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退職日まで欠勤したいけど問題なし? その日までしなければならないこと

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晴れて退職、もうこの会社には行かなくて済む……、そう思えば、会社になんか、もう一歩も足が動かない……ということがあるでしょう。
さんざん、会社にこきつかわれて会社に縛られていた訳です。
一度、身体が解放されれば、もう、もとの状態などに簡単に戻ることができません。
でも注意しなければならないのは、実際の退職が決定したのと、退職日とは違います。
そのあいだの期間は、非常に微妙な期間で、いろいろな思いで過ごしている人たちがいます。
退職日まで欠勤はNGなのでしょうか。
退職日まで欠勤したい理由はそもそもなんなのでしょうか。
退職日まで、欠勤出来ないのならどのようなモチベーションで過ごして行けばいいのでしょうか。
退職日までの欠勤問題で悩む人たちの問題を解決します。

晴れて退職 退職日まで欠勤はOK?

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晴れて退職が決定しました。
すると、身体が開放感を得て、突然会社に行きたくなってしまうものです。
でもまだあなたは、退職日が来た訳ではありませんので、しばらくのあいだ、本当だったら会社に勤務しなければならない訳です。
しかし、会社に行こうと思うものの、身体が動かない……ということもあるでしょう。
退職日まで欠勤するのはOKなのでしょうか。

退職日まで欠勤はNGかも

そもそも正社員が、会社を即日退職というのは無理なことなのでしょうか。
会社を辞めることは、労働する者の権利といういい方も出来ないことはありませんが。
しかし、原則としては、退職日まで最低レベルで二週間はかかるということです。
正社員というものは、塾や習い事とは違い、すぐに「辞めます」と言えば大丈夫ということではありません。
法律的には、二週間以上……ということになっていますが、会社の方には、就業規則というものが存在し、会社の法律によって、1ヶ月や2ヶ月程度NGということがあります。
そのような会社規則が存在している以上、ルールに従う以外方法はないでしょう。
まずは、このようなルールがあると自分に理解させれば、即退職という欲求も多少消えて我慢することができるのではないでしょうか。

退職が決まれば、遅刻、無断欠勤OK?

退職が決まれば、遅刻、無断欠勤OKか……、もちろんそれもNGです。
会社の法律で縛られている以上、今までと同じ姿勢で、日々通勤しなければなりません。
しかし、即退職がOKのケースもない訳ではありません。
それは、会社がOKと言った場合です。
ケースとしては希ですが、 遅刻、無断欠勤を続けて、もう会社にはあなたが必要ないと思われれば、即辞めていいよと言われるかもしれません。
実際には、そんなケースは本当に希の希ですが。
なんで、二週間ということが法律で決定されているのかと言えば、あなたを保護する観点からです。
二週間という決まりがなければ、労働者は、逆にいたいと思っても仕事が奪われ、生活に困窮してしまう訳ですから。
また、あなたが辞めたいと思っても即辞めさせてもらえないのは、会社は引継の時間を必要としているからです。

退職日まで欠勤 会社に行きたくない理由

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退職日まで欠勤したい人たちの理由はなんなのでしょうか。
なんで、退職日まで欠勤しないで待つことができないのでしょうか。
もちろん職場環境も大きな問題を抱えているでしょう。

退職日まで欠勤の理由 職場環境が悪い

さんざん、残業を今まで要求され続けて来たという人たちも多くいらっしゃることでしょう。
かつ、以前ならサービス残業も当たり前に行われていました。
現在は、果たして解消されたのでしょうか。まだまだという人たちもひょっとしたらいるかもしれませんが。
以前では、パワハラ、セクハラに悩んでいた正社員も多くいます。

退職日まで欠勤の理由 環境の変化

あなた自身に環境の変化があり、退職日まで欠勤したいと思っているかもしれません。
現代社会は、高齢化社会です。介護しなければならない親を抱えている人たちも少なくありません。
退職して即介護というモチベーションなら、退職日まで欠勤しようという気持にもどうしてもなるかもしれないですよね。
また、あなた自身、健康を害し、重い病気を抱えてしまった可能性もあります。
そのようなときも、退職日まで欠勤してすごそうという気持が起こるでしょう。
更に、友だちから新しい起業をしないかと誘われて、もう意識は全部そちらに集中してしまっていることもあります。
そのようなときも退職日まで欠勤しようと思うでしょう。

退職日まで欠勤の理由 一刻も人間関係を断ち切りたい

退職日まで欠勤したい理由の多くには、人間関係があります。
会社とは、つまり人間の集合体なのです。
あなた自身は、相性があう人間、相性が悪い人間がいます。
しかし、会社という組織の中で、相性が悪い人間とも平等につきあっていかなければならない難しさがあります。
人間っていろいろな性格の人たちがいますよね。
会社の中では、多くの人間が、会社に抑制させられて生活しているから、陰では悪口を言ったということが横行しています。
もっと規制のない世界なら人間っておおらかに生きることができるはずです。
退職日まで欠勤したい理由は、そんな潜在的に存在してるい人間のドロドロ部分をもう見たくないからです。

退職日まで欠勤の理由 周囲の人たちがやたら冷たい

会社人間は、表向きには、いい顔をしてソツなく人間関係をこなそうとしているでしょう。
会社人間は表と裏の顔を持っています。
表の顔では、表面的にいい人間関係を作り、会社組織をスムーズに運営しているのです。
会社人間は、周囲の人たちの顔を意識して日々仕事をしていると言っていいでしょう。
そのとき、あなたが退職するということを聞けば、周囲の人たちは、人間関係の鎖が突然切断されてしまうことになります。
そのとき、周囲の人たちは抑圧された潜在的自我の側で、あなたを批判するでしょう。
「なんだオレを裏切りやがって」とか、「いいな、オレも辞めたいな……」とか、いろいろな妬み根性で、あなたを見たりします。
そんな周囲の冷たい目線に耐えることができないから、退職日まで欠勤したいと思うのです。

退職日まで欠勤の理由 もう仕事に集中できない

会社という存在は、あなたをシバル存在です。
そして退職とは、シバリから解放される行為です。
いままで、何年も会社に縛られた人たちは、一度解放されれば、もとのサヤなどにはなかなか収まることができません。
逆に、会社に縛られ続けて来た訳ですが、縛られない自分というものが想像つかなくて、会社を退職して、解放されても何か生活がぎこちないという人たちもいます。
退職日まで欠勤したい理由は、退職したと決めたら、心が100%会社を離脱し抜け殻だけがそこに存在しているからです。
「あとちょっと待て」と言われても、このちょっとがとてつもない長く感じる時間なのです。
もう仕事に集中することができないという人たちがいる一方では、退職日まで欠勤することができないとすれば、さんざんいままでマジメに労働して来たのだから、いっそのこと不真面目社員を芝居してやろうという人たちもいます。
一度も会社に遅刻したことがない人が、わざと遅刻して駄目社員を演出することもあるようです。

退職日まで欠勤の理由 もう上司の顔も見たくない

シバリという意味では、最悪なのは上司の関係です。
上司のパワハラが原因で退職したという人たちもいます。
そのような人たちは、退職と決めたからには、退職日まで欠勤したいと思うでしょう。
もう一日、一時間、一秒でも上司の顔を見たくないと思っています。

【退職日まで欠勤はNG】有給休暇を消化

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退職日まで欠勤というのはよろしくありませんが、有給休暇を消化という形を取ればいいのではないでしょうか。
そもそも、正社員はなかなか有給休暇を使わせてもらうことができないから、たくさん有給休暇が貯まっているという人たちも多くいらっしゃることでしょう。
有給休暇を使用することができれば、実質、即退職が実現しているようなものです。
有給休暇というものは、仕事をしている人たちの権利です。
二週間、有給休暇が残っているのなら、悠々と使って問題ないでしょう。

【退職まで欠勤はNG】退職までしなければならないこと

退職日まで欠勤と意気込むものの、まだまだあなたには、しなければならないことが残されています。
会社は、本当に簡単には退職することができないものであり、健康保険証を返却したり、年金手帳などを受け取ったりと事務手続きが結構大変なのです。
退職が決定して、周囲の人たちが冷たいというは当たり前のことです。
あなたが同じ立場でもそうするでしょう。
退職日まで欠勤することができないのなら、あなたは周囲の人たちの目線を紛らわすために、仕事に打ち込む以外方法はないのではないでしょうか。
あと少しはあと少しなのです。
最後に、いい社員だったと思われるように仕事に打ち込み有終の美を飾りましょう。

【退職まで欠勤はNG】 まとめ

いかがでしょうか。
退職日まで欠勤は基本NGです。
いずれにしてもあとわずかなので、もう少し頑張ってみましょう。
敢えて冷たい同僚と仲良くする必要もないでしょう。
最後の最後、本気になって仕事に打ち込んでみてはいかがでしょうか。
また、引き継ぎに専念して、あなたのして来た仕事を繋いでください。
それをしないと、なんだやっぱりアイツは駄目社員だったのか……と思われるでしょう。