まつ毛パーマをやって、あとは何もしてない・・・」なんてもったいないですよ!
気づかないうちに意外とまつ毛のダメージは蓄積しています。せっかくのまつ毛パーマを最大限生かすためにも、まつ毛のトリートメントはとっても大切です。
今回はキレイなまつ毛を保つための、「まつ毛のトリートメント」についてご紹介していきたいと思います。
目次
【まつ毛パーマのトリートメント】トリートメントの必要性
まつ毛パーマをすると、どうしても気になってくるのが「まつ毛へのダメージ」です。最近では、まつ毛に優しいまつ毛パーマを売りにしているサロンも多いですが、する回数や人によってはまつ毛を傷めてしまう可能性もあります。
まつ毛パーマの繰り返しで傷むまつ毛
通常まつ毛パーマは1ヶ月〜1ヶ月半程度でかけ直しが奨励されていますが、まつ毛パーマの繰り返しや、短期間で多くの回数を重ねるとまつ毛へのダメージの原因になります。
まつ毛パーマを繰り返していくと、まつ毛にダメージが蓄積されていきます。最初はキレイにかかったまつ毛パーマも、繰り返すうちにまつ毛がスカスカになってしまったり、細くて弱々しいまつ毛になる可能性があります。
髪質に合わない強いパーマ液で傷む
パーマ液の効果が強すぎると、まつ毛が縮れてしまったり、切れてしまう可能性があります。
パーマの仕組みは、パーマ液1により、まつげを構成しているSS結合(シスチン結合)というタンパク質の結合を切断します。カールをつけた状態でパーマ液2により、再度切断された結合をつなぎ合わせることで、まつげ自体にカールがかかるという仕組みになっています。このパーマ液の効果が強すぎると、必要以上にまつ毛の結合が切断されてしまい、まつ毛の構成がボロボロになってしまいます。
【まつ毛パーマのトリートメント】日常生活でのまつ毛へのダメージ
日常生活でのまつ毛へのダメージについてみていきましょう。
紫外線からのダメージ
紫外線はまつ毛の表面を覆っているキューティクルにダメージを与えます。紫外線を浴びすぎてキューティクルがボロボロになると、まつ毛はツヤがなくなり、コシもなくなってしまいます。
また、キューティクルが剥がれると、まつ毛の中心部に蓄えられている水分や栄養が流れ出てしまい、乾燥しやすくなります。そうすると、細くてもろいまつ毛や、切れやすいまつ毛になる可能性があります。
物理的なダメージ
まつ毛への物理的なダメージには、目をこすった時の摩擦や、ビューラー使用時の圧迫、強すぎるクレンジングなどがあります。
特にビューラーは使い方を誤ると、まつ毛へのダメージが大きいです。力を入れすぎると、まつ毛が折れて切れ毛の原因になる場合があります。また、強く引っ張ってしまうと、まつ毛が抜けることもあります。
生活の乱れ
十分な睡眠が確保されなかったり、栄養不足になるとまつ毛にも影響が出てきます。まつ毛が成長するには、成長ホルモンが分泌される夜10時から深夜2時の間にしっかり睡眠をとる必要があります。この時間に細胞修復が行われて、痛んだまつ毛もじっくり修復されていきます。生活が乱れてしまうと、まつ毛の修復が追いつかなくなり、まつ毛の成長もあまり進まなくなってしまいます。
【まつ毛パーマのトリートメント】サロンで行うトリートメント
サロンで行うトリートメントについて解説します。
サロンで行うトリートメントのメリット
サロンで行うまつ毛のトリートメントには、市販のまつ毛美容液と比べて大きなメリットがあります。サロンで使われるトリートメントには、まつ毛に潤いを与え、丈夫に成長させる栄養成分が高濃度で配合されているため、市販のまつ毛美容液と比べて効果が高いです。
また、1度のトリートメントでしばらく効果が持続するのも、サロンのトリートメントのメリットです。
サロンで行うトリートメントの料金
料金はサロンによっても様々ですが、相場で言うと1000〜3000円程度のところが多いようです。市販で買えるまつ毛美容液の1本くらいの料金になりますが、トリートメントをするタイミングはまつ毛パーマをする時に合わせて行うので、月に1回程度になります。
【まつ毛パーマのトリートメント】自宅で行うまつ毛ケア
自宅でできるまつ毛のケアに、まつ毛美容液でのケアがあります。まつ毛美容液はドラッグストアでも簡単に手に入れることができるので、誰でも手軽に始めることができます。
まつ毛美容液の使い方・塗るタイミング
まつ毛美容液の塗るタイミングは、朝の洗顔後と夜の入浴後の1日2回です。ポイントは洗顔後の1番最初にまつ毛美容液を塗ることです。化粧水・乳液の後だと、場合によってはまつ毛がコーティングされてしまし、まつ毛美容液の効果が届きにくくなってしまうこともあります。
朝夜それぞれ塗れば、朝は日中の外気による乾燥から守り、夜はまつ毛が伸びる時間にまつ毛の成長をサポートする役割を果たします。
まつ毛美容液の使い方・塗り方
まぶたを少し持ち上げ、まつ毛の根元にブラシを当てられるようにします。ブラシに美容液をたっぷりつけて、まつ毛の根元から先端まで軽く左右に揺らしながら塗っていきます。
目頭や目尻などの細かい部分にはブラシを縦にして、まつ毛1本1本にそうようにして塗ります。
下まつ毛に塗る時は目の下を少し引っ張り、生え際が見えるようにして塗ります。下まつ毛は、ブラシの先端を使うと塗りやすいです。
【まつ毛パーマのトリートメント】まつげ美容液の選び方
まつげ美容液の選び方にはいくつか種類があります。
ブラシタイプ
先端の塗る部分がマスカラのようなブラシ状になっています。マスカラを塗るのと同様に塗れて、一度で広範囲にたっぷり美容液を塗れるのが特徴です。時間がなくてもささっと塗れてしまうので、朝などの忙しい時でもまつ毛のケアができます。
チップタイプ
チップタイプは、先端がリップグロスのような形状をしたものです。チップにはたっぷり美容液をつけられるので、簡単に全体に広げることができます。細いタイプのものは、目頭や目尻の塗りにくいところにも届きやすいので、満遍なくまつ毛のケアができます。
また、チップタイプは柔らかな素材でできていることが多いので、肌触りがよく、塗り心地がいいのもメリットです。
筆タイプ
筆タイプは、先端が筆タイプのアイライナーのような形状のものです。先端がとても細くなっているので、まつ毛全体に塗るのには向いていません。筆タイプのものは、まつ毛の根元や、目の端のキワなどの細かい部分に塗るのにはとても使いやすい形状です。
細い部分にピンポイントで美容液を塗布できるので、生え際やこれから伸びてくる短いまつ毛にも届いて、効果的にまつ育をすることができます。
まとめ
まつ毛パーマのケアは、自宅でもまつ毛美容液で簡単にできますが、毎日のケアが面倒な方や、よりトリートメント効果が欲しい方は、サロンで行うまつ毛トリートメントがおすすめです。
意外と気づかない間に日々の生活の中で受けているまつ毛のダメージ、特にまつ毛パーマのリピーターの方は要注意です。キレイで健康的なまつ毛を保つためにも、「まつ毛のトリートメント」始めてみましょう!