キャリアから格安スマホへの乗り換え方法でmnpを選択した場合、月初めに乗り換えるべきか、それとも月末に乗り換えるべきか。ベストなタイミングがいつなのか分からないという人も多いはず。そこでこの記事では、mnpの乗り換えについてベストなタイミングを紹介。後悔しないための注意点についてもまとめていますので、mnp乗り換え時の参考にしてみてください。
目次
mnpでの乗り換えは「月末」が鉄則
mnpでの乗り換えは、更新月に行った方が違約金の発生がないため、無駄な出費を生まなくて済みます。また、更新月と言ってもどのタイミングで乗り換えた方が良いかというと、答えは月末。なぜ月末に行う方がいいかと言うと、「解約月の月額料金は日割り計算されないこと」「新規契約やスマホ乗り換えの場合は月額料金が日割り計算されること」の2つの理由があるからです。この2つの理由については、次で詳しく紹介します。
mnpでの乗り換えを「月末」にする理由
ではここで、mnpでの乗り換えを月末にする理由について紹介します。
解約月の月額料金は日割り計算されないこと
まずは、解約月の月額料金は日割り計算されないことです。例えば、スマホの月額料金に1万円を支払っている場合、月初の1日に解約しても、月末の30日に解約しても、日割り計算されないため、同じ1万円を支払うことになります。そのため、月末に乗り換えを行った方がお得でもあるのです。
新規契約やスマホ乗り換えの場合は月額料金が日割り計算されること
続いては、新規契約やスマホ乗り換えの場合は月額料金が日割り計算されることです。例えば、新しい料金プランが1万円だった場合、日割り計算で1日あたりの料金は約333円となります。つまり、月初に契約すると1万円の月額料金が掛かり、月の最終日に契約すると333円の月額料金で済むということになるのです。
月末に行ってほしいmnp乗り換え手順
ではここで、月末に行ってほしいmnpの乗り換え手順について紹介します。
現在利用している携帯会社からmnp予約番号を発行してもらう
まずは、現在利用している携帯会社からmnp予約番号を発行してもらいます。
乗り換え先の格安スマホへ申し込む
次に、乗り換え先の格安スマホへ申し込みを行います。申し込み窓口は、公式ではなく代理店を選択した方が、キャッシュバックや独自のキャンペーンを行っているため、おすすめです。また、この時一緒にsimカードの購入手続きも行っておきましょう。
MNPの乗り換え完了
smカードが手元に届いたら、スマホに挿入して必要な設定を行い、乗り換えが完了となります。
【月末】mnp取得方法
ではここで、各キャリアのmnp取得方法について紹介します。mnp取得には、web・電話・店頭と言った3つの方法がありますが、各キャリアで利用できる方法が異なります。また、電話での取得が手っ取り早いので、ここでは、電話での取得方法を主に紹介します。
ドコモ
まずは、ドコモです。ドコモでは3つ全ての取得方法が利用可能です。ドコモ携帯からかける場合は「151」、ドコモ以外からの携帯電話でかける場合は「0120-800-000」へかけます。後は、ガイダンスに従って進めていき、オペレーターに繋がったら説明を聞いて同意をするだけ。これで、mnpを取得できます。
au
続いては、auです。auの場合は、電話か店頭でのみ受付。ガラケーのみWebでの申し込みが可能です。電話番号は「0077-75470」。流れはドコモと同じです。
ソフトバンク
続いては、ソフトバンクです。ソフトバンクの場合も電話または店頭のみの受付となります。ソフトバンクの携帯からは「*5533」、ソフトバンク以外の携帯電話の場合は、「0800-100-5533」へ電話をかけ、後は、ドコモやauと同じ流れでmnpを取得するだけです。
【月末】mnp乗り換えで引き継ぎを際するの注意点
ここで、mnp乗り換えで手続きを行う際の注意点について紹介します。
メールアドレスは引き継ぎ不可
まずは、メールアドレスの引き継ぎが不可であるということです。キャリアで利用していたメールアドレスは、格安スマホで利用することはできません。そのため、格安スマホでは、gmailやYahoo!メールといったフリーメールを使うことになります。
アプリの引き継ぎが必要
続いては、アプリの引き継ぎが必要であるということです。アプリの引き継ぎ方法は、各アプリによって異なります。手続きを行わないと引き継ぐことができませんの、乗り換える雨に事前に確認をしておきましょう。
【月末】mnp乗り換えで手続きする際の注意点
ここで、mnp乗り換えで手続きする際の注意点について紹介します。
解約手続きは絶対にしない
まずは、解約手続きは絶対にしないということです。キャリアのスマホは、mnp契約をした際に自動で解約となります。そのため、乗り換えが完了してしまう前に解約手続きを行ってしまうと、乗り換え自体もできなくなってしまう上、引き継ぐことができる電話番号さえ失ってしまうのです。ですので、解約手続きは絶対に行わないでください。
引き止めを回避する
続いては、引き止めを回避するということです。店頭や電話でmnpを取得しようとすると、キャリアから引き止めを言われる時があります。ですが、この引き止めは問題しないで済むため、乗り換えたいのであれば気にせず、mnpを取得しましょう。
契約名義が一致しているか注意する
続いては、契約名義人が一致しているか注意するということです。乗り換えする場合は乗り換え前の名義と乗り換え後の名義が一致している必要があります。もし名義が違う場合は、名義人に契約をしてもらうか、または、名義を変更してから手続きするのがおすすめです。
有効期限
続いては、有効期限です。mnpは取得してから15日間の有効期限があります。この有効期限に乗り換えを行わなければ、再発行の手続きが必要となってしまうため、注意てしてください。
受付時間
続いては、受付時間です。mnpの受付時間は、原則20時までです。この時間の受付は店舗であっても行うことはできません。
【月末】mnp乗り換え手続きによるお金に関する注意点
ここで、mnp乗り換え手続きによるお金に関する注意点を紹介します。
契約更新月以外での乗り換えは解約金がかかる
まずは、契約更新月以外での乗り換えは解約金がかかるということです。キャリアの契約は2年がほとんどです。この契約期間中に乗り換えを行うと、9,500円の違約金が発生。無駄に支払うことになりますので、更新月以外の乗り換えは、できるだけ避けましょう。
端末代金を分割している場合はそのまま残る
続いては、端末代金を分割している場合は、そのまま残るということです。2年契約のキャリアスマホは、端末代も2年の分割払いに設定されています。もし、契約期間中に解約を行うと端末代金もそのまま残ってしまうため、支払い続ける必要があります。
乗り換え前の会社のポイントに注意する
続いては、乗り換え間の会社のポイントに注意するということです。キャリアから格安スマホへ乗り換えると、キャリアのサポートは一切受けることができません。もちろんこれまで溜めていたポイントも失ってしまいます。貯まったポイントは、商品の交換や月額料金の支払いにも利用できるため、できるだけポイントを使いきって乗り換えた方がお得です。
契約窓口によってお得度が変わる
続いては、契約窓口によってお得度が変わるということです。これは、上記でも述べたように、公式よりも代理店を窓口として契約した方が、高額なキャッシュバックや独自キャンペーンを受けることができるため。中には、契約途中でも乗り換え可能な「違約金負担」を請け負ってくれる代理店もあります。自分が得をして乗り換えることができる代理店を選んで、乗り換えを行いましょう。
乗り換えするベストなタイミングは月末
続いては、乗り換えるベストなタイミングは、更新月の月末であるということです。これも上記で述べた2つの理由によるもので、月初めや月の途中で解約するよりも、月末を選んだ方が、出費も抑えることができます。
【月末】mnp乗り換えでかかる各種手数料
それでは最後に、mnp乗り換えでかかる各種手数料について紹介します。
mnp転出手数料
一つ目は、mnp転出手数料です。mnp転出手数料は、新しい回線に切り替わった段階で発生する手数料のことです。ドコモからの転出は2,000円、au・ソフトバンクからの転出では3,000円かかります。
契約事務手数料
続いては、契約事務手数料です。契約事務手数料は、乗り換え先の携帯会社との手続きに発生する手数料のことです。この手数料では、3,000円かかります。
契約解除料
続いては、契約解除料です。契約解除料は、契約期間内に回線を解除すると発生する、所謂違約金のこと。この手数料には9,500円かかります。
【まとめ】mnpは月末に乗り換えるのがおすすめ
mnpの乗り換え方法や、乗り換える際の注意点について紹介しました。mnpでの乗り換えは、更新月の月末がベストです。ぜひ、この期間を狙って格安スマホへの乗り換えを検討してみてください。