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デュアルSIMスマホとは?特徴とおすすめ端末を紹介します

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「デュアルSIMスマホとは何だろう」「デュアルSIMの特徴について知りたい」と考えている人もいるでしょう。そこで本記事では、デュアルSIMスマホについて詳しく紹介します。
デュアルSIMスマホとは、名前のとおり「2枚のSIMカードを挿入できるスマートフォン」のことです。2枚のSIMカードを利用できることによって「1枚は低価格大容量データ通信プラン、もう一枚は国内通話かけ放題SIM」など、お得な通信サービスを使い分けられるようになります。また「1枚は仕事用、もう1枚はプライベート用」などと使い分けることも可能です。
デュアルSIMにも細かい種類があるので、本記事でしっかりチェックしておきましょう。

デュアルSIMスマホとは?

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2枚のSIMカードを利用できるデュアルSIMスマホですが、実は細かい種類が存在します。
「SIMカードを切り替えないと着信・通信できない」「2枚のSIMカードを常時接続・着信できる」など、細かいように見えて重要な違いがあります。
「デュアルSIMスマホを購入したけど、思っていたような使い方ができなかった」と後悔しないよう、デュアルSIMの種類について理解しておきましょう。

デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)とは?

デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)とは、2枚のSIMカードを挿入可能かつ2回線を同時に待ち受けできる仕組みのことです。
1台のスマホで同時に2回線を利用できるので、たとえば電話を発信するときは任意の番号で発信できますし、電話を受ける時もどちらの番号からの着信も受けることができます。ただし「電話を利用中に別のSIMを利用したデータ通信および音声通話の利用」はできません。
「音声通話を片方のSIMで利用しながら、別のSIMでデータ通信を行う」といった使い方はできませんので注意しましょう。

デュアルSIM・シングルスタンバイ(DSSS)とは?

デュアルSIM・シングルスタンバイ(DSSS)とは、2枚のSIMカードをスマホに挿入できるものの、片方のSIMカードしか待ち受けできない仕組みのことです。
DSDSとの違いは「どのSIMで通信するかは手動で設定しないといけない」こと。DSDSでは「片方のSIMカードでデータ通信を利用中でも、別のSIMカードにかかってきた着信を受ける」ことができますが、DSSSでは「利用中のSIMカードに対してかかってきた着信以外は受けることができない」ことが大きな違いです。
どの回線を利用して通信するかは設定画面から選択する必要があるので、使い勝手の面を考慮すると、あまりお勧めできません。
ただし海外旅行などで現地のプリペイド式SIMを挿入するなど、国内用SIMと海外用SIMを切り分けて利用する場合にはおすすめできます。

デュアルSIM・デュアルVoLTE(DSDV)とは?

デュアルSIM・デュアルVoLTE(DSDV)とは、2回線とも4G電波に対応している仕組みのことです。
少し前まではDSDS対応スマホのほとんどが「4G+3G回線」に対応していたので、それと区別するために生まれた言葉です。現在はDSDS対応スマホの多くが「4G+4G」に対応しているので、DSDSと表現されていても厳密にはDSDVというケースが多いです。

デュアルSIM・デュアルアクティブ(DSDA)とは?

デュアルSIM・デュアルアクティブ(DSDA)とは、1台のスマホで2枚のSIMカードを挿入し、同時待ち受け・同時通信ができる仕組みのことです。
DSDSの弱点を克服し、DSDAでは通話中でも別SIMのデータ通信を利用できるようになりました。「片方のSIMで音声通話しつつ、同時にもう片方のSIMでデータ通信を利用してインターネットで調べものをしたい」という人におすすめです。

デュアルSIMスマホの魅力とは?どんな時に便利?

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「デュアルSIMの意味は分かったけど、日常生活でどんなメリットがあるのだろう」と疑問に思った人もいるでしょう。下記では、デュアルSIMスマホの活用方法について紹介します。

デュアルSIMスマホの魅力1:仕事とプライベートを切り替え可能

「仕事用スマホとプライベート用スマホを同時に持ち歩くのが面倒」「プライベート用スマホを仕事用としても利用したら、気が休まる時がなくなった」
このような悩みを抱えている人は、デュアルSIM対応スマホを購入してみてはいかがでしょうか。2枚のSIMカードを利用できるデュアルSIM対応スマホなら、仕事用で利用する通信回線とプライベート用の通信回線を分けることができます。
DSSS対応スマホなら利用しているSIMカード以外の着信を受けないので、休日に仕事の電話がかかってくるリスクを減らすこともできます。またDSDS対応スマホなら、仕事用とプライベート用のスマホをそれぞれ持ち歩く必要がないので、荷物を減らすことができます。

デュアルSIMスマホの魅力2:通信費を抑えやすい

音声通話用SIMとデータ通信専用SIMを分けて利用することで、通信費を抑えやすくなります。
大手キャリアや一部の格安SIMでは、音声通話かけ放題オプションを提供しています。また格安SIMでは、音声通話ができない代わりに月額料金が安くなった”データ通信専用SIM”を提供しています。
音声通話に特化したSIMカードとデータ通信専用SIMをデュアルSIM対応スマホに挿入することで、大手キャリアの大容量通信・音声通話かけ放題プランよりも通信費を抑えることができます。

デュアルSIMスマホの魅力3:海外利用時に便利

デュアルSIM対応スマホは、海外旅行や海外出張時に便利です。
日本国内での音声通話とデータ通信は1つのSIMカードを利用して、海外に行くときだけ現地SIMカードを購入してもう1つのSIMスロットに挿入すれば、日本でも海外でも利用しやすいスマートフォンになります。
通常のシングルSIM対応スマホでも、SIMカードを入れ替えれば海外でも利用できます。しかしSIMカードは非常に小さく、無くさないよう保管するのにも困るもの。
デュアルSIM対応スマホなら、国内向けSIMをスマホに入れたまま海外SIMも挿入できます。SIMカード紛失のリスクを下げることに加えて、気軽に海外SIMと国内向けSIMを切り替えることができるのも大きなメリットです。

デュアルSIM対応のおすすめスマホを紹介

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以下ではデュアルSIMに対応した、おすすめのスマートフォンについて紹介します。

デュアルSIM対応スマホ1:Oppo Reno A

Oppo Reno AはDSDV(両方ともLTE通信に対応した)スマートフォンです。SIMカードの挿入方法はBIGLOBE公式サイトに記載されているので、ぜひご確認ください。

Oppo Reno Aでは「SIMカード+SIMカード」もしくは「SIMカード+MicroSDカード」という組み合わせでスマホを利用できます。SIMカード2枚挿し+MicroSDカードの利用はできないので注意しましょう。

Oppo Reno Aは6.4インチの有機ELディスプレイを搭載。本体性能もそこそこ高いので、普段使いならまず問題なく利用できるスマートフォンです。

デュアルSIM対応スマホ2:AQUOS sense3

AQUOS sense3はDSDV(両方ともLTE通信に対応した)スマートフォンです。こちらもMicroSDカードとは排他利用になっているので「SIMカード+SIMカード」もしくは「SIMカード+MicroSDカード」という組み合わせでしか利用できません。
AQUOS sense3は5.5インチのIGZOディスプレイ搭載スマホです。4,000mAhの大容量バッテリーも搭載しているので、バッテリー持ちも良し。普段使いなら問題なく利用できるスマートフォンです。

デュアルSIM対応スマホ3:HUAWEI P30 lite

HUAWEI P30 liteはDSDV(両方ともLTE通信に対応した)スマートフォンです。こちらもMicroSDカードとは排他利用になっているので「SIMカード+SIMカード」もしくは「SIMカード+MicroSDカード」という組み合わせでしか利用できません。SIMカードの挿入方法はBIGLOBE公式サイトに記載されているのでご確認ください。

HUAWEI P30 liteは約6.15インチのフルHD+ディスプレイを搭載。120°の画角に対応した超広角撮影にも対応しています。本体スペックも優れており、普段使いはもちろん「スマホで高画質な写真を撮影したい」という人におすすめのスマートフォンです。

デュアルSIM対応スマホをお勧めする人の特徴

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以下ではデュアルSIMに対応したスマホを利用すべき人の特徴を紹介します。

格安SIM+海外SIMを利用したい人

「海外旅行に行くことが多い」「仕事で海外に行く機会が多い」
このような人は、デュアルSIM対応スマホがおすすめです。1個目のSIMカードトレイには日本で利用する格安SIMを挿入し、もう1つのSIMカードトレイは海外利用用のSIMカードを挿入するといった使い方がおすすめです。
この使い方なら日本用SIMカードを取り出さずに海外SIMを利用できるので、日本用SIMカードを紛失するリスクが低く、かつ手軽に日本用SIMと海外用SIMを切り替えることができます。

仕事用とプライベート用の回線を切り分けたい人

「プライベート用スマホを仕事でも利用している」という人も、デュアルSIM対応スマホがおすすめです。
デュアルSIM対応スマホなら「仕事用SIM」と「プライベート用SIM」を切り分けて利用できます。複数台のスマホを持ち歩く必要がなくなるので便利です。

大容量データ通信用SIM+音声通話定額プラン対応SIMを利用したい人は注意が必要

「音声通話かけ放題プランと大容量通信プランを組み合わせて、お得にスマホを利用したい」という目的でデュアルSIM対応スマホを購入したい人もいるでしょう。ただし使い方によっては、大手キャリアの通信プランを契約したほうがお得となるケースもあります。
たとえばDSDA対応スマホ以外では、通話中に別SIM回線を利用できません。また格安SIMのデータ通信専用SIMだと、混雑時間帯に速度制限が発生することが多いです。格安SIMといえど大容量通信プランは料金も高くなります。
音声通話かけ放題オプションを利用し、快適なデータ通信回線を求めるなら、大手通信キャリアの大容量通信プランを契約したほうがおすすめのケースもあります。

まとめ:デュアルSIMスマホは社会人におすすめです

いかがでしたか。
デュアルSIMはビジネスとプライベートを1台のスマホで切り分けることができるので、社会人の人におすすめのスマホです。上手く活用すれば、通信費を抑えつつ通信サービスの質を高めることもできるでしょう。
海外ではデュアルSIMに対応したスマホが多く流通しています。日本ではデュアルSIM対応スマホの流通量はそこまで多くありませんが、今後は増加するでしょう。実際、日本でも一部通信キャリアがeSIMサービスを提供し始めました。今後、私たちの通信を取り巻く環境は大きく変化するでしょう。
未来を先取りしつつ実用性に富んだデュアルSIMスマホを、この機会に活用してみてはいかがでしょうか。