みなさんもご存知のまつ毛パーマ、普段のメイクがとても楽になるということでますます人気になっていますが、実際どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
今回はそんなまつ毛パーマのメリットデメリットを具体的にご紹介したいと思います。
まつ毛パーマをかける前にメリットデメリットをしっかり理解して、より快適にまつ毛パーマを楽しみましょう。
目次
【まつ毛パーマのメリット・デメリット】まつ毛パーマとは
まつ毛パーマとは、パーマ液を使用してまつ毛にカールをつけていく施術方法です。まつ毛パーマにはロット式とビューラー式の2種類あり、ロット式では、ロットと言われるゴムやシリコンでできたカールを形作る型のようなものに、まつ毛を巻き付けてカールを作ります。
ビューラー式ではメイクに使うビューラーのような器具を使用してパーマをかける方法です。ビューラーをするように器具でまつ毛を挟み、まつ毛を挟んだ状態で器具の上からパーマ液を入れていきます。
一般的にビューラー式の方が技術的に簡単にでき、値段もロット式よりも安くできますが、ロット式の方がデザイン性が高く、カールの種類も選べるので人気が高いです。
【まつ毛パーマのメリット・デメリット】まつげパーマのメリット
まつげパーマのメリットは以下のとおりです。
メイクの時間短縮になる
まつげパーマをすると、メイク時間の短縮になります。特に梅雨の時期などは、湿気でなかなかまつげが上らなくて、時間がかかるなんてことがあると思います。まつげパーマならビューラーを使わなくてもよくなるので、アイメイクがぐんと楽になります。
また、ビューラーを使用することによるまつげへの負担も減らすことができます。まつげは特にデリケートで抜けやすい毛なので、まつげパーマをすることでビューラーによる刺激から守ることができます。
メイク落としの時にクレンジングオイルが使える
マツエクに使われるグルーはクレンジングオイルと相性が悪く、接着剤の力を弱めてしまうためクレンジングオイルを使えませんが、まつげパーマでは気にすることなく使えます。また、まつげを気にすることなく目元に触れたり顔を拭けるのでストレスが少ないです。
湿気によってカールが落ちてくることがない
頭髪のパーマと同様に湿気によってカールが取れてしまうことがないので、パーマが効いている間はカールを持続させることができます。
自まつ毛だから自然体
つけまつ毛やマツエクとは違い自分自身のまつ毛なので、見た目が自然なのはもちろん、つけた感じの違和感もないため、ストレスフリーに続けることができます。マツエクなどは、中にはどうしても付けている感じが苦手だと感じる方もいらっしゃいます。そのような方には、自まつ毛で行うまつ毛パーマの方が向いています。
【まつ毛パーマのメリット・デメリット】まつげパーマのデメリット
まつげパーマのデメリットをご紹介します。
薬剤によってまつげへのダメージがある
まつげパーマはパーマをかけるための薬剤を使用し、毛の構造を変化させることでカールをかけていくので、まつげにかかる負担はゼロではありません。個人差はありますが、繰り返し使用することでまつげが徐々に痛んでくる可能性もあります。
まつげの量自体を増やす事はできない
まつげパーマはあくまでも自まつげにカールをかけるだけなので、毛量を増やせるわけではありません。その点、あまり自まつ毛に自信のない方はマツエクでまつ毛を増やす施術を行った方が、理想のまつげに近づけるでしょう。
アレルギーなどの可能性
人によってはパーマ液によってアレルギーや炎症などの症状が現れる可能性があります。症状は軽度の赤みから、重度の腫れと大きな水ぶくれまで人によって様々です。もともとアレルギーを持っていない方でも、何度もまつ毛パーマを繰り返すことで発症することもあります。
まつ毛パーマによる重篤なアレルギー症状を防ぐために、まつ毛パーマを初めて行う方は施術前にパッチテストをすることをおすすめします。
【まつ毛パーマのメリット・デメリット】まつ毛パーマが向いている人
まつ毛パーマが向いている人はどんな人なのでしょうか。
メイクやまつ毛のお手入れを簡単に済ませたい
日頃のアイメイクを手軽に済ませたい方や、普段のクレンジングにあまり時間をかけられない方にはまつ毛パーマがおすすめです。まつ毛パーマをすれば毎日ビューラーをする手間がなくなります。また、クレンジングも普段と同じようにできて、マツエクと比較すると簡単に済ませられるのがメリットです。
まつ毛の量が十分にある
まつ毛の量が十分にある方はまつ毛パーマが向いています。まつ毛がしっかり生えていれば、まつ毛パーマだけでも十分に魅力的な目元を演出できます。逆に量が少ない方にはマツエクの方をおすすめします。
自まつ毛でナチュラルに魅せたい人
自まつ毛にカールをかけるだけなので、ナチュラルだけど美しい目元になれます。目元をあまり派手にしたくないけど、もう少し華やかさが欲しいという方におすすめです。
【まつ毛パーマのメリット・デメリット】まつ毛パーマの注意点
まつ毛パーマの注意点をご紹介します。
当日はマスカラ・ビューラーをしない
施術当日はマスカラやビューラーはしないでください。マスカラだけでなく、目元周辺のアイメイクも控えましょう。まつ毛パーマの施術前にはまつ毛の洗浄があり、事前に目元のメイクのオフが必要になります。サロンによっては別途オフ代がかかる場所もあるので、アイメイクはして行かないように気をつけましょう。
できればメイク自体も控える
できれば、まつ毛パーマをする当日はメイクは控えて、すっぴんの状態で施術を受けることをおすすめします。施術当日はなるべくまつ毛を濡らさないことが長持ちのポイントになります。
施術後24時間はまだ薬剤が定着しておらず、まつ毛を濡らしてしまうと、カールが伸びてしまう可能性があります。髪の毛のパーマをかけた時にも「今日はシャンプーを控えてください」と言われたことがある方もいると思いますが、これと同じ理由です。
なので施術当日はなるべく洗顔は避けて、濡れたタオルで顔を拭く程度にしましょう。
まつ毛パーマをした後の一定期間はマツエクができない
まつ毛パーマ後すぐにマツエクをすると、マツエクの持ちが悪くなってしまいます。まつげパーマのカールとまつげエクステのカールの角度は合いません。それぞれの角度が合わないと、グルーの接着面が小さくなるのでまつげエクステの持ちが悪くなります。
また、まつ毛パーマをした後にマツエクをしてしまうと、マツエクのカールがきれいにそろわない可能性があります。まつげパーマは施術直後は1本1本そろったきれいなカールになりますが、まつげはそれぞれの生えているスピードが異なるため1ヶ月後くらいにはカールがバラついてきます。まつげパーマによって、曲がっているまつげとカールが落ちてまっすぐなまつげが混在しているため、まつげエクステがきれいに付かない可能性があります。なので、バラついたまつげにまつげエクステがついていると、向きがバラバラになってしまい見栄えが悪くなってしまいます。
まとめ
毎日のメイクがぐんと楽になるという点では、まつ毛パーマには大きなメリットがあります。また、日頃のケアにおいても、まつ毛パーマをする前と変わりなくクレンジングをすることができます。
最近では次世代まつ毛パーマと呼ばれるパリジェンヌラッシュリフトやアップワードリフトなど、新しいものも増えてきています。ぜひ最新のまつ毛パーマにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!?